北国(ほっこく)街道、というのがあるんですね。
※ きたぐに街道かと思った。 もっともっと北にあって。
中山道の、軽井沢の追分で分岐している。
海野宿、上田宿、善光寺宿、ずっと北に行って、上越市の高田宿まで。
善光寺街道とも、呼ぶそう。 ※ この地図の、右上に。
天気が回復し、青空のもと、海野宿(うんのじゅく)を歩いてみた。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
ここは、東御(とうみ)市。 ※ 御は、みまき(御牧)の御。
上田市と、小諸(こもろ)市の間にある。
山奥の割に、谷が広いのは、河岸段丘のせいでしょうね。 道の駅が、右の方に。
家の特徴が書いてある。
蚕種業で栄えたとあるが、蚕(かいこ)の成虫に、紙に卵を産ませる。 それを売る。
白鳥神社。 右に、拝殿。
海野氏から真田氏は出てくる。
※ 真田氏は海野氏の傍流(ぼうりゅう・・枝)と云われる。
家系図では、こう。 親戚になる。
拝殿。
左の大きな木は、戦国時代の前からある。
信玄や勘助、そして真田氏が、この谷を、駆け回るのを見ている。
町並みの始まり。
一目見て、古い家で統一されている。 こういうのは、多くはない。
ここには、ずっと昔、地蔵寺があった。 媒(なかだち)地蔵で知られていた。
今は、門と石碑と、地蔵さんだけ。
媒地蔵。 右の灯篭も、古いもの。
※ 媒(なかだち)は、媒酌人(ばいしゃくにん)の媒ですね。
女偏を火偏にすると、煙(すす)。 煤煙(ばいえん)の煤。 読みが同じ。
お参りすると、いい人に巡り合える。
歩道と車道に別れている。 歩道側が南なので、日陰になりやすい。
だから、南側に歩道を作りましたね。 緑と一緒で、歩いて、涼しい。
石碑がある。
石碑には、こう書いてあった。
「貞明皇后(ていめいこうごう) 養蚕御視察記念碑」
貞明皇后は、大正天皇の后(きさき)。 昭和天皇の母。
※ この人については、今まで何度か紹介。
九条節子(くじょう さだこ)で、九條家から嫁いだ。
大河ドラマ「江」の娘 完子の子孫。 完子から数えて14代目。
若い時の写真。 昭和24年時の写真。孫の今の天皇は、16歳。(彼女は、26年に亡くなる)
心も体も、健康な方だったよう。
昭和24年に、ここに来ている。 養蚕を励ますため。
振り返って。 あそこが、出発点。
このように、歩道寄りに、用水路がある。 これがいい。
女性ライダーが、風のように、通り抜けた。
※ そう云えば、奈良県の香落渓(こおちだに)で会った人は、元気かな。
歴史のふるさと、とある。 夢二の絵も。
さらさら流れて、小さな小川。
うだつ、です。
美しい通り。
本うだつ、袖うだつ、気ぬき、の説明。
立派な袖うだつです。 飾りですね。 本来は、隣が火事になった時、火が前に回らないように。
本うだつがある。 屋根より上になっている。
また、2階が前に、少し、せり出している。 梁(はり)の柱も、前に出ている。
出梁(でばり)造りと、云われる。 1階の格子に、雨が辺り難いかな。
緑が多くなった。 今日は暑いので、すぐこっちに戻る。
2階の格子の部分が、さらに出ている。
出格子(でこうし)と呼ばれる。 最初の説明にありましたね。
屋根の上には、気ぬき。 煙を出すことも、出来るよう。
信州に来たら、飾りで付けてる家を見る。
道路側に大きな家が多い。 荷物の積み下ろしに便利だからか。
2階の格子のたての棒が、2本ずつ、短くなったり、長くなったり。 海野格子(うんのごうし)だそう。
時々、お店が。
塩を入れて、馬がなめる。
振り返って撮影。
暖簾(のれん)というのは、いいですね。 やわらかな雰囲気になる。 風が見える。
御蔵小路。 石に書いてあった。
茅葺(かやぶき)に鉄板を被せましたね。 昔は、茅葺の家が多かったのか。
大正時代の写真です。 今のように美しい時代は、あったのでしょうか。 (写真は、パンフレットを撮影)
こんなのが。 段ボールの箱に、古い食器がいっぱい。
持って行っていいとあったので、小さいのを1ついただいた。 大事な記念。
土を洗剤にして、用水の水で洗った。 ピカピカ。
普通の家が混ざってきたので、ここでお終い。
元に戻らないで、堤防の方に停めた車に、戻った。 近い。
農園があった。 向こうの家並みが、海野宿。
今日は、家の造りを、少し勉強しました。
高山の賑やかな町並みもいい。
でも、静かで落ち着いた、海野宿のような町並みもいい。
【関連ブログ】 うだつの町並みの元祖 脇町を歩く ~美馬市脇町~ 他 (2010/12/26)
二層うだつの、貞光の町並みを歩く。 明日再び、剣山へ。~つるぎ町~ 他 (2013/3/22)
美濃和紙と、うだつの町並み ~長良川中流域、美濃市~ 他 (2010/6/16)
【今日の曲】 先日、チロルの森で、アコーディオンの曲を聴いた。 ずっと流れていた。
気になる曲があって、探したが、見つからない。
でも、いいのがいくつか見つかった。
下のも、アコーディオン。
こんな時代になりました。
【道の駅】 みまき
【明日の予定】 小諸城
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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※ きたぐに街道かと思った。 もっともっと北にあって。
中山道の、軽井沢の追分で分岐している。
海野宿、上田宿、善光寺宿、ずっと北に行って、上越市の高田宿まで。
善光寺街道とも、呼ぶそう。 ※ この地図の、右上に。
天気が回復し、青空のもと、海野宿(うんのじゅく)を歩いてみた。
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ここは、東御(とうみ)市。 ※ 御は、みまき(御牧)の御。
上田市と、小諸(こもろ)市の間にある。
山奥の割に、谷が広いのは、河岸段丘のせいでしょうね。 道の駅が、右の方に。

