秋田県にある重伝建地区は、角館(かくのだて)だけ。
1976年に、京都の三年坂などと一緒に、日本で最初に選定された。
町並みの重要性に、早く気づいたため、とてもいい状態で残った。
その美しさは、重伝建地区の中では、トップクラスと言っていいでしょうか。
見所は、枝垂れ桜の、武家屋敷通り。
桜の木は、江戸時代に京都から持ち込まれたものだった。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
角館は、秋田市と盛岡市の間。 田沢湖が近い。 そんな場所でしょうか。
赤○の道が、武家屋敷通り。 この一帯が、重伝建地区。 ※ 重要伝統的建造物群保存地区。
上から下に歩く。
広い道。 大きな木。 その中に、しだれ桜(枝垂桜)。
しだれ桜は、京都から持ち込まれた、とある。
ここは秋田藩で、佐竹氏。
京都の公家が、佐竹氏に婿入りしたり、嫁入りしている。
それで、京都の文化が入り、小京都と呼ばれる。
しだれ桜の苗は、嫁入り道具の中にあった。 1600年代後半のこと。
しだれ桜は、エドヒガン系の桜ですね。
花が小さく、ポポポって感じで咲く。 可愛く美しい花。
嫁入りした方は、公家ですから、京都御所に出入り出来ます。
そこからの苗かも知れません。
※ この春撮影した、御所のしだれ桜。
京都御所は、しだれ桜が満開。 他も開花が始まる。 桃の花は華やか。~京都~ 他 (2013/3/28) (戻る時は、左上の矢印をクリック)
この通りの桜は、5月の連休頃咲いて、人でいっぱいになる。
雨の中、傘をさして歩き出した。
武家屋敷は、たくさん残っている。 人が住んでいる所も。
大きな家が見えた。
石黒家。 ここを見学することに。 300円。
左に、正式の玄関。 入ると、手前の部屋。 ※ 私たちは、別の玄関から。
向こうの部屋で、客に会う。 右に床の間があって、上座。
上座と下座が分かりやすいように、畳が並んでいる。
上に書いたことも、この人が説明してくれた。
この棒は、ずらすことが出来、物を干す。
右は、欄間(らんま)。 透かし彫り。
欄間を反対側から。 光が通ってきて、左の壁に模様が映っている。
※ 昔は蝋燭(ろうそく)の火。 真っ暗な中で、どのように映るのでしょう。
石黒家は、秋田藩の中の角館の、財政面を司っていた。
暖房は、囲炉裏(いろり)ですね。
奥に資料室。
記録は、きちんとしている。 そうでなければ、藩から信用されない。
内陸だから、雪が多い。
みちのくの小京都とある。 妹の表情がいい。 このそりは、ここにあった。
子供のころ、こういうのを、室(むろ)と呼んでいた。
さらに奥の部屋。
刀の作者は、肥前国忠吉。 名刀。 勝海舟の刀は、この人が作ったと、分かっている。
江戸時代前は、角館城があったけど、秋田藩になって、城は取り壊し。(一国一城令)
さらに進む。 左に蔵。
振り返って撮影。 傘をさして歩く姿は、美しい。
※ 人がいるときは、構えてすぐにシャッター。 近すぎたら、撮らない。
唐土庵(もろこしあん)っていう、お店。
生もろこし、ってこんなの。(ここのお店のもの) 食べたことない。 ※ もろこしは、落雁のよう。
入らないけど、見学可能。
中を少しだけ、と思ったら、女性が出てくる瞬間。 ここも、大きな武家屋敷。
藩が取り潰しになったら、仕える武士たちもお終い。
きっと、生半可な気持ちで、日々を過ごしていない。
藩主が死んだら、後を追う者さえいた。
塀の外から、のぞき見。
突き当りで、道が左に曲がって、直ぐに、右に曲がる。
町並みで、よくある道。 桝形(ますがた)と呼ぶ。 クランク、とも。
醤油、味噌、漬物のお店。 まだ4時過ぎだけど、光が美しい。
人の良さそうな、従業員。 東北の人の表情は、おだやか。 強さも賢さも、みんなその中に。
曲がる手前の右に、樺(かば)細工伝承館。 少し前に、閉まった。 ※ 樺細工。
曲がって、曲がって、再び真っ直ぐ。 しだれ桜が見える。
岩橋家。 たそがれ清兵衛のロケ地になっている。
風林火山のようなことを、言っている。
水は、向こうに流れている。 つまり南に。 秋田市で海に出る、雄物川につながると予想できる。
