恵山は、本当に地獄かも知れない。
1輪の花も、見つけることは出来なかった。
山のいたる所から、噴煙。
それを避けるように、登山道はあった。
山の下の海に、温泉。 水無海浜温泉(みずなしかいひん~)。
満潮には、海の中に消える。
干潮の時は、熱すぎる。
ちょうどいい時に、丁度よくなる。
3年前に入った時は夜で、女の人がいた。
その人は、昆布を体に巻いて、遊んでいた。
今日会った人も、偶然、同じことをしていた。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
恵山は、函館市の東の端。 亀田半島の端でも。
恵山の道の駅から見たら、このように。 上は、雲の中。
山の中腹まで、道があって、駐車場が。
溶岩ドームの、こっち側が崩れて、こうなった。 反対から見たら、黄色くない。
登山道の表示がない。 姉に電話して、教えてもらった。
山の、左を巻くように、登山道はあった。 真っ直ぐ登ると、火山ガスを吸ってしまう。
頂上まで、1時間半はかからない。 今日は天気がいいと分かったので、恵山に来た。
花を探すが、どこにもない。 先日、八甲田山で、1ヶ月分の花を見ちゃったのか。
寂しい風景。 お地蔵さんが、あちこちに。
ガンコウラン(岩高蘭)の実。 食べられる。 ジャムにも。
横に歩いてきたが、ここから上る。 2㌔ほど。
クマに注意とある。
クマは、これを見て、面白くないと思った。
人間に注意だろうが、って、破いてしまった。
※ ヒグマはこんなの。 昨年、知床で。
その① (このクマは、至近距離に。 外で探していたら、急に現れた。 子供。)
その② (車で走ってたら、横切った。 大きい。)
左から来た。
クマがいないか、確認した。 いない。 ただ、見える範囲のどこかには、必ずいる。
お互い見えた場合、こっちが先に見つけるのが、大事。
風は、向こうから吹いている。
匂いに敏感なクマは、私を見つけるのは、たいへん。
天気がいいと、こう見える。
登ります。
遠く下に、人が見えた。
誰か来ないかなって書くと、寂しがり屋って見抜かれるから、書かない。
右の石は、左上を向いて、口を開けている。
火山ガスと雲が、混ざっている。
誰にも会わない。 自然だけ。
空が青いからいいけど、夕方歩いたら、不気味。
火山ガスですね。 亜硫酸ガスで、いいでしょうか。
吸うと、喉(のど)と目が、ピリッとする。 たまにそうなる。
硫黄です。 厳しい風景になってきた。
下が見えた。 駐車場も。
(21秒)そろそろ、雲の中。
まだ、1㌔もある。
(23秒)あちこちから、噴煙が出ている。
駐車場の反対側が、見え始めた。
山の上にいると、気持ちが大きくなる。
下界に向かって、何小さなことでケンカしてんのよって、叫んでみたくなったり。
山を下りたら、行く。
上の右で、灯台が見える。 ホテルも。 温泉は、すぐ右の海岸。
岩は、墓標か。
小さな噴火口。
いい文が思いついたら、ノートにメモする。
ましな文が浮かばないのは、火山ガスで頭を・・・。
(29秒)
(30秒)こっちは、ミニ。
あと、480㍍。
小さな木は、寄り添って、岩にくっ付いている。
あと、100㍍。 疲れてても、走りたくなる。
薄い雲の中。
見えました。
着きました。 1時間と、ちょっと。
618㍍。
(36秒)ここまで、荒涼とした山は、初めて。 地獄に聳(そび)える山。
山の上は、少し広い。 花は、決してない。
水を少し飲んで、下山。
台地から溶岩が噴出して、山を作った。
冷えた溶岩は、こんな風になる。
下に降りてきた。 さらに下の道に行ってみる。 クマがいないのを確認して。
お地蔵さんが、あちこちに。 ここは、賽の河原。
三途の河原を越えたら、あの世。 地獄か極楽。
どっちに行くか決まらない、どっちにも行けない、そんな魂がさまよっている。
お地蔵さまは、誰かを供養して、建てられた。
静かに、手を合わせている。
ここにも。 あきらめきれなくて、いつまでも、供養するのか。
車で山を下る道から、観音様。
半島の先に向かった。 つまり、温泉に。
ニッコウキスゲが、このように。 北海道では、エゾカンゾウ。
ここも、小さな最果て。
