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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

午前中、今日はどこに行くか考えていた。
植物園の検討に入っていた。
その時、寅さんからメールが来た。
今、植物園にいるから、来ないかいって。

いいタイミングだ。 
こういうのは何て言う。 棚からぼた餅ではない。 渡りに船か。
そんなことで、植物園。 寅さんにも会える。

北の方に地下鉄で行き、北山駅で降りた。


紅葉を見るために、人は集まっていた。
でも、鮮やかな色は、もうなくなっていた。 ここは、紅葉の名所。

10年11月29日 (1)

寅さんは、売店にいると言った。 温室の中かなと行ってみたが、違った。

10年11月29日 (2)

寅さんを見つけ、車いすを押して、温室に。
※ 寅さんは、体が少し不自由。 美味しいものを食べすぎた。 私と同じ年齢。
  連絡は、メールのやり取り。

10年11月29日 (3)

私はいつも、電車で動く。 寅さんは、歩くの疲れるから、いつもキャンピングカー。
駐車禁止でも、停めれる。 公共の駐車場は、たいてい無料。 植物館とかも。

冬だから、花は少ない。

10年11月29日 (4)

京都府立植物園は、日本で最初の公立の植物園。 大正13年スタート。
温室は、広い。

10年11月29日 (5)

ユーフォルビア。 トウダイグサ(燈台草)科。 ポインセチアも、同じ仲間。
葉っぱが変わっている。
包葉(ほうよう)と言い、芽やつぼみを包んでいる特殊な形をした葉だそう。

10年11月29日 (6)

これなら、どんな動物も、木登り出来ない。

10年11月29日 (7)

高い崖に、貼りついて生きるのか。

10年11月29日 (8)

エクメア。 パイナップル科。

10年11月29日 (9)

名前は?

10年11月29日 (10)

蘭が咲いていた。

10年11月29日 (11)

10年11月29日 (12)  10年11月29日 (13)

西陣織会館で、着物ショーが見られると、寅さんが教えてくれた。
寅さんの車で移動。 寅さんは旅が長いから、カーナビは使わない。
場所は、御所の少し西。

実際に、西陣を織っていた。
Wikipediaには、現在も西陣は日本の織物の最高峰を占めている、とある。

10年11月29日 (15)

西陣織に関わっては、こんな話が。

 14代将軍徳川家茂は京都行きが決まると、妻和宮に故郷の土産は何がよいかと訊ねた。
 和宮は生まれ故郷である、京都の名産、西陣織をねだった。
 しかし家茂は大坂城で亡くなった。
 和宮には、形見となった高価な西陣織が届いた。
 下の歌を、悲しみつつ詠んだ。

「空蝉の 唐織ごろも なにかせむ 綾も錦も 君ありてこそ」
(現世のきらびやかな織物が何になるというの 綾も錦もお見せするあなたがいてこそ 価値があるのに)

※ 江戸末期、井伊直弼による安政の大獄があった。 
  そのとき、公武合体策の一環として、皇女和宮が徳川家に嫁いだ。
  桜田門外で、関鉄之介らによって、井伊直弼は殺される。
  関鉄之介が捕まった温泉が、新潟の北部の関川村にあった高瀬温泉。 ※ 関連ブログ 関川村



黄色の糸が濃い所は、横糸が詰まっている。

10年11月29日 (14)

着物ショーが始まった。

10年11月29日 (17)

こういう写真のいいのを撮りたい。

10年11月29日 (16)

動いている物を、好きな明るさで撮れない。 方法はきっとある。
この人、お盆を持っている訳ではない。

10年11月29日 (19)

和服で街を歩いていたら、目立つ。

10年11月29日 (18)

嵐山の近くの、芸能神社。 芸能人は必ず来ると言う。 太秦の映画村のすぐ側。 嵐山にも近い。

10年11月29日 (20)

何でもかんでも、貼ってある。

10年11月29日 (21)

寄付した人の名前があった。

10年11月29日 (22)

川島なお美   ワインが好き。 体をワインが流れてると言った。  この人のブログ。 

かわしまなおみ

こっちが、本殿。

10年11月29日 (23)

今日は、寺も神社も見ないと思っていたが、最後は見てしまった。
寅さんがいると楽。 観光案内人だ。
1週間後、奈良を一緒に見ることにした。

【今日の道の駅】    ガレリアかめおか

【明日の予定】     近江八幡市
            夏に、北海道のオホーツクの上渚滑で、バーベキューを御馳走になった。 しうさんと一緒に。 
            その牧場のUさんが、研修でやってくる。 晩に会う。 楽しみ。

【今日の歌】  雨の嵐山  ラジオで歌ったのかな。 ギター1本。 いいですよ。



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今日行く所は、神社。
考えてみたら、京都は、寺の方が多いような気がする。

清水寺、金閣寺、銀閣寺など、寺は次から次と思いだせる。
神社は、そうはいかない。 八坂神社、平安神宮、北野天満宮、他に・・・?