ここは、秋田藩。 秋田市と同じ流域にある。
余裕見せてるけど、大丈夫かって、言いたくなる。
角館さとくガーデン。 樺細工など、伝統工芸品のお店。 モダンな雰囲気。
こんなお家も。
左の写真の右下に、馬をつなぐ石。
稲庭(いなにわ)うどんは、昨日・今日と、あっちこっちで見る。 乾麺だそう。
この出っ張りは、何でしょう。
稲庭干饂飩(いなにわほしうどん)、とある。 ※ 例えば、こんなの。(ここのお店)
小田野家。 ここの先祖の、小田野直武と云う人が、解体新書の絵を描いている。(Wikipedia)
保存地区についての説明(教育委員会)
武家屋敷群を出て、商店街に入って来た。 昔から、商店街は、こっちに。 南側。
西宮家は、レストランや、お土産店。 奥にも建物が。
どこかのお店。 お茶をどうぞ、とある。
このようなもてなしは、珍しくない。 角館人の心でしょうか。
樺細工が見える。
安藤醸造元本店。
広いお店。 写真は、大丈夫。
家の中全部を、公開。
情報誌は、秋田を代表する醸造元と紹介。
奥の部屋で、試食や、一休み。
お茶と漬物と、チーズ。
私は、少しだけの味噌を買った。
※ 夜中に、豆腐とネギの味噌汁を作った。 ダシはいらない、と言ったらほめ過ぎかな。
道を間違って、反対側に歩いた。 神社に、菅江真澄の碑が。 左の、小さいの。
東北を歩いていたら、この人によく会う。 書かなかったが、先日の雄勝にもあった。
旅をして、記録を残した。
家が無くなる前に、おかしいと気づいた。 さすが、私。(?)
こういう時のために、腕時計に小さな磁石を付けてる。 見るのを忘れていた。
少し前に、地図は、落としていた。
この道に、戻ってきた。
今日は、当初、六郷の湧水群を見る予定だった。
駐車場が見つからず、予定を変更して、角館にした。
古い町並みが、いい状態で、残っていた。
見応え十分。
普通は、経済の発展に取り残されて、古い町並みが残ることが多い。
でも、角館は違った。
初めから、価値が分かっていたので、残した。
40年も前に、重伝建地区にしようって、取り組んだ人たちが、いたんですね。
すごいことです。
【その他 ①】 わらび座について。
わらび座の本拠地が、ここから遠くない、田沢湖への途中にあります。
わらび劇場など、いろんな施設がある。
13日の土曜日に、行きます。 ミュージカルのブッダをやっている。
高いけど、観るかも知れない。
8月の25日から、ミュージカル小野小町です。
主演は、碓井涼子。 わらび座の、看板女優。
瀬戸内のジャンヌダルク、鶴姫を演じた人。(坊ちゃん劇場で観た)
鶴姫伝説 ~瀬戸内のジャンヌ・ダルク~ 他 (2009/12/20) (戻る時は、左上の矢印をクリック)
これは、必ず観ます。
詳しくは、あらためて。
【その他 ②】 十文字で、ラーメンを食べた。 マルタマというお店。
十分な味。 体に優しいラーメン。
【今日の歌】 毎日雨なので。
【道の駅】 なかせん
【明日の予定】 乳頭温泉を考えています。
※ 強い雨が降り続いている。 山道の土砂崩れが、不安。 どうしよう。 田沢湖かな。
※ ランキングが、久しぶりに、両方1位になっています。 感謝。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事
【ランキング】 国内旅行、1位、 旅行全体、1位です。
気に入った所がありましたら、クリックをよろしく。
※ クリックするバナーは、下のです。
※ 1回のクリックで、10ポイント。 1週間生きます。
1976年に、京都の三年坂などと一緒に、日本で最初に選定された。
町並みの重要性に、早く気づいたため、とてもいい状態で残った。
その美しさは、重伝建地区の中では、トップクラスと言っていいでしょうか。
見所は、枝垂れ桜の、武家屋敷通り。
桜の木は、江戸時代に京都から持ち込まれたものだった。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
角館は、秋田市と盛岡市の間。 田沢湖が近い。 そんな場所でしょうか。
赤○の道が、武家屋敷通り。 この一帯が、重伝建地区。 ※ 重要伝統的建造物群保存地区。
上から下に歩く。

