四谷の棚田は、鞍掛山の頂上に向かって、伸びていた。 ※ 鞍掛山~くらかけやま
棚田の標高差、210㍍。 1296枚。 ※ 耕作しているのは、800枚ちょっと。
その風景は、下の歌の風景だった。
「 千枚田 植えて天まで 水明かり 」 ※ 水明かり~揺れ動く水に、月の光を反射して、明るいこと。
棚田では、稲を育てている。
でも、そこには、カエル、魚、トンボ、花 など、多くの命も生きている。
棚田は、人間が作った、豊かな自然に見えた。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
瀧と棚田は、決まって山の奥の斜面に。
だから、いつも道を心配する。
でも、大きな棚田のため、道はよかった。
よう来たのん! 駐車場から、このように。
この場所が高いから、棚田の斜面が、急に見えない。
実際は、下と向こうの標高差は、210㍍。
10人ほど見学者が来たが、歩いたのは、私だけ。
田植えは終わって、少し経っている。
正面の山は、鞍掛山。 多くの人が、登る。 アジサイです。
右は、「蕗(ふき)のとう ここから始まる 千枚田」。 これはいいですね。
問題は左。
千枚の田の後の字は、何て読むのでしょう。 流れから、「の」にしてみます。
「千枚の田の 石垣の冬ざれに 変わることなく 瀬音はひびく」
※ 冬ざれ~草がみんな枯れて、寂しい様子。 ざれ、単独の意味は?
水は、上の田から下の田に落ちる。 小さな滝。
私も、棚田を歩き出しての、第一印象は、水の音だった。
山の斜面には、当然、土より石の方が多かった。 石の隙間に土。
休むところ。 松はそのまま。 プラスのものが、この後もいっぱい。
子供たちも、棚田を通して、学ぶ。
※ 棚田を支援する組織もある。 連谷(れんこく)お助け隊など。
振り返って。
ここは、カニさんの一番好きな場所。 水を流してから入れると、水温が上がる。
水車。 ちょっとした所に、魚。
だいぶ登ってきた。 梅を植えてる所も。
棚田で米を作って生活できるのが、大事。 それが出来なければ、いつかはなくなる。
オタマジャクシ。 生き物の糞は、肥料。 茄子の花。
温暖化で、気温が上がっている。
米は暑いのはいや。 それで、標高の高い棚田は、米作りに向いている。
下から歩くと、石垣しか見えない。 城跡を歩いている。
農薬を減らし、美味しい米を作る。
ブランドとして認められたら、もう大丈夫。
これを目指していると思う。
お金を出しても、美味しい米を食べたい、と云う人はいる。
上がってきました。 このように岩。 大きくて、動かせない。
景観の、アクセント。 耳飾りか。
歩いていて、家が見えない。 見えても、少し。
明治時代に、山津波で石垣が流された。 人も亡くなった。
それでも、人々は試練と考え、立ち上がった。
苦労の末に、また、作り上げた。
石は重い。 自分の頭より大きな石を持つのは、大変。
石垣は、単調な曲線にしないで、変化を付けたかも知れない。 いいですね。
石垣の中に、石塔。 左は、五輪塔ですよ。
別の所にも。 石仏っぽい。
車道に出た。 車でも、来れる。 建物の角に、彫り物。 左に、お地蔵様。
上は、サケですね。 下は、目が赤いので、アカメかな。 四万十川にいる。
四万十川の巨大魚「アカメ」 最下流に、そして、最長の佐田沈下橋 ~四万十市~ 他 (2011/1/20)
こんな歌があった。
「鞍掛山の 水引く 丘の 千枚田 代かくころか 夜目にもしるし」 ※ 代かくは、しろかく、ですね。
代かきの頃は、田に水が入る。 その情景を歌っている。
しるしは、著(しる)しで、はっきり見える、ということですね。
著し(しるし)を使っている歌は多くない。