京都市内には、寺は、約1600あるそう。 神社は少ない。(京都府で1600位)
※ 正確な数字が分からない。
  一つの寺や神社の中に、いくつかの寺や神社があったりする。 両方あるときだってある。
  そんなことで、どこも、正確な数字はつかまえていない。

久しぶりに、大きな神社に今日は行く。 楽しみは、はっきりしない。
京都に来て、初めて、息子と歩く。

金閣寺の近くまで、バスで来た。 南に歩く。
わら天神。

10年11月28日 (2)

少しだけ、紅葉があった。

10年11月28日 (3)

ここは、平野神社。 桜で知られた神社だそう。
本殿を背に。 

10年11月28日 (4)

場所はここ。 


木は、大きな楠なんだけど、石は初めて見る石。
説明に、「餅鉄(べいてつ)」とあった。 すえひろがね、とも言うそう。
磁石がくっつく石、だそう。 磁石が、でなく、磁石にでないかと思ったんだが。
鉄が多く含まれており、岩手県の釜石方面で見つかるという。   ※ 餅鉄(Wikipedia) 

10年11月28日 (5)

平野神社の、代表的な桜があった。  桜の写真は、平野神社のHPより。

 IMG_23439988009pp  10年11月28日 (7)  ppp00oohirano.jpg

文の意味が分からない。 名櫻桜って?  花梗(かこう)は、花の柄(え)。

HPの説明は、こう。
妹背(仲の良い恋人)のように花柄の先に2つのかわいい実が、寄り添うようにつきます。
これは、写真の右の花の感じですね。 こういうの、ほかにもありそう。 はっきりしている、ということか。

この花の特徴として、二段咲きするのがあるという。 「ねこづらどき」さんのHPよりお借り。

にだんざきppp

上の花の場合、普通に実は1個か。 これと、最初の説明は関係あるのか・・・。 分からない。

10年11月28日 (8)

桜が咲いていた。

10年11月28日 (10) 10年11月28日 (9) 
 
春のような満開ではないが、サクラはサクラ。

10年11月28日 (11)

10年11月28日 (12)

※ 去年秋に見た、秩父の城峰公園の、十月桜。

IMG_6744ss10月桜

彼岸花の季節も、終わってるはずだが。

10年11月28日 (13)

北野天満宮。  

10年11月28日 (14)

絵馬所。

10年11月28日 (16)

小町の歌があった。 
「 花の色はうつりにけりな いたづらにわが身世にふる ながめせしまに 」
どこに何が書いてあるか、分かりにくい。

2段になっていて、下の段を右から呼んで、次に、上の段を右から読む。 それでいいかな。

10年11月28日 (15)

小町の歌では、下のが好きですね。
 「 色みえで うつろふものは世中の 人の心の 花にぞありける 」(古今集)
 「 思ひつつ ぬればや人の見えつらむ 夢としりせば さめざらましを 」(〃)

※ 先日、いい夢見てたら、携帯がなった。 もう一度寝ても、続きは見れなかった。 
  めったに見られない夢だったのに。

※ 夢と言えば、どうしても、「きつねの窓」を思い出す。 関連ブログ  きつねの窓で見たい物は

入り口の門かな。 三光門。 中門にあたる。

10年11月28日 (17)

このような灯籠が、たくさんあった。

10年11月28日 (19)

太宰府天満宮も大きいが、どっちが本社とか言ってない。 共に天神信仰の中心。

10年11月28日 (20)

拝殿。 この後ろに本殿があるが、どちらも国宝。  ※ 北野天満宮(Wikipedia)

10年11月28日 (21)

境内で買った、長五郎餅。 秀吉の命名。 中にあんこ。

10年11月28日 (22)

円町の駅に向かって歩いた。 適当な小路を選んで。

10年11月28日 (23)

