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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

森の中に、美しく咲く一輪の花のように、八丁池はあった。
そこには、昭和天皇、今の皇太子が行っている。
自分が訪れてみて、魅力の大きさを知った。

天城山を縦走すれば、途中にある。
その方法を、調べきれなかったので、行って戻って来た。
天城山へは、別の日に、別方向から行くことに。

八丁池のほとりに座って見た、空と池と森は、格別の美しさだった。
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八丁池は、伊豆の山中、奥深くにある。 



車は昨日と同じ、水生地(すいしょうち)下のパーキング。 
ここから、スタート。  旧道へ。   11時45分。   遅い時刻。

14年5月30日 (1)

旧天城トンネルに向かう。

14年5月30日 (2)

トンネルへまでの中間の位置。 1㌔ほど歩いて、ここ、水生地に。
地図の赤〇を歩く。   ここから、4.2㌔の登山。

14年5月30日 (3)     14年5月30日 (4)

しばらくは、林道を歩いた。   これで距離を稼ぐから、楽ちん。  暑い。  すっかり夏。

14年5月30日 (48)     14年5月30日 (5)

八丁池は、正面の山の向こうと、地図を見て分かる。

14年5月30日 (6)

スタートから、50分ほどでここ。   登山道に入る。

14年5月30日 (7)     14年5月30日 (8)

杉林の中の道は、歩いて楽しくない。   この森では、鳥は生きていけない。  

14年5月30日 (9)

トカゲがいた。  尻尾は無い。  お腹が大きい。  もう少しで、卵を産む。

14年5月30日 (49)

この登山道は、下り御幸歩道。   ※ ぎょうこう、と読むよう。  みゆき歩道でいいと思うが。
昭和の初め、昭和天皇が八丁池に行って、この道を下った。
   ※ 今日、私が下る道は、上り御幸歩道。

14年5月30日 (10)

どこまでも、杉の森。   ブナ林は、遠い。

14年5月30日 (11)

左遠くに、シカが見えた。   全体が見えなくても、しかたない。  どうしてって。  ・・・。

14年5月30日 (50)

案内板。

14年5月30日 (12)     14年5月30日 (51)

あと2㌔。  地図では、この位置。  高く上がってきた。

14年5月30日 (13)     14年5月30日 (14)

ブナ林に入った。   うれしい。  空気が違う。  森林浴。  鳥も鳴く。

14年5月30日 (15)

道には黒曜石が落ちている。   噴火の時、マグマがガラス質になって、出来る。
はるか昔の人は、これでナイフや、矢の先を。

14年5月30日 (16)

疲れれても、楽しい道。   茶色の、裸の感じの木は、シャラの木。

14年5月30日 (17)

何の木でしょう。   巨木。

14年5月30日 (18)

歩き始めて2時間半。   着いたようだ。

14年5月30日 (19)

今までの地図と、南北が反対。  地図から、少し歩いたら、見えた。   八丁池。

14年5月30日 (20)     14年5月30日 (21)

誰もいない。  左の方。

14年5月30日 (53)

正面。  水面に空が映る。  森が映る。  花が映る。
この風景を見ながら、弁当を食べた。

自分は今、日本中で、一番美しい空を見ている人間かも知れない。
そんなことを思った。

14年5月30日 (54)

この池は、天城山の噴火口と言われていたが、そうではなく、台地のずれで出来た窪地に水が溜まった。
日本列島の真ん中辺りは、構造線があるので、大地の動きが激しい。
その結果が、アルプスの山々。  ここも。

右の方。

14年5月30日 (52)

水面が、ピンクに染まった。

14年5月30日 (55)

離れた所に、東屋。   フナがいた。  ご飯をやった。

14年5月30日 (23)     14年5月30日 (22)

しばらくしたら、人がやってきた。  この人たちの前にも、2人。
みんな、縦走。  天城山からやってきた。  

14年5月30日 (24)

