魹(とど)ヶ崎は、重茂(おもえ)半島の突端。
本州最東端で、魹ヶ埼灯台がある。
姉吉港から、山越えの道を4㌔歩く。
一度は行かなければならない所。
姉吉港から800㍍の坂道の途中に、大津浪記念碑があった。
「此処より下に家を建てるな」と。
先人が残した石碑。
今の集落は、そこより上に。
東日本大震災では、津波は碑の70㍍下でとまった。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
重茂半島の右端。 魹ヶ崎。
※ 魹(とど)は、ボラの大きくなった、最終的な名前だそう。 とどのつまりの、とど。
アシカを大きくしたトドもいる。 あっちには毛が生えている。 魹と書くこともあるよう。

小さな赤〇に石碑。 港から800㍍。 もっと近いと思っていた。 動画で間違える。
岬へは港から。 自然歩道が見える。

宮古市の道の駅から向かった。 重茂半島の中の道を走る。 工事のダンプが多い。
ここから、左に下る。 姉吉(あねよし)の集落があって、過ぎたら港に。

集落に入って撮影。 石碑はあっという間に、通り過ぎる。
キャンプ場の駐車場から。 姉吉港。
※ 姉吉の石碑については、震災のボランティアで来てた時、姉が教えてくれた。
面白いものがあるって。
正面の山を越えていく。

岬まで、4㌔。

こうです。

さあ出発。 12時前。 おにぎりと水は持った。 港の横から。
※ クマに注意とある。 山に入る時、必ずクマのことは調べる。
重茂半島には、!~3頭いると分かっている。
鈴、スプレー、ラジオ、対策は万全。
野イチゴが美味しい。

一気に登る。 この峠越えが一番大変。

峠を過ぎたら、快適な道。 クマの足跡も、糞もない。 1ヶ所だけ、怪しかったか。
道が曲がって先が見えない時、大きく「あ、あ、あ、」って声を出した。 一緒に手をたたてもいい。(十字にして)
知床のレンジャーの人達は、そうしている。
笛がない時は、これでいい。 急に出会うのはまずい。

沢には必ず名前がある。

何度も標識が。 助かる。 平成11年2月とある。 震災の少し前。
この後、セキレイが自分の前15㍍くらいにいた。
近づくと、少し前に走ったり飛んだり。
「ほれほれ、こっちだよ」って教えてくれる。
200㍍程、一緒に。

人に会うのは、最初で最後。 向こうの方たちも、初めてだと。 (自分は船の人を見たか)
背中を撮らせてくださいねと云って。

正面に、灯台白く薄くある。 右に行ったら、最東端の碑。 そっちに。

着きました。 1時間ほどで。 魹ヶ崎。 碑もあって。
白亜の灯台。 魹ヶ埼灯台。

「喜びも悲しみも・・・」の映画のことが書いてある。
田中きよさんがいたことがあって、その人の手記をもとに、映画が作られたと。
この人の名前は、塩屋岬で見た。
※ 田中きよさんは、宗谷岬や都井岬や、あっちこっちに行っている。 夫の転勤で。
最初がここで、最後が塩屋埼灯台のよう。
塩屋埼灯台にいた1956年に、今までの灯台生活を手記にまとめた。
夫人倶楽部に載る。 次の年映画に。
「みだれ髪」の舞台、塩屋岬。 塩屋埼灯台の上からの風景。 三崎公園のいわきマリンタワー。~いわき市~ 他 (2016/5/21)
宗谷岬の丘に立つ、祈りの塔。 北防波堤ドームに、平和祈念の灯。~あの日から、29年。 稚内市~ 他 (2012/9/1)
※ ここでの生活は、買物が大変。 どんな生活、どんな食事だったのでしょう。 冷蔵庫は無い。

主演、高峰秀子。
花が咲いて。 人に見られることは滅多にない。
「さびしくない」って聞いたら、
「見られるために咲いてるんではないよ」って、花はいいますね。

南の方。 リアス式海岸が続く。 金華山まで。

コンクリートの塊があった。 何かなって考えても、思いつかない。
※ 最初の灯台は、ここにあったとか。 他に何かないか・・・。
※ 今の灯台は、昭和25年に作られた。 明治35年に最初のが造られている。 それはどこ・・・。

