細い路地に、家が密集。 隣の家との間に隙間が無い。
道が曲がれば、家も曲がる。
他とは全く違う、重要伝統的建造物群保存地区だった。
的山大島(あづちおおしま)は、平戸から船で45分。
棚田が広がり、ゆっくり時が流れる島だった。
※ ※ ※ ※
朝からずっと雨。 午後から弱まる予報を信じて、船に乗った。 12時30分出港。 640円。
船の中で、一人のおばあちゃんと話した。
甲浦(こうのうら)の家と家の間は狭いと、親指と人差し指を広げて、教えてくれた。
火事になったら、みな焼ける、と。
おばあちゃんは、平戸から大島に嫁いだ。 私一人島流し、と言って笑った。
私とおばあちゃんが話していたら、低い壁の向こうで寝ている女の人が、時々口をはさんでくる。
それは、ああだとか。 顔は分からない。
今日の船は空いている。 平戸の病院が休みだから。 いつもは、病人でびっしり。
高校はあるが、3月でなくなる。
島が近づいた。
フェリーふ頭。
細いロープを、このように投げる。 これを手繰り寄せると、太いロープが上がる。 船を港につなぐ。
バックで乗って、このように出る。 珍しい。
島は広い。 歩くのは、○の中。 家並みまで、数分歩く。 車は、軽しかない。
細い路地。 昔は、これ以上広い道はなかった。 路地だけど、メイン通り。
道が曲がると、家も曲がる。 まるく、へっこんでる家も。
小さな集落に、お寺が多い。 昔は、多くの家があり、多くの人で賑わったと分かる。
小ぶりの雨が、止んだ。 私には運があると調子に乗ったら、すぐにまた降って来た。
ここは、小さな谷の奥。 真ん中に川。 両側に家並み。 左を歩いてきた。
上の写真の右側を歩いてる。 人がいないと、時は、止まった感じかな。
やっと見つけた、家の隙間。 ほとんどは、ない。
後で知るが、空き家が多いと云う。
お年寄りは、元気なうちはいいが、病気が重くなると島を出る。 軽いうちは、船で通院。
2008年に、重伝建地区に選定されている。
小さなショウウインドウ。 売り物。
振り返って撮影。 右の家が、修復中。
勝手には直せない。 使える木材は使って。
およりまっしぇ、とある。 寄っていって、という意味か。
振り返って撮影。 左右、お店。 何でも、売っている。 私の後ろは、神社前で、小さな広場。
神社の石段の上から見たら、こう。 ※ お店の家の形を、憶えておいて・・。 後で、古い写真に出てくる。
更に上から。 鳥居は、肥前型鳥居の古いものだと、説明にあった。
この時、やっと雨がやんだ。 一句考えた。
「 雨があがって からすが カァ~ 」
神社の下に井戸。 勘定場の井戸とあった。 昔は、捕鯨が盛んだった。 ※ 説明は、資料として。
ここには、六角井戸。 海辺で、塩分の無い水が出たら、いい井戸。 地蔵さんも。
どれも、個性的な表情。 いいですよ。
角の家は、スナック。 飾りがいっぱい。
魚の供養碑があった。 2番目に大きな石碑かな。
ふるさと資料館を見学。
この島の昔が、分かる。
昭和28年。 右の家が、さっきの神社前の家。 屋根の形が、同じ。
人が、あふれる程いる。 2階の部屋は、子供の見学場所。