作者はもしかして、下の歌を知っていたかも知れない。
「梅の花 にほふ春べは くらぶ山 やみにこゆれど しるくぞ有りける」 (紀貫之)
くらぶ山は、鞍馬山と云われる。 名前が、鞍掛山に似ている。
意味は、夜に来たのに、梅の匂いがはっきりしている。
それはともあれ、いい歌に感じます。
道端に、草木塔。 古いものではない。
草にも木にも、命が宿っていると考え、大事にする。
その考えを、示し、広める石塔。
日本人の、自然を大事にする考えの基本が、この草木塔。
東北地方に多い。 草木塔のふるさと 他 (2009/06/26)
左は、足があるので、イノシシかな。
梅の実。 道の駅で売っている。 石垣には、花が似合う。
一番上が、見えてきた。
家の下は、棚田も、庭のよう。
右手前に、石の祠。
山を背にして、右の斜面。 隠れていた家が見えた。 排水が田んぼに来ることはない。
町並みもそうだけど、水のある風景はいい。 心も潤う。
今は動いていないけど、バッタリでしたか。
少し寒い時期があったからか、コスモスが秋と勘違いして、咲き始めた。
水があるので、アヤメでなく、ショウブかな。 アマガエルがいた。 格好が、分かり難い。
モリアオガエルもいるそう。 これは、鳴き声から、アマガエル。
小さな神社。 必ずありますね。
田んぼに石。 実際は、大きな岩ですよ。 動かせないからここに。 きっと、1㍍以上。
たよりなく風に揺れていた稲の苗も、しっかり立っている。 自立ですね。
いい風景です。
あそこが、棚田の頂上。
子供が植えたのかな。
ここは南アルプスではないので、高い山はない。 でも、どこまでも、山。
山の隙間に、畑があって、町がある。
ミニ発電所。 これで、1000W分の電気が生まれる。 そばのトイレとかは、この電気。
これが、一番上からの風景。 200㍍、登ってきた。 歩いた距離は、何倍も。
下の方。 車が見える。
来た道を戻る。
途中から雨。 油断したら滑る。
ミニ動画(13秒)
下に戻ってきた。 振り返って。
子供たちが自然と関わるなら、物を育てることを経験するなら、棚田は最適です。
米を育てて、ここに住む人たちが、豊かに暮らせる。
一番大事なことですね。
そうしたら、この景観は、いつまでも続く。
緑の棚田を、久しぶりに見ました。
いいもんです。
【今日の歌】 Il Volo(イル・ヴォーロ) イタリアのグループ。 アメリカで活躍。
【道の駅】 アグリステーションなぐら
【明日の予定】 この近くになければ、足助に行こうかなと。
※ 私は少しずつ、京都に向かっている。 月末に、私用が。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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棚田の標高差、210㍍。 1296枚。 ※ 耕作しているのは、800枚ちょっと。
その風景は、下の歌の風景だった。
「 千枚田 植えて天まで 水明かり 」 ※ 水明かり~揺れ動く水に、月の光を反射して、明るいこと。
棚田では、稲を育てている。
でも、そこには、カエル、魚、トンボ、花 など、多くの命も生きている。
棚田は、人間が作った、豊かな自然に見えた。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
瀧と棚田は、決まって山の奥の斜面に。
だから、いつも道を心配する。
でも、大きな棚田のため、道はよかった。
よう来たのん! 駐車場から、このように。
この場所が高いから、棚田の斜面が、急に見えない。
実際は、下と向こうの標高差は、210㍍。
10人ほど見学者が来たが、歩いたのは、私だけ。

