道は、山の上に向かって登り始めた。
車のギアを、ローに入れた。 滅多にない、急な登り。
山の斜面のずっと上に、小さな棚のような所があった。
その狭い土地に、肩を寄せ合うように、家々が並んでいた。
天空の秘境、十谷(じっこく)集落。
集落の奥の、急な遊歩道を下ると、大柳川(おおやながわ)渓谷。
数えきれない滝。
遊歩道には、大小10ヶ所の、吊り橋。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
ここは、富士川の流域。 下に、身延山が見える。
道は急な登りだが、村の入り口までは、片側1車線。
駐車場も、ちゃんとある。
下の方に、大柳川渓谷。 左上まで行って、車道を戻る予定。 途中にお堂が。
下に、出発点。 左の方から、下りる。
右の写真。 下の道を行く。
上の道を行って、一気に谷底まで下りた。 深い谷。 細くて、不安な道。
下りた近くに、キャンプ場。 こっちに、立派な入口があった。 ここからの道はいい。
あの橋を下りて、こっちに来た。 戻っている。 橋の真ん中に、展望台。
上流に向かう。 吊り橋の連続。 ずっと上まで、橋と階段。
大きな滝が見えた。 天淵(あまんぶち)の滝。 この時は、読めなかった。
水が岩を削るのだろうか。 それとも、流れる砂や石か。
(53秒)
道の分岐点。 真っ直ぐが、正規の道。 左に行ってみることに。 奥までは遠い。
天狗橋を過ぎたら、川原に出た。 道がはっきりしないので、戻った。
400㍍ほど奥に、滝がある。
カジカガエルの鳴き声を、一度聴いた。 こんな風に鳴く。 (ネット上の動画)
元の道に戻った。 小さな滝が、続く。
観音滝。
(47秒)
動物いないかなって、探しながら歩くんだけど、見つからない。
熊以外なら、何でもいい。 ※ 山に入る時、撃退スプレーは、いつも持っている。
吊り橋は、橋が見やすいようにある。 人にも、会わない。
谷の上に、上がってきた。 十谷荘。
温泉は、やっていても、昔のような賑やかさはないと、後で知る。
現在地の所にいる。
源氏の湯。 車が見える。 向こうに遊歩道があるけど、戻った。
これを、どんな感じで、話すんでしょう。
車道を歩いて戻る。 お堂は見えない。 集落の入り口に、こんな標識。
そばに地図があって、直ぐ近くにあることに。
細い道を少し行ったけど、見えない。
後で分かったが、5分ほど歩けば、十谷村七面堂は見られた。 残念。
手元に、詳しい地図は、持っていないで歩いている。
※ 上の車道は、昔、トロッコが走っていた。 このことも、あとで教えてもらう。
木材を運んだ。 馬が、引っ張って山の奥に。 線路はゆるい傾斜。
人が乗って、ブレーキをかけながら、くだる。 馬はいない。 山の下の、土場まで運ぶ。 そこからトラック。
ここのトロッコではないけど、多分こんなの。(山梨市西沢渓谷)
十谷集落に入る前、このように全体が見えた。 左の木の陰にも、少し家が。
向こうの谷から、一気に、道は登ってくる。
天に手が届きそうな場所。 マチュピチュのようでもある。 谷が深い。
猫の額のような、狭い棚のような所に、家がある。
この土地を、よく、先人は見つけた。
十谷集落は、今は、富士川町。 昔は、巨摩郡(こまぐん)十谷村。
巨摩(こま)は、高麗(こま)から、生まれたそう。
高麗(こうらい)は、こま、と呼ばれた。 高麗(こま)の付く地名はいっぱいある。
朝鮮から、養蚕の指導とかで、日本に来た。
その人たちが、故郷の地名を付けた。 (このことも、後で教えてもらう)
集落全体の写真の、下の部分に見える宿が、山の湯。 楽しい絵だ。
別のこんな絵に、十石集落を、十石村と書いていた。
私もこれが好き。
富士川町十石村と、正式な名前に、すればいい。
こういうことは、他の県である。
正式名の十石地域より、ずっといい響き。
動かざること山の如し。 ここは、信玄の領地だった。
集落の中の家並みが、美しい。 歩いて撮ることにした。
集落からの遊歩道への入り口。 感じいいですよ。
上の写真の、左のお店。 手造りの物が売っている。
これも、脇道。 行かなかったけど、行ってみたくなる。
鈴鹿神社の横。 忠魂碑の前に、変わった石碑。 円い石。
子護(こもり)神とある。 初めて見る。
※ 子護神について。 Wikipediaに、こうあった。
子守神、また、子護神を祀っているのが、子守神社。(ここには、神社はないけど)
子守神社には2つの系統がある。
① 1つは、水分神(みくまりのかみ)の系。
② もう1つは、熊野本宮大社第八殿・子守宮の系統である。