あれ、通行止め。
地図を見たら、道は、つながってるように見えた。
メガネを外して見たら、切れていた。
カーナビを、散々無視して走ってきた。
※ ナビが、何か話すことはないかい、って言ってきたけど、何のことよって、言っといた。
大したことはない。 十数㌔走って、着いた。 反対から見た、恵山。
海浜水無温泉。 浜辺にある温泉。 いつでもは、入れない。
時間を調べていなかったが、人がいる。
よく見たら、夫婦か。 女の人がいる。 どうしよう、なんては、思わない。
この後、私も入った。 挨拶をして。
女の人は、体に昆布を巻いて、遊んでいた。 3年前と同じ。
でも、今日は明るいから、写真のお願いはしなかった。
旦那様と思われる男の人は、無口。
ずっと、女性の方と、お話をした。
お湯の温度は、少し低く、38度くらい。
※ ちょうどよくなるのは、明日の朝。
2人が出た後、カメラを持って入った。 転んだらおしまい。
この目線で、入っている。 入った気分に、なれるでしょうか。
エゾカンゾウが見える。 波しぶきも。
湯は、足元から出てくる。
魚は見えない。 たまに、タコがいるそう。 満潮で、入り込む。
見つけたら、タコと遊びながら入る。 でも、タコは、熱くて、のぼせているか。
上がって撮った。
干潮になると、右隣にも、温泉。 向こうに、灯台。
ここは昔、椴法華村だった。 (とどほっけ~) ※ トドとホッケではない。 ホッケが食べたい。
説明に、日蓮宗の僧が、ここから、唐に渡ったとある。
それで、唐渡法華、とある。 面白い話。
下のようになる。
車で走り出したら、ホテルの前に、さっきの夫婦がいた。
女の人が、手を大きく振った。 おくれて、旦那も。
※ 昔、実習で一緒だった女の人が、椴法華の小学校に勤めた。
この春か、昨年、退職。
別れた後、そういえば、さっきの人を若くしたら、彼女の俤(おもかげ)に、重なるなって思った。
そんなことを考えながら・・・。
恵山岬灯台。
このように、集落が。 道の駅に向かった。
珍しい山に登りました。 変わった温泉に入りました。
いい天気のおかげで、いい1日。
【関連ブログ】 恵山岬 水無海浜温泉(無料混浴露天風呂)~函館市~ 他 (2010/9/21)
【今日の歌】 北海道に来たので、これを。 中島みゆきの、北の旅人。 彼女は、この曲を、歌っていない。
※ 編曲は、札幌のTさん。 写真は、ブログの。
冬の国から吹く風に追われて 人は旅人果てしない日々
道は見えるかこの夜の向こうに 道は届くか人の心に
吹雪の中から夜明けが見える 氷の底から芽を吹く音がする
人は旅人遠い明日の彼方に 守る月日の眼差しを見る
冬の流れが私の足をつかむ 行方へ失くして凍える野辺に
歌が聞こえる誰か僕を呼んでいる 道の標を教えて歌う
吹雪の中から夜明けが見える 氷の底から芽を吹く音がする
人は旅人遠い明日の彼方に 守る月日の眼差しを見る
【道の駅】 縄文ロマン 南かやべ ※ ネットが遅いので、朝、10㌔ほど北上。
【明日の予定】 時間があれば、北海道駒ヶ岳に。 道の確認もして。
ダメなら・・。 間欠泉かな。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事
【ランキング】 国内旅行、1位、 旅行全体、1位です。
気に入った所がありましたら、クリックをよろしく。
※ クリックするバナーは、下のです。
※ 1回のクリックで、10ポイント。 1週間生きます。
1輪の花も、見つけることは出来なかった。
山のいたる所から、噴煙。
それを避けるように、登山道はあった。
山の下の海に、温泉。 水無海浜温泉(みずなしかいひん~)。
満潮には、海の中に消える。
干潮の時は、熱すぎる。
ちょうどいい時に、丁度よくなる。
3年前に入った時は夜で、女の人がいた。
その人は、昆布を体に巻いて、遊んでいた。
今日会った人も、偶然、同じことをしていた。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
恵山は、函館市の東の端。 亀田半島の端でも。
恵山の道の駅から見たら、このように。 上は、雲の中。

