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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

足尾銅山跡は、観光施設になって、一部を公開していた。
鉱毒事件をどのように考えているのだろうか。
それが気になった。

でも、説明は真摯だった。  
そのことから逃げることなく、鉱毒事件を受け止めていた。
ただ、銅山の栄光にだけ、光を当てたい組織もあるよう。

江戸時代には、手作業で穴を掘って、鉱石を採り出した。
それを製錬して、お金にしたり、屋根の銅板に。
その作業手順や技術に、驚く。

雨が続く。 今日は、穴に逃げた。

午前3時頃、鵺(ぬえ)の声を、何度か聴いた。
実際は、トラツグミの鳴き声だけど。
人の心を、恐怖で震わせる声だった。

動画を撮ろうと、外に立ったが、その時は鳴いてくれなかった。
聴いたのは、最近、2度目。
    ※    ※    ※    ※   ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に )

赤城山の南から、日光に抜ける道は、今回が初めて。  国道、122。
一度は、細かく見ながら、通らなければならない道。  今回は、足尾銅山だけ。



足尾銅山跡は、小さな町にあった。  入坑料は、820円。  

14年6月7日 (1)

トロッコに乗って、坑道へ。   長く乗るかと思ったら、少しだけ。

14年6月7日 (2)

先は、まだまだある。   400年間で、1200㌔を掘った。   
1年平均、3㌔。  江戸時代は短く、発破で岩を砕くようになったら長く。

14年6月7日 (3)     14年6月7日 (4)

横の坑道を、進んだ。
灯りは、菜種油を燃やしたのか。  ほんの少しの灯りの中での、作業。  地獄の底と、感じた者がいたかも。
技術は、中国から伝わったのかな。

14年6月7日 (5)     14年6月7日 (6)

天井は、どこも高くない。  空気が悪いから、肺を悪くする。    50歳までは、生きられない。

14年6月7日 (7)

佐渡の金山には、悪いことして捕まった者が送られたそう。
ここは、普通の人かな。  給料がいいんでしょうね。

鉱脈が縦に走っていたら、上に掘っていくんだろうか。

14年6月7日 (8)     14年6月7日 (9)

割れやすい場所が、きっとありますね。  そこに、タガネを打ち込む。

14年6月7日 (10)

水を捨てる作業。



明治に入って、殖産興業ということで、銅は産業の発展に必要だった。   電線は銅。
鉱毒で、農民は苦しんだ。
元々国は、庶民のことは、虫けら程にしか思っていなかった。
だから、解決はしない。  そんな中、国という大きな山に、田中正造は立ち向かった。

14年6月7日 (11)     14年6月7日 (12)

削岩機だろうか。

14年6月7日 (13)

横に、時々道がある。   迷路のように。   アリの巣のようでも。

14年6月7日 (14)

こんな穴ですね。   どこまでも、どこまでも、続く。

14年6月7日 (15)

炭鉱は粉じんが舞うので、ここより大変。   そういう面では、まだいいのか。

14年6月7日 (16)

発破をかけるとある。    岩に穴をあけて、そこにダイナマイトなど、爆発するものを差し込む。
爆発させて、岩を砕く。   一連の作業を、発破をかけるという。   発破をかけると、一気に進む。
  ※ はっぱをかける、の言葉は、上のことから。  葉っぱをかけるではない。

14年6月7日 (17)     14年6月7日 (18)

坑道内に、神社。

14年6月7日 (19)

資料館。

14年6月7日 (20)

このように。

14年6月7日 (26)

昭和の姿ですね。   

14年6月7日 (25)

この穴に、ダイナマイトを入れる。  つまり、発破をかける。
右について。
下の坑道は、ずっと行くと、外に出る。    この坑道に、鉱石を落としたり、上げたり。

14年6月7日 (27)     14年6月7日 (28)

鉱脈の中に入ると、全ての石が、銅を含んだ鉱石ですね。   黄銅鉱とか。
右は、精錬所。   胴を真っ赤にとかして、危険な作業。

14年6月7日 (29)     14年6月7日 (30)

黄銅鉱。   黄銅鉱を掘っていると、クジャク石が、よく出て来るそう。

14年6月7日 (21)     14年6月7日 (22)

作業の一部の説明。
右は、銅の固まり。  20㌔。   後ろのレンガより、だいぶ大きい。
銅は、1㌔500円ほど。  20㌔だと、1万円。
 ※ もしこれが金だと、大変。  金は、1グラム4000円ほど。  
    だから、この大きさだと、8000万円。  重さも、44㌔ほどに。

14年6月7日 (23)     14年6月7日 (24)

銅で出来た物。   そう言えば、お寺の鐘は、銅ですね。
右は、銅のおろし金。   手作りのがあって、シャキッとした大根おろしが出来るとあった。   テレビで。

14年6月7日 (31)     14年6月7日 (32)

銅は、体に必要とある。

14年6月7日 (33)

この人は、何うれしいんだろう。
製錬には、木灰とか硅石を使うとある。   自然の物ですね。    仕事終わったら、一杯やっか、かな。

14年6月7日 (34)     14年6月7日 (35)

左の方の坑道から出て来た。   入る時は、ここから。

14年6月7日 (36)

あれに乗って入った。

14年6月7日 (37)

別の所で見た。  お金が、木の葉のよう。   切り離して、磨く。

14年6月7日 (38)

小学生も、見終わった。   見学旅行のよう。

14年6月7日 (39)

銅がないと困るけど、掘るのは大変。
掘る技術は進んでも、鉱毒を流さない技術は、遅れたんですね。
経営者は、利益優先だから、そうなる。

雨はいつ止むのでしょう。

【関連ブログ】
   渡良瀬遊水地で、谷中村の痕跡を探す。~栃木市藤岡町~  他  (2011/10/27) 
   神子畑鋳鉄橋 生野銀山 ~朝来市~  他  (2011/6/26)
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【その他】    雨の降る、真っ暗な夜。  下と、全く同じでした。    不気味。
         外で動画を撮ろうとしたけど、その後は、鳴かなかった。
             竹屋町通を歩く。 幽霊絵馬の革堂(こうどう)。 鵺(ぬえ)退治伝説の、鵺大明神。~京都市~ 他 (2013/6/25)



【今日の歌】   森田童子です。  ぼくと観光バスに乗ってみませんか。  ぼくたちの失敗も。
        初めて聞く音源です。   か細い声で歌っている。   いいですよ。  1分50秒過ぎから。



【停泊場所】   山の中の、パーキング。



【明日の予定】    戦場ヶ原を歩く。    傘をさして。

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの記事)

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コメント

 初めまして。私は群馬県藤岡市に住む、冬のソロキャンプ好きのダンプ屋58歳です。昨日、仕事中にあなたのキャンピングカーと伊勢崎市の国道462号線をほんの200メートルほど並走しました。
 梅雨の旅がよい旅でありますように。

Re: タイトルなし

伊瀬崎市は、山に入る手前でしたね。
2車線が続いて、私の右にダンプがいた時があります。
それかなと。
冬のキャンプの経験はありません。
そうやって楽しむのでしょう。
大変そうだけど、楽しそう。



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  • 足尾銅山跡は、足尾銅山観光として、利用されていた。  延長1200㌔の坑道。~日光市~  他  (2014/6/7)  
  • 2014年06月08日 (日)
  • 09時03分36秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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