私は、どっちにも行っていた。
宇太水分神社(うだみくまりじんじゃ)(ここが本社)
熊野大社の近くの、大斎原(おおゆのはら)に、石の祠があって、その1つが子守宮(左の方)。
鈴鹿神社を離れて。
夕方になって、花はしぼんできた。
拝殿の後ろの、本殿。 ※ 狛(こま)犬の、こまも、高麗(こま)の可能性があるよう。
富士川町のバス。 右に、休憩所。 右の写真は、その中。
神社の周りは、ぐるっと道。
右に神社。
どこから撮っても、それなりに写る。
急な坂。
上の写真の、トラックの辺りから。
こんな通りも。 石畳ですよ。
駐車場のそばに家がある方が、声をかけてくれた。 Mさんという。
退職されて、東京から、引っ越してきた。
若い時から、シンガポールでの仕事が長かった。
私が動き回っている間に、私のブログは読んでいた。
私が上で書いたことは、みんな、Mさんが教えてくれた。
地元の女の人が1人来て、ここで3人でお話。
地元の人がいつ来てもいいように、椅子がいっぱい。
奥様が、作ってくれた。 こんなの食べるの、初めて。
素敵な猫がいた。 おしゃれで、貫録十分。
十谷集落は、写真の通り。
空気はいいし、人々は、のんびり、大らか。
住むなら、こんな所がいいと思った。
どんな山の中だって、今はパソコンがある。
ネットで、世界中と、つながっている。 何も、困らない。
Mさんは、そう言った。
Mさんは仕事柄、今も、英語やパソコンは得意。
それを、ある面で活かして、おだやかに、ゆったりと、生活している。
いつかまた、お邪魔したい。
お礼を言って、お別れ。
車が動き出して、何度も、手を振ってくれた。
山を下る途中、富士山が見えた。 ニョキッと、顔を出していた。
鰍(かじか)沢温泉に行くと書いたので、行ってみた。
でも、町外の人は600円だった。 町内の人と、違った。
※ 事前に分かっていたら、きっと、行かない。
昨年の情報誌では、誰もが500円になっていた。
十谷は、「みみ」と云う料理の発祥の地だそう。
あっちこっちで、この名前を見た。
みみは、耳でもあるようだが、箕(みの)のことだそう。
だんごが、このように、箕(みの)に似ている。
これは、十谷地域のお店、つくたべかん、で出している。 そこは、みみの古里。
美味しんぼでも、紹介された。
十石集落は、人も、自然も、家並みも、みんなよかったですね。
本当にいい所は、情報誌では、見つけられない。
行ってみないと、分からない。
いつか、みみを食べてみたい。
そのためには、もう一度、Mさんに会いに。
【今日の歌】 昨日に続き、アコーディオンです。
映画ムーランルージュの中の、ロクサーヌ。
フィギュアスケートのグランプリシリーズの予定が、発表されました。
キム・ヨナの2戦目は、フランス大会。
彼女にとってのフランスは、縁起がいい。
2006年のフランス大会での演技で、世界に認められ、彼女は大きく成長していく。
この時の滑りは、最も好きな滑りの1つです。
妖艶な演技を披露します。 曲は、ロクサーヌ。
1分20秒過ぎの、表情がいい。
また、1分50秒からの滑りが、風に押されているよう。
この時、初めて、バンクーバーの金が、遠くに見えた。
強くて美しかったキム・ヨナ、パーフェクトで金メダル ~バンクーバー女子フィギュア~ 他 (2010/2/26)
【停泊場所】 身延山の近くの国道のパーキング。
【明日の予定】 赤沢宿。 山梨県の伝建地区は、ここだけ。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
【ランキング】 国内旅行、2位、 旅行全体、3位です。
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※ 1回のクリックで、10ポイント。 1週間生きます。
車のギアを、ローに入れた。 滅多にない、急な登り。
山の斜面のずっと上に、小さな棚のような所があった。
その狭い土地に、肩を寄せ合うように、家々が並んでいた。
天空の秘境、十谷(じっこく)集落。
集落の奥の、急な遊歩道を下ると、大柳川(おおやながわ)渓谷。
数えきれない滝。
遊歩道には、大小10ヶ所の、吊り橋。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
ここは、富士川の流域。 下に、身延山が見える。
道は急な登りだが、村の入り口までは、片側1車線。
駐車場も、ちゃんとある。
下の方に、大柳川渓谷。 左上まで行って、車道を戻る予定。 途中にお堂が。

