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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

山の急な斜面の中ほどに、傾斜の緩い所があり、そこに、相倉集落。  相倉~あいのくら
菅沼集落より、少し大きく、20戸ほどの合掌造りが。
こきりこ節や麦屋節など、多くの民謡が生まれていた。

近くに、流刑小屋、お小夜塚もあった。
    ※    ※    ※    ※   ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg

白山連山の北の端の麓に、五箇山はある。  豪雪地帯。 3㍍くらいは、普通。



山の斜面に、少しだけ、平らな土地。 不思議。  相倉(あいのくら)集落の入り口。

13年5月14日 (1)

最初に、全体が見える、山の上から。  左右と奥に、あと少しある。

13年5月14日 (2)

切妻が基本。 中央奥に、入母屋造(いりもやづくり)。 後で分かるが、念仏堂。
白川郷より、全体に小さい。

13年5月14日 (40)

産業は、養蚕、紙漉(す)き。 そして、火薬の材料の塩硝(えんしょう)づくり。

13年5月14日 (3)

お店もあるけど、普通に生活している家も多い。

13年5月14日 (4)

五箇山には、70の集落があるが、ここは山の中腹なので、車道ができるのが遅かった。
開発が遅れ、合掌造りが残った。

お寺。 入母屋造の屋根。  そして、石垣。

13年5月14日 (5)

少し行って、振り返った。 右に、最初に紹介した、念仏堂。
畑の準備が、始まっている。 トマトやシシトウを植える。  一輪車に、苗が。

13年5月14日 (41)

相倉民俗館。  小さい。 これは、2階まで。  
おじいちゃん、おばあちゃ、夫婦、子供たちの家族が暮らす大きさ。 後で知る。

13年5月14日 (45)

中はこう。 ビデオも見た。  1階には、元々は、広い土間、囲炉裏の部屋、2つの部屋。

13年5月14日 (42)

先日も見た、髪飾りと、結う道具の笄(こうがい)も。
こういうのを見ると、女性が美しくなることが、夢ではなかったと分かる。 ほっとする。
  ※ あの世へ行く時の口紅が、生まれて最初で最後だった、ということがありますからね。

13年5月14日 (6)   13年5月14日 (7)

米があるので、お祝いの料理ですね。 
塩分が多そうだけど、薄味なら、体に優しい食べ物ばかり。
これを見て、晩に、ワラビとアゲとコンニャクを煮て食べた。 ワラビの食感が好き。

13年5月14日 (8)

小さな家は、こんな感じで作る。
ここの民俗館では、いろんなことを教えてもらった。

たとえ貧しくても、すべての家が、合掌造りだった。 知りたかったことが、分かった。
結(ゆい)という結びつきがあって、みんなで作った。
作られ始めたのは、江戸時代の中頃からのよう。

13年5月14日 (9)   13年5月14日 (10)

先日も見た、つぶら。 つぶらな目をした子が、つぶらに入っている。
 ※ つぶらは、円らと書くと思うけど、目をつぶらないは、瞑らない、と書くよう。

13年5月14日 (11)   13年5月14日 (12)

斜めの木を、合掌と呼ぶ。 木を組み合わせた形が、合掌の様なので、合掌造りだそう。
初めて知った。 出来上がった形が、合掌だと思っていた。 
でも、どっちでもいいと思う。 柱がそうだから、全体の形が、そうなるんだから。

牛で、物を運んだ。 
道は南への道。 加賀への道。  
そして、城端(じょうはな)への道とある。 城端を通って、金沢に。

13年5月14日 (13)   13年5月14日 (14)

※ 明治に入って、城端まで鉄道が来るようになる。 北の高岡市から。 城端線。



南部牛追唄にはかなわないけど、でも、いいですよ。



これで、病人を背負う。  
野麦峠でミネは、お兄ちゃんに背負われて、ふるさと飛騨を見た。 あの時も、これ。

13年5月14日 (43)

※ 説明してくれた人が、こんな話を。

   お父さんの姉が京都にいた。 病気になった。 お父さんは、迎えに行った。
   汽車で、上に書いた城端(じょうはな)まできた。 
   お父さんは、上のを使って姉を背負い、城端から、山を越えて、ここまで来た。
   
右に、今いた民俗館。 山への道は、五箇山街道。 方向から、城端、そして、金沢への道。

13年5月14日 (44)

