面白い所が、あるもんです。
鉄輪(かなわ)にしがみ付いて登る、断崖絶壁の洞窟に、神社の本殿。
少しでも、高所恐怖症があったら、無理。
そこには、円空、菅江真澄、そして、松浦武四郎も行っていた。
臼別(うすべつ)温泉。 久しぶりに、温まる温泉に出会った。
ラジウム温泉でもあるようだ。
豊富な成分を含んだ、温度以上に熱い湯に、じんじん責められる。
いつまでも、体は、ポカポカ。
今日は、北海道の最西端の近くを、うろうろしていた。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
北海道の最西端は、尾花岬。 道はないようだ。
向かった。
せたな町の大成区に来たら、見えた。 左の端が、尾花岬。
※ この場所から見えることは、ナビと地図で確認。
ネットで、行った人がいるか調べたが、いない。
岩が、海に入り込んでいる所が、あるようだ。
右を見たら、急な階段。 この上に、太田山神社がある。 後で行く。
トンネルを抜けて行ってみたが、そっちからは、見えなかった。
新しい地図にも、この道はなく、最近開通になった。
戻ってきて、撮影。 あの岩山に向かって、登る。
この辺りの、岩陰にある、洞窟に行く。 右の方からなら、見える。
登り口には、案内などが。
円空が来ていた。
円空は北海道に来ているが、最終目的地は、伊達の善光寺。
有珠善光寺は、円空の蝦夷地の旅、最終目的地だった。~伊達市~ 広島原爆の日 他 (2011/8/6)
小幌駅の下の海岸にある、岩屋観音で、円空は仏像を彫った。
室蘭本線の秘境駅、小幌駅 ~全国秘境駅ランキング、NO.1。 豊浦町~ 他 (2011/8/4)
菅江真澄、松浦武四郎も。 そうそうたるメンバー。
2人が登って行った。
この後、私は準備。 2人は、すぐに下りてきた。
登り始めた。 急な階段なので、幅が狭い。
真っ直ぐ登ろうとしたら、靴のかかとがはみ出す。
この写真は、上から。
階段の上に来た。
細い道を上る。
花を見つけるぞと、つぶやいた数秒後だった。
この花。 駒ヶ岳での、オオウメガサソウに似ているが、少し違う。
後で調べたら、ジンヨウイチヤクソウ(腎葉一薬草)。 葉っぱが、腎臓に似ている。
この花が、今日見つけた、珍しい花の最初で最後。
ずっと、急な登り。 石を転がしたら、どこまでも転がる。
クルマユリ。 小さな小さな、ユリ。 可憐。 たくさん見た。
お地蔵様。 昔、神仏混交の時代、ここには寺もあった。 明治に入って、分離。
道のそばに。 ほんの少し、ぶきみ。
熊対策は、万全。 時々、笛を吹く。
Wikipediaには、こう書いてあった。
「付近一帯はヒグマ、ブヨ・蚊・ハチやマムシに遭うことがあり注意・対策が必要である」
10歩登ったら、汗が噴き出す。 ふく。
頂上までの時間が分からない。
もしやめるときは、
クマの鳴き声が聞こえたから、戻って来たさ~、行きたかったけど、って言えばいい。
途中に、小さな神社。 女人堂か。
こういうお酒をごちそうになったら、バチが当たるかな。
メガネの落とし物。 帰りに、下まで持ってきて、目立つ所に置いた。
私がいる。
1時間近く歩いた。 岩山の下の、鳥居に着いた。
上は、どこもこう。
この時、上から人が下りてきた。 ゆっくり。
そのように、足音が聞こえた。 感じで、距離は、10㍍ない。
直ぐに、おかしいと気づいた。 駐車場には、私の車だけ。 上に人はいないはず。
急いで、鈴と笛を鳴らした。 そうして、撃退スプレーを手に持った。
吹きかけるのを、シュミレーションした。
もし現れても、慌てないでにらめっこ。 何かを話す。
最後、近づいてきたら、距離が2㍍になって、顔をめがけて噴射する。
出来るか出来ないかは、勝負。
何も出来なかった時は、負け。 どうなるかは、・・・。
また、笛を鳴らした。
足音が聞こえて10秒後、足音は消えていた。
下の動画は、その後に撮影。
(1分23秒)
鳥居をくぐって、左に行くと、こう。
左の壁に、鎖(くさり)のような、鉄輪(かなわ)が、下がっている。
ほぼ垂直な壁。 高さ、7~8㍍か。
この風景。
こっちから見えるから、向こうからも見える。 後で行く。
(39秒)
この後、少し休んで、息を整えてから、登り始めた。
手と足、4点で支えるが、どんな時も、動かすのは、1つだけ。
手と足と、鉄輪(かなわ)を信じる。
手は素手でなく、滑らないように、登山用の手袋。
体が斜めになりそうな時は、足をかける場所を、やり直し。
今まで登った鎖場の中で、これ程の所はなかった。
私も真剣。 余裕はない。
下は、数㍍下の足場の下も、崖。
着いた。 太田山神社本殿。
小銭を置いた後、どうやってお参りしたか、記憶ない。 忘れたのかな。
ここに来た者だけが、見られる風景。
(1分6秒)
下りようとしたが、頭が、ふわっとする。
暑くて、のぼせた感じ。 休むことにした。
下ってる途中、「たちくらみ」になったら、大変。
さあ、ここから降りていく。
下りは慣れたのか、気持ちに余裕が出た。
途中で、写真を撮ることにした。
右腕を、2つの鉄の輪に通した。 これで大丈夫。
下を撮影。
上。
横。 何とか、水平が取れている。
無事に下りた。
昨日、熊の湯の湯船で、手と足に、敬意を表して写真を撮った。
おだてたのが良かったのか、しっかり役割を果たしてくれた。
なでしこを見て、来た道を、戻る。
道が急なので、ロープは、離せない。 階段の上に着いた。
少し離れて、山を撮った。 赤い○に、行ってきた。 登り口は、左の方に小さく鳥居。
この建物に、円空仏があるという。
円空の歌。 木を彫って、仏の姿にすることを、言っているのか。
建物の中の像は、円空が彫ったものではなかった。 似せて彫った。 それでも、円空仏。(?)
本物でない円空仏もあるようだ。
太田神社。
ここは、古い歴史を持っている。
山の上の、ここに、洞窟ああって、神社の本殿があった。
菅江真澄と松浦武四郎の、歌碑。 当時は、どんな道があったのでしょう。
定燈篭(じょうとうろう)。 江戸時代