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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

魹(とど)ヶ崎は、重茂(おもえ)半島の突端。
本州最東端で、魹ヶ埼灯台がある。

姉吉港から、山越えの道を4㌔歩く。
一度は行かなければならない所。

姉吉港から800㍍の坂道の途中に、大津浪記念碑があった。

 「此処より下に家を建てるな」と。

先人が残した石碑。  
今の集落は、そこより上に。
東日本大震災では、津波は碑の70㍍下でとまった。
     ※     ※     ※     ※  ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に )

重茂半島の右端。  魹ヶ崎。

  ※ 魹(とど)は、ボラの大きくなった、最終的な名前だそう。  とどのつまりの、とど。
    アシカを大きくしたトドもいる。 あっちには毛が生えている。 魹と書くこともあるよう。 

s-16年7月7日 (2)    s-16年7月7日 (1)

小さな赤〇に石碑。  港から800㍍。  もっと近いと思っていた。 動画で間違える。

岬へは港から。   自然歩道が見える。

s-16年7月5日 (5) 
s-16年7月5日 (4)

宮古市の道の駅から向かった。  重茂半島の中の道を走る。  工事のダンプが多い。

ここから、左に下る。  姉吉(あねよし)の集落があって、過ぎたら港に。

s-16年7月7日 (3)

集落に入って撮影。    石碑はあっという間に、通り過ぎる。



キャンプ場の駐車場から。   姉吉港。

  ※ 姉吉の石碑については、震災のボランティアで来てた時、姉が教えてくれた。
    面白いものがあるって。

正面の山を越えていく。

s-16年7月7日 (4)

岬まで、4㌔。

s-16年7月7日 (5)

こうです。

s-16年7月7日 (6)

さあ出発。  12時前。  おにぎりと水は持った。  港の横から。

  ※ クマに注意とある。  山に入る時、必ずクマのことは調べる。
    重茂半島には、!~3頭いると分かっている。 

    鈴、スプレー、ラジオ、対策は万全。

野イチゴが美味しい。

s-16年7月7日 (7)    s-16年7月7日 (8)

一気に登る。 この峠越えが一番大変。

s-16年7月7日 (9)    s-16年7月7日 (10)

峠を過ぎたら、快適な道。  クマの足跡も、糞もない。 1ヶ所だけ、怪しかったか。

道が曲がって先が見えない時、大きく「あ、あ、あ、」って声を出した。 一緒に手をたたてもいい。(十字にして)
知床のレンジャーの人達は、そうしている。

笛がない時は、これでいい。  急に出会うのはまずい。

s-16年7月7日 (11)

沢には必ず名前がある。

s-16年7月7日 (12)

何度も標識が。   助かる。   平成11年2月とある。   震災の少し前。

この後、セキレイが自分の前15㍍くらいにいた。
近づくと、少し前に走ったり飛んだり。

「ほれほれ、こっちだよ」って教えてくれる。
200㍍程、一緒に。

s-16年7月7日 (13)    s-16年7月7日 (14)

人に会うのは、最初で最後。 向こうの方たちも、初めてだと。 (自分は船の人を見たか)

背中を撮らせてくださいねと云って。

s-16年7月7日 (15)

正面に、灯台白く薄くある。  右に行ったら、最東端の碑。  そっちに。

s-16年7月7日 (16)

着きました。 1時間ほどで。  魹ヶ崎。   碑もあって。 

白亜の灯台。 魹ヶ埼灯台。  

s-16年7月7日 (17)

「喜びも悲しみも・・・」の映画のことが書いてある。

田中きよさんがいたことがあって、その人の手記をもとに、映画が作られたと。
この人の名前は、塩屋岬で見た。

  ※ 田中きよさんは、宗谷岬や都井岬や、あっちこっちに行っている。  夫の転勤で。
    最初がここで、最後が塩屋埼灯台のよう。  
    
    塩屋埼灯台にいた1956年に、今までの灯台生活を手記にまとめた。 
    夫人倶楽部に載る。  次の年映画に。    

       「みだれ髪」の舞台、塩屋岬。  塩屋埼灯台の上からの風景。  三崎公園のいわきマリンタワー。~いわき市~ 他 (2016/5/21) 
       宗谷岬の丘に立つ、祈りの塔。  北防波堤ドームに、平和祈念の灯。~あの日から、29年。 稚内市~  他  (2012/9/1)
  
※ ここでの生活は、買物が大変。   どんな生活、どんな食事だったのでしょう。 冷蔵庫は無い。

s-16年7月7日 (18)    s-16年7月7日 (19)

主演、高峰秀子。  



花が咲いて。  人に見られることは滅多にない。

「さびしくない」って聞いたら、
「見られるために咲いてるんではないよ」って、花はいいますね。

s-16年7月7日 (20)    s-16年7月7日 (21)