しばらく休んで、景色を眺めていた。

3時になって、戻ることに。   天城峠に向かう。  そこから、車まで、2.4㌔。
あと、8㌔歩く。    山道の8㌔は、少し遠い。

14年5月30日 (25)

近くに展望台。  変わった木がある道を行く。

14年5月30日 (32)     14年5月30日 (26)

山に囲まれている。  水の出口があって、昨日見た河津七滝(ななだる)へと、流れていく。

14年5月30日 (27) 

八丁池は、知る人ぞ知る、人気の場所のよう。
向こうの岸にいた。

14年5月30日 (28)     14年5月30日 (56)

周りの山。  知ってる名前の山は、見えない。

14年5月30日 (29)

左の写真の、正面の山の中を歩く。  この後。

14年5月30日 (30)     14年5月30日 (31)

ずっと山の斜面の道。  たまに、危険な所も。

14年5月30日 (33)

木の実の殻が、かたまっていた。   上に、動物の巣があるかと思って、上を見た。
穴から、ムササビが顔を出してくれたら、最高。

14年5月30日 (34)     14年5月30日 (35)

水の音が聞こえたら、ワサビ田があった。
水生地(すいしょうち)の言葉は、ワサビ田から生まれたと、想像。
    ※ 水生地下駐車場は、最初、水生(みずなま)地下駐車場かと思った。  まさかとは、思ったけど。

14年5月30日 (36)     14年5月30日 (37)

一度下ったのに、また、上りだした。  峠越え。

木は死んで、やっと横になれる。  生きてる間は、ずっと立ったまま。  倒れた木には、お疲れ様。

14年5月30日 (38)

天城峠は、旧天城トンネルの上にある。   そこまで、あと少し。

14年5月30日 (39)     14年5月30日 (40)

変わった状態。   黒い木が、シャラの木を、包もうとしている。
女の人が、逆さまになってるように、見える。  足をつかまれて。

14年5月30日 (41)

シャラの木の大木。

14年5月30日 (42)     14年5月30日 (43)

着きました。  八丁池から、2時間。

14年5月30日 (44)

一気に下る。   下まで、400㍍。

14年5月30日 (45)

トンネルの前に出て来た。   ○の所から、降りてきた。

14年5月30日 (46)

2㌔ほど歩いて、着きました。

14年5月30日 (47)

八丁池は、行かなければならない所、と思っていました。
縦走でなかったので、両方の道を歩けました。
帰りは、遠かったけど、全部ブナ林。  いい道でした。

八丁池は、山の上の別天地でした。

【関連ブログ】     山の上の湖を紹介。
   フンベの滝  黄金道路  豊似湖  襟裳岬 ~広尾町・えりも町~   他  (2010/9/16)
   タキタロウの棲む大鳥池 ~写真は、小さなタキタロウかもしれない。 鶴岡市~   他  (2010/10/6) 

【今日の歌】    Queen - Crazy Little Thing Called Love (Official Video)



【停泊場所】    河津町の海水浴場駐車場

【明日の予定】   バラ園を見る。   満開のよう。  天城山へは、明日か明後日。

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                                                         (2008年4月~2010年9月までの記事)

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踊子たちが、天城峠を越えて着いた所は、湯ケ野温泉の福田屋。
今日は、峠の下から歩き出して、旧天城トンネルを抜け、福田屋まで歩いてみた。
距離は、16㌔程。  途中に、河津七滝(かわづななだる)。

通った道は、踊子歩道。
その道は、旧道だったり、古くからの下田街道だったりした。
いい道の風景だった。
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ここから、旧道に入る。   どっちも、国道414。   水生地下(すいちょうちした)駐車場から撮影。
右に橋。  200㍍程行くと、新天城トンネル。

14年5月29日 (1)

少し歩くと、案内。   地図はこの近辺だけ。   今日は、行けるとこまで行く。 

14年5月29日 (2)

14年5月29日 (3)

伊豆の踊子の碑。  冒頭の文が書いてある。  
古いので読みにくい。   その文は、ブログの最後に出て来ます。

「道がつづら折りになって・・」で始まる。 
この道は、実際は、つづら折れほどではない。
作者は、つづら折れの言葉が、好きだったんですね。 

14年5月29日 (4)