山の中腹まで、道があって、駐車場が。
溶岩ドームの、こっち側が崩れて、こうなった。 反対から見たら、黄色くない。

登山道の表示がない。 姉に電話して、教えてもらった。

山の、左を巻くように、登山道はあった。 真っ直ぐ登ると、火山ガスを吸ってしまう。

頂上まで、1時間半はかからない。 今日は天気がいいと分かったので、恵山に来た。

花を探すが、どこにもない。 先日、八甲田山で、1ヶ月分の花を見ちゃったのか。
寂しい風景。 お地蔵さんが、あちこちに。

ガンコウラン(岩高蘭)の実。 食べられる。 ジャムにも。

横に歩いてきたが、ここから上る。 2㌔ほど。
クマに注意とある。
クマは、これを見て、面白くないと思った。
人間に注意だろうが、って、破いてしまった。
※ ヒグマはこんなの。 昨年、知床で。
その① (このクマは、至近距離に。 外で探していたら、急に現れた。 子供。)
その② (車で走ってたら、横切った。 大きい。)


左から来た。
クマがいないか、確認した。 いない。 ただ、見える範囲のどこかには、必ずいる。
お互い見えた場合、こっちが先に見つけるのが、大事。
風は、向こうから吹いている。
匂いに敏感なクマは、私を見つけるのは、たいへん。

天気がいいと、こう見える。

登ります。

遠く下に、人が見えた。
誰か来ないかなって書くと、寂しがり屋って見抜かれるから、書かない。
右の石は、左上を向いて、口を開けている。


火山ガスと雲が、混ざっている。

誰にも会わない。 自然だけ。

空が青いからいいけど、夕方歩いたら、不気味。

火山ガスですね。 亜硫酸ガスで、いいでしょうか。
吸うと、喉(のど)と目が、ピリッとする。 たまにそうなる。

硫黄です。 厳しい風景になってきた。


下が見えた。 駐車場も。


(21秒)そろそろ、雲の中。
まだ、1㌔もある。

(23秒)あちこちから、噴煙が出ている。
駐車場の反対側が、見え始めた。

山の上にいると、気持ちが大きくなる。
下界に向かって、何小さなことでケンカしてんのよって、叫んでみたくなったり。

山を下りたら、行く。

上の右で、灯台が見える。 ホテルも。 温泉は、すぐ右の海岸。


岩は、墓標か。

小さな噴火口。
いい文が思いついたら、ノートにメモする。
ましな文が浮かばないのは、火山ガスで頭を・・・。
(29秒)
(30秒)こっちは、ミニ。
あと、480㍍。

小さな木は、寄り添って、岩にくっ付いている。

あと、100㍍。 疲れてても、走りたくなる。

薄い雲の中。

見えました。

着きました。 1時間と、ちょっと。

618㍍。

(36秒)ここまで、荒涼とした山は、初めて。 地獄に聳(そび)える山。
山の上は、少し広い。 花は、決してない。

水を少し飲んで、下山。

台地から溶岩が噴出して、山を作った。
冷えた溶岩は、こんな風になる。

下に降りてきた。 さらに下の道に行ってみる。 クマがいないのを確認して。

お地蔵さんが、あちこちに。 ここは、賽の河原。
三途の河原を越えたら、あの世。 地獄か極楽。
どっちに行くか決まらない、どっちにも行けない、そんな魂がさまよっている。