踊りは、大島の須古踊り。 念仏踊りのよう。 ※ 最後に、動画を。
※ 大島の須古踊りは、こんな踊り。 動画にある説明。
クジラ漁。
学校が見えるかと思って、高台に。
学校は、もっと上のよう。 左の方か。 全部の学校が、山の上に。
※ 小学校の児童数は、51名。 島全部の子供が、集まる。
山を下りて、別の小路。
時々、立派な家がある。
城山という小さな山がある。 頂上に展望台。 そこに、行く。
向こうから来た。 右に、島も見えてる。(度島か)
中央に、支所や、さっき行った資料館が見える。 棚田が広がっている。
左の方。 山の上の建物は、漁火館という温泉のよう。
山を下る時に見た畑。 エンドウが育っている。
※ 向こうに、ニラか。 平戸に戻って、ニラを買った。 卵とじして食べる。
最初に見たのは、正面にあった小路。 最後のは、手前に。
※ 昔、島には、5000人の人がいたと云う。 今は、3分の1。 資料館の人が教えてくれた。
木がいい。 椿の花。
4時、出港。
黒牛を積んだトラックが、下りてきた。 この島で育てるのかな。 島は、黒牛で売り出している。
港を離れた。
同じ島の、的山(あづち)港に寄った。
平戸からの人が、下りた。
帰り、海にはうねりがあって、船はゆれた。
無事に、平戸港に。
神浦の集落は、今後どうなるのだろう。 きっと、空家ばかりになる。
島を出た人が、定年で戻って来たとしても、修理できない家が増える。
通りが3つあったけど、ちゃんと残るのは、1つだけかもしれない。
家と家が、ずっとくっ付いていた。 そんな家並み、初めて見た。
めずらしい伝建地区でした。
【大島の須古踊り】 動画は、ここにあります。 少し長い。
【動画】
※ カピタン、という言葉は、映画「デルス・ウザーラ」の中で、何度も出てくる。 何かの「長」という感じ。
【今日の歌】
映画の一シーンのよう。 俳優は、アントニオ・バンデラス。 スペイン出身。 今は、ハリウッド。
この曲は、ロス・ロボス(Los Lobos)というバンドの歌。 ラ・バンバのヒットで知られる。
曲名は、Antonio Banderas y Los Lobos - Canción Del Mariachi の、後ろの部分か。
ロス・ロボスが日本に来た時の公演。 曲名は、分からない。
※ 明日は、夏川りみ、吉川忠英、石川鷹彦、かな。
【停泊場所】 平戸城下の駐車場
【明日の予定】 平戸島の南の部分
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
【ランキング】 国内旅行は5位、 旅行全体で10位です。
気に入った所がありましたら、クリックをよろしく。
※ クリックするバナーは、下のです。
※ 1回のクリックで、10ポイント。 1週間生きます。
道が曲がれば、家も曲がる。
他とは全く違う、重要伝統的建造物群保存地区だった。
的山大島(あづちおおしま)は、平戸から船で45分。
棚田が広がり、ゆっくり時が流れる島だった。
※ ※ ※ ※
朝からずっと雨。 午後から弱まる予報を信じて、船に乗った。 12時30分出港。 640円。