船が見えた。 木の葉のように揺れる。 三陸の海の幸は美味しい。 ホヤもある。

灯台です。 すっと立って。

灯台の説明板は古くて、読めなかった。 後の建物に、右のが。

少し行ったら、宮古湾が見えてくる。

豊かな海。 ずっと行ったらどこに着くのでしょう。 (ぐるっと周って、自分の背中だったり)
森が海を育てて。 三陸は、その意識がとても強い。

南方面。 最東端の碑は、中央右に。
後ろ姿も美しい。 三陸では、一番明るい灯台。

戻る。 左に帰るけど、右にも道がある。 今は通行止め。
50㍍先に・・・とある。 行く。

切れ込んだ、細い湾。 幻の滝は、右写真か。

湾の奥は港。 魚は、いくらでも釣れそう。

来た道を戻る。 新緑は終わった。 でもまだ・・・。

峠越えは疲れる。 水も何も、口に入れてない。

姉吉港に着いた。 戻って来た。

大津浪記念碑の写真を撮った。 ※ 波になったつもりの動画を撮り忘れて、また戻る。
※ 今回の津波は、70㍍まで。 左に曲がって少しして。
50㍍下と書いてあるものもある。
※ 自分が見た時は、70㍍かなって。
ただこれは、道路をどこまで上がって来たか。
右に小川がある。
川も谷の一部と考えたら、すぐそこまで、来ていた。
50㍍でいいかな。
碑の所から、ゴミだらけになった川が見えた。
ここは、港から800㍍。 標高60㍍。 津波は恐ろしい。

少し上に行ったら家。 過去に2度、壊滅的な被害を受けて、この碑を建てた。

何が書いてあるか、全文を書きますね。
上に、右から読んで、
大津浪記念碑。
真ん中は、たてに右から。
高き住居は児孫(こまご)の和楽 ※ 和楽~なごやかで楽しいことか。 つまり、幸せ。
想(おも)へ惨禍の大津浪
此処(ここ)より下に家を建てるな
下は
明治二十九年にも、昭和八年にも津浪は此処まで来て
部落は全滅し、生存者僅(わず)かに 前に二人後に四人のみ
幾歳(いくとし)経るとも要心あれ
※ 昭和8年の津波の後に、建てられた。 今回被害ゼロ。
※ 子供を迎えに行っって、なくなった人が。
(子供は、学校や保育所に任せるのが大事ですね。 釜石市の小中学生の1名も、この失敗)

一度港に戻った。 津波になって、坂道を登った。
300㍍と云ってるのは、間違い。
最東端を踏破しました。
本州の最南端は行ってない。 潮岬。
自分の空白地帯。 学生時代に、行ったような。
最西端は下関にある。 ここも行ってない。
最北を紹介。
大間から、津軽海峡を渡る。 函館の夕暮れ時。 赤レンガ倉庫群他。~函館市~ 他 (2013/7/18)
先人の教えは、風化していく。
でも、姉吉地区は違った。
【今日の一句】 「大津浪の碑 子々孫々と 末代まで大事に」
【今日の歌】 七夕さま 短冊に書きたいなってことが・・・。
【道の駅】 みやこ
【明日の予定】 北に向かう。 断崖の海岸を見る。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの.記事)
※ プロフィール・・・。 ⇒
今までの記事には、この2枚だけ。
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本州最東端で、魹ヶ埼灯台がある。
姉吉港から、山越えの道を4㌔歩く。
一度は行かなければならない所。
姉吉港から800㍍の坂道の途中に、大津浪記念碑があった。
「此処より下に家を建てるな」と。
先人が残した石碑。
今の集落は、そこより上に。
東日本大震災では、津波は碑の70㍍下でとまった。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
重茂半島の右端。 魹ヶ崎。
※ 魹(とど)は、ボラの大きくなった、最終的な名前だそう。 とどのつまりの、とど。
アシカを大きくしたトドもいる。 あっちには毛が生えている。 魹と書くこともあるよう。


小さな赤〇に石碑。 港から800㍍。 もっと近いと思っていた。 動画で間違える。
岬へは港から。 自然歩道が見える。


宮古市の道の駅から向かった。 重茂半島の中の道を走る。 工事のダンプが多い。
ここから、左に下る。 姉吉(あねよし)の集落があって、過ぎたら港に。

集落に入って撮影。 石碑はあっという間に、通り過ぎる。
キャンプ場の駐車場から。 姉吉港。
※ 姉吉の石碑については、震災のボランティアで来てた時、姉が教えてくれた。
面白いものがあるって。
正面の山を越えていく。

岬まで、4㌔。

こうです。

さあ出発。 12時前。 おにぎりと水は持った。 港の横から。
※ クマに注意とある。 山に入る時、必ずクマのことは調べる。
重茂半島には、!~3頭いると分かっている。
鈴、スプレー、ラジオ、対策は万全。
野イチゴが美味しい。


一気に登る。 この峠越えが一番大変。


峠を過ぎたら、快適な道。 クマの足跡も、糞もない。 1ヶ所だけ、怪しかったか。
道が曲がって先が見えない時、大きく「あ、あ、あ、」って声を出した。 一緒に手をたたてもいい。(十字にして)
知床のレンジャーの人達は、そうしている。
笛がない時は、これでいい。 急に出会うのはまずい。

沢には必ず名前がある。

何度も標識が。 助かる。 平成11年2月とある。 震災の少し前。
この後、セキレイが自分の前15㍍くらいにいた。
近づくと、少し前に走ったり飛んだり。
「ほれほれ、こっちだよ」って教えてくれる。
200㍍程、一緒に。


