面白い話がないかなって、探した。
御所の少し南を、東西に走る小路がある。 竹屋町通。
そこに、2つあった。
幽霊絵馬と、鵺退治伝説。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
印の河原町通から、スタート。
※ 私は、「京の町家小路散歩」という本を見ながら歩いている。
寺町通まで来た。 御所の右端を通る道。
左に、進々堂というパンのお店。 近くに、大きな工場も。 大正の初めからのお店。
2つ買った。 豆パンと、蒸しパン。
※ 豆パンは、夕方少しだけ用事で会った、息子に渡した。
これなら、お土産に人にあげても、恥ずかしくない。
パン屋さんを少し北に歩くと、行庵寺(ぎょうあんじ)。
革堂(こうどう)とも云う。 町の人たちは、革堂さんと呼ぶそう。
説明。 2つ面白いことが。
① 上人が、子を宿した母鹿を、弓矢で殺した。
後悔した上人は、鹿の皮(革)を着て、憐(あわ)れんだ。
そんなに憐れむ人が、どうして鹿を射ったのでしょう。
子を宿していなくても、出来ないと思うんですが。
※ 話の中に矛盾があったら、作った話かもって、・・。
② 幽霊絵馬があるという。 ここの寺は、霊麀(れいゆう)山だから、ゆうれいの話があるのか。(?)
町並みに埋もれるようにあるけど、中に入ったら、そうは感じない。
絵馬は見られるのか、お寺の人に聞いた。 8月に、見られる日があると教えてくれた。
寺の奥に、大きな五輪塔の形をした、石灯篭。
※ 絵馬については、こんなお話。(京都新聞 ふるさと昔語り)
江戸後期、寺近くの質屋に、江州からお文という娘が子守の奉公に来ていた。
質屋の主人は、お文が寺に日参し、
御詠歌「花を見て 今は望みも 革堂の 庭の千草も 盛りなるらん」をそらんじ、
子にうたい聞かせるのが気に入らず、せっかんして死なせてしまった。
主人は両親に「逃げた」と知らぬ顔を決め込んだ。
だが寺に参った両親の前に、お文は幽霊となって現れ、愛用の手鏡とともに行願寺に埋葬してほしい、
と訴えたのだった。
悪行がばれ、主人は処刑された。
寺には、両親が寺に奉納したとされる「幽霊絵馬」が現存する。
縦一メートル、横三十センチの板に手鏡がはまり、お文の姿が描かれている。
寺では「お文さん」と親しみを込め「毎年地蔵盆の時期に供養しています」と中島光海住職。
お文が子に聞かす、どこが気に入らなかったのでしょう。
※ 幽霊絵馬の写真は、個人のサイトにしかないので、リンクして紹介。
円いのは、手鏡ですね。
幽霊絵馬① その② こんなのも。
竹屋町通を進む。 何かないかなって。
京ゆばのお店。 ゆば(湯葉)ってこんなのだけど、食べたことがあるかな。
豆乳のようなのを沸かして、上に浮いた幕を集めたものですね。
※ 半升は、繁盛かな。
御所の南にあるので、御所南小学校。 校舎の表情が、北海道の学校と違う。
さらに真っ直ぐ。 自転車の人たちのお蔭で、排気ガスが減る。
この店のラーメン屋さんが、少し前まで、あった。 こんなラーメン。 新規開店のため、今は休み。 残念。
漆器の店の、ウィンドウ。
仏具でなく、神祭具。
八百屋さん。 日除けでふさいでる。 隙間が狭い。 少し太めの人は、入れない。 手でずらすのか。
左に公園と、こども未来館。 閉まっていた。
豆腐屋さん。 ミニリヤカーを引いて、売る。
飴屋さん。 日曜日だけ、カフェ。
フィーユは、フランス語の葉っぱ。 ふぃーゆの右に、葉っぱの絵。
※ ミルク味の、葉っぱを重ねたようなケーキは、ミルフィーユ。 どこかで見つけたら、買ってみますね。
町の小さな銭湯。 銭湯が好きっていう人が、いますね。 コーヒー牛乳が美味しい。 手を腰に当てて飲む。
二条城の北の道に向かっている。
男の子が1人。 最初は3人いた。 女の子1人。 この子が女の子に、ちょっかいを出した。 少しだけ。
この子を置いて、2人は、走って先に行ってしまった。
人との関わりがぎこちないため、ちょっと苦労している。
※ こういう子は、学級で、班長の経験をさせるといいんですね。
掃除でも、給食でも、何の班長でもいい。
仕切ることを学ばせる。 うまくまとめるために、友達の心を読み、また考えることを学ぶんですね。
子供の成長のために、様々なことを仕組む教師は、力のある教師かな。
漠然とは育たないって、知ってるから。
二条城に来ました。 柵越しに撮影。
北に面している道。 二条城は広い。 大政奉還は、ここで。 勝海舟がシナリオを書いた。
青い松ぽっくり。 今の季節に、大きくなるんですね。
今日の終点、二条児童公園。
小さなほこら。 鵺(ぬえ)大明神。
漢字で説明が書いてある。 むずかしい。
天皇の住む近くで、怪しい鳥が鳴いた。 鵺(ぬえ)と呼ばれる、怪鳥。
退治したのは、源 頼政(みなもとの よりまさ)
大変な恰好をした、怪物。
どんな鳴き声かというと、不気味。 当時は、鳴き声の正体が分からないから、いっそう怖い。
夜1人で聴いたら、震えるかも。
※ 源 頼政は、酒呑童子(しゅてんどうじ)をやっつけた、源 頼光の弓を使った。
※ また、源 頼政は、歴史に登場している。
平氏打倒を宣言したのは、後白河天皇の息子の、以仁王(もちひとおう)。
以仁王を助け、戦ったのが、源 頼政。
平氏の反撃を受け、宇治川の戦いで敗れ、自害。
この後、頼朝、義仲、義経達が、平氏打倒へと動く。
そういう意味では、以仁王と源 頼政は、歴史の転換点を作り出したと、言える。
※ なお、以仁王の姉に、式子内親王(しきしないしんのう)がいる。
百人一首の、この歌を作った人。
「たまのおよ たえなばたえね ながらえば しのぶることの よわりもぞする 」
絶えるならいっそこの命よ、絶えてしまえ。このまま生きていると
この恋を忍ぶ気持ちが弱って、皆に知られてしまいそうだから・・・
この歌を、百人一首に選んだのは、藤原定家。
上の歌での、彼女が思っている好きな人は、定家と云われている。
定家は、それを知ってて、きっとこの歌を選んだ。
天皇の娘に生まれても、恋は自由ではなかったようです。
昔は、科学で解明されていない物も多かった。
だから、怪物や幽霊やお化けは、本当にいると、人々は信じていたよう。
となるけど、今も本当は、きっといる。
【今日の歌】 The Wedding Julie Rogersです。
今までとは違うのを。 どうして今日、この曲かって。 ・・。
こっちの方がいいかな。 後ろの男が、にやついている。 それもいい。
【道の駅】 ガレリアかめおか
【明日の予定】 雨で動けないと思う。 27日に、奈良に。
日曜日から、元の旅にもどって、穂高に向かう。 ブログも、日曜から普通に。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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御所の少し南を、東西に走る小路がある。 竹屋町通。
そこに、2つあった。
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※ 私は、「京の町家小路散歩」という本を見ながら歩いている。
寺町通まで来た。 御所の右端を通る道。
左に、進々堂というパンのお店。 近くに、大きな工場も。 大正の初めからのお店。

