亘理町は、海際にある小さな町。
この町の観光地と呼べる貴重な所が、鳥の海。 そこを見て来た。
先日、アメリカのメディアの写真を載せた。
その中に、女川町の男の人の写真があった。 写真の説明には、息子さんを亡くしたとあった。
その後、この写真は、読売新聞で大きく取り扱われていたことを知った。(姉からのメールで)
今日のボランティアは、雨のため休み。 無くなった。 ※ 明日も。
夕方まで、のんびり過ごした。
鳥の海と阿武隈川河口。
亘理温泉、鳥の海。
近くには、海水浴場や公園もあった。
鳥の海は、海水と真水が混ざっている。
向こうが海。
内陸方面。
4月と5月には、潮干狩りが行われる。
津波がなかったら、今頃は、家族みんなで楽しんでいる。
先日載せた、女川町の男の人の写真。
この写真について、詳しくは分からなかった。
姉からのメールで、調べてみたら、4月17日の読売新聞の夕刊で紹介されていた。
(読売新聞記事)
母と妻眠る道路脇「ごめんな」 ※ 息子さんも見つかっていない。
母と妻の遺体が道路脇に放置されている。
行政に収容を要請すると、「手が足りない」と断られた。
東日本巨大地震で壊滅的な被害を受けた宮城県女川町。
同町女川浜の無職平塚義勝さん(66)は、愛する人の亡がらを目前に、
ただ手を合わせるしかない。
地震が発生した11日午後、平塚さんは近所の知人宅にいた。
慌てて自宅に戻ると、足の悪い母みのりさん(93)が、
近くに住む妹に助け出され、自宅前の路上で椅子に座っていた。
傍らには妻ヒロ子さん(61)がいた。「どうやって逃げようか」。
そう考えていたところ、巨大な津波が襲ってきた。
大量のがれきとともに、あっという間に約10メートル流された。
しっかりとみのりさんの腕を脇に抱えていた。2人とも胸まで水につかり、
がれきに体を挟まれた。
「苦しい、苦しい」
みのりさんはそううめき、しばらくして息を引き取った。
「おばあさん、ごめんな」
がれきの間から何とか脱出した平塚さんは、
泣く泣くその場を離れ、町立病院に向かった。
ヒロ子さんは見失っていた。
翌日、現場に戻ると、
がれきの下敷きになっているヒロ子さんを見つけた。
がれきをノコギリで切り、遺体を引き出すと、
地面に横たえて毛布を掛けた。
みのりさんの遺体は、がれきのすき間から見えるが、外に出せない。
平塚さんは今、身を寄せている町総合体育館から
毎朝約15分歩いて現場に向かう。
2人の遺体に手を合わせるためだ。
「寒いだろう。冷たいだろう。
きょうも出してあげられなくてごめんな。もう初七日なのに・・・」
一緒に暮らしていた長男の勝さん(38)とは、まだ連絡がついていない。
こんなことが、現実にあった。
行政は、時にこういうことはあるんですね。
自分たちのやってる仕事が、被災者にどう評価されるより、別の所からの評価に重さを置く。
災害ボランティアセンターの動きを見ても、それを感じることはあった。
このことを指摘している報道機関はあった。
この写真を撮った記者は、この記事を書く位ですから、行政に対応を訴えていますね。
【今日の歌】 キャンディーズ 「わな」 軽快な所がいいですね。
【その他】 軍の関与認める判決確定 「沖縄ノート」訴訟
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
【ランキング】 国内旅行は8位、 旅行全体で30位です。
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この町の観光地と呼べる貴重な所が、鳥の海。 そこを見て来た。
先日、アメリカのメディアの写真を載せた。
その中に、女川町の男の人の写真があった。 写真の説明には、息子さんを亡くしたとあった。
その後、この写真は、読売新聞で大きく取り扱われていたことを知った。(姉からのメールで)
今日のボランティアは、雨のため休み。 無くなった。 ※ 明日も。
夕方まで、のんびり過ごした。
鳥の海と阿武隈川河口。
亘理温泉、鳥の海。
近くには、海水浴場や公園もあった。

