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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

飫肥(おび)の町並みは、九州最初の重伝建地区。
ここに住む人たちは、早くから町並みを大事にしていたと分かりますね。

古い家を何軒か見学。
詳しく紹介するというより、自分にとって面白いと感じたものを紹介。

水音のする九州の小京都。
そんな感じでもありました。
    ※     ※     ※     ※  ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に)

赤〇は、外之浦港。
佐賀の乱の江藤新平は、ここから四国の宇和島に逃げていた。

世話をしたのは、飫肥の人。
最後の方で出て来ます。

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飫肥城は、伊東氏の居城でしたね。
幕藩時代に、町並みを整備。 今に残りました。

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大手門通り。  昨日は向こうを紹介。

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今日は反対側に行く。   地図は後ほど。

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寄り道して歩いて、ここに。  広い道。  左に商家資料館。

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610円で7ヶ所見学できる1つ。
商人が使う物を展示。

  ※ 女の人は、黒木華(はる)に似ている。 
    大河で西郷さんのの妻になる人を演じている。

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小さな秤(はかり)を入れる入れ物。  いい形。

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正面のは飫肥杉か。  柱や梁(はり)も。

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柱時計。  下の部分は何でしょう。  

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古いお金。  右下は、見たことあります。  使ったことも?

  ※ 右は、ネットから。 
    昔、西南戦争のころ西郷隆盛は西郷札を発行した。  西郷が負けて紙切れに。

    松本清張の処女作は、西郷札。 昔読んだことが。

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百貫積みの自転車。  今と形は変わらない。  丈夫そう。

  ※ 百貫は375㌔。  たくさん積めると云う意味でしょうか。
    こんな自転車に、エンジンを付けて走ってるのを、子どものころ見た。
    バリバリバリって、うるさい音だった。

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交差点で左に行けば、飫肥城。
近くに、山頭火の句碑があるけど見つけられない。

実際は左の店の前にあった。

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探し戻った時に、見つけた。

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「水の味も身にしむ秋となり」
「ここに白髪を剃りおとしてさる」
「誰もゐないで コスモスそよいでゐる」の3句。

昭和5年の旅です。  この時の旅のコース。 以前の記事から。

   ここ(京町温泉)に来たことは、行乞記(ぎょうこつき)の1に、書いてある。

   ※ 行乞記(1)は、1930(昭和5)年9月9日から、その年の、12月27日の日記です。  全体はここ

         八代を出発して、人吉、都城、宮崎、鵜戸、飫肥、美々津、竹田、湯平、湯布院、山国、下関、
          糸田、香春町、福岡、大牟田、熊本 など。

彼は酒と句作に夢中。  命を縮める。
酒におぼれていても、句を考え始めて気付いたら朝。 

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地図があった。 赤〇、オレンジ〇、緑〇の順に。

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信号で、城の方を見た。  大手門通り。   右に、小町って見える。 後ほど。

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あちこち歩いて、信号に反対方向から。  右の家を見学。

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旧高橋家。

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源次郎という人は、貴族院議員になっている。

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部屋にこんな絵。  中国の故事にちなんだ絵でしょうか。

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竈(かまど)の右が地盤沈下。
写真の左に井戸。
地下に水脈。  その関係で下がったのでしょうか。

こんなにご飯を炊くのか。  使用人がいたとしても。

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このお店に入った。   小町とあった店。

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アッカムイ神社の仲間入り。

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大手門通りを行く。 次は、右の家。  旧山本家。

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古い写真が。   昔の人の表情を見るのが好き。  何考えているんだろうって。

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あちこちに、このように陶磁器。

管理人さんは、この陶磁器は当時からあったんですよと。
私は、当時から陶磁器ねって、返した。

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飫肥杉のテーブル。   多雨地帯だから、木目が広い。

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舟形の石。

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ある部屋にこんなの。  誰でしょう。
考えられるのは、紫式部か小野小町。

隣の家の名前に、小町が付いていた。 もしかして、小町か。
読み物の中の字が、自分には読めない。 

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蔵の中の見学。

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これで灯りか。   油を入れて、太い糸を出す。  そこに火。   初めて見る。

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ペリーかな。  
初め、お尻かと思った。  シャツが出てるのか。     植木鉢の鉢が、間違っている。