南の方。  リアス式海岸が続く。  金華山まで。

s-16年7月7日 (23)

コンクリートの塊があった。  何かなって考えても、思いつかない。

  ※ 最初の灯台は、ここにあったとか。  他に何かないか・・・。

  ※ 今の灯台は、昭和25年に作られた。 明治35年に最初のが造られている。 それはどこ・・・。

s-16年7月7日 (22)    s-16年7月7日 (24)    s-16年7月7日 (25)

船が見えた。  木の葉のように揺れる。   三陸の海の幸は美味しい。  ホヤもある。

s-16年7月7日 (26)    s-16年7月7日 (27)

灯台です。    すっと立って。

s-16年7月7日 (28)    s-16年7月7日 (31)

灯台の説明板は古くて、読めなかった。  後の建物に、右のが。

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少し行ったら、宮古湾が見えてくる。

s-16年7月7日 (33)


豊かな海。   ずっと行ったらどこに着くのでしょう。 (ぐるっと周って、自分の背中だったり)

森が海を育てて。  三陸は、その意識がとても強い。

s-16年7月7日 (34)

南方面。  最東端の碑は、中央右に。

s-16年7月7日 (35)pppp 

後ろ姿も美しい。  三陸では、一番明るい灯台。

s-16年7月7日 (37)

戻る。  左に帰るけど、右にも道がある。  今は通行止め。

50㍍先に・・・とある。 行く。

s-16年7月7日 (29)    s-16年7月7日 (30)

切れ込んだ、細い湾。   幻の滝は、右写真か。

s-16年7月7日 (38)    s-16年7月7日 (39)

湾の奥は港。   魚は、いくらでも釣れそう。

s-16年7月7日 (40)

来た道を戻る。   新緑は終わった。   でもまだ・・・。

s-16年7月7日 (41)

峠越えは疲れる。    水も何も、口に入れてない。

s-16年7月7日 (42)

姉吉港に着いた。   戻って来た。

s-16年7月7日 (43)    s-16年7月7日 (44)

大津浪記念碑の写真を撮った。 ※ 波になったつもりの動画を撮り忘れて、また戻る。

  ※ 今回の津波は、70㍍まで。  左に曲がって少しして。
    50㍍下と書いてあるものもある。

  ※ 自分が見た時は、70㍍かなって。
    ただこれは、道路をどこまで上がって来たか。

    右に小川がある。
    川も谷の一部と考えたら、すぐそこまで、来ていた。
    50㍍でいいかな。  
    碑の所から、ゴミだらけになった川が見えた。

ここは、港から800㍍。   標高60㍍。  津波は恐ろしい。
  
s-16年7月7日 (45)

少し上に行ったら家。 過去に2度、壊滅的な被害を受けて、この碑を建てた。

s-16年7月7日 (48)

何が書いてあるか、全文を書きますね。

上に、右から読んで、

   大津浪記念碑。

真ん中は、たてに右から。

   高き住居は児孫(こまご)の和楽   ※ 和楽~なごやかで楽しいことか。 つまり、幸せ。
   想(おも)へ惨禍の大津浪
   此処(ここ)より下に家を建てるな

下は

   明治二十九年にも、昭和八年にも津浪は此処まで来て
   部落は全滅し、生存者僅(わず)かに  前に二人後に四人のみ
   幾歳(いくとし)経るとも要心あれ

※ 昭和8年の津波の後に、建てられた。 今回被害ゼロ。

※ 子供を迎えに行っって、なくなった人が。
   (子供は、学校や保育所に任せるのが大事ですね。 釜石市の小中学生の1名も、この失敗)

s-16年7月7日 (46)    s-16年7月7日 (47)

一度港に戻った。   津波になって、坂道を登った。
300㍍と云ってるのは、間違い。



最東端を踏破しました。

本州の最南端は行ってない。  潮岬。
自分の空白地帯。 学生時代に、行ったような。

最西端は下関にある。 ここも行ってない。
最北を紹介。
    大間から、津軽海峡を渡る。  函館の夕暮れ時。 赤レンガ倉庫群他。~函館市~ 他 (2013/7/18)

先人の教えは、風化していく。
でも、姉吉地区は違った。         

【今日の一句】  「大津浪の碑  子々孫々と 末代まで大事に」

【今日の歌】    七夕さま     短冊に書きたいなってことが・・・。



【道の駅】     みやこ

【明日の予定】    北に向かう。  断崖の海岸を見る。

  ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの
.記事)

         meisigazoupppm.jpg

 ※ プロフィール・・・。 ⇒  ppkkpkk44xxx.jpg  2015021215202259f_20150219173812c9f.jpg     今までの記事には、この2枚だけ。

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akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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