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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

新発田(しばた)城の城郭は、広かった。
しかし、それは明治以前までで、今は表門の一帯だけで、狭くなった。

それでも、貴重な2つの建物が現存している。
このことが大きい。
新潟県では、新発田城だけ。

2つの櫓を復元した。
復元だから、コンクリートではない。

城に対する思いの強さがなければ、こうはならない。
うれしいこと。
新発田城は、今後さらに、昔に近づくのでは。
     ※     ※     ※     ※  ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に )

新発田市は、越後(新潟)平野の北部に。   大きな都市。  人口約10万。

s-15年10月19日 (1)    s-15年10月19日 (2)

広くはないけど、無料駐車場がある。  周りは公園。

天守っぽいけど、三階櫓。  木造で復元。  自衛隊の敷地内なので、行けない。
天守を造ると幕府に睨まれた。

仕方ないから、櫓(やぐら)をそれなりの存在に。
新発田藩の、意志の強さのようなのを、感じる。

鯱(しゃちほこ)が3つ見える。

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右の方。   広いお堀。  小さく見えるのは、旧二の丸櫓。
別の所から、ここに移築。  昔のが現存。  重要文化財。  貴重。

s-15年10月19日 (5)

これです。  本物だと思って見たら、美しさが増す。    シラサギは、何を?
櫓は普通、この大きさ。  三階櫓は、大きすぎ。

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城は、ただ昔を残しているのではなく、現代に通じる美しさがある。

別方向から。

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見えてきた。  この奥に、広く本丸があった。  城の中心。  その表門が、これ。

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表門の右に、辰巳櫓。   これは復元。   木造で。   市内地図。   時間がないので、今日は行けない。

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表門を正面から。   火災で再建。  1732に建てられたと、伝わる。  重要文化財。

石垣に白壁、そして、瓦屋根。  重厚と云うか、貫禄十分。   よく残りました。
残すのに、努力した人がいたからですね。   見学は無料。
 
s-P6010711vvv_201510200939219a7.jpg    s-15年10月19日 (14)

説明してくださる方がいて、少しの時間お願いした。

石垣を近くで見たら、緻密さが分かる。   この石垣も、新発田城の大きな特徴。
2階が見学できる。

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戦乱の時代は終わっている。  だから、デザインも優れたものになっている。 石垣も壁も。

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門の前。

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中は、このように。   いざという時は、ここに家臣が待機。

写真を残した人がいる。
設計図や写真が残っていたために、正確な復元が出来た。

写真を撮った人にも、城への思いの深さがあったんですね。

s-P6010721pppkk_2015102009391375b.jpg    s-15年10月19日 (19)

床を歩くと、歴史を踏みしめている感じ。  ここから、石を落とす。  使ったことは無いでしょうけど。
勝手に戦ったら、幕府から処罰。

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和算の問題があった。  気になる。   晩に、考えてみた。  ネット上に、この問題はない。

三角の中に大きな円。  うしろにある。 直径は1寸。
前に、4つの円がある。

問題は、4つの円の直径を足すと、どれだけになるか。
答は、2寸とある。

解き方もあるけど、意味は分からない。
難しい問題です。

答は本当に2寸なのか、それが知りたい。  それを考える。

※ 図の三角形は、適当な形。 円の大きさも、書いてない。  適当。
  こういう場合、三角形の形を少し変えても、円の大きさを少し変えても、答は変わらない。

  実は、少し変えても変わらないという事は、いっぱい変えても、答は変わらない。
  そういうこと。
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※ いっぱい変えてみた。  正三角形にした。

