一条通は、平安京の北の端の道。 外との境目なので、結界。
三条通や四条通のような、立派な道ではない。
御所から、西大路通まで歩いてみた。
※ ※ ※ ※
一条通りは、京都御所から始まる。 西に、ずっと歩く。 途中で南に下って、円町の駅に。
印が、出発点。
京都駅から歩く。 烏丸(からすま)通を4㌔程行くと、御所。
少し行って振り返った。
左に西本願寺。
西本願寺の御影堂。 この建物は古くはないが、とにかく大きい。
※ 建築面積が、日本一(世界一)。 大ざっぱに言えば、空から見た時の大きさ。1階の広さ。
1時間ほど歩いたら、御所の森が見えた。
御所の中の、右側を歩いている。
※ 右の方の森の中に、九条家の建物が残っている。 江(ごう)の娘が嫁いでいる。
大正天皇の皇后を出す。 今の天皇家には、信長の血が入っていることになる。
御所の中に、さらに塀で囲まれた所がある。 正確には、それが、御所。
※ 御所の周りは、御苑と言う。
※ ただ、実際は、広く全部が御所と言っている。 京都の人達がそう言うので、そうなった。
※ 御所に天皇が住んだのは、鎌倉中期から明治の初めまで。
※ 平安時代に平安京が出来たが、応仁の乱の頃は、荒れ放題。
遠くに、大文字焼きの大の字が見える。
※ 関連ブログ 「五山送り火」の大文字山に登る。 ~京都市~ 他 (2011/11/30)
上の写真の場所から、西(左)を見たら、蛤御門(はまぐりごもん)が見える。
幕末に禁門の変があったが、この一帯が一番の激戦地。
※ 昨日のブログの池田屋騒動の後に起きた。 長州藩たちの反撃。
※ 禁門の変は、蛤御門の変とも言う。
赤い○が、蛤御門。 上の小さな○が、一条通のスタート地点。
蛤御門の柱などには、禁門の変の時の鉄砲の弾(たま)の跡が、いっぱいある。
※ 戦場にぼ~っと立っていたら、必ず当たるくらい、弾が飛び交った。
※ 実際の戦いは、刀での切り合い。
御所の左を北上。
和菓子の老舗、とらや が見えた。 ここが、一条通の起点。
※ とらや(虎屋)は京都市内や東京にも店があるが、ここが発祥。
江戸時代の初めには、店があった。 天皇にもお菓子を納めている。
自分は、和菓子を食べたいと思ったことはない。 たま~に、串団子くらい。
細い道。
本田味噌本店。 天保年間に創業。
※ 京都や大阪には、西京味噌と云う、白っぽい味噌がある。 その発祥が、この店。
※ 明治に入って、庶民にも売るようになった。
※ 味噌が無くなったので、晩に買ってこようと思う。
バイクの所を横に走る道は、小川通。 そこを過ぎたら、道が広くなる。
少し歩いたら、右に石碑。
小野小町双紙洗水遺跡、とある。
※ 上の話しについては、能の演目に「草子洗小町」というのがある。
どんな話かと云うと、下。 歴史的な史実ではない。(Wikipedia)
上の場面の、小町の絵。 (東京芸大所蔵)
昔のの辺りに湧水があったので、この場所が伝説の血になったよう。
なお、御所内の仙洞御所の庭にも、草紙洗の石というのがある。
小町の石碑の少し手前に、この石碑。
この地には昔、吉岡一門の道場があった。 武蔵との決闘に出てくる、吉岡一門。
庭があった、一条下がり松と云われる松があった。
堀川通りにぶつかって、ここは、戻橋。
2つの伝説が書いてある。
源頼光とあるが、この人は、大江山の酒呑童子をやっつけた人ですよ。
『鬼ころし』の酒を飲ませて。
堀川通りには、堀川が流れている。 日本で最も古い、人工河川。
水が流れていなかったけど、最近復活。
平成7年にできた、新しい戻橋。
あの世とこの世をつなぐ橋、ともある。
緑もある人工河川に、出来なかったのかな。
この辺り一帯、西陣織の工場が多い。
手前が北なので、左から右に歩いている。
一条通りの終わりは、仁和寺の少し手前。 ※ 花園駅も、平安京の西の端。
北野商店街。 少し北に、北野天満宮がある。
妖怪ストリート。
少し不気味。 夜歩くと、雰囲気があるかも。
マンガっぽい。
大将軍八神社。 平安京の北部を守るために、できた。
西大路通りに出た。 向こうに行くと、北野天満宮、そして、金閣寺。
南に行くと、円町駅。 そこから電車に乗る。
一条通りは、平安京の北の端。 外との境目。 結界と呼ばれた。
結界の外には、妖怪がいると思われていた。
そういう中で伝説が生まれ、商店街に妖怪がいた。
【今日の歌】
ボーカルは、宇徳敬子。 作詞は、舘ひろし。
※ 画面をクリックしたら、YouTubeに。
舘ひろしが歌っています。
【道の駅】 ガレリアかめおか
【明日の予定】 台風が近づくので、動けないかもしれない。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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三条通や四条通のような、立派な道ではない。
御所から、西大路通まで歩いてみた。
※ ※ ※ ※
一条通りは、京都御所から始まる。 西に、ずっと歩く。 途中で南に下って、円町の駅に。
印が、出発点。
京都駅から歩く。 烏丸(からすま)通を4㌔程行くと、御所。
少し行って振り返った。