午後から歩いたんだが、歩く前にラーメンを食べた。
息子が知ってる、普通の食堂で。 美味しかった。 こういう店が、たまにある。

10年11月28日 (1)

駅の近くで、息子と居酒屋で食事をした。 久しぶりの、生ビール。

今日は、何を見るというより、のんびり歩いた、そんな1日だった。

【道の駅】    ガレリアかめおか

【明日の予定】  あと1日、京都かな。

【今日の歌】
   

 
自分で撮った動画を、すぐYouTubeに載せる。 それをその日のブログに使う。
ブログが面白くなるかな。 札幌のTさんに、YouTubeへの載せ方を教えてもらうか。

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化野念仏寺は、嵯峨野の北のはずれにあった。  ※ 化野~あだしの
ここは昔、風葬の地だったという。
多くの無縁仏があって、それを集めたのが、この寺の始まりという。

歩く道として、環境が整備されている。

10年11月27日 (1)

この辺りの道は、伝建地区。 嵯峨鳥居本と言われる地域。 道は、愛宕念仏寺に続く。
晴れてるけど、暗い。

10年11月27日 (2)

左に上がると、化野念仏寺。

10年11月27日 (3)

先日行った二尊院が、下に見える。



葉っぱは、木に半分、下に半分。 

10年11月27日 (4)

石仏はどこにでもあったが、顔は分からない。 表情は、撮れない。

IMG_2201ppll009

日がさした時、紅葉は見る方向によって、輝いた。

10年11月27日 (6)

ここは風葬の地とある。 
死んだ人を火葬しないで、服を着せて筵(むしろ)を被せるくらいで、放っておく。
山に捨てたようなもんだ。
当然、烏がやって来て、食べる。 キツネだって、来る。

石仏は、散らばっていたのを、ここに集めた。

10年11月27日 (7)

石仏があったということは、捨てる時に、一緒に石仏を置いたのかな。
違うな、後で置いたんだろうな。 誰もが置いたわけでないが、数え切れない数になった。

10年11月27日 (8)

風葬と言えば、あの小説を思い出す。 涙香岬(るいかみさき)が出てくるお話し。 ※ 関連ブログ 風葬

本堂の阿弥陀如来像。

10年11月27日 (9)

山の上に登ってきた。

10年11月27日 (10)

六面六体地蔵さま。 「オン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカ」と言ってお参りするそう。
何語なんだろう。

10年11月27日 (11)

水も滴(したた)るお地蔵さま。

10年11月27日 (12)

こんな塀を見ると、角島大橋を思い出す。  その写真

10年11月27日 (13)

狭いけど、輝いてる所が、時々ある。 見えてるように、なかなか写ってくれない。
そういう場所を探すのも、面白い。

10年11月27日 (14)

いいですね。 叱る中には、自己満足があるかな。

10年11月27日 (15)

休憩所。

10年11月27日 (16)

逆光なので、石塔の陰から撮影。

10年11月27日 (17)

世の中の移り変わりを、どう見ているのでしょう。

10年11月27日 (18)

ここの紅葉は、今日明日で終わりますね。 最後の輝き。

10年11月27日 (19)

無縁仏のために、紅葉は美しさを増して、多くの人を呼んでいる。

10年11月27日 (20)

同じ地蔵さん。

10年11月27日 (21)

戻り道で、嵯峨菊に会った。

10年11月27日 (22)

花の雰囲気が、撫子に少し似ている。 暗さがない。 変化がある。

10年11月27日 (22)ll

右端の花は、こんな名前を付けられた。

10年11月27日 (23)

今日は、地蔵さんの表情をいろいろ撮りたかったけど、表情はなかった。
その代わり、いい紅葉に出会えた。

【道の駅】    ガレリアかめおか

【明日の予定】  京都の北の方かな。 息子と一緒に歩く。

【その他】   浅田真央が調子悪い。 今日は、グランプリシリーズの、エリック・ボンパール杯。
        これは、フランス大会。
        2006年、キムヨナが、この大会でいい演技をした。
        その演技(YouTube)

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寺や神社をただ見るのは、少し飽きてきた。
どこかに、面白い話がないか、探していた。

嵯峨野にある、滝口寺に行ってきた。 情報誌には、載っていない。
小さな建物だった。

いつものように、亀岡駅から電車に乗ったら、小鳥がいた。

10年11月26日 (1)

お客と一緒に入り込んだのか。 不安そうに、あっちこっち飛んでいた。

10年11月26日 (2)