下に、出発点。 左の方から、下りる。
右の写真。 下の道を行く。


上の道を行って、一気に谷底まで下りた。 深い谷。 細くて、不安な道。


下りた近くに、キャンプ場。 こっちに、立派な入口があった。 ここからの道はいい。

あの橋を下りて、こっちに来た。 戻っている。 橋の真ん中に、展望台。

上流に向かう。 吊り橋の連続。 ずっと上まで、橋と階段。

大きな滝が見えた。 天淵(あまんぶち)の滝。 この時は、読めなかった。
水が岩を削るのだろうか。 それとも、流れる砂や石か。

(53秒)
道の分岐点。 真っ直ぐが、正規の道。 左に行ってみることに。 奥までは遠い。

天狗橋を過ぎたら、川原に出た。 道がはっきりしないので、戻った。
400㍍ほど奥に、滝がある。


カジカガエルの鳴き声を、一度聴いた。 こんな風に鳴く。 (ネット上の動画)
元の道に戻った。 小さな滝が、続く。

観音滝。

(47秒)
動物いないかなって、探しながら歩くんだけど、見つからない。
熊以外なら、何でもいい。 ※ 山に入る時、撃退スプレーは、いつも持っている。
吊り橋は、橋が見やすいようにある。 人にも、会わない。

谷の上に、上がってきた。 十谷荘。

温泉は、やっていても、昔のような賑やかさはないと、後で知る。
現在地の所にいる。

源氏の湯。 車が見える。 向こうに遊歩道があるけど、戻った。
これを、どんな感じで、話すんでしょう。


車道を歩いて戻る。 お堂は見えない。 集落の入り口に、こんな標識。
そばに地図があって、直ぐ近くにあることに。
細い道を少し行ったけど、見えない。
後で分かったが、5分ほど歩けば、十谷村七面堂は見られた。 残念。
手元に、詳しい地図は、持っていないで歩いている。


※ 上の車道は、昔、トロッコが走っていた。 このことも、あとで教えてもらう。
木材を運んだ。 馬が、引っ張って山の奥に。 線路はゆるい傾斜。
人が乗って、ブレーキをかけながら、くだる。 馬はいない。 山の下の、土場まで運ぶ。 そこからトラック。
ここのトロッコではないけど、多分こんなの。(山梨市西沢渓谷)
十谷集落に入る前、このように全体が見えた。 左の木の陰にも、少し家が。
向こうの谷から、一気に、道は登ってくる。
天に手が届きそうな場所。 マチュピチュのようでもある。 谷が深い。
猫の額のような、狭い棚のような所に、家がある。
この土地を、よく、先人は見つけた。

十谷集落は、今は、富士川町。 昔は、巨摩郡(こまぐん)十谷村。
巨摩(こま)は、高麗(こま)から、生まれたそう。
高麗(こうらい)は、こま、と呼ばれた。 高麗(こま)の付く地名はいっぱいある。
朝鮮から、養蚕の指導とかで、日本に来た。
その人たちが、故郷の地名を付けた。 (このことも、後で教えてもらう)

集落全体の写真の、下の部分に見える宿が、山の湯。 楽しい絵だ。
別のこんな絵に、十石集落を、十石村と書いていた。
私もこれが好き。
富士川町十石村と、正式な名前に、すればいい。
こういうことは、他の県である。
正式名の十石地域より、ずっといい響き。
動かざること山の如し。 ここは、信玄の領地だった。


