絵金という絵師が、江戸時代の終わりから、明治の初めにいた。
本名は、弘瀬金蔵。 絵師弘瀬金蔵なので、通称「絵金」。
高知の人は、本名は知らなくても、絵金なら誰もが知っている。
訳があって田舎にいたが、光のあたる場所で活躍できる力を持っていた。
強い個性の、おどおどろしい絵を描いた。
絵金の絵は、晩年に住んだ赤岡町の祭りを、毎年華やかに彩っている。
ここは、絵金蔵。 絵金の絵がある。
展示室。 写真は撮れないので、情報誌から。
全てが、レプリカだった。 これも、情報誌。
覗(のぞ)く穴が、2ヶ所あった。 ここだけ、本物。 はっきり見えなかった。
レプリカでも、写真はダメ。 どういうことだ。
ところで、レプリカを見ると言うことは、どういうことなんだろう。
そういう絵なんだと分かるけど、それだけのこと。
感動することは、あり得ない。 本物の写真の方がずっといい。
考え直して、勉強することにした。 書いてあることを読んだ。
そうでもしないと、何しに来たか分からない。
ガラス越しでいいから、本物をちゃんと見たかった。
撮った写真はないけど、ブログを読む人には、いつもよりいい写真を見せてあげることができます。
絵金の本物を撮った写真です。 ネット上の美術館の写真です。
※ 直接、絵にリンクを張りますが、そのサイトを紹介すれば、ここは大丈夫と考えます。
その写真は、後ほど。
下のようなのが、あった。
これは、赤岡の絵金の作品を、NHKのBSで紹介した。 その画像がYouTubeにある。
それを、コピーした物。 画質はよくない。 絵の良さは分からない。
絵金の作品は、芝居絵屏風、襖絵、絵馬提灯などの大衆向けのものが多い。
画風は、浮世絵・錦絵の大衆向け。
下のは、歌舞伎芝居絵。 必ず、何かの物語の一場面。 また、下のは絵の一部分。
義経も登場する。 徳島で見た浄瑠璃の話しのもある。
絵金は、土佐に生まれる。 1812年。
17歳の時、絵の才能を藩に認められ、江戸に出て狩野派の画法を学ぶ。
10年かかる所を、3年で修得したという。
藩に戻って来て、お抱え絵師になった。
しかし、贋作を描いたとかいうスキャンダルに巻き込まれ、地位を失う。(妬まれたためと、言われている)
その後は、地方で絵を描く。 絵なら何でも。
どこにいたか分からない時代も、10年ほどある。 江戸にもいたらしい。(学べる)
屏風の絵が基本。 浮世絵では、こんな大きいのはない。
Yahooの百科事典では、このように評している。
奔放な筆致と原色をばらまいたような鮮烈な彩色によって、
激情の表出とおおらかな戯画化をあわせ果たした独得の絵画世界を創出している。
評価が、非常に高い。 ある専門家は、こう言っている。 (少し難しい)
キュビズムは立体を違う角度で見て、同一の画面に定着することを試みましたが、
絵金はこれを、それよりもずっと前に実践していたと言えます。
絵金は下絵なしに絵を描いたといわれますが、これはちょっと信じられません。
この完璧な構図と効果が即興で描けるとは思えないからです。
絵金はもっと評価されていい画家です。
この先進性が日本に限らず、世界的に認識されるのは、もう少し先のことでしょうか。
※ キュビズム~ピカソたちが生み出した、現代美術の動向のこと。
上の文は、具体的には、この絵のことを言っている。 ※ 最初の方にもあったが。
二月堂良弁杉の由来(にがつどうろう べんすぎのゆらい)《無為庵乃書窓より》
絵金の絵の特徴の一つとして、絵の隅っことかに、別の場面があったりする。
1枚の絵に、物語がある。 衣装の模様とかにも、面白い物がある。
隅から隅まで、じっくり見ていたら、退屈しない。
上の絵から、いろいろ見つけたでしょうか。
向かい側に、芝居小屋があった。 絵があるかもしれないと思って、入った。 無料。
こんなのが、ありました。 これは、伊達競阿国戯場累(土橋)。 読み方は、調べてない。《無為庵の書窓より》
たまには、舞台があるそう。 何の舞台だろう。
こんなの。 日高川の清姫《無為庵乃書窓より》 ※ 安珍塚。 ☆
これは、蘆屋道満大内鑑保名内 葛の葉子別れ。《無為庵乃書窓より》
後ろの屏風でしょうか、裏返しの文字が見える。 写真の右のように書いてある。
通りを少し歩いた。 歩くと言う程の町並みではないが、時々こういうのが。
久しぶりのブーゲンビリア。 この花いい。
今日、穴から見た本物は2つだけど、分かるのは1つだけ。
● 播州皿屋敷 鉄山下屋敷(ばんしゅうさらやしき てつざんしもやしき)
絵金の作品に、これもある。 傾城阿波の鳴門十郎兵衛内《無為庵乃書窓より》 父親が間違って殺す。
徳島で見た人形浄瑠璃の、この表情が忘れられない。
※ 私は昨年、8万枚程の写真を撮った。 そして、ブログに1万枚載せた。
その中で、一番好きな写真が、これです。 人形が、私を見た。
今日は、一人の画家を知った。 そんな日でした。
【道の駅】 今晩も、やす。
もっと高知市内に近い道の駅もあるが、そこはお店の駐車場を道の駅にしただけ。
買い物以外の客には、冷たい。 昨年、そこがダメだと分かって、ここまで走った。
【明日の予定】 植物園で、のんびりかな。 そして、高知の向こうに行くか。
【ランキング】 国内旅行は5位、 旅行全体で9位です。 放浪の旅は32位です。
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本名は、弘瀬金蔵。 絵師弘瀬金蔵なので、通称「絵金」。
高知の人は、本名は知らなくても、絵金なら誰もが知っている。
訳があって田舎にいたが、光のあたる場所で活躍できる力を持っていた。
強い個性の、おどおどろしい絵を描いた。
絵金の絵は、晩年に住んだ赤岡町の祭りを、毎年華やかに彩っている。
ここは、絵金蔵。 絵金の絵がある。