嵯峨嵐山駅にあった、嵯峨菊。 
昔から日本にある古典菊で、嵯峨天皇が「後世、花を愛でる者は、これを範とすべし」と言ったそう。

10年11月26日 (3)

仏壇に供える花の雰囲気ではない。 華やか。

10年11月26日 (4)

清涼寺。(せいりょうじ)
源氏物語の主人公、光源氏のモデルは、源融(みなもとのとおる)と言われている。(この説が有力)
その人の別荘の跡に、この寺はある。 本尊が国宝なので、参拝客が多いのか。

10年11月26日 (5)

地図の右に清涼寺。 左端に、滝口寺。


歩いていたら、家の壁に顔が。

10年11月26日 (6)

瓦(かわら)と同じ材料かな。 人間の表情。

10年11月26日 (7)

こんな道が続く。

10年11月26日 (8)

真っ直ぐ上がって行ったら、滝口寺。 右に行くと、祇王寺。 どちらも小さい。

10年11月26日 (9)

少しさびしい。

10年11月26日 (10)

この寺には、新田義貞の首塚もあった。
妻の一人である、勾当内侍(こうとうのないし)という人が、義貞の首をここに埋めたという。

※ ただ、義貞の墓や首塚は、他にもいっぱいあって、上の話は可能性がとっても低い。

10年11月26日 (11)

石碑があった。 私は、「滝口入道と横笛」の話は、初めて聞く。

10年11月26日 (12)

ここで、どんな話かを、下に。 (Wikipedia より)
 ※ 話は、平家物語と、高山樗牛の「滝口入道」の、2つがある。 下は後者。
 
  時は平家全盛の時代。時の権力者平清盛は、わが世の春を謳歌していた。
  ある日清盛は、西八条殿で花見の宴を開催。
  ここに平重盛(清盛の息子)の部下で滝口武者(滝口の武士)の斉藤時頼もこれに参加していた。
  このとき宴の余興として、建礼門院(重盛の妹)に仕えていた横笛が舞を披露した。
  それを見た時頼は横笛の美しさ、舞の見事さに一目惚れしてしまった。

  その夜から横笛のことが忘れられない時頼は、恋しい自分の気持ちを横笛に伝えるべく、文を送ることにした。
  数多の男たちから求愛される横笛であったが、無骨ながら愛情溢れる時頼の文に心奪われ、愛を受け入れることに。

  しかし、時頼の父はこの身分違いの恋愛を許さなかった。傷ついた時頼は、横笛には伝えずに出家することを決意。
  嵯峨の往生院に入り滝口入道と名乗り、横笛への未練を断ち切るために仏道修行に入った。

  これを知った横笛は、時頼を探しにあちこちの寺を尋ね歩く。
  ある日の夕暮れ、嵯峨の地で、時頼の念誦の声を耳にする。
  時頼に会いたい一心の横笛だが、時頼は「会うは修行の妨げなり」と涙しながら帰した。
  滝口入道は、横笛にこれからも尋ねてこられては修行の妨げとなると、女人禁制の高野山静浄院へ居を移す。
  それを知った横笛は、悲しみのあまり病に伏せ亡くなった。
  横笛の死を聞いた滝口入道は、ますます仏道修行に励み、その後高野聖となった。

滝口寺。 

10年11月26日 (13)

管理人はいない。 寺でこういう所は、ある。

10年11月26日 (14)

拝観者は、他に2人。 喧騒から離れた。 滝口入道と横笛の像。

10年11月26日 (15)

横笛の絵。(想像図) 

10年11月26日 (16)

これは、昨日の和泉式部。 本があって、それを撮った。

10年11月26日 (17)

この伝説で、滝口寺は、やっと持ちこたえてる感じ。

10年11月26日 (18)

この話は、いったい何なんだろう、って思いましたね。
もし、高野山の高僧になれなかったら、この話は、きっと生まれなかった。

滝口入道は、身分違いを分かった上で、強い意志で横笛を好きになった。
また、父からは勘当された。 
一緒になろうと思えば、昔の考えでも、きっとなれたはず。

この話の元になる話は、確かにあった。
それが、多くの脚色がプラスされて、今残っている話しになった。
なぜ脚色したかは、住職になった滝口入道の過去を美しくするためですね。
そう思います。

※ 滝口入道は、高野山大円院の、第8世住職になっている。
  大円院には、横笛が鶯(うぐいす)になってやってきたという、言い伝えが残っている。
  滝口入道と横笛の話が、この寺のセールスポイントになっている。

