大月市に、猿橋があった。 見るの忘れるところだった。
江戸時代から、日本三奇矯という言葉があった。
猿橋は、その中の一つ。
どうして猿橋と云う名前か。
説明はあっても、イメージが出来ない。
猿橋を含めた珍しい橋を、今日は紹介。
☆ ☆ ☆ ☆
大月市は、山梨県の西の端。 大きな観光地は無い。
三奇矯は、岩国市の錦帯橋と猿橋と、もう一つ。
もう一つは、四国のかずら橋になったり、富山県の愛本刎(はね)橋になったり。
人が通る橋。 橋の長さは、30.9㍍。
猿橋から撮影。
猿橋は、深い谷に架かっている。 川は、桂川。 相模川に出る。 高さ30㍍。
向こうの橋は、発電所のための水路橋。 明治の終わり頃のもの。 古い。
見える橋は、新猿橋。
今の橋は、1984年に建て替えた物。
下には書いてないが、木の柱に見える部分は、中身は鉄骨。 鉄骨の周りに木を貼りつけた。
見た目が、昔のまま。
※ 錦帯橋は、昔のまま作っている。 価値は高い。
かずら橋は、ワイヤーで補強。
昔のまま作って、安全のため、どんな形かで補強。 そうは、出来なかったのかな。
猿のことが書いてある。 伝説があった。 詳しくないが。
この道は、昔の甲州街道。
ここにも説明があった。 それでも、分かりにくい。
このお母さんは、娘さんに、しばらくここに立って、説明していた。
一緒に考えていた感じかな。
猿がツルにぶら下がったり、手をつないだりするんだが、どういう状況なのかが、分からない。
最期は、手をつないだ状態で、橋のようになるのかな。
猿橋の造りは、刎(はね)橋なんだが、猿橋が発祥かもしれない。
少なくとも、他に2つあったが、ここより新しい。
橋を支える仕組みが分かるでしょうか。
岸の岩に柱をさしこんで、斜め上にとび出している。
下の柱は短く、上は長くして重ねている。
斜め上に刎(は)ね上がっている感じなので、刎橋。 刎ね上がるは、跳(は)ね上がると、意味は同じ。
※ 刎ねるの漢字は、元々は、首を刎ねるというのに、使った。
斜め下から、斜め上に刀で切るイメージでしょうか。
刎ねだした木が、中央でお互いくっ付いてはいない。 石橋とは違う。
重い物を支えるのに、この仕組みだと、限界がある。 車は通せない。
柱が腐らないように、小さな屋根。 橋全体のデザインが面白い。
橋のたもとはこう。 小さな神社がある。
向こうは上流。 橋の近辺だけが峡谷。
猿橋は高さ30㍍ある。 どんな洪水でも、流されない。 だから、ここにつくった。
広重が描いた、甲陽猿橋之図。 橋の近くに、猿橋宿があった。
刎橋は、その仕組みから、「肘(ひじ)木 けた式橋」とも言われる。
※ とび出して屋根を支えているのが、肘木。 肘は、腕を曲げた時の形。
※ 肘木と直角に交わってるのが、桁(けた)。
これは、黒部川に架かっていた、愛本刎橋。 今は無い。 ※ 写真は、博物館で撮影。
これも刎橋。 名前は、雑炊(ぞうすい)橋。
庄屋は、頼んでも橋を作ってくれなかった。
それで、農民は雑炊を食べて、橋を作るお金を貯めた。 そして作った。
※ トラックの板バネと似ている。
※ 今はこんな橋。 上と、この橋のあった場所には、昨年行った。
錦帯橋。 岩国市にある。 この橋は、美しい。
かずら橋。 雪が降った。
この橋から、高知を通って、坊ちゃん劇場に行った。 鶴姫伝説を見るために。
この橋は、日本最大の石橋。 轟(とどろき)橋。 九州の大野市の山の中。
まるい所の幅が、32㍍。 だから、橋の長さは、もっともっと。
猿橋より、かなり大きい。 車が通っている。 昭和9年に出来た。 美しさは、まあまあ。
熊本県の霊台橋。 昔は、バスもトラックも通った。 石橋は、優秀な橋。
現代の橋。 デザインも、大事にされ始めた。 山口県の角(つの)島大橋。
天草諸島の南端にある、ハイヤ大橋。 竜のよう。
これからの橋は、渡って楽しい橋、渡りたくなる橋、そこの自然に合う橋。
そんなのが求められると思う。
今の時代に残った、猿橋・錦帯橋・かずら橋・霊台橋、どれも美しい。
道の駅から見た、日が沈む前の富士山。
ドカンと急に現れるから、驚いてしまう。
【今日の歌】 岩崎良美が結婚した。 50歳になっていた。 まだまだこれから。
彼女が歌った「タッチ」は、今でもアニメの歌、人気ナンバーワン。
彼女が歌うのと、ユンナが歌うのを2つ。 どちらもいい。
【道の駅】 なるさわ
【明日の予定】 この近くのどこか。 青木ヶ原の迷いそうな道を歩いてみたい。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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江戸時代から、日本三奇矯という言葉があった。
猿橋は、その中の一つ。
どうして猿橋と云う名前か。
説明はあっても、イメージが出来ない。
猿橋を含めた珍しい橋を、今日は紹介。
☆ ☆ ☆ ☆
大月市は、山梨県の西の端。 大きな観光地は無い。
三奇矯は、岩国市の錦帯橋と猿橋と、もう一つ。
もう一つは、四国のかずら橋になったり、富山県の愛本刎(はね)橋になったり。