道を行ったら、家が1軒。

13年5月14日 (30)   13年5月14日 (31)

元の道に戻って、少し奥の左に、別の民俗館。

13年5月14日 (15)

ここでは、塩硝(えんしょう)の作り方を学んだ。
黒色火薬の7割ほどが、塩硝だというから、大事なもの。  鉄砲には、どうしても必要。

13年5月14日 (16)   13年5月14日 (17)   13年5月14日 (18)

カイコの糞や尿などを土の中に混ぜて、待つ。 
塩硝が土の中に生まれ、それを、水に溶かしたりして、取り出す。

13年5月14日 (19)   13年5月14日 (20)

詳しくは、下に。  塩硝の結晶は、これ。  こんなにいっぱい出来るのかな。

13年5月14日 (21)   13年5月14日 (22)   13年5月14日 (23)

13年5月14日 (24)   13年5月14日 (25)

麦屋節は、平家と関係があった。 昔は、この一帯は、平村。 落ち武者伝説は、本当かも知れない。

13年5月14日 (26)  

円いのは、ささら。 小さな棒は、こきりこ。

13年5月14日 (27)

ミニ動画(16秒)  少し暗いです。  
  ※ 西条八十が編曲して、全国的に有名になったそう。 そういう面で、五木の子守唄に、似ている。



ここも小さいので、2階まで。

13年5月14日 (46)

土間で、紙すきをした。  今では、こんな紙も作っている

13年5月14日 (47)

集落の奥に行ったら、人形山が見える。 方向は、真南。

13年5月14日 (28)

悲しい、姉妹のお話。 中央の模様かな。

13年5月14日 (48)

ワラビでしょうか。 山で採ってる人がいた。

13年5月14日 (29)

屋根の横にも、窓。   民宿もやっている。 暑いですねと、お話。

13年5月14日 (49)mm

向こうは、深い谷。 街があって、国道が通っている。

13年5月14日 (32)

谷の方に行って、振り返って。

13年5月14日 (50)

トカゲ。(33秒)



少しだけ走って、皆葎(かいむくら)地区。  ※ 難しい読み。

13年5月14日 (33)

少し行って、左に行く。 橋を渡る。

13年5月14日 (51)

流刑小屋。 

13年5月14日 (34)

場所はここ。



ここにも、昔は橋はなかった。 籠で渡っていた。 
1人では、渡れないとある。 誰かに引っ張ってもらうんだ。 逃げられないために、そうした。
先日見たのは、こうだった。 どう動くか、不思議に思ったけど、分かった。

13年5月14日 (35)   DSCF7734kkpppkk.jpg

罪が重いと、一歩も出られない。 
薄暗い中に、人がいた。  加賀騒動の、大槻伝蔵をイメージしているのかな。

13年5月14日 (36)   13年5月14日 (52)

お小夜塚を、やっと見つけた。  身投げしたところから、近かった。



右の家は、おさよ、とあった。

13年5月14日 (37)

上の写真の、右上に、お小夜塚はあった。

13年5月14日 (38)

五箇山に来たら、急に、歌や踊りが多くなる。 
お小夜も、貢献したのか。  位の高い遊女は、教養がある。   ※ 金沢の茶屋街の今はこう。(2010年)

13年5月14日 (53)

お小夜節。  地元の高校生。



説明の中に「恋に迷う、愛の絆(きずな)の苦悩」とある。 演歌の世界の表現。 今日の歌は、決まった。 
彼女のために、小さな公園が作られていた。

13年5月14日 (39)   13年5月14日 (54)

※ お小夜はこんな人。 
  昨日のブログの、お小夜節の先頭の人が、このように踊っている。  ※ 左端の人。
  あの人は、お小夜の甦(よみがえ)り。

相倉合掌集落は、そこに住む人の生活が、前面に出ている。
そのため、日本の原風景と云う感じではない。
そういう意味では、菅沼の小さな集落が、日本のなつかしい風景。

今後、観光と生活を、上手にまとめていく感じがします。

【今日の歌】   愛のきずな



【道の駅】  上平(かみたいら) 



【明日の予定】  高速を少し走って、近道して、高山の北の古川に行く。

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの記事)

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  • 五箇山、相倉合掌造り集落。  流刑小屋。  お小夜塚。~南砺市~  他  (2013/5/14)
  • 2013年05月15日 (水)
  • 09時05分40秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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