柳原白蓮が大円院を訪れ、こう歌った。
 「 鶯は大円院で今日も鳴く 一切煩悩皆空なりと 」

※ 柳原白蓮の名前は、時々聞く。 歌人。 大正天皇の生母柳原愛子の姪(めい)。
  岩手県に、白蓮洞という洞窟もある。  柳原白蓮(Wikipedia) 

yanagiharabyakurenn.jpg

大円院のHPに、滝口入道と横笛の話と、寺に伝わる話が載っている。 大円院のHP。   

ここは、祇王寺。 小さい。 

10年11月26日 (19)

紅葉は、ほぼ終わりでしょうか。

10年11月26日 (20)

紅葉はよくないので、竹を。

10年11月26日 (21)

小さな本堂の中。

10年11月26日 (24)

このは、清盛の寵愛を受けた、白拍子の祇王が、清盛の愛を失ったのち、ここに隠棲した寺。
妹と母といっしょに。    ※ 白拍子~舞を踊る人

像が並んでいた。 清盛のもあった。

10年11月26日 (22)

祇王。

10年11月26日 (23)

昔を物語る石塔があった。

10年11月26日 (25)

清涼寺を通って帰った。

10年11月26日 (26)

10年11月26日 (27)

こんな言葉が。 これで文句はないが、支配する側が都合よく使うことがある。

10年11月26日 (28)

話は、いろんなことが想像できて、面白い。
誰のために、その話はできたのか。 そんなことを考えると、新たなものが見えてくる。

【道の駅】    ガレリアかめおか

【明日の予定】  化野念仏寺(あだしのねんぶつじ) 石仏の表情を撮ってくる。
         29日まで、京都。 30日に、琵琶湖の方の近江八幡に動く。

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もし、鞍馬山に義経がいなかったら、貴船に和泉式部がいなかったら、
両方とも魅力は小さなものでしょうね。

久しぶりに、山道を歩いた。 距離は、6.5㌔。

鞍馬は、京都駅から遠い。 
先日のブログに書いたが、加茂川と高野川の合流地点に、叡山電鉄出町柳駅がある。
ここまで、市バスで行って、鞍馬駅まで電車に乗る。
電車は混んでた。 

駅を下りたら、鞍馬寺仁王門が見えた。 ここの道は、鞍馬街道。 この時、12時。
通りは、門前町の風情。

10年11月25日 (1)

鞍馬駅で降りて、貴船口駅から乗る。 結構歩く。


20分ほど歩いたら、由岐(ゆき)神社に着いた。 ※ 豊臣秀頼が関わってる。
右向こうに、小さな建物があるが、川上地蔵堂。 義経が修行の時、お参りしたとあった。
道を挟んだ向かいに、義経の供養塔があった。 新しい。

10年11月25日 (2)

道は何回も折れて、登って行く。 九十九折りの道。  ※ つづらおり。
清少納言が枕草子で、こう書いた。

「近うて遠きもの・・・くらまの九十九折りといふ道」

10年11月25日 (3)

義経は、7歳から10年間、この山で修行する。 文武両方。
初め遮那王、その後、牛若丸。

10年11月25日 (4)

やっと歩ける人も、来る。

10年11月25日 (5)

鞍馬寺の本殿金堂。

10年11月25日 (6)

金堂前にあったのは、狛犬(こまいぬ)でなく、虎だった。 
名前は、阿吽(あうん)の虎。 これは、口を閉じてるから、吽の虎。

10年11月25日 (7)

少し行った所に、与謝野晶子の書斎「冬柏亭」があった。 東京から移築したもの。
※ ここの寺の初代管長は、与謝野晶子の直弟子。 夫婦で、ここによく来たという。

歌碑があったが、よく分からなかった。 ※ 魅力を感じたら調べるんだが・・・。

10年11月25日 (8)

義経公 息継ぎの水。 修行の場はもっと奥。 牛若丸は、途中、ここで水を飲んだとあった。

10年11月25日 (9)

背比べ石。 中央右。 1㍍程の高さの石。 

10年11月25日 (10)

背比べしたのは、平泉の秀衝を頼って出発する前とあった。

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ここで、石の高さが低いとか、文句を言ってもしょうがない。
息継ぎの水もこれも、伝説。 事実は、この山で修行したということだけ。

