東海道の山越えの3つの難所は、箱根峠、薩埵(さった)峠、小夜の中山の峠。
小夜の中山の西の麓に、日坂宿。
道の駅掛川から、歩いてみた。
面白いものは無いかなって、探しながら。
いくつか発見。 (写真は、昨日撮影)
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
印の右に、小夜の中山。 南アルプスの下の端に続く山。

赤〇の中を歩く。

道の駅、掛川。 コンビニがあって、地場産の野菜売り場。 大きな食堂は安い。
桜が満開。 ソメイヨシノではない。 ソメイヨシノは、1~2分咲。

気温は20度くらい。 茶畑を通って。
日坂宿の西の入り口近くに、事任(ことのまま)八幡宮。

大きなクスノキ。

今いる所は、遠江(とおとうみ)。 ※ 遠江は浜名湖から大井川まで。 その東は駿河(するが)。
この神社は、遠江の一宮(いちのみや)。 代表する神社。 (遠江に一宮は2つ)
古い歴史があるよう。 源氏の時代辺りからは、信用できそう。
説明にある頼義は、義経・頼朝の5代上。

北側の鳥居。 日坂宿に向かうと、本宮の入り口。
以前行ったことが。 本宮は中腹に。 道は山の頂上まであった。

日坂宿は、25番目。 東海道について調べてみました。
全体の距離は、約488㌔。 普通は、12日ほどで。
1日40㌔。 マラソンの距離。 大変な旅ですね。
飛脚と呼ばれる人は、駅伝の感じで、宿場から宿場へと走る。
2人1組。(1人なら不安)
早ければ3日。 時速8㌔以上で、昼夜関係なく走ったという。
※ 時速10㌔なら、マラソンで云えば、4時間ペース。
山越えだってあるから、早いですね。 (下は、三省堂からお借り)
スタートは日本橋。(Wikipediaから)

ゴールは京都の、三条大橋。 三条大橋のたもとに、弥次さん喜多さんの像。(以前の記事から)
※ 余談 橋の欄干の擬宝珠(ぎぼうしゅ)に刀傷がある。
池田屋騒動の時に付いた。 土方歳三が名をあげた騒動でしたね。 幕末に向かって加速。

話しを戻して。 古い町並みは、東にかたまっていた。

下木戸跡。 ミニ関所の感じでしょうか。 東寄りにあったから、下か。 京都よりなら、上でしょうね。

高札場。 庶民(領民)には、これで伝えたんですね。

高札5枚、という言葉が。 必ず守ること。 意味について調べてみました。
親子は、親孝行すれとかそんなこと。 キリシタンは禁止。 火付けはダメ。
伝馬は、決められた金額(駄賃)ですること。 毒薬の所持はご法度。
違反したら死罪は覚悟。 右の写真には、駄賃が書いてある。

※ 余談 庶民は、上の右写真の高札を読めたのでしょうか。
(ほとんど漢字だけど、易しい表現のよう。)
ネットの情報に、下の文が。
「明治初期20年代半ばまで識字人口層は、江戸末期とあまり変らず、文部省の自署率調査によれば、
識字率は最大で、男子50~60%、女子で30%前後であったのではないかと推測される」
と記述されている。
寺子屋で学んだんですね。 ただ、藩とか村で、大きな差があったよう。
(商人は、子供のころから学んでいた)
識字率の高かった村の例が、Wikipediaに。
自分は、農民のほとんどの人は、読めない・書けないと思っていた。
違った。 農村歌舞伎があったり、ちゃんと文化があった。
ただ働くだけではなく。
上にお堂。

上の写真の右に、秋葉常夜灯。
灯りはただの灯りではなく、秋葉神社に捧げる意味もあったんですね。
紅葉の秋葉神社 犬居城址 他 (2009/11/10)

お堂。

変わった像がある。
六角地蔵尊がまず。 周りに、六地蔵。 時々見ます。
右の像は、如意輪観音像。 頬に手。 膝に肘。
右写真の、半跏思惟像(はんかしいぞう)とは、ちょっと違いますね。(写真は広隆寺の。 Wikipediaから)
※ 遊びの一句 「 はんかしいぞうを わるく言うのは はんかくさいぞう 」 北海道弁。 アホみたい。

向こうから来た。 浮世絵があった。 峠のある、小夜の中山。

下は、小夜の中山。 茶屋がある。 (以前の記事から)
日坂宿 小夜の中山 夜泣き石 ~掛川市~ 他 (2011/11/12)