アサギマダラを、何回か見た。  人を恐れない。  やわらかく飛ぶ、美しい蝶。

14年5月29日 (53)     14年5月29日 (61)

踊子が通ったのは、大正7年。
その2年前に、バスが通り始めた。   他の車も。

下田への物の運搬は、まだまだ船が中心だった。
だからこの道は、昔の街道のように、人の行き来が主だった。

14年5月29日 (5)

旧天城トンネルが、見えてきた。

14年5月29日 (6)

石造り。   眼鏡橋を造るのに、似ている。   それを、100個ほど。  重要文化財。  石橋と同じ美しさ。
「隧(ずい)』という字自体に、地中の通路という意味があるよう。  特に、墓への。

14年5月29日 (51)     14年5月29日 (54)

全長、445㍍。   どうやって彫ったのでしょう。
輸入したダイナマイトを、使ったよう。    ※ 日本で作られたのは、明治38年から。

14年5月29日 (7)     14年5月29日 (8)

トンネルの中から、外を見た。 出た左に、茶屋があった。   踊子が寄っている。

14年5月29日 (9)

涼しい。   風は、向こうから。

14年5月29日 (10)

出ました。

14年5月29日 (11)

しばらく歩いて、寒天橋。  左の道を行くと、八丁池に。   さらに行くと、天城山。  こっちからは遠い。

14年5月29日 (55)     14年5月29日 (12)

二階滝があったが、木で上の方が見えなかった。

2時間半経って、ここに。  少し向こうから、右に下る。   国道が近い。
ここで、弁当。   一休み。   座って撮った。   石の支柱は、玄武岩の柱。

14年5月29日 (13)

細い道になった。  昔の街道のよう。  

ワサビ畑でなく、ワサビ田とある。  こっちがいい。   畑の仕組みが、分かった。  土の中が違う。

14年5月29日 (14)     14年5月29日 (56)

人の顔に見えた。

14年5月29日 (57)

宗太郎杉並木。   昔の街道。   石碑に、安永とある。   江戸時代の中ごろ。
伊豆は、天領だったこともあり、道が整備されたのは遅かった。  上の碑の頃。

14年5月29日 (15)     14年5月29日 (16)

深い谷に下りた。   河津七滝に着いた。    七滝は、ななだる、と読む。  だるは、たるで、垂(た)れるの意味。

14年5月29日 (18)

滝の出来た仕組みが、分かり易い。   木の階段が、これの何倍もある。  ここを歩くだけでも、楽しい。

14年5月29日 (17)     14年5月29日 (19)

釜滝。   立派な滝。   伊豆の川は、水が、どこも澄み切っている。

14年5月29日 (52)



こんな滝も。

14年5月29日 (20)

川の向こうは、溶岩が固まって、柱状節理。  (玄武岩か、安山岩か)

14年5月29日 (21)

ここは、河津七滝の入口。  そこに来た。  私は奥から見てきた。
踊子の像が見える。

14年5月29日 (22)

まあ、いいでしょうかね。

14年5月29日 (25)

今日歩いた地図。   踊子は、湯ヶ島から湯ケ野まで、歩いたのか。  修禅寺からなら、大変。
 ※ 私は、ちゃんと、読んでない。   テレビで見ただけ。
   修禅寺の小さな橋で、踊り子と男の人は、初めて出会っている。  次は、天城峠の茶屋かな。

14年5月29日 (23)     14年5月29日 (24)

ここの滝は、観光地。

14年5月29日 (26)

踊子歩道の終点、湯ケ野に向かった。   旧国道ではなく、古い街道だった。  下田街道。
会った人は、ここを踊子は通っているんですよと、言った。

※ 毛虫が、このように、よくぶら下がっている。  ブランコ毛虫と言ったりする。
  目的が、難しい。   風に飛ばされて、どこかに行く。
  敵から逃げるため、ぶら下がった。   そのうち、上がっていく。
  はっきりしないけど、移動するためのよう。