田植えは終わって、少し経っている。

正面の山は、鞍掛山。 多くの人が、登る。 アジサイです。


右は、「蕗(ふき)のとう ここから始まる 千枚田」。 これはいいですね。
問題は左。
千枚の田の後の字は、何て読むのでしょう。 流れから、「の」にしてみます。
「千枚の田の 石垣の冬ざれに 変わることなく 瀬音はひびく」
※ 冬ざれ~草がみんな枯れて、寂しい様子。 ざれ、単独の意味は?
水は、上の田から下の田に落ちる。 小さな滝。
私も、棚田を歩き出しての、第一印象は、水の音だった。

山の斜面には、当然、土より石の方が多かった。 石の隙間に土。

休むところ。 松はそのまま。 プラスのものが、この後もいっぱい。


子供たちも、棚田を通して、学ぶ。
※ 棚田を支援する組織もある。 連谷(れんこく)お助け隊など。

振り返って。

ここは、カニさんの一番好きな場所。 水を流してから入れると、水温が上がる。


水車。 ちょっとした所に、魚。


だいぶ登ってきた。 梅を植えてる所も。

棚田で米を作って生活できるのが、大事。 それが出来なければ、いつかはなくなる。
オタマジャクシ。 生き物の糞は、肥料。 茄子の花。


温暖化で、気温が上がっている。
米は暑いのはいや。 それで、標高の高い棚田は、米作りに向いている。
下から歩くと、石垣しか見えない。 城跡を歩いている。

農薬を減らし、美味しい米を作る。
ブランドとして認められたら、もう大丈夫。
これを目指していると思う。
お金を出しても、美味しい米を食べたい、と云う人はいる。

上がってきました。 このように岩。 大きくて、動かせない。
景観の、アクセント。 耳飾りか。

歩いていて、家が見えない。 見えても、少し。
明治時代に、山津波で石垣が流された。 人も亡くなった。
それでも、人々は試練と考え、立ち上がった。
苦労の末に、また、作り上げた。
石は重い。 自分の頭より大きな石を持つのは、大変。

石垣は、単調な曲線にしないで、変化を付けたかも知れない。 いいですね。

石垣の中に、石塔。 左は、五輪塔ですよ。
別の所にも。 石仏っぽい。


車道に出た。 車でも、来れる。 建物の角に、彫り物。 左に、お地蔵様。

上は、サケですね。 下は、目が赤いので、アカメかな。 四万十川にいる。
四万十川の巨大魚「アカメ」 最下流に、そして、最長の佐田沈下橋 ~四万十市~ 他 (2011/1/20)
こんな歌があった。
「鞍掛山の 水引く 丘の 千枚田 代かくころか 夜目にもしるし」 ※ 代かくは、しろかく、ですね。
代かきの頃は、田に水が入る。 その情景を歌っている。
しるしは、著(しる)しで、はっきり見える、ということですね。
著し(しるし)を使っている歌は多くない。
作者はもしかして、下の歌を知っていたかも知れない。
「梅の花 にほふ春べは くらぶ山 やみにこゆれど しるくぞ有りける」 (紀貫之)
くらぶ山は、鞍馬山と云われる。 名前が、鞍掛山に似ている。
意味は、夜に来たのに、梅の匂いがはっきりしている。
それはともあれ、いい歌に感じます。


道端に、草木塔。 古いものではない。
草にも木にも、命が宿っていると考え、大事にする。
その考えを、示し、広める石塔。
日本人の、自然を大事にする考えの基本が、この草木塔。
東北地方に多い。 草木塔のふるさと 他 (2009/06/26)
左は、足があるので、イノシシかな。

梅の実。 道の駅で売っている。 石垣には、花が似合う。


一番上が、見えてきた。

家の下は、棚田も、庭のよう。

右手前に、石の祠。

山を背にして、右の斜面。 隠れていた家が見えた。 排水が田んぼに来ることはない。

町並みもそうだけど、水のある風景はいい。 心も潤う。

今は動いていないけど、バッタリでしたか。
少し寒い時期があったからか、コスモスが秋と勘違いして、咲き始めた。


水があるので、アヤメでなく、ショウブかな。 アマガエルがいた。 格好が、分かり難い。


モリアオガエルもいるそう。 これは、鳴き声から、アマガエル。
小さな神社。 必ずありますね。

田んぼに石。 実際は、大きな岩ですよ。 動かせないからここに。 きっと、1㍍以上。

たよりなく風に揺れていた稲の苗も、しっかり立っている。 自立ですね。

いい風景です。

あそこが、棚田の頂上。

子供が植えたのかな。

ここは南アルプスではないので、高い山はない。 でも、どこまでも、山。
山の隙間に、畑があって、町がある。

ミニ発電所。 これで、1000W分の電気が生まれる。 そばのトイレとかは、この電気。


これが、一番上からの風景。 200㍍、登ってきた。 歩いた距離は、何倍も。

下の方。 車が見える。

来た道を戻る。


途中から雨。 油断したら滑る。

ミニ動画(13秒)
下に戻ってきた。 振り返って。

子供たちが自然と関わるなら、物を育てることを経験するなら、棚田は最適です。
米を育てて、ここに住む人たちが、豊かに暮らせる。
一番大事なことですね。
そうしたら、この景観は、いつまでも続く。
緑の棚田を、久しぶりに見ました。
いいもんです。
【今日の歌】 Il Volo(イル・ヴォーロ) イタリアのグループ。 アメリカで活躍。
【道の駅】 アグリステーションなぐら
【明日の予定】 この近くになければ、足助に行こうかなと。
※ 私は少しずつ、京都に向かっている。 月末に、私用が。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

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