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蔵の方から、主屋を。

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右に入って、水路。  昔はお風呂の水にも使えたそう。   錦鯉がいた。

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しばらく歩いて、山の上に。  右向こうにお城。
武家屋敷通り。  最後に行く。  まず、右の家に。

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旧伊東家。

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枯山水の庭。  武家屋敷に多い。

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最後は藩校。  小村寿太郎も、ここで学んだ。

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ここで。

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奥に石碑。  小倉処平(おぐらしょへい)。

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面白いことが、いくつか。

まず、陸奥宗光。  龍馬を尊敬していた。
京都の高島屋の少し北にあった近江屋で、龍馬は暗殺された。 中岡慎太郎と共に。

彼は、復讐に燃えた。
犯人は、紀州藩の者と考えた。 (紀州藩は、龍馬に痛い目に遭わされたことが。)

天満屋で酒を飲んでいた紀州藩の者達を襲った。(天満屋事件) 
宗光は、その時の中心人物。   実際の犯人は、紀州藩ではなかったけど。

天満屋は、西本願寺のすぐ近くに。
天満屋跡の石碑がある。 

そばに、寺関係のお店。
そこに、珍しい甘茶が安く売っている。 自分はよく行く。

次のことは、写真の下に。

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小倉処平は、江藤新平を助けていた。
新平は、明治政府の中で力があったので、大久保利通に睨まれた。
追われて、殺される。  

彼を九州から四国に逃がしたのが、処平だった。
逃がした港は、地図にあった外之浦。 少し前通った。

新平は、宇和島港に行って、そこから高知。
そして甲浦(かんのうら)に近づいた時に、捕まる。  江戸を目指していた。

   ※ 1874年3月1日、鰻温泉。   3月8日、飫肥。  3月25日、高知。  3月29日、甲浦。

もったいない人間が死んだ。
龍馬や彼が生きて、明治政府の中枢にいたら、戦争の時代にまっしぐら、ではなかったかも知れない。

司馬遼太郎も松本清張も、江藤新平を小説にした。
  
  ※ 睦宗光は、大久保利通を嫌っていた。

  土佐の東の玄関口 甲浦 ~仏頂造りの家と、江藤新平が捕まった地 東洋町~   他  (2011/1/3) 

新平は、飫肥に来る前、鰻温泉で西郷さんに会っていた。

  池田湖、菜の花と開聞岳。  枚聞神社の玉手箱。  西郷と江藤が会った、鰻温泉。~指宿市~ 他 (2014/2/1)

処平は、西南戦争に参加する飫肥軍の隊長だった。 

  ※ 日南市は、小倉処平を西郷どんに出してもらえるように、NHKにお願いに行った。 結果は?  
  
  ※ 処平が結婚する時の媒酌人は、小松帯刀(たてわき)。
    帯刀は寺田屋で怪我をした龍馬を鹿児島に呼んで、世話をした。 

    龍馬や西郷さんや帯刀は、大政奉還の立役者。 
    新しい時代への扉をこじ開けた。

武家屋敷を行く。

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途中に、小村寿太郎生家。  移築している。

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大手門前に来た。

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この道を下って、右に曲がれば駐車場。

   ※ 最後に、練り物の飫肥天を買った。  揚げたて。
     車に来て、入れ物の裏を見たら、ソルビン酸の標示があった。

     コンビニの食べ物にも、最近は保存料不使用の標示が多くなった。
     その保存料の代表が、ソルビン酸。 (危険添加物のベスト3とも)

     すぐ食べるのに、どうして入れるのでしょう。
     全部は食べなかった。     

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今日は、飫肥の町並みを歩きました。

前回来た時は、1日で全部紹介。
今回は、2日間に分けました。


【今日の歌】     憂鬱デス   森田童子     明日(あした)に祈る気持ちもなく、明日に生きてみる、って。



【停泊場所】    飫肥城駐車場

【明日の予定】     サンメッセ日南。  復刻された7体のモアイ像が立っている。
                    観光施設だけど、一度だけ行ってみようと。

              鵜戸神宮は詳しく紹介してるので、パス。

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
                         (2008年4月~2010年9月までの
.記事)

         meisigazoupppm.jpg

 ※ プロフィール・・・。 ⇒  ppkkpkk44xxx.jpg  2015021215202259f_20150219173812c9f.jpg  今までの記事には、この2枚だけ。

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akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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