ここに、本陣があった。 殿様とかが泊まる。 この辺りが、日坂宿の東の端。

日坂宿の全体。
新しい道を通って戻る。 梅の花。 国道1号線が見える。

左の道が出来る前は、この道が国道1号線でしたね。

事任(ことのまま)八幡宮に。

茶畑の向こうに、道の駅。

日坂宿を歩いてみました。
古い建物は、多く残っていませんでしたが、雰囲気はありましたね。
江戸から来たら、峠を越えて、一休みの宿場です。
江戸に向かうなら、さあ行くぞって、ここで気持ちを引き締めた。
【記事の紹介】 東海道五十三次のいくつか紹介。
箱根宿のあった箱根と、元箱根を歩く。 芦ノ湖、杉並木、石畳の道、他。~箱根町~ 他 (2104/6/4)
藤川宿は、東海道五十三次の37番目。 町並みの外れに、松並木。 むらさき麦。~岡崎市~ 他 (2016/4/13)
東海道伝馬館で土山宿を学ぶ。 49番目の宿場。 48番目の坂下宿との間に、難所の鈴鹿峠。~甲賀市~ 他 (2016/4/7)
石部宿場の里を見学。 商家、旅籠、農家など。 「京立ち石部泊まり」の石部宿。~湖南市~ 他 (2016/4/6)
薩埵峠(さったとうげ)から、由比宿へ ~静岡市清水区~ 広重作「雪の蒲原(かんばら) (2011/11/8)
丸子(まりこ)宿は、東海道五十三次の20番目。 泉ヶ谷に吐月峰柴屋寺。~静岡市~ 熊本が大変 (2016/4/15)
土山宿を歩く。 お六櫛がここに。 白川神社。 本陣跡。 常明寺。 田村神社。~甲賀市~ 他 (2016/4/8)
土山宿から鈴鹿峠を越えて、坂下宿へ。 そして、関宿まで。 峠の東は、急坂。 鏡岩。~甲賀市・亀山市~ 他 (2016/4/9)
蔦の細道 宇津ノ谷集落 ~静岡市~ 他 (2011/11/9)
【今日の歌】 「千登勢橋」 西島三重子
※ この人の若い時の動画は、初めて見る。 いいですよ。
車の中で、しょっちゅう聞く曲。
貼り付けられない。 画面をクリックしたら、YouTubeに。
【停泊場所】 清水の清見寺の近く。 イオンの裏。
※ 夕方、Kさんご夫妻が遊びに来た。
お土産いっぱい持って。
その中に、清水のきんつばが。
(清水エスパルスとラーメンと私、からお借り)
自分の車の中で、30分ほどおしゃべり。 明日のことなど。
【明日の予定】 清水のkさんご夫妻と、静岡の浅間神社。 その後、自分は駿府公園。 天気が心配。
※ 追記 雨なので8日に延期。 天皇陛下が来て、交通規制も。 自分は清見寺に。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの.記事)
※ プロフィール・・・。 ⇒
今までの記事には、この2枚だけ。
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小夜の中山の西の麓に、日坂宿。
道の駅掛川から、歩いてみた。
面白いものは無いかなって、探しながら。
いくつか発見。 (写真は、昨日撮影)
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
印の右に、小夜の中山。 南アルプスの下の端に続く山。


赤〇の中を歩く。

道の駅、掛川。 コンビニがあって、地場産の野菜売り場。 大きな食堂は安い。
桜が満開。 ソメイヨシノではない。 ソメイヨシノは、1~2分咲。


気温は20度くらい。 茶畑を通って。
日坂宿の西の入り口近くに、事任(ことのまま)八幡宮。


大きなクスノキ。

今いる所は、遠江(とおとうみ)。 ※ 遠江は浜名湖から大井川まで。 その東は駿河(するが)。
この神社は、遠江の一宮(いちのみや)。 代表する神社。 (遠江に一宮は2つ)
古い歴史があるよう。 源氏の時代辺りからは、信用できそう。
説明にある頼義は、義経・頼朝の5代上。



北側の鳥居。 日坂宿に向かうと、本宮の入り口。
以前行ったことが。 本宮は中腹に。 道は山の頂上まであった。


日坂宿は、25番目。 東海道について調べてみました。
全体の距離は、約488㌔。 普通は、12日ほどで。
1日40㌔。 マラソンの距離。 大変な旅ですね。
飛脚と呼ばれる人は、駅伝の感じで、宿場から宿場へと走る。
2人1組。(1人なら不安)
早ければ3日。 時速8㌔以上で、昼夜関係なく走ったという。
※ 時速10㌔なら、マラソンで云えば、4時間ペース。
山越えだってあるから、早いですね。 (下は、三省堂からお借り)

スタートは日本橋。(Wikipediaから)


ゴールは京都の、三条大橋。 三条大橋のたもとに、弥次さん喜多さんの像。(以前の記事から)
※ 余談 橋の欄干の擬宝珠(ぎぼうしゅ)に刀傷がある。
池田屋騒動の時に付いた。 土方歳三が名をあげた騒動でしたね。 幕末に向かって加速。