船の中で、一人のおばあちゃんと話した。
甲浦(こうのうら)の家と家の間は狭いと、親指と人差し指を広げて、教えてくれた。
火事になったら、みな焼ける、と。
おばあちゃんは、平戸から大島に嫁いだ。 私一人島流し、と言って笑った。
私とおばあちゃんが話していたら、低い壁の向こうで寝ている女の人が、時々口をはさんでくる。
それは、ああだとか。 顔は分からない。
今日の船は空いている。 平戸の病院が休みだから。 いつもは、病人でびっしり。
高校はあるが、3月でなくなる。
島が近づいた。

フェリーふ頭。

細いロープを、このように投げる。 これを手繰り寄せると、太いロープが上がる。 船を港につなぐ。

バックで乗って、このように出る。 珍しい。

島は広い。 歩くのは、○の中。 家並みまで、数分歩く。 車は、軽しかない。


細い路地。 昔は、これ以上広い道はなかった。 路地だけど、メイン通り。

道が曲がると、家も曲がる。 まるく、へっこんでる家も。

小さな集落に、お寺が多い。 昔は、多くの家があり、多くの人で賑わったと分かる。

小ぶりの雨が、止んだ。 私には運があると調子に乗ったら、すぐにまた降って来た。
ここは、小さな谷の奥。 真ん中に川。 両側に家並み。 左を歩いてきた。

上の写真の右側を歩いてる。 人がいないと、時は、止まった感じかな。

やっと見つけた、家の隙間。 ほとんどは、ない。

後で知るが、空き家が多いと云う。
お年寄りは、元気なうちはいいが、病気が重くなると島を出る。 軽いうちは、船で通院。

2008年に、重伝建地区に選定されている。
小さなショウウインドウ。 売り物。

振り返って撮影。 右の家が、修復中。

勝手には直せない。 使える木材は使って。


およりまっしぇ、とある。 寄っていって、という意味か。

振り返って撮影。 左右、お店。 何でも、売っている。 私の後ろは、神社前で、小さな広場。

神社の石段の上から見たら、こう。 ※ お店の家の形を、憶えておいて・・。 後で、古い写真に出てくる。

更に上から。 鳥居は、肥前型鳥居の古いものだと、説明にあった。
この時、やっと雨がやんだ。 一句考えた。
「 雨があがって からすが カァ~ 」

神社の下に井戸。 勘定場の井戸とあった。 昔は、捕鯨が盛んだった。 ※ 説明は、資料として。


ここには、六角井戸。 海辺で、塩分の無い水が出たら、いい井戸。 地蔵さんも。

どれも、個性的な表情。 いいですよ。

角の家は、スナック。 飾りがいっぱい。

魚の供養碑があった。 2番目に大きな石碑かな。

ふるさと資料館を見学。

この島の昔が、分かる。

昭和28年。 右の家が、さっきの神社前の家。 屋根の形が、同じ。
人が、あふれる程いる。 2階の部屋は、子供の見学場所。
踊りは、大島の須古踊り。 念仏踊りのよう。 ※ 最後に、動画を。

※ 大島の須古踊りは、こんな踊り。 動画にある説明。

クジラ漁。


学校が見えるかと思って、高台に。

学校は、もっと上のよう。 左の方か。 全部の学校が、山の上に。
※ 小学校の児童数は、51名。 島全部の子供が、集まる。

山を下りて、別の小路。

時々、立派な家がある。

城山という小さな山がある。 頂上に展望台。 そこに、行く。


向こうから来た。 右に、島も見えてる。(度島か)

中央に、支所や、さっき行った資料館が見える。 棚田が広がっている。

左の方。 山の上の建物は、漁火館という温泉のよう。

山を下る時に見た畑。 エンドウが育っている。
※ 向こうに、ニラか。 平戸に戻って、ニラを買った。 卵とじして食べる。

最初に見たのは、正面にあった小路。 最後のは、手前に。
※ 昔、島には、5000人の人がいたと云う。 今は、3分の1。 資料館の人が教えてくれた。

木がいい。 椿の花。


4時、出港。

黒牛を積んだトラックが、下りてきた。 この島で育てるのかな。 島は、黒牛で売り出している。

港を離れた。

同じ島の、的山(あづち)港に寄った。

平戸からの人が、下りた。

帰り、海にはうねりがあって、船はゆれた。
無事に、平戸港に。

神浦の集落は、今後どうなるのだろう。 きっと、空家ばかりになる。
島を出た人が、定年で戻って来たとしても、修理できない家が増える。
通りが3つあったけど、ちゃんと残るのは、1つだけかもしれない。
家と家が、ずっとくっ付いていた。 そんな家並み、初めて見た。
めずらしい伝建地区でした。
【大島の須古踊り】 動画は、ここにあります。 少し長い。
【動画】

※ カピタン、という言葉は、映画「デルス・ウザーラ」の中で、何度も出てくる。 何かの「長」という感じ。
【今日の歌】
映画の一シーンのよう。 俳優は、アントニオ・バンデラス。 スペイン出身。 今は、ハリウッド。
この曲は、ロス・ロボス(Los Lobos)というバンドの歌。 ラ・バンバのヒットで知られる。
曲名は、Antonio Banderas y Los Lobos - Canción Del Mariachi の、後ろの部分か。
ロス・ロボスが日本に来た時の公演。 曲名は、分からない。
※ 明日は、夏川りみ、吉川忠英、石川鷹彦、かな。
【停泊場所】 平戸城下の駐車場
【明日の予定】 平戸島の南の部分
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