鳥の海は、海水と真水が混ざっている。
向こうが海。

内陸方面。

4月と5月には、潮干狩りが行われる。
津波がなかったら、今頃は、家族みんなで楽しんでいる。

先日載せた、女川町の男の人の写真。
この写真について、詳しくは分からなかった。
姉からのメールで、調べてみたら、4月17日の読売新聞の夕刊で紹介されていた。

(読売新聞記事)
母と妻眠る道路脇「ごめんな」 ※ 息子さんも見つかっていない。
母と妻の遺体が道路脇に放置されている。
行政に収容を要請すると、「手が足りない」と断られた。
東日本巨大地震で壊滅的な被害を受けた宮城県女川町。
同町女川浜の無職平塚義勝さん(66)は、愛する人の亡がらを目前に、
ただ手を合わせるしかない。
地震が発生した11日午後、平塚さんは近所の知人宅にいた。
慌てて自宅に戻ると、足の悪い母みのりさん(93)が、
近くに住む妹に助け出され、自宅前の路上で椅子に座っていた。
傍らには妻ヒロ子さん(61)がいた。「どうやって逃げようか」。
そう考えていたところ、巨大な津波が襲ってきた。
大量のがれきとともに、あっという間に約10メートル流された。
しっかりとみのりさんの腕を脇に抱えていた。2人とも胸まで水につかり、
がれきに体を挟まれた。
「苦しい、苦しい」
みのりさんはそううめき、しばらくして息を引き取った。
「おばあさん、ごめんな」
がれきの間から何とか脱出した平塚さんは、
泣く泣くその場を離れ、町立病院に向かった。
ヒロ子さんは見失っていた。
翌日、現場に戻ると、
がれきの下敷きになっているヒロ子さんを見つけた。
がれきをノコギリで切り、遺体を引き出すと、
地面に横たえて毛布を掛けた。
みのりさんの遺体は、がれきのすき間から見えるが、外に出せない。
平塚さんは今、身を寄せている町総合体育館から
毎朝約15分歩いて現場に向かう。
2人の遺体に手を合わせるためだ。
「寒いだろう。冷たいだろう。
きょうも出してあげられなくてごめんな。もう初七日なのに・・・」
一緒に暮らしていた長男の勝さん(38)とは、まだ連絡がついていない。
こんなことが、現実にあった。
行政は、時にこういうことはあるんですね。
自分たちのやってる仕事が、被災者にどう評価されるより、別の所からの評価に重さを置く。
災害ボランティアセンターの動きを見ても、それを感じることはあった。
このことを指摘している報道機関はあった。
この写真を撮った記者は、この記事を書く位ですから、行政に対応を訴えていますね。
【今日の歌】 キャンディーズ 「わな」 軽快な所がいいですね。
【その他】 軍の関与認める判決確定 「沖縄ノート」訴訟
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

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コメント
男の慟哭
Re: 男の慟哭
そう言えば、一月過ぎてましたね。
体調は、7時間くらい睡眠をとったら、大丈夫。
そんな感じです。
足に釘を刺さないように気を付けています。
破傷風を避けるためです。
長靴に、特別な下敷きを入れています。
あと、被災地では、みんなマスクをしています。
ほこりを吸わないように。 その風景が特徴的です。
今、福島県にどこまで入れるか調べています。
仙台より南は、家並みが続きます。
そのため、多くの動画が撮られています。
動画は、機会があったら撮る。
それでいいと思っています。
> 男の慟哭。
> 女川町の男の写真は、添えられた記事を読むにつれ、むごさと、行政への怒りを禁じえない。
> 自分の遺体を目の前にし、毎日手を合わせに来る。
> 辛かっただろうなぁ、この男の人。
> 初七日もガレキの下で迎えざるを得なかった。
> 謹んでご冥福を祈ります。
>
> キャンディーズの歌のアップ、楽しく見ています。時折のオアシスです。「わな」。懐かしい歌です。もう30年ほど昔の歌ですが、体が、心が憶えていました。その頃、無心に生きていました。
>
> ボランティア活動も一月過ぎましたね。お体の方は大丈夫ですか。九州に来られた折は、温泉でも行きましょう。無理せず、活動してください。
体調は、7時間くらい睡眠をとったら、大丈夫。
そんな感じです。
足に釘を刺さないように気を付けています。
破傷風を避けるためです。
長靴に、特別な下敷きを入れています。
あと、被災地では、みんなマスクをしています。
ほこりを吸わないように。 その風景が特徴的です。
今、福島県にどこまで入れるか調べています。
仙台より南は、家並みが続きます。
そのため、多くの動画が撮られています。
動画は、機会があったら撮る。
それでいいと思っています。
> 男の慟哭。
> 女川町の男の写真は、添えられた記事を読むにつれ、むごさと、行政への怒りを禁じえない。
> 自分の遺体を目の前にし、毎日手を合わせに来る。
> 辛かっただろうなぁ、この男の人。
> 初七日もガレキの下で迎えざるを得なかった。
> 謹んでご冥福を祈ります。
>
> キャンディーズの歌のアップ、楽しく見ています。時折のオアシスです。「わな」。懐かしい歌です。もう30年ほど昔の歌ですが、体が、心が憶えていました。その頃、無心に生きていました。
>
> ボランティア活動も一月過ぎましたね。お体の方は大丈夫ですか。九州に来られた折は、温泉でも行きましょう。無理せず、活動してください。
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女川町の男の写真は、添えられた記事を読むにつれ、むごさと、行政への怒りを禁じえない。
自分の遺体を目の前にし、毎日手を合わせに来る。
辛かっただろうなぁ、この男の人。
初七日もガレキの下で迎えざるを得なかった。
謹んでご冥福を祈ります。
キャンディーズの歌のアップ、楽しく見ています。時折のオアシスです。「わな」。懐かしい歌です。もう30年ほど昔の歌ですが、体が、心が憶えていました。その頃、無心に生きていました。
ボランティア活動も一月過ぎましたね。お体の方は大丈夫ですか。九州に来られた折は、温泉でも行きましょう。無理せず、活動してください。