話しを戻して。 古い町並みは、東にかたまっていた。

下木戸跡。 ミニ関所の感じでしょうか。 東寄りにあったから、下か。 京都よりなら、上でしょうね。


高札場。 庶民(領民)には、これで伝えたんですね。

高札5枚、という言葉が。 必ず守ること。 意味について調べてみました。
親子は、親孝行すれとかそんなこと。 キリシタンは禁止。 火付けはダメ。
伝馬は、決められた金額(駄賃)ですること。 毒薬の所持はご法度。
違反したら死罪は覚悟。 右の写真には、駄賃が書いてある。


※ 余談 庶民は、上の右写真の高札を読めたのでしょうか。
(ほとんど漢字だけど、易しい表現のよう。)
ネットの情報に、下の文が。
「明治初期20年代半ばまで識字人口層は、江戸末期とあまり変らず、文部省の自署率調査によれば、
識字率は最大で、男子50~60%、女子で30%前後であったのではないかと推測される」
と記述されている。
寺子屋で学んだんですね。 ただ、藩とか村で、大きな差があったよう。
(商人は、子供のころから学んでいた)
識字率の高かった村の例が、Wikipediaに。

自分は、農民のほとんどの人は、読めない・書けないと思っていた。
違った。 農村歌舞伎があったり、ちゃんと文化があった。
ただ働くだけではなく。
上にお堂。

上の写真の右に、秋葉常夜灯。
灯りはただの灯りではなく、秋葉神社に捧げる意味もあったんですね。
紅葉の秋葉神社 犬居城址 他 (2009/11/10)


お堂。


変わった像がある。
六角地蔵尊がまず。 周りに、六地蔵。 時々見ます。
右の像は、如意輪観音像。 頬に手。 膝に肘。
右写真の、半跏思惟像(はんかしいぞう)とは、ちょっと違いますね。(写真は広隆寺の。 Wikipediaから)
※ 遊びの一句 「 はんかしいぞうを わるく言うのは はんかくさいぞう 」 北海道弁。 アホみたい。


向こうから来た。 浮世絵があった。 峠のある、小夜の中山。


下は、小夜の中山。 茶屋がある。 (以前の記事から)
日坂宿 小夜の中山 夜泣き石 ~掛川市~ 他 (2011/11/12)

ここに、本陣があった。 殿様とかが泊まる。 この辺りが、日坂宿の東の端。

日坂宿の全体。

新しい道を通って戻る。 梅の花。 国道1号線が見える。

左の道が出来る前は、この道が国道1号線でしたね。


事任(ことのまま)八幡宮に。


茶畑の向こうに、道の駅。

日坂宿を歩いてみました。
古い建物は、多く残っていませんでしたが、雰囲気はありましたね。
江戸から来たら、峠を越えて、一休みの宿場です。
江戸に向かうなら、さあ行くぞって、ここで気持ちを引き締めた。
【記事の紹介】 東海道五十三次のいくつか紹介。
箱根宿のあった箱根と、元箱根を歩く。 芦ノ湖、杉並木、石畳の道、他。~箱根町~ 他 (2104/6/4)
藤川宿は、東海道五十三次の37番目。 町並みの外れに、松並木。 むらさき麦。~岡崎市~ 他 (2016/4/13)
東海道伝馬館で土山宿を学ぶ。 49番目の宿場。 48番目の坂下宿との間に、難所の鈴鹿峠。~甲賀市~ 他 (2016/4/7)
石部宿場の里を見学。 商家、旅籠、農家など。 「京立ち石部泊まり」の石部宿。~湖南市~ 他 (2016/4/6)
薩埵峠(さったとうげ)から、由比宿へ ~静岡市清水区~ 広重作「雪の蒲原(かんばら) (2011/11/8)
丸子(まりこ)宿は、東海道五十三次の20番目。 泉ヶ谷に吐月峰柴屋寺。~静岡市~ 熊本が大変 (2016/4/15)
土山宿を歩く。 お六櫛がここに。 白川神社。 本陣跡。 常明寺。 田村神社。~甲賀市~ 他 (2016/4/8)
土山宿から鈴鹿峠を越えて、坂下宿へ。 そして、関宿まで。 峠の東は、急坂。 鏡岩。~甲賀市・亀山市~ 他 (2016/4/9)
蔦の細道 宇津ノ谷集落 ~静岡市~ 他 (2011/11/9)
【今日の歌】 「千登勢橋」 西島三重子
※ この人の若い時の動画は、初めて見る。 いいですよ。
車の中で、しょっちゅう聞く曲。
貼り付けられない。 画面をクリックしたら、YouTubeに。

【停泊場所】 清水の清見寺の近く。 イオンの裏。
※ 夕方、Kさんご夫妻が遊びに来た。
お土産いっぱい持って。
その中に、清水のきんつばが。

自分の車の中で、30分ほどおしゃべり。 明日のことなど。
【明日の予定】 清水のkさんご夫妻と、静岡の浅間神社。 その後、自分は駿府公園。 天気が心配。
※ 追記 雨なので8日に延期。 天皇陛下が来て、交通規制も。 自分は清見寺に。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの.記事)

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