2つ買った。 豆パンと、蒸しパン。
※ 豆パンは、夕方少しだけ用事で会った、息子に渡した。
これなら、お土産に人にあげても、恥ずかしくない。


パン屋さんを少し北に歩くと、行庵寺(ぎょうあんじ)。
革堂(こうどう)とも云う。 町の人たちは、革堂さんと呼ぶそう。

説明。 2つ面白いことが。
① 上人が、子を宿した母鹿を、弓矢で殺した。
後悔した上人は、鹿の皮(革)を着て、憐(あわ)れんだ。
そんなに憐れむ人が、どうして鹿を射ったのでしょう。
子を宿していなくても、出来ないと思うんですが。
※ 話の中に矛盾があったら、作った話かもって、・・。
② 幽霊絵馬があるという。 ここの寺は、霊麀(れいゆう)山だから、ゆうれいの話があるのか。(?)

町並みに埋もれるようにあるけど、中に入ったら、そうは感じない。

絵馬は見られるのか、お寺の人に聞いた。 8月に、見られる日があると教えてくれた。
寺の奥に、大きな五輪塔の形をした、石灯篭。


※ 絵馬については、こんなお話。(京都新聞 ふるさと昔語り)
江戸後期、寺近くの質屋に、江州からお文という娘が子守の奉公に来ていた。
質屋の主人は、お文が寺に日参し、
御詠歌「花を見て 今は望みも 革堂の 庭の千草も 盛りなるらん」をそらんじ、
子にうたい聞かせるのが気に入らず、せっかんして死なせてしまった。
主人は両親に「逃げた」と知らぬ顔を決め込んだ。
だが寺に参った両親の前に、お文は幽霊となって現れ、愛用の手鏡とともに行願寺に埋葬してほしい、
と訴えたのだった。
悪行がばれ、主人は処刑された。
寺には、両親が寺に奉納したとされる「幽霊絵馬」が現存する。
縦一メートル、横三十センチの板に手鏡がはまり、お文の姿が描かれている。
寺では「お文さん」と親しみを込め「毎年地蔵盆の時期に供養しています」と中島光海住職。
お文が子に聞かす、どこが気に入らなかったのでしょう。
※ 幽霊絵馬の写真は、個人のサイトにしかないので、リンクして紹介。
円いのは、手鏡ですね。
幽霊絵馬① その② こんなのも。
竹屋町通を進む。 何かないかなって。