【ランキング】 国内旅行は5位、 旅行全体で10位です。
気に入った所がありましたら、クリックをよろしく。
※ クリックするバナーは、下のです。

※ 1回のクリックで、10ポイント。 1週間生きます。
平戸の街は先日歩いたが、雨のため、少しだけだった。
今日は、残りを。
歩いて感じるのは、異国の匂いがすることだった。
オランダ塀というのがあった。 これが、実にいい。 異国情緒というのか。
平戸城にも行ってみた。 (少し悲しい、模擬天守ではあるが)
※ ※ ※ ※
車は、小さな湾の左のパーキングに。
藤浦洸の歌碑。 聞けないかなと最初思っていたが、写真をどう撮るかが難しく、それに気を取られて忘れてしまった。
※ 明日、動画を撮って来る。 「平戸のうた」は、YouTubeにはない。(少しだけのはあるが)
平戸の町並み。 この町のとって、大事な通り。 重伝建地区ではないが、雰囲気はいい。
向こうから来た。 中央の2軒のお店は、お店の見せ方が上手なんですね。 歩いていて楽しい。
あるお店の壁に。
近くに、平戸オランダ商館があった。 この場所に船が着いたため、オランダ埠頭(ふとう)と呼んでいる。
オランダ井戸。 ※ オランダの名前がついている物が多いが、後にそう読んだと思う。(確認できないが)
石の積み方が、日本のとは違うとある。
オランダ埠頭は、建物の手前。 平戸オランダ商館は、右の少し上に。 この後、行く。
右の塀は、オランダ塀と呼んでいる。 漆喰(しっくい)塗り固めているのが、特徴。
この場所の右に、平戸オランダ商館はあった。
このように見える。
更に上がって来た。 歩きたくなる道。 オランダ塀坂、じゃがたら道、とある。
崎方公園に行く。 ここにある物は、後の時代に作った。
フランシスコ・ザビエル記念碑。
※ 像があるわけでもないし、彼の業績が分かるわけでもない。 見る価値は?
そばに展望所があった。
三浦按按針(あんじん)の墓へ。
三浦按針の墓。 彼は、日本に最初に来た、イギリス人。 元の名は、ウイリアム・アダムス。
平戸で亡くなっている。(Wikipedia) 墓は、どこにあるか分からないと云う。
この墓には、何も入っていないのか。 それでも墓?
※ 今の平戸市の観光に関わる人の責任ではないが、観光用に何でも作ってしまえ、という考えの時代があったのか。
平戸城の模擬天守を見ても、それを感じる。
平戸市の子供たちに、どう説明するんだろうと、思う。
遠見展望所から。 木が育ってて、ちゃんと見えない。
少し歩いた。 ここにも雰囲気のいい坂道があった。 上の方の石段は、御部屋の坂(おへやのさか)。
※ 平戸藩主の、御部屋様(側室)の屋敷があったので、そう呼ばれるよう。
坂を上った所に、小さな庭園があった。
お部屋の坂庭園。
石段を登ったら、じゃがたら道に出た。
見晴らしがよかった。 遠くに、ザビエル記念教会。
平戸城。 この後、車で向かう。
平戸城の、北虎口門。 これは、古い。 価値がある。 上の建物は、新しいのかな。
狸櫓(たぬきやぐら)。 上の門と狸櫓が、昔のまま。
狸櫓についての説明。
※ こんな伝説です。 (九州旅倶楽部より)
この狸櫓と呼ばれる多門蔵の床下に狸が住んでいたが、
櫓の修理のために床板を全部はがしたところ、
狸が小姓に化けて松浦藩主の寝床にやってきて、
「私達一族を櫓に住ませて頂きたい。そうしていただければ、
私達一族は永代に渡ってこの城を守ります。」と嘆願したため、
松浦藩主が床を元のようにはったところ、狸がずっと住み着いた。
平戸城の大きな魅力は、この石垣。 日本100名城。
模擬天守。
※ 模擬天守とは、元々天守のなかった城や、天守が存在したか不明な城に建てられた天守のこと。(Wikipedia)
現存天守、復元天守など色々あるが、模擬天守が、価値として一番低い。
今の時代は、模擬天守は建てないと思う。 (平戸城の天守は、昭和37年に建てた)
また、鉄筋コンクリートでの復元もきっとやらない。
名古屋城は、今のを取り壊して、木造での復元の検討に入っている。
最近は、熊本城の本丸御殿のような、本格的な復元が見られる。 これなら、新しくても見る価値十分。
4世紀頃の刀。 国の重要文化財。 本物。
天守の中は資料館になっている。 展示は充実している。
※ 模擬天守で500円は高いなと思った。 資料館を見て、まあいいか、と少しなった。
遣唐使の最後の頃、平戸から最短距離で行く航路が取られた。
遣唐使船。
国によって、感じが違う。
明治天皇に関わっての物。(説明が、複雑)
明治天皇の母は、中山慶子。 慶子の母は、中山愛子。 愛子は、平戸藩の人。
つまり、中山愛子は、明治天皇の祖母。
明治天皇が4歳で御所に移るまで、愛子・母親の慶子の元で育てられたと、説明にあった。
三十六歌仙があった。 2つ紹介。
伊勢と云う人。 「三輪 の山いかに待ち見む年経(ふ)ともたづぬる人もあらじと思へば」
この人の百人一首にある歌は、「難波潟 みじかき芦の ふしのまも あはでこの世を 過ぐしてよとや」
小野小町です。 「色見えで 移ろふものは 世の中の 人の心の 花にぞありける」
色あせて行くものは、世の中の、人の心という花でございますね、と歌っている。
ロザリオ。

右奥に、ザビエル記念教会。
外海に。
小さな湾の向こうを歩いた。 右が、海への出口。
上の写真の反対側。 平戸大橋。
見奏櫓と地蔵坂櫓。
平戸を歩いての魅力は、石塀・石段・坂道・町並み・井戸などの遺跡、そして教会でしょうか。
高台から見える港の風景もいい。 時々、島へ行くフェリーの汽笛が鳴る。
【今日の曲】 クラーク(J. H. Clarke)という人の演奏。 アコースティックギターの続き、ということで。
どんな人かは、調べても分からない。 下の二つは、同じ人。 YouTubeでは、人気抜群。
外国では、YouTubeを宣伝に利用しているのが、多い。 宣伝のは、消えない。
少し、気むずかしい表情。 一般的に聞くのとは違う。 こっちが好き。
最後に近づくと、ぞくぞくする演奏。
※ 明日の歌は、Spanish Guitar (スパニッシュ・ギター)2曲の予定。 期待してもらって大丈夫。
【停泊場所】 平戸城下の駐車場
【明日の予定】 的山大島という島がある。 伝建地区がある。 思案中。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
【ランキング】 国内旅行は5位、 旅行全体で10位です。
気に入った所がありましたら、クリックをよろしく。
※ クリックするバナーは、下のです。
※ 1回のクリックで、10ポイント。 1週間生きます。
今日は、残りを。
歩いて感じるのは、異国の匂いがすることだった。
オランダ塀というのがあった。 これが、実にいい。 異国情緒というのか。
平戸城にも行ってみた。 (少し悲しい、模擬天守ではあるが)
※ ※ ※ ※
車は、小さな湾の左のパーキングに。

藤浦洸の歌碑。 聞けないかなと最初思っていたが、写真をどう撮るかが難しく、それに気を取られて忘れてしまった。
※ 明日、動画を撮って来る。 「平戸のうた」は、YouTubeにはない。(少しだけのはあるが)

平戸の町並み。 この町のとって、大事な通り。 重伝建地区ではないが、雰囲気はいい。

向こうから来た。 中央の2軒のお店は、お店の見せ方が上手なんですね。 歩いていて楽しい。

あるお店の壁に。

近くに、平戸オランダ商館があった。 この場所に船が着いたため、オランダ埠頭(ふとう)と呼んでいる。

オランダ井戸。 ※ オランダの名前がついている物が多いが、後にそう読んだと思う。(確認できないが)

石の積み方が、日本のとは違うとある。


オランダ埠頭は、建物の手前。 平戸オランダ商館は、右の少し上に。 この後、行く。

右の塀は、オランダ塀と呼んでいる。 漆喰(しっくい)塗り固めているのが、特徴。
この場所の右に、平戸オランダ商館はあった。

このように見える。

更に上がって来た。 歩きたくなる道。 オランダ塀坂、じゃがたら道、とある。

崎方公園に行く。 ここにある物は、後の時代に作った。

フランシスコ・ザビエル記念碑。
※ 像があるわけでもないし、彼の業績が分かるわけでもない。 見る価値は?

そばに展望所があった。

三浦按按針(あんじん)の墓へ。

三浦按針の墓。 彼は、日本に最初に来た、イギリス人。 元の名は、ウイリアム・アダムス。
平戸で亡くなっている。(Wikipedia) 墓は、どこにあるか分からないと云う。
この墓には、何も入っていないのか。 それでも墓?
※ 今の平戸市の観光に関わる人の責任ではないが、観光用に何でも作ってしまえ、という考えの時代があったのか。
平戸城の模擬天守を見ても、それを感じる。
平戸市の子供たちに、どう説明するんだろうと、思う。

遠見展望所から。 木が育ってて、ちゃんと見えない。

少し歩いた。 ここにも雰囲気のいい坂道があった。 上の方の石段は、御部屋の坂(おへやのさか)。
※ 平戸藩主の、御部屋様(側室)の屋敷があったので、そう呼ばれるよう。

坂を上った所に、小さな庭園があった。

お部屋の坂庭園。

石段を登ったら、じゃがたら道に出た。

見晴らしがよかった。 遠くに、ザビエル記念教会。


平戸城。 この後、車で向かう。

平戸城の、北虎口門。 これは、古い。 価値がある。 上の建物は、新しいのかな。

狸櫓(たぬきやぐら)。 上の門と狸櫓が、昔のまま。

狸櫓についての説明。

※ こんな伝説です。 (九州旅倶楽部より)
この狸櫓と呼ばれる多門蔵の床下に狸が住んでいたが、
櫓の修理のために床板を全部はがしたところ、
狸が小姓に化けて松浦藩主の寝床にやってきて、
「私達一族を櫓に住ませて頂きたい。そうしていただければ、
私達一族は永代に渡ってこの城を守ります。」と嘆願したため、
松浦藩主が床を元のようにはったところ、狸がずっと住み着いた。
平戸城の大きな魅力は、この石垣。 日本100名城。

模擬天守。
※ 模擬天守とは、元々天守のなかった城や、天守が存在したか不明な城に建てられた天守のこと。(Wikipedia)
現存天守、復元天守など色々あるが、模擬天守が、価値として一番低い。

今の時代は、模擬天守は建てないと思う。 (平戸城の天守は、昭和37年に建てた)
また、鉄筋コンクリートでの復元もきっとやらない。
名古屋城は、今のを取り壊して、木造での復元の検討に入っている。
最近は、熊本城の本丸御殿のような、本格的な復元が見られる。 これなら、新しくても見る価値十分。
4世紀頃の刀。 国の重要文化財。 本物。

天守の中は資料館になっている。 展示は充実している。
※ 模擬天守で500円は高いなと思った。 資料館を見て、まあいいか、と少しなった。
遣唐使の最後の頃、平戸から最短距離で行く航路が取られた。

遣唐使船。

国によって、感じが違う。

明治天皇に関わっての物。(説明が、複雑)
明治天皇の母は、中山慶子。 慶子の母は、中山愛子。 愛子は、平戸藩の人。
つまり、中山愛子は、明治天皇の祖母。
明治天皇が4歳で御所に移るまで、愛子・母親の慶子の元で育てられたと、説明にあった。

三十六歌仙があった。 2つ紹介。
伊勢と云う人。 「三輪 の山いかに待ち見む年経(ふ)ともたづぬる人もあらじと思へば」
この人の百人一首にある歌は、「難波潟 みじかき芦の ふしのまも あはでこの世を 過ぐしてよとや」

小野小町です。 「色見えで 移ろふものは 世の中の 人の心の 花にぞありける」
色あせて行くものは、世の中の、人の心という花でございますね、と歌っている。

ロザリオ。

右奥に、ザビエル記念教会。

外海に。

小さな湾の向こうを歩いた。 右が、海への出口。

上の写真の反対側。 平戸大橋。

見奏櫓と地蔵坂櫓。


平戸を歩いての魅力は、石塀・石段・坂道・町並み・井戸などの遺跡、そして教会でしょうか。
高台から見える港の風景もいい。 時々、島へ行くフェリーの汽笛が鳴る。
【今日の曲】 クラーク(J. H. Clarke)という人の演奏。 アコースティックギターの続き、ということで。
どんな人かは、調べても分からない。 下の二つは、同じ人。 YouTubeでは、人気抜群。
外国では、YouTubeを宣伝に利用しているのが、多い。 宣伝のは、消えない。
少し、気むずかしい表情。 一般的に聞くのとは違う。 こっちが好き。
最後に近づくと、ぞくぞくする演奏。
※ 明日の歌は、Spanish Guitar (スパニッシュ・ギター)2曲の予定。 期待してもらって大丈夫。
【停泊場所】 平戸城下の駐車場
【明日の予定】 的山大島という島がある。 伝建地区がある。 思案中。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

【ランキング】 国内旅行は5位、 旅行全体で10位です。
気に入った所がありましたら、クリックをよろしく。
※ クリックするバナーは、下のです。

※ 1回のクリックで、10ポイント。 1週間生きます。