展示室。 写真は撮れないので、情報誌から。

全てが、レプリカだった。 これも、情報誌。

覗(のぞ)く穴が、2ヶ所あった。 ここだけ、本物。 はっきり見えなかった。

レプリカでも、写真はダメ。 どういうことだ。
ところで、レプリカを見ると言うことは、どういうことなんだろう。
そういう絵なんだと分かるけど、それだけのこと。
感動することは、あり得ない。 本物の写真の方がずっといい。
考え直して、勉強することにした。 書いてあることを読んだ。
そうでもしないと、何しに来たか分からない。
ガラス越しでいいから、本物をちゃんと見たかった。
撮った写真はないけど、ブログを読む人には、いつもよりいい写真を見せてあげることができます。
絵金の本物を撮った写真です。 ネット上の美術館の写真です。
※ 直接、絵にリンクを張りますが、そのサイトを紹介すれば、ここは大丈夫と考えます。
その写真は、後ほど。
下のようなのが、あった。
これは、赤岡の絵金の作品を、NHKのBSで紹介した。 その画像がYouTubeにある。
それを、コピーした物。 画質はよくない。 絵の良さは分からない。


絵金の作品は、芝居絵屏風、襖絵、絵馬提灯などの大衆向けのものが多い。
画風は、浮世絵・錦絵の大衆向け。
下のは、歌舞伎芝居絵。 必ず、何かの物語の一場面。 また、下のは絵の一部分。
義経も登場する。 徳島で見た浄瑠璃の話しのもある。


絵金は、土佐に生まれる。 1812年。
17歳の時、絵の才能を藩に認められ、江戸に出て狩野派の画法を学ぶ。
10年かかる所を、3年で修得したという。
藩に戻って来て、お抱え絵師になった。
しかし、贋作を描いたとかいうスキャンダルに巻き込まれ、地位を失う。(妬まれたためと、言われている)
その後は、地方で絵を描く。 絵なら何でも。
どこにいたか分からない時代も、10年ほどある。 江戸にもいたらしい。(学べる)


屏風の絵が基本。 浮世絵では、こんな大きいのはない。
Yahooの百科事典では、このように評している。
奔放な筆致と原色をばらまいたような鮮烈な彩色によって、
激情の表出とおおらかな戯画化をあわせ果たした独得の絵画世界を創出している。
評価が、非常に高い。 ある専門家は、こう言っている。 (少し難しい)
キュビズムは立体を違う角度で見て、同一の画面に定着することを試みましたが、
絵金はこれを、それよりもずっと前に実践していたと言えます。
絵金は下絵なしに絵を描いたといわれますが、これはちょっと信じられません。
この完璧な構図と効果が即興で描けるとは思えないからです。
絵金はもっと評価されていい画家です。
この先進性が日本に限らず、世界的に認識されるのは、もう少し先のことでしょうか。
※ キュビズム~ピカソたちが生み出した、現代美術の動向のこと。
上の文は、具体的には、この絵のことを言っている。 ※ 最初の方にもあったが。
二月堂良弁杉の由来(にがつどうろう べんすぎのゆらい)《無為庵乃書窓より》
絵金の絵の特徴の一つとして、絵の隅っことかに、別の場面があったりする。
1枚の絵に、物語がある。 衣装の模様とかにも、面白い物がある。
隅から隅まで、じっくり見ていたら、退屈しない。
上の絵から、いろいろ見つけたでしょうか。
向かい側に、芝居小屋があった。 絵があるかもしれないと思って、入った。 無料。

こんなのが、ありました。 これは、伊達競阿国戯場累(土橋)。 読み方は、調べてない。《無為庵の書窓より》

たまには、舞台があるそう。 何の舞台だろう。

こんなの。 日高川の清姫《無為庵乃書窓より》 ※ 安珍塚。 ☆

これは、蘆屋道満大内鑑保名内 葛の葉子別れ。《無為庵乃書窓より》
後ろの屏風でしょうか、裏返しの文字が見える。 写真の右のように書いてある。


通りを少し歩いた。 歩くと言う程の町並みではないが、時々こういうのが。

久しぶりのブーゲンビリア。 この花いい。

今日、穴から見た本物は2つだけど、分かるのは1つだけ。
● 播州皿屋敷 鉄山下屋敷(ばんしゅうさらやしき てつざんしもやしき)
絵金の作品に、これもある。 傾城阿波の鳴門十郎兵衛内《無為庵乃書窓より》 父親が間違って殺す。
徳島で見た人形浄瑠璃の、この表情が忘れられない。
※ 私は昨年、8万枚程の写真を撮った。 そして、ブログに1万枚載せた。
その中で、一番好きな写真が、これです。 人形が、私を見た。
今日は、一人の画家を知った。 そんな日でした。
【道の駅】 今晩も、やす。
もっと高知市内に近い道の駅もあるが、そこはお店の駐車場を道の駅にしただけ。
買い物以外の客には、冷たい。 昨年、そこがダメだと分かって、ここまで走った。
【明日の予定】 植物園で、のんびりかな。 そして、高知の向こうに行くか。
【ランキング】 国内旅行は5位、 旅行全体で9位です。 放浪の旅は32位です。
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