京ゆばのお店。 ゆば(湯葉)ってこんなのだけど、食べたことがあるかな。
豆乳のようなのを沸かして、上に浮いた幕を集めたものですね。


※ 半升は、繁盛かな。
御所の南にあるので、御所南小学校。 校舎の表情が、北海道の学校と違う。

さらに真っ直ぐ。 自転車の人たちのお蔭で、排気ガスが減る。

この店のラーメン屋さんが、少し前まで、あった。 こんなラーメン。 新規開店のため、今は休み。 残念。

漆器の店の、ウィンドウ。

仏具でなく、神祭具。


八百屋さん。 日除けでふさいでる。 隙間が狭い。 少し太めの人は、入れない。 手でずらすのか。
左に公園と、こども未来館。 閉まっていた。

豆腐屋さん。 ミニリヤカーを引いて、売る。

飴屋さん。 日曜日だけ、カフェ。
フィーユは、フランス語の葉っぱ。 ふぃーゆの右に、葉っぱの絵。
※ ミルク味の、葉っぱを重ねたようなケーキは、ミルフィーユ。 どこかで見つけたら、買ってみますね。

町の小さな銭湯。 銭湯が好きっていう人が、いますね。 コーヒー牛乳が美味しい。 手を腰に当てて飲む。

二条城の北の道に向かっている。
男の子が1人。 最初は3人いた。 女の子1人。 この子が女の子に、ちょっかいを出した。 少しだけ。
この子を置いて、2人は、走って先に行ってしまった。
人との関わりがぎこちないため、ちょっと苦労している。
※ こういう子は、学級で、班長の経験をさせるといいんですね。
掃除でも、給食でも、何の班長でもいい。
仕切ることを学ばせる。 うまくまとめるために、友達の心を読み、また考えることを学ぶんですね。
子供の成長のために、様々なことを仕組む教師は、力のある教師かな。
漠然とは育たないって、知ってるから。

二条城に来ました。 柵越しに撮影。

北に面している道。 二条城は広い。 大政奉還は、ここで。 勝海舟がシナリオを書いた。

青い松ぽっくり。 今の季節に、大きくなるんですね。

今日の終点、二条児童公園。

小さなほこら。 鵺(ぬえ)大明神。

漢字で説明が書いてある。 むずかしい。


天皇の住む近くで、怪しい鳥が鳴いた。 鵺(ぬえ)と呼ばれる、怪鳥。
退治したのは、源 頼政(みなもとの よりまさ)

大変な恰好をした、怪物。



どんな鳴き声かというと、不気味。 当時は、鳴き声の正体が分からないから、いっそう怖い。
夜1人で聴いたら、震えるかも。
※ 源 頼政は、酒呑童子(しゅてんどうじ)をやっつけた、源 頼光の弓を使った。
※ また、源 頼政は、歴史に登場している。
平氏打倒を宣言したのは、後白河天皇の息子の、以仁王(もちひとおう)。
以仁王を助け、戦ったのが、源 頼政。
平氏の反撃を受け、宇治川の戦いで敗れ、自害。
この後、頼朝、義仲、義経達が、平氏打倒へと動く。
そういう意味では、以仁王と源 頼政は、歴史の転換点を作り出したと、言える。
※ なお、以仁王の姉に、式子内親王(しきしないしんのう)がいる。
百人一首の、この歌を作った人。
「たまのおよ たえなばたえね ながらえば しのぶることの よわりもぞする 」
絶えるならいっそこの命よ、絶えてしまえ。このまま生きていると
この恋を忍ぶ気持ちが弱って、皆に知られてしまいそうだから・・・
この歌を、百人一首に選んだのは、藤原定家。
上の歌での、彼女が思っている好きな人は、定家と云われている。
定家は、それを知ってて、きっとこの歌を選んだ。
天皇の娘に生まれても、恋は自由ではなかったようです。
昔は、科学で解明されていない物も多かった。
だから、怪物や幽霊やお化けは、本当にいると、人々は信じていたよう。
となるけど、今も本当は、きっといる。
【今日の歌】 The Wedding Julie Rogersです。
今までとは違うのを。 どうして今日、この曲かって。 ・・。
こっちの方がいいかな。 後ろの男が、にやついている。 それもいい。
【道の駅】 ガレリアかめおか
【明日の予定】 雨で動けないと思う。 27日に、奈良に。
日曜日から、元の旅にもどって、穂高に向かう。 ブログも、日曜から普通に。
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(2008年4月~2010年9月までの記事)

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