家の特徴が書いてある。
蚕種業で栄えたとあるが、蚕(かいこ)の成虫に、紙に卵を産ませる。 それを売る。

白鳥神社。 右に、拝殿。
海野氏から真田氏は出てくる。
※ 真田氏は海野氏の傍流(ぼうりゅう・・枝)と云われる。
家系図では、こう。 親戚になる。


拝殿。
左の大きな木は、戦国時代の前からある。
信玄や勘助、そして真田氏が、この谷を、駆け回るのを見ている。

町並みの始まり。
一目見て、古い家で統一されている。 こういうのは、多くはない。

ここには、ずっと昔、地蔵寺があった。 媒(なかだち)地蔵で知られていた。
今は、門と石碑と、地蔵さんだけ。


媒地蔵。 右の灯篭も、古いもの。
※ 媒(なかだち)は、媒酌人(ばいしゃくにん)の媒ですね。
女偏を火偏にすると、煙(すす)。 煤煙(ばいえん)の煤。 読みが同じ。
お参りすると、いい人に巡り合える。


歩道と車道に別れている。 歩道側が南なので、日陰になりやすい。
だから、南側に歩道を作りましたね。 緑と一緒で、歩いて、涼しい。
石碑がある。

石碑には、こう書いてあった。
「貞明皇后(ていめいこうごう) 養蚕御視察記念碑」
貞明皇后は、大正天皇の后(きさき)。 昭和天皇の母。
※ この人については、今まで何度か紹介。
九条節子(くじょう さだこ)で、九條家から嫁いだ。
大河ドラマ「江」の娘 完子の子孫。 完子から数えて14代目。
若い時の写真。 昭和24年時の写真。孫の今の天皇は、16歳。(彼女は、26年に亡くなる)
心も体も、健康な方だったよう。
昭和24年に、ここに来ている。 養蚕を励ますため。


振り返って。 あそこが、出発点。

このように、歩道寄りに、用水路がある。 これがいい。

女性ライダーが、風のように、通り抜けた。
※ そう云えば、奈良県の香落渓(こおちだに)で会った人は、元気かな。

歴史のふるさと、とある。 夢二の絵も。


さらさら流れて、小さな小川。

うだつ、です。

美しい通り。

本うだつ、袖うだつ、気ぬき、の説明。

立派な袖うだつです。 飾りですね。 本来は、隣が火事になった時、火が前に回らないように。

本うだつがある。 屋根より上になっている。
また、2階が前に、少し、せり出している。 梁(はり)の柱も、前に出ている。
出梁(でばり)造りと、云われる。 1階の格子に、雨が辺り難いかな。

緑が多くなった。 今日は暑いので、すぐこっちに戻る。

2階の格子の部分が、さらに出ている。
出格子(でこうし)と呼ばれる。 最初の説明にありましたね。
屋根の上には、気ぬき。 煙を出すことも、出来るよう。
信州に来たら、飾りで付けてる家を見る。

道路側に大きな家が多い。 荷物の積み下ろしに便利だからか。

2階の格子のたての棒が、2本ずつ、短くなったり、長くなったり。 海野格子(うんのごうし)だそう。


時々、お店が。

塩を入れて、馬がなめる。

振り返って撮影。

暖簾(のれん)というのは、いいですね。 やわらかな雰囲気になる。 風が見える。


御蔵小路。 石に書いてあった。

茅葺(かやぶき)に鉄板を被せましたね。 昔は、茅葺の家が多かったのか。

大正時代の写真です。 今のように美しい時代は、あったのでしょうか。 (写真は、パンフレットを撮影)

こんなのが。 段ボールの箱に、古い食器がいっぱい。
持って行っていいとあったので、小さいのを1ついただいた。 大事な記念。
土を洗剤にして、用水の水で洗った。 ピカピカ。


普通の家が混ざってきたので、ここでお終い。

元に戻らないで、堤防の方に停めた車に、戻った。 近い。
農園があった。 向こうの家並みが、海野宿。

今日は、家の造りを、少し勉強しました。
高山の賑やかな町並みもいい。
でも、静かで落ち着いた、海野宿のような町並みもいい。
【関連ブログ】 うだつの町並みの元祖 脇町を歩く ~美馬市脇町~ 他 (2010/12/26)
二層うだつの、貞光の町並みを歩く。 明日再び、剣山へ。~つるぎ町~ 他 (2013/3/22)
美濃和紙と、うだつの町並み ~長良川中流域、美濃市~ 他 (2010/6/16)
【今日の曲】 先日、チロルの森で、アコーディオンの曲を聴いた。 ずっと流れていた。
気になる曲があって、探したが、見つからない。
でも、いいのがいくつか見つかった。
下のも、アコーディオン。
こんな時代になりました。
【道の駅】 みまき
【明日の予定】 小諸城
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

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