人が通る橋。 橋の長さは、30.9㍍。

猿橋から撮影。
猿橋は、深い谷に架かっている。 川は、桂川。 相模川に出る。 高さ30㍍。
向こうの橋は、発電所のための水路橋。 明治の終わり頃のもの。 古い。

見える橋は、新猿橋。

今の橋は、1984年に建て替えた物。
下には書いてないが、木の柱に見える部分は、中身は鉄骨。 鉄骨の周りに木を貼りつけた。
見た目が、昔のまま。
※ 錦帯橋は、昔のまま作っている。 価値は高い。
かずら橋は、ワイヤーで補強。
昔のまま作って、安全のため、どんな形かで補強。 そうは、出来なかったのかな。
猿のことが書いてある。 伝説があった。 詳しくないが。

この道は、昔の甲州街道。

ここにも説明があった。 それでも、分かりにくい。
このお母さんは、娘さんに、しばらくここに立って、説明していた。
一緒に考えていた感じかな。

猿がツルにぶら下がったり、手をつないだりするんだが、どういう状況なのかが、分からない。
最期は、手をつないだ状態で、橋のようになるのかな。

猿橋の造りは、刎(はね)橋なんだが、猿橋が発祥かもしれない。
少なくとも、他に2つあったが、ここより新しい。

橋を支える仕組みが分かるでしょうか。
岸の岩に柱をさしこんで、斜め上にとび出している。
下の柱は短く、上は長くして重ねている。
斜め上に刎(は)ね上がっている感じなので、刎橋。 刎ね上がるは、跳(は)ね上がると、意味は同じ。
※ 刎ねるの漢字は、元々は、首を刎ねるというのに、使った。
斜め下から、斜め上に刀で切るイメージでしょうか。

刎ねだした木が、中央でお互いくっ付いてはいない。 石橋とは違う。
重い物を支えるのに、この仕組みだと、限界がある。 車は通せない。

柱が腐らないように、小さな屋根。 橋全体のデザインが面白い。

橋のたもとはこう。 小さな神社がある。

向こうは上流。 橋の近辺だけが峡谷。
猿橋は高さ30㍍ある。 どんな洪水でも、流されない。 だから、ここにつくった。

広重が描いた、甲陽猿橋之図。 橋の近くに、猿橋宿があった。

刎橋は、その仕組みから、「肘(ひじ)木 けた式橋」とも言われる。
※ とび出して屋根を支えているのが、肘木。 肘は、腕を曲げた時の形。
※ 肘木と直角に交わってるのが、桁(けた)。

これは、黒部川に架かっていた、愛本刎橋。 今は無い。 ※ 写真は、博物館で撮影。

これも刎橋。 名前は、雑炊(ぞうすい)橋。
庄屋は、頼んでも橋を作ってくれなかった。
それで、農民は雑炊を食べて、橋を作るお金を貯めた。 そして作った。
※ トラックの板バネと似ている。
※ 今はこんな橋。 上と、この橋のあった場所には、昨年行った。

錦帯橋。 岩国市にある。 この橋は、美しい。

かずら橋。 雪が降った。
この橋から、高知を通って、坊ちゃん劇場に行った。 鶴姫伝説を見るために。

この橋は、日本最大の石橋。 轟(とどろき)橋。 九州の大野市の山の中。
まるい所の幅が、32㍍。 だから、橋の長さは、もっともっと。
猿橋より、かなり大きい。 車が通っている。 昭和9年に出来た。 美しさは、まあまあ。

熊本県の霊台橋。 昔は、バスもトラックも通った。 石橋は、優秀な橋。

現代の橋。 デザインも、大事にされ始めた。 山口県の角(つの)島大橋。

天草諸島の南端にある、ハイヤ大橋。 竜のよう。

これからの橋は、渡って楽しい橋、渡りたくなる橋、そこの自然に合う橋。
そんなのが求められると思う。
今の時代に残った、猿橋・錦帯橋・かずら橋・霊台橋、どれも美しい。
道の駅から見た、日が沈む前の富士山。
ドカンと急に現れるから、驚いてしまう。

【今日の歌】 岩崎良美が結婚した。 50歳になっていた。 まだまだこれから。
彼女が歌った「タッチ」は、今でもアニメの歌、人気ナンバーワン。
彼女が歌うのと、ユンナが歌うのを2つ。 どちらもいい。
【道の駅】 なるさわ
【明日の予定】 この近くのどこか。 青木ヶ原の迷いそうな道を歩いてみたい。
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(2008年4月~2010年9月までの記事)

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