広い道。 大きな木。 その中に、しだれ桜(枝垂桜)。

しだれ桜は、京都から持ち込まれた、とある。
ここは秋田藩で、佐竹氏。
京都の公家が、佐竹氏に婿入りしたり、嫁入りしている。
それで、京都の文化が入り、小京都と呼ばれる。
しだれ桜の苗は、嫁入り道具の中にあった。 1600年代後半のこと。

しだれ桜は、エドヒガン系の桜ですね。
花が小さく、ポポポって感じで咲く。 可愛く美しい花。
嫁入りした方は、公家ですから、京都御所に出入り出来ます。
そこからの苗かも知れません。
※ この春撮影した、御所のしだれ桜。
京都御所は、しだれ桜が満開。 他も開花が始まる。 桃の花は華やか。~京都~ 他 (2013/3/28) (戻る時は、左上の矢印をクリック)
この通りの桜は、5月の連休頃咲いて、人でいっぱいになる。
雨の中、傘をさして歩き出した。
武家屋敷は、たくさん残っている。 人が住んでいる所も。

大きな家が見えた。

石黒家。 ここを見学することに。 300円。

左に、正式の玄関。 入ると、手前の部屋。 ※ 私たちは、別の玄関から。
向こうの部屋で、客に会う。 右に床の間があって、上座。
上座と下座が分かりやすいように、畳が並んでいる。