集落の中の家並みが、美しい。 歩いて撮ることにした。


集落からの遊歩道への入り口。 感じいいですよ。

上の写真の、左のお店。 手造りの物が売っている。

これも、脇道。 行かなかったけど、行ってみたくなる。

鈴鹿神社の横。 忠魂碑の前に、変わった石碑。 円い石。
子護(こもり)神とある。 初めて見る。


※ 子護神について。 Wikipediaに、こうあった。
子守神、また、子護神を祀っているのが、子守神社。(ここには、神社はないけど)
子守神社には2つの系統がある。
① 1つは、水分神(みくまりのかみ)の系。
② もう1つは、熊野本宮大社第八殿・子守宮の系統である。
私は、どっちにも行っていた。
宇太水分神社(うだみくまりじんじゃ)(ここが本社)
熊野大社の近くの、大斎原(おおゆのはら)に、石の祠があって、その1つが子守宮(左の方)。
鈴鹿神社を離れて。

夕方になって、花はしぼんできた。

拝殿の後ろの、本殿。 ※ 狛(こま)犬の、こまも、高麗(こま)の可能性があるよう。

富士川町のバス。 右に、休憩所。 右の写真は、その中。


神社の周りは、ぐるっと道。

右に神社。

どこから撮っても、それなりに写る。

急な坂。

上の写真の、トラックの辺りから。

こんな通りも。 石畳ですよ。

駐車場のそばに家がある方が、声をかけてくれた。 Mさんという。
退職されて、東京から、引っ越してきた。
若い時から、シンガポールでの仕事が長かった。
私が動き回っている間に、私のブログは読んでいた。
私が上で書いたことは、みんな、Mさんが教えてくれた。
地元の女の人が1人来て、ここで3人でお話。
地元の人がいつ来てもいいように、椅子がいっぱい。

奥様が、作ってくれた。 こんなの食べるの、初めて。
素敵な猫がいた。 おしゃれで、貫録十分。


十谷集落は、写真の通り。
空気はいいし、人々は、のんびり、大らか。
住むなら、こんな所がいいと思った。
どんな山の中だって、今はパソコンがある。
ネットで、世界中と、つながっている。 何も、困らない。
Mさんは、そう言った。
Mさんは仕事柄、今も、英語やパソコンは得意。
それを、ある面で活かして、おだやかに、ゆったりと、生活している。
いつかまた、お邪魔したい。
お礼を言って、お別れ。
車が動き出して、何度も、手を振ってくれた。
山を下る途中、富士山が見えた。 ニョキッと、顔を出していた。


鰍(かじか)沢温泉に行くと書いたので、行ってみた。
でも、町外の人は600円だった。 町内の人と、違った。
※ 事前に分かっていたら、きっと、行かない。
昨年の情報誌では、誰もが500円になっていた。

十谷は、「みみ」と云う料理の発祥の地だそう。
あっちこっちで、この名前を見た。
みみは、耳でもあるようだが、箕(みの)のことだそう。
だんごが、このように、箕(みの)に似ている。
これは、十谷地域のお店、つくたべかん、で出している。 そこは、みみの古里。
美味しんぼでも、紹介された。

十石集落は、人も、自然も、家並みも、みんなよかったですね。
本当にいい所は、情報誌では、見つけられない。
行ってみないと、分からない。
いつか、みみを食べてみたい。
そのためには、もう一度、Mさんに会いに。
【今日の歌】 昨日に続き、アコーディオンです。
映画ムーランルージュの中の、ロクサーヌ。
フィギュアスケートのグランプリシリーズの予定が、発表されました。
キム・ヨナの2戦目は、フランス大会。
彼女にとってのフランスは、縁起がいい。
2006年のフランス大会での演技で、世界に認められ、彼女は大きく成長していく。
この時の滑りは、最も好きな滑りの1つです。
妖艶な演技を披露します。 曲は、ロクサーヌ。
1分20秒過ぎの、表情がいい。
また、1分50秒からの滑りが、風に押されているよう。
この時、初めて、バンクーバーの金が、遠くに見えた。
強くて美しかったキム・ヨナ、パーフェクトで金メダル ~バンクーバー女子フィギュア~ 他 (2010/2/26)
【停泊場所】 身延山の近くの国道のパーキング。
【明日の予定】 赤沢宿。 山梨県の伝建地区は、ここだけ。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

【ランキング】 国内旅行、2位、 旅行全体、3位です。
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