左に西本願寺。

西本願寺の御影堂。 この建物は古くはないが、とにかく大きい。
※ 建築面積が、日本一(世界一)。 大ざっぱに言えば、空から見た時の大きさ。1階の広さ。

1時間ほど歩いたら、御所の森が見えた。

御所の中の、右側を歩いている。
※ 右の方の森の中に、九条家の建物が残っている。 江(ごう)の娘が嫁いでいる。
大正天皇の皇后を出す。 今の天皇家には、信長の血が入っていることになる。

御所の中に、さらに塀で囲まれた所がある。 正確には、それが、御所。
※ 御所の周りは、御苑と言う。
※ ただ、実際は、広く全部が御所と言っている。 京都の人達がそう言うので、そうなった。
※ 御所に天皇が住んだのは、鎌倉中期から明治の初めまで。
※ 平安時代に平安京が出来たが、応仁の乱の頃は、荒れ放題。
遠くに、大文字焼きの大の字が見える。


※ 関連ブログ 「五山送り火」の大文字山に登る。 ~京都市~ 他 (2011/11/30)
上の写真の場所から、西(左)を見たら、蛤御門(はまぐりごもん)が見える。
幕末に禁門の変があったが、この一帯が一番の激戦地。
※ 昨日のブログの池田屋騒動の後に起きた。 長州藩たちの反撃。
※ 禁門の変は、蛤御門の変とも言う。

赤い○が、蛤御門。 上の小さな○が、一条通のスタート地点。

蛤御門の柱などには、禁門の変の時の鉄砲の弾(たま)の跡が、いっぱいある。
※ 戦場にぼ~っと立っていたら、必ず当たるくらい、弾が飛び交った。
※ 実際の戦いは、刀での切り合い。


御所の左を北上。
和菓子の老舗、とらや が見えた。 ここが、一条通の起点。
※ とらや(虎屋)は京都市内や東京にも店があるが、ここが発祥。
江戸時代の初めには、店があった。 天皇にもお菓子を納めている。
自分は、和菓子を食べたいと思ったことはない。 たま~に、串団子くらい。


細い道。

本田味噌本店。 天保年間に創業。
※ 京都や大阪には、西京味噌と云う、白っぽい味噌がある。 その発祥が、この店。
※ 明治に入って、庶民にも売るようになった。
※ 味噌が無くなったので、晩に買ってこようと思う。

バイクの所を横に走る道は、小川通。 そこを過ぎたら、道が広くなる。

少し歩いたら、右に石碑。
小野小町双紙洗水遺跡、とある。

※ 上の話しについては、能の演目に「草子洗小町」というのがある。
どんな話かと云うと、下。 歴史的な史実ではない。(Wikipedia)

上の場面の、小町の絵。 (東京芸大所蔵)

昔のの辺りに湧水があったので、この場所が伝説の血になったよう。
なお、御所内の仙洞御所の庭にも、草紙洗の石というのがある。
小町の石碑の少し手前に、この石碑。
この地には昔、吉岡一門の道場があった。 武蔵との決闘に出てくる、吉岡一門。
庭があった、一条下がり松と云われる松があった。

堀川通りにぶつかって、ここは、戻橋。

2つの伝説が書いてある。
源頼光とあるが、この人は、大江山の酒呑童子をやっつけた人ですよ。
『鬼ころし』の酒を飲ませて。

堀川通りには、堀川が流れている。 日本で最も古い、人工河川。
水が流れていなかったけど、最近復活。
平成7年にできた、新しい戻橋。

あの世とこの世をつなぐ橋、ともある。

緑もある人工河川に、出来なかったのかな。

この辺り一帯、西陣織の工場が多い。

手前が北なので、左から右に歩いている。

一条通りの終わりは、仁和寺の少し手前。 ※ 花園駅も、平安京の西の端。

北野商店街。 少し北に、北野天満宮がある。

妖怪ストリート。

少し不気味。 夜歩くと、雰囲気があるかも。

マンガっぽい。

大将軍八神社。 平安京の北部を守るために、できた。

西大路通りに出た。 向こうに行くと、北野天満宮、そして、金閣寺。

南に行くと、円町駅。 そこから電車に乗る。

一条通りは、平安京の北の端。 外との境目。 結界と呼ばれた。
結界の外には、妖怪がいると思われていた。
そういう中で伝説が生まれ、商店街に妖怪がいた。
【今日の歌】
ボーカルは、宇徳敬子。 作詞は、舘ひろし。
※ 画面をクリックしたら、YouTubeに。

舘ひろしが歌っています。
【道の駅】 ガレリアかめおか
【明日の予定】 台風が近づくので、動けないかもしれない。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

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コメント
京都旅行
ブログみました。自分も 時々京都旅行をします。今は近代的なビルが立ち並ぶ街中でも、歴史を物語る碑があったり・・・弾の跡など寺社仏閣でも見えないところに歴史があるのですね、こんどはゆっくりと京都をまわり、いろいろ見てみたいと思いました。ありがとうございました。
Re: 京都旅行
観光でない京都の旅。
そんなのもいいですね。
「京都をあるく」という本が出ています。
通ったことにない道を通って、目的地に行く。
たまに、そんな歩き方もしています。
そして、道に迷って・・。
そんなのもいいですね。
「京都をあるく」という本が出ています。
通ったことにない道を通って、目的地に行く。
たまに、そんな歩き方もしています。
そして、道に迷って・・。
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