上に書いたことも、この人が説明してくれた。
この棒は、ずらすことが出来、物を干す。
右は、欄間(らんま)。 透かし彫り。


欄間を反対側から。 光が通ってきて、左の壁に模様が映っている。
※ 昔は蝋燭(ろうそく)の火。 真っ暗な中で、どのように映るのでしょう。

石黒家は、秋田藩の中の角館の、財政面を司っていた。
暖房は、囲炉裏(いろり)ですね。


奥に資料室。

記録は、きちんとしている。 そうでなければ、藩から信用されない。
内陸だから、雪が多い。


みちのくの小京都とある。 妹の表情がいい。 このそりは、ここにあった。


子供のころ、こういうのを、室(むろ)と呼んでいた。

さらに奥の部屋。

刀の作者は、肥前国忠吉。 名刀。 勝海舟の刀は、この人が作ったと、分かっている。

江戸時代前は、角館城があったけど、秋田藩になって、城は取り壊し。(一国一城令)
さらに進む。 左に蔵。

振り返って撮影。 傘をさして歩く姿は、美しい。
※ 人がいるときは、構えてすぐにシャッター。 近すぎたら、撮らない。

唐土庵(もろこしあん)っていう、お店。
生もろこし、ってこんなの。(ここのお店のもの) 食べたことない。 ※ もろこしは、落雁のよう。

入らないけど、見学可能。

中を少しだけ、と思ったら、女性が出てくる瞬間。 ここも、大きな武家屋敷。


藩が取り潰しになったら、仕える武士たちもお終い。
きっと、生半可な気持ちで、日々を過ごしていない。
藩主が死んだら、後を追う者さえいた。
塀の外から、のぞき見。

突き当りで、道が左に曲がって、直ぐに、右に曲がる。
町並みで、よくある道。 桝形(ますがた)と呼ぶ。 クランク、とも。

醤油、味噌、漬物のお店。 まだ4時過ぎだけど、光が美しい。
人の良さそうな、従業員。 東北の人の表情は、おだやか。 強さも賢さも、みんなその中に。


曲がる手前の右に、樺(かば)細工伝承館。 少し前に、閉まった。 ※ 樺細工。

曲がって、曲がって、再び真っ直ぐ。 しだれ桜が見える。

岩橋家。 たそがれ清兵衛のロケ地になっている。

風林火山のようなことを、言っている。


水は、向こうに流れている。 つまり南に。 秋田市で海に出る、雄物川につながると予想できる。
ここは、秋田藩。 秋田市と同じ流域にある。

余裕見せてるけど、大丈夫かって、言いたくなる。

角館さとくガーデン。 樺細工など、伝統工芸品のお店。 モダンな雰囲気。

こんなお家も。

左の写真の右下に、馬をつなぐ石。
稲庭(いなにわ)うどんは、昨日・今日と、あっちこっちで見る。 乾麺だそう。


この出っ張りは、何でしょう。

稲庭干饂飩(いなにわほしうどん)、とある。 ※ 例えば、こんなの。(ここのお店)

小田野家。 ここの先祖の、小田野直武と云う人が、解体新書の絵を描いている。(Wikipedia)

保存地区についての説明(教育委員会)

武家屋敷群を出て、商店街に入って来た。 昔から、商店街は、こっちに。 南側。
西宮家は、レストランや、お土産店。 奥にも建物が。

どこかのお店。 お茶をどうぞ、とある。
このようなもてなしは、珍しくない。 角館人の心でしょうか。
樺細工が見える。

安藤醸造元本店。

広いお店。 写真は、大丈夫。

家の中全部を、公開。

情報誌は、秋田を代表する醸造元と紹介。

奥の部屋で、試食や、一休み。

お茶と漬物と、チーズ。
私は、少しだけの味噌を買った。
※ 夜中に、豆腐とネギの味噌汁を作った。 ダシはいらない、と言ったらほめ過ぎかな。



道を間違って、反対側に歩いた。 神社に、菅江真澄の碑が。 左の、小さいの。

東北を歩いていたら、この人によく会う。 書かなかったが、先日の雄勝にもあった。
旅をして、記録を残した。

家が無くなる前に、おかしいと気づいた。 さすが、私。(?)
こういう時のために、腕時計に小さな磁石を付けてる。 見るのを忘れていた。
少し前に、地図は、落としていた。
この道に、戻ってきた。

今日は、当初、六郷の湧水群を見る予定だった。
駐車場が見つからず、予定を変更して、角館にした。
古い町並みが、いい状態で、残っていた。
見応え十分。
普通は、経済の発展に取り残されて、古い町並みが残ることが多い。
でも、角館は違った。
初めから、価値が分かっていたので、残した。
40年も前に、重伝建地区にしようって、取り組んだ人たちが、いたんですね。
すごいことです。
【その他 ①】 わらび座について。
わらび座の本拠地が、ここから遠くない、田沢湖への途中にあります。
わらび劇場など、いろんな施設がある。
13日の土曜日に、行きます。 ミュージカルのブッダをやっている。
高いけど、観るかも知れない。
8月の25日から、ミュージカル小野小町です。
主演は、碓井涼子。 わらび座の、看板女優。
瀬戸内のジャンヌダルク、鶴姫を演じた人。(坊ちゃん劇場で観た)
鶴姫伝説 ~瀬戸内のジャンヌ・ダルク~ 他 (2009/12/20) (戻る時は、左上の矢印をクリック)
これは、必ず観ます。
詳しくは、あらためて。
【その他 ②】 十文字で、ラーメンを食べた。 マルタマというお店。
十分な味。 体に優しいラーメン。

【今日の歌】 毎日雨なので。
【道の駅】 なかせん
【明日の予定】 乳頭温泉を考えています。
※ 強い雨が降り続いている。 山道の土砂崩れが、不安。 どうしよう。 田沢湖かな。
※ ランキングが、久しぶりに、両方1位になっています。 感謝。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事

【ランキング】 国内旅行、1位、 旅行全体、1位です。
気に入った所がありましたら、クリックをよろしく。
※ クリックするバナーは、下のです。

※ 1回のクリックで、10ポイント。 1週間生きます。
スポンサードリンク
コメント
コメントの投稿
トラックバック
https://akkamui.com/tb.php/1095-5fd7f59d