  小さな円を、目いっぱい大きくした。 3つの円は、隅っこに。
  大きな円は、問題にあった、後の大きな円と同じになった。  直径1寸。

  小さな円の直径を3つ合わせて1寸になったら、解決。 
  大きいのと合わせて2寸になるので。

P6010810ssss.jpg 
  
  ACIの三角形に、注目。  これは、右の三角形と同じ形。 こんな長さの比。
  単位なしで、説明。

  辺DBは1だから、辺CIは、半分の0.5。  
  そうしたら、辺ACは、1になる。 (右の三角形を見たらわかる)
  辺DCは0.5だから、辺ADも0.5。

  何が分かったかというと、
  大きな三角形の高さは、1.5。
  小さな三角形(AFG)の高さは、0.5。

  小さな三角形の高さの3倍が、大きな三角形の高さ。

  という事は、小さな三角形の直径の3倍が、大きな三角形の直径になる。 つまり、1に。

  つまり、3つの小さな三角形の直径を足すと、1になる。
  このことが、分かりました。
  大きいのと合わせて、2。

  2寸であることが分かりました。

P6010810ssss.jpg 

※ 分かったでしょうか。
  ぎこちない説明で理解出来たら、すごいかも知れない。

寄り道しました。  次です。

門の中からの風景。

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旧二の丸隅櫓に行く。

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櫓は、小さなお城の感じ。

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門もそうだったけど、下の方は、なまこ壁でお化粧。

自衛隊の敷地にあったのを、移築したのかな。

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木のぬくもりはいい。  コンクリートと違う。   危険な時代を乗り越えたから、もう大丈夫。

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簡単な展示。 祭りに使うのでしょうか。   お城では、季節の行事もあった。

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変わった木目の、梁(はり)。     外の風は、ここから入る。

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覗(のぞ)いてみると。  ※ 覗いて見ると、ではないかなって。

s-15年10月19日 (35)m

向こうを、右から歩いてきた。  3人いる。  楽しく、ずっとあそこにいた。  公園はいい。 

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ここしか見えないのもいい。

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出てきて、下から。  いいですね。

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戻ってきた。  門と紅葉。

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初代藩主、溝口秀勝。    1598年、秀吉の命でこの地に。  関が原では、東軍。

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こんな花。 出会ったことはあるのかな。  こんな花。(みんなの花図鑑より)

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分かりやすい説明が。  広い本丸だった。

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表門を、中から。

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復元した辰巳櫓を見る。

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忠臣蔵の堀部安兵衛のことが。  この藩の人だった。  剣の達人。

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木での復元はいい。  年月とともに、価値は上がっていく。

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支柱の礎石。  しゃちほこ。   何かが書いてあるのかな。

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壁の造り。   この通り、復元した。   柱に、割れ目。 こうすると、狂わないのか。

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外をまた覗いて。   子供の声が聞こえた。   説明にあった、本がわら。  まるい筒の半分を、のせている。

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右は表門。

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 表門自身は、自分はお洒落だもん、と思っていますね。  美しさがあるから、残す価値が大きくなる。

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石垣には、隙間がない。

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特別にって、門を閉めるところを見せてくれた。

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閉まってた、小さいのも、開けてくれた。

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短いですが。



もう一度見て。

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天守がないのは仕方ない。  元々無いんだから。
美しい表門と、櫓が残ったので、十分。

天守のような櫓を、復元している。

  ※ 自衛隊に今より便利な場所が提供できたらいい。
    自衛隊も市民も、喜べるように。

    二の丸跡は、広い公園に。
    いつの日か、二の丸御殿の復元も。

新発田城を中心にした公園は、さらに整備されますね。
     
新発田城、いい城でした。

【今日の一句】  「 三階櫓を天守と呼んでも もう今はだいじょうぶ 」  三階天守櫓。 見学できる日が来ればいい。

【関連ブログ】   お城をいくつか紹介。

    白石城は、木造での復元。  片倉小十郎の妻は、真田幸村の娘、阿梅(おうめ)姫。~白石市~ 他 (2014/10/12)
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【堀部安兵衛、関係】
    西条市の湧水、「うちぬき」。 観音水の泉。~西条市~  明日、剣山へ。  他  (2013/3/16)
    赤穂城跡  大石神社   キム・ヨナおめでとう。   他  (2009/12/5)

【今日の動画】    LEGENDARY HEROES vol.14  堀部 安兵衛 MV    彼は、新発田藩の人。 



【その他】   和算の問題には、以前も出会いました。
        江戸時代、日本の数学は、高いレベルにありました。
        しかし、世界は、はるか先を行ってました。
          旅は一休み、23日目。  リーマン予想が解けたら、宇宙の何が分かるのでしょう。~亀岡市~ 他 (2013/12/15) 

【停泊場所】    お城の駐車場

【明日の予定】    五頭山に行く予定だったけど、20日の朝に、予報が変わった。  午後、雨に。
             山は、21日に。    20日は、新発田市内の見学。 

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの
.記事)

         meisigazoupppm.jpg

 ※ プロフィール・・・。 ⇒  ppkkpkk44xxx.jpg  2015021215202259f_20150219173812c9f.jpg     今までの記事には、この2枚だけ。

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akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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