人に会うのは、最初で最後。 向こうの方たちも、初めてだと。 (自分は船の人を見たか)
背中を撮らせてくださいねと云って。

正面に、灯台白く薄くある。 右に行ったら、最東端の碑。 そっちに。

着きました。 1時間ほどで。 魹ヶ崎。 碑もあって。
白亜の灯台。 魹ヶ埼灯台。

「喜びも悲しみも・・・」の映画のことが書いてある。
田中きよさんがいたことがあって、その人の手記をもとに、映画が作られたと。
この人の名前は、塩屋岬で見た。
※ 田中きよさんは、宗谷岬や都井岬や、あっちこっちに行っている。 夫の転勤で。
最初がここで、最後が塩屋埼灯台のよう。
塩屋埼灯台にいた1956年に、今までの灯台生活を手記にまとめた。
夫人倶楽部に載る。 次の年映画に。
「みだれ髪」の舞台、塩屋岬。 塩屋埼灯台の上からの風景。 三崎公園のいわきマリンタワー。~いわき市~ 他 (2016/5/21)
宗谷岬の丘に立つ、祈りの塔。 北防波堤ドームに、平和祈念の灯。~あの日から、29年。 稚内市~ 他 (2012/9/1)
※ ここでの生活は、買物が大変。 どんな生活、どんな食事だったのでしょう。 冷蔵庫は無い。


主演、高峰秀子。
花が咲いて。 人に見られることは滅多にない。
「さびしくない」って聞いたら、
「見られるために咲いてるんではないよ」って、花はいいますね。


南の方。 リアス式海岸が続く。 金華山まで。

コンクリートの塊があった。 何かなって考えても、思いつかない。
※ 最初の灯台は、ここにあったとか。 他に何かないか・・・。
※ 今の灯台は、昭和25年に作られた。 明治35年に最初のが造られている。 それはどこ・・・。



船が見えた。 木の葉のように揺れる。 三陸の海の幸は美味しい。 ホヤもある。


灯台です。 すっと立って。


灯台の説明板は古くて、読めなかった。 後の建物に、右のが。


少し行ったら、宮古湾が見えてくる。

豊かな海。 ずっと行ったらどこに着くのでしょう。 (ぐるっと周って、自分の背中だったり)
森が海を育てて。 三陸は、その意識がとても強い。

南方面。 最東端の碑は、中央右に。

後ろ姿も美しい。 三陸では、一番明るい灯台。

戻る。 左に帰るけど、右にも道がある。 今は通行止め。
50㍍先に・・・とある。 行く。


切れ込んだ、細い湾。 幻の滝は、右写真か。


湾の奥は港。 魚は、いくらでも釣れそう。

来た道を戻る。 新緑は終わった。 でもまだ・・・。

峠越えは疲れる。 水も何も、口に入れてない。

姉吉港に着いた。 戻って来た。


大津浪記念碑の写真を撮った。 ※ 波になったつもりの動画を撮り忘れて、また戻る。
※ 今回の津波は、70㍍まで。 左に曲がって少しして。
50㍍下と書いてあるものもある。
※ 自分が見た時は、70㍍かなって。
ただこれは、道路をどこまで上がって来たか。
右に小川がある。
川も谷の一部と考えたら、すぐそこまで、来ていた。
50㍍でいいかな。
碑の所から、ゴミだらけになった川が見えた。
ここは、港から800㍍。 標高60㍍。 津波は恐ろしい。

少し上に行ったら家。 過去に2度、壊滅的な被害を受けて、この碑を建てた。

何が書いてあるか、全文を書きますね。
上に、右から読んで、
大津浪記念碑。
真ん中は、たてに右から。
高き住居は児孫(こまご)の和楽 ※ 和楽~なごやかで楽しいことか。 つまり、幸せ。
想(おも)へ惨禍の大津浪
此処(ここ)より下に家を建てるな
下は
明治二十九年にも、昭和八年にも津浪は此処まで来て
部落は全滅し、生存者僅(わず)かに 前に二人後に四人のみ
幾歳(いくとし)経るとも要心あれ
※ 昭和8年の津波の後に、建てられた。 今回被害ゼロ。
※ 子供を迎えに行っって、なくなった人が。
(子供は、学校や保育所に任せるのが大事ですね。 釜石市の小中学生の1名も、この失敗)


一度港に戻った。 津波になって、坂道を登った。
300㍍と云ってるのは、間違い。
最東端を踏破しました。
本州の最南端は行ってない。 潮岬。
自分の空白地帯。 学生時代に、行ったような。
最西端は下関にある。 ここも行ってない。
最北を紹介。
大間から、津軽海峡を渡る。 函館の夕暮れ時。 赤レンガ倉庫群他。~函館市~ 他 (2013/7/18)
先人の教えは、風化していく。
でも、姉吉地区は違った。
【今日の一句】 「大津浪の碑 子々孫々と 末代まで大事に」
【今日の歌】 七夕さま 短冊に書きたいなってことが・・・。
【道の駅】 みやこ
【明日の予定】 北に向かう。 断崖の海岸を見る。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの.記事)

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