お地蔵さまは、誰かを供養して、建てられた。

静かに、手を合わせている。


ここにも。 あきらめきれなくて、いつまでも、供養するのか。


車で山を下る道から、観音様。

半島の先に向かった。 つまり、温泉に。
ニッコウキスゲが、このように。 北海道では、エゾカンゾウ。


ここも、小さな最果て。

あれ、通行止め。

地図を見たら、道は、つながってるように見えた。
メガネを外して見たら、切れていた。
カーナビを、散々無視して走ってきた。
※ ナビが、何か話すことはないかい、って言ってきたけど、何のことよって、言っといた。


大したことはない。 十数㌔走って、着いた。 反対から見た、恵山。

海浜水無温泉。 浜辺にある温泉。 いつでもは、入れない。
時間を調べていなかったが、人がいる。

よく見たら、夫婦か。 女の人がいる。 どうしよう、なんては、思わない。

この後、私も入った。 挨拶をして。

女の人は、体に昆布を巻いて、遊んでいた。 3年前と同じ。
でも、今日は明るいから、写真のお願いはしなかった。
旦那様と思われる男の人は、無口。
ずっと、女性の方と、お話をした。
お湯の温度は、少し低く、38度くらい。
※ ちょうどよくなるのは、明日の朝。
2人が出た後、カメラを持って入った。 転んだらおしまい。
この目線で、入っている。 入った気分に、なれるでしょうか。
エゾカンゾウが見える。 波しぶきも。
湯は、足元から出てくる。


魚は見えない。 たまに、タコがいるそう。 満潮で、入り込む。
見つけたら、タコと遊びながら入る。 でも、タコは、熱くて、のぼせているか。

上がって撮った。


干潮になると、右隣にも、温泉。 向こうに、灯台。

ここは昔、椴法華村だった。 (とどほっけ~) ※ トドとホッケではない。 ホッケが食べたい。
説明に、日蓮宗の僧が、ここから、唐に渡ったとある。
それで、唐渡法華、とある。 面白い話。

下のようになる。


車で走り出したら、ホテルの前に、さっきの夫婦がいた。
女の人が、手を大きく振った。 おくれて、旦那も。
※ 昔、実習で一緒だった女の人が、椴法華の小学校に勤めた。
この春か、昨年、退職。
別れた後、そういえば、さっきの人を若くしたら、彼女の俤(おもかげ)に、重なるなって思った。
そんなことを考えながら・・・。
恵山岬灯台。

このように、集落が。 道の駅に向かった。

珍しい山に登りました。 変わった温泉に入りました。
いい天気のおかげで、いい1日。
【関連ブログ】 恵山岬 水無海浜温泉(無料混浴露天風呂)~函館市~ 他 (2010/9/21)
【今日の歌】 北海道に来たので、これを。 中島みゆきの、北の旅人。 彼女は、この曲を、歌っていない。
※ 編曲は、札幌のTさん。 写真は、ブログの。
冬の国から吹く風に追われて 人は旅人果てしない日々
道は見えるかこの夜の向こうに 道は届くか人の心に
吹雪の中から夜明けが見える 氷の底から芽を吹く音がする
人は旅人遠い明日の彼方に 守る月日の眼差しを見る
冬の流れが私の足をつかむ 行方へ失くして凍える野辺に
歌が聞こえる誰か僕を呼んでいる 道の標を教えて歌う
吹雪の中から夜明けが見える 氷の底から芽を吹く音がする
人は旅人遠い明日の彼方に 守る月日の眼差しを見る
【道の駅】 縄文ロマン 南かやべ ※ ネットが遅いので、朝、10㌔ほど北上。
【明日の予定】 時間があれば、北海道駒ヶ岳に。 道の確認もして。
ダメなら・・。 間欠泉かな。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事

【ランキング】 国内旅行、1位、 旅行全体、1位です。
気に入った所がありましたら、クリックをよろしく。
※ クリックするバナーは、下のです。

※ 1回のクリックで、10ポイント。 1週間生きます。
コメント
コメントの投稿
トラックバック
https://akkamui.com/tb.php/1103-1496f62e