木の根が飛び出している。 だから、木の根道。 土が硬くて、石が多くて、根は潜り込めない。
鞍馬山の道の特徴。 ここは背比べ石の近くで、山道で一番高い。 後は下り。

10年11月25日 (11)

これは、遊び。 こんな枯れた木があった。
「これこれ。○○さん」と呼んでるようだ。

10年11月25日 (12)

義経は、何で鞍馬寺に来たのか。 それは、母の常磐御前が、一条長成に嫁いだため。
上にも書いたが、7歳の時。
義経が2歳の時に、父の義朝は戦いに負け死んだ。 
常磐御前は、義経と2人の兄を連れて、奈良の方に逃亡した。
 ※ 平氏の話ではないが、とにかく、負けたら追われる。 

僧上ヶ谷不動堂。 この辺りで、武術を学んだとあった。

10年11月25日 (13)

義経は、僧になるのがいやだから、鞍馬寺を出た。 ※ 兄2人は、僧。
10年いたというから、出たのは、17歳頃か。

なぜ、奥州平泉の藤原秀衝なのかが、問題になる。 
秀衝の妻の父は、常磐御前が嫁いだ一条長成の親戚だった。 その伝手(つて)を頼った。

義経堂。 義経の御魂はこの山にあるということで、建てた。

10年11月25日 (14)

こんな道を一気に下った。 根は踏まれて、すり減っていた。

10年11月25日 (15)

奥ノ院。 奥ノ院だから、鞍馬寺の一番奥か。 下る途中にあった。

10年11月25日 (16)

こうなる必要が、どうしてあるんだろう。

10年11月25日 (17)

山を下りた。 貴船川の入り口。 山に入るには、200円かかる。

10年11月25日 (18)

少し歩いて、左に行ったら、貴船神社。

10年11月25日 (19)

貴船神社。 絵馬の発祥の地とあった。
ここは、加茂川の上流。 水の神様。 貴船は、ふつうはきぶねと濁るが、神社だけはきふね。 水の神様だから、濁らない。

10年11月25日 (20)

貴船の加茂川沿いの道は、和泉式部恋の道と呼ばれる。
後で出てくるが、とにかく、いい歌をつくった。

10年11月25日 (21)

和泉式部恋の道。 右は、加茂川。 ※ 鴨川は、高野川と別れてから、加茂川とも書く。

10年11月25日 (22)

左に、結社(ゆいのやしろ)がある。
木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)に関わる、縁結びの神。

10年11月25日 (23)

和泉式部も、ここに来てお願いした。

10年11月25日 (24) 10年11月25日 (25)

こんな歌。

 「もの思へば 澤のほたるも わがが身より あくがれいずる 魂かとぞ見る」  ※ 魂~たま

跳ぶホタルが、自分の体から抜けた、魂に見えたと詠んだ。
自分は今、抜け殻のようだと言っている。

すごい歌だと思う。 この歌一つで、貴船の魅力は数倍になった。

10年11月25日 (26)

詳しくは、ここに。

IMG_1990pp09890.jpg

さらに歩いて、奥宮の入り口。 昔は、奥宮が貴船神社の中心。 和泉式部も来た。
ここで身を清めて、恋の成就を願うため、奥宮に向かった。

10年11月25日 (27)

参道。

10年11月25日 (28)

奥宮。 本殿は、後ろの建物。  ここで願い、願いはかなったようだ。

10年11月25日 (29)

小式部内侍(こしきぶのないし)は、この人の娘。 下の歌を詠んでいる。

   大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみもみず 天の橋立       ※ 関連ブログ 「大江山・・・」

貴船は、京都の奥座敷と呼ばれる。 恋の道を戻った。

10年11月25日 (30)

あざやか。

10年11月25日 (31)

貴船口駅までの2㌔程を歩いた。

途中に、蛍岩があった。 この辺りが、蛍の名所。 和泉式部の歌が紹介されていた。

10年11月25日 (32)

貴船口駅。 4時間ほど歩いた。

10年11月25日 (33)

京都タワーの新しいライトアップ。 今日からスタート。

10年11月25日 (34)

今日は、義経の面影を追って、その後、いい歌に出会った。
その土地を訪れた時、人が関わっている歴史があると、面白さや魅力が増すように思いますね。
義経も和泉式部も、魅力いっぱい。

【道の駅】    ガレリアかめおか

【明日の予定】  嵯峨野の北の方か。 前回行けなかった。 

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akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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