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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

「東の 野にかぎろひの 立つ見えて かへり見すれば 月かたぶきぬ」   
万葉集にある歌で、作者は、柿本人麻呂。
    ※ 東は、「ひむかし」「ひむがし」で、「ひんがし」と読んでよさそう。

歌が作られた場所が、万葉集に「阿騎野(あきの)」とある。
その場所は、宇陀松山にある、小さな丘の上だった。

信長の2男から始まる、織田家4代の墓が、徳源寺にあった。
    ※    ※    ※    ※   ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg

町並みを通って、徳源寺に行く。 水が豊かなよう。 それで、酒蔵があるのか。

13年4月14日 (1)

時々写真に撮れる場所が現れる。
親子はポストを探していて、見つかった。

娘さんは、手紙を赤いポストに入れた。 
そして、変わったポストだと、手を入れてみたり、あっちこっち眺めていた。
私は、「集める時刻が書いてあるから、ちゃんとしたポストだね」と言った。

13年4月14日 (2)

陀羅尼助(だらにすけ)という薬。 丸いので、陀羅尼助丸(がん)。
陀羅尼は、仏教での呪文のようなもの。  
陀羅尼助を飲んで唱えると、眠くならないので、この名前。(Wikipedia) 

昨日書いた、大峰山の文字が。 そっちの方で多く作られ、登山者がお土産に買うという。

13年4月14日 (3)

春日神社。

石を彫った、水を入れる鉢。 水草でも入れるのか。
松山の町並みでは、何度か見た。 風呂桶くらい大きいのも。

説明に、小田家の滅びる様が書いてある。
 ※ 4代目の藩主(信武)が、家臣を殺したんですね。 
   幕府に理由を聞かれ、明快に答えられなかった。 それで自害。 宇陀松山藩は、滅びる。
   殺された者は、藩主が気に入っている家臣が藩の金をごまかしている、と訴えた。
   それが気に食わなかった。 藩主は、何かを隠している、と疑いたくなる。

13年4月14日 (4)   13年4月14日 (5)

春日神社は、松山城跡の中にある。 城の中心は、山の上に。
神社の入り口は、城の入り口。  石垣が残っていた。

13年4月14日 (26)

初夏を感じる温かさに、気温は上がった。

13年4月14日 (6)

慶恩寺。  宇陀松山は、最初は、秋山氏が治めていた。 その秋山氏の菩提寺。

法然上人の言葉。 
  「月影の いたらぬ里は なけれども 眺むる人の 心にぞすむ」

意味は、だいたい下の感じ。
  月の光は、みんなを照らす。 でもその明るさは、明るいと感じる心がなければ、分からない。
  浄土宗の教えがあっても、それを理解し、南無阿弥陀仏を唱えないと、極楽浄土には行けない。 

左の写真の後ろに、右の石碑のてっぺんが少し見える。 
天誅(てんちゅう)組が最後に戦った地は、ここから遠くない。 隣の、東吉野村。   

13年4月14日 (7)   13年4月14日 (8)

7~8分歩いて、山の上に、徳源寺。  ※ 徳は、徳川の徳か。
石段の上の方で、人が転びそうになった。 その瞬間。  たまたま撮影。

13年4月14日 (9)

布袋の像は、丹波佐吉が彫ったよう。 左に、同じものの、途中の作品。
  ※ 調べて分かったので、アップの写真を撮っていない。 よく見たら、いい表情。
右は、一石六体地蔵。 

13年4月14日 (10)   13年4月14日 (11)

山の下に、寺の本堂はあるが、経営はやっとに見える建物。
山の上に、元々の本堂等があったようだが、今はない。 

13年4月14日 (12)

織田家4代なので、4つの墓。 五輪塔の墓。
 ※ 墓の字は何とか読めたが、その説明は、ネット上には見つからない。
 ※ 遺骸は、別の所に行っている。

13年4月14日 (27)

隣は、家臣の墓か。 

13年4月14日 (13)

本堂前に、八重の枝垂れ桜。 今が見ごろ。 
宇陀松山は、少しだけ高地。 また、八重の桜には、遅いのがある。

一輪車に子供を乗せていた。 お父さんにお願いして撮影。 こんなの滅多に見られない。

13年4月14日 (14)   13年4月14日 (15)

阿紀神社に向かっている。 少し行って、左に行く。  歩くだけで楽しい道。 

13年4月14日 (16)   13年4月14日 (17)

阿紀神社に地図。 左回りで動いている。

13年4月14日 (18)p

万葉集では、この一帯は、阿騎野(あきの)となっている。
それで、ここは阿紀神社かなと。

能舞台があって、あきの螢(ほたる)能は、ここで舞う。    このように
 ※ ポスターは、町並みに貼ってあった。 昨日撮影。

13年4月14日 (29)   13年4月14日 (28)

小さな丘に登ってきた。 阿騎野と言われた所。 歌の舞台。 かぎろひの丘、万葉公園。

※ 花見を楽しくやっていた。 うらやましくなった。
  ぱっぱと写真を撮って、戻って自分も花見、と決めた。 3時半。
  私の車は基本的に書斎。 でも、すぐ、居酒屋に変身する。
  酒を飲みながら出来るのは、写真を決めながら、調べること。 一番楽しい時。
  
13年4月14日 (21)

ここに歌碑。

13年4月14日 (19) 

中央下にある、「阿騎野の朝」は、こんな絵。 

 ※ 歌碑の作成にあたって世話になった、代議士などの名前があったので、削除。
   そういうのは、石碑の裏とかに書けばいいのに。

13年4月14日 (20)

歌の原文は、こう。
  「東野炎 立所見而  反見為者  月西渡」
読めるようにすると。
  「東の 野にかぎろひの 立つ見えて かへり見すれば 月かたぶきぬ」
解釈は、(ネット上)
  「天空はるかに仰げば 東の彼方 朝の光がさしそめ 
      思わず振り返れば 月は西に傾いて まさに隠れようとしている」
意味としては、(千人万首より)
  「草壁皇子を想い眠れぬ夜は明けた  東の荒野には 曙のかぎろい(陽炎)が立っている
   思わず振りかえると 西の空には いまだ 月が傾いている 皇子の姿 そのままに 重なって」

13年4月14日 (22)

少し歩いて、阿騎野人麻呂公園。 この場所で、万葉の時代のものが発掘された。 公園に。

13年4月14日 (25)

柿本人麻呂の像。

13年4月14日 (23)

間もなく奈良時代。 そんな時代ですね。

13年4月14日 (24)

昔の人は、心を研ぎ澄まして、自然を見る。
テレビやパソコンや車など、雑音のない生活って、どんなんだったんだろう。
今の時代でも、やろうと思えばできるか。 羅臼の番屋とかに住んで。

【その他】 戻る途中、スーパーで買い物。 
      半分干した、身欠きニシンがあった。 焼いて食べたら、美味しかった。
      ニシンは、いくら骨があっても、全く気にならない。
      美味しい魚は、サケとニシンとカレイ。
      塩分に問題なければ、私は毎日、しょっぱいサケを食べる。
        ※ 作家の小檜山 博は、ベニザケしか食べない。 毎日。

【今日の歌】 最近の西島三重子です。



【道の駅】  宇陀路大宇陀

【明日の予定】  東吉野村に。 天誅組が最期を遂げた地がある。
         明治維新に向け、幕府に立ち向かった、先駆け。 吉村寅太郎達。

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの記事)

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  • 「東の 野にかぎろひの 立つ見えて ・・・」の舞台を歩く。~宇陀市~  他  (2013/4/14) 
  • 2013年04月15日 (月)
  • 08時32分43秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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