14年5月29日 (27)     14年5月29日 (28)

ちっちゃな祠と、説明版。  祠の中に、宝篋印塔。

14年5月29日 (30)

北条早雲は、戦国時代の始まりだぞ~って、名乗りを上げた人。
1490年ころのこと。   その取り組みの1つが、下に。
関戸吉信の関係者1000人程が、みんな打ち首。  見せしめ。
こうやって力を誇示して、戦国大名が生まれていく。

この時代は、応仁の乱(1467年~)の、後のこと。
最後をまとめるのが、家康。  そんな時代の始まりなんですね。

14年5月29日 (29)     14年5月29日 (31)

下田街道です。   踊子たちは、旧国道や下田街道など、目的地に近い道を通ったよう。

14年5月29日 (32)     14年5月29日 (33)

こんな道、大好き。   家があるのがいい。  家があると、花がある。  花があると、虫がいる。
虫がいると、鳥がいる。  鳥がいると、・・・。  どうしましょう。  焼き鳥が・・、だったら変だし。

14年5月29日 (34)     14年5月29日 (35)

もうすぐ。

14年5月29日 (36)

最後の峠越え。

14年5月29日 (37)

右の像は、きっと、馬頭観音。   ある馬が、この峠を越えられず、ここで亡くなった。

14年5月29日 (38)     14年5月29日 (39)

見えました。  湯ケ野の町並み。

14年5月29日 (40)

町並みに入ってきた。   右に、踊り子たちが泊まった、福田屋が見えた。

14年5月29日 (41)

ここを降りて、橋を渡る。

14年5月29日 (42)

今日は、休みだった。

14年5月29日 (43)

記念碑があった。   ここに、三日停まっているんですね。
川端康成は、ノーベル賞をとった。  でも彼は、自殺した。  幸せは手に入らなかったのか。

14年5月29日 (44)     14年5月29日 (45)

福田屋の前の風景。   旅芸人はぜいたくは出来ない。   庶民的な温泉旅館だったのでしょうね。

14年5月29日 (46)

ここが、踊り子歩道の終点。   ここから、戻る。   最終バスの、15分前に着いた。

14年5月29日 (47)

伊豆の踊子の、出だしの文がある。  どこの石碑も、この文。

14年5月29日 (58)     14年5月29日 (59)

バスの客は、私一人。   新天城トンネルを通って。

14年5月29日 (48)     14年5月29日 (49)

山の中の、生水地下(しょうすいちした)の停留場で、降りようとした。
運転手さんは、もうバスはありませんよ、と心配した。

この後の、自分の対応がまずい。  自分は、頭悪いなと思った。
実際は、あれって、キャンピングカーを指さした。

こうすればよかった。  わたしは、幽霊ですから、大丈夫、って。 
   ※ こんな話が好きな人は、下を。
          十勝岳望岳台 吹上温泉 ぜるぶの丘 他 (2009/07/27)
          蜂屋のラーメン 美瑛の丘 他 (2009/07/28)

14年5月29日 (50)

バスが出る時、お互い手を振って、サヨナラをした。

今日は、踊りの子の歩いた道を、追ってみました。
今の時代、1日20㌔を歩く人はいないけど、昔は普通だったようですね。
いい靴ではないのに。
昔の人は、歩くのも仕事、と思っていたかも知れない。

踊子は、何を夢見て、どんな喜びで、生きていたのでしょう。

【関連ブログ】   名作「雪国」を生んだ、高半旅館。  駒子の湯。  越後湯沢駅。~湯沢町~  他  (2013/10/23)

【今日の歌】   伊豆の踊り子    峠の茶屋、福田屋が出て来ます。



【その他】    アクセス数が、たまたま、7が並んでいた。  Ⅰの方は、87万。  どっちが先に、100万でしょう。

14年5月29日 (60)

【道の駅】     天城越え

【明日の予定】    八丁池を予定

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                                                         (2008年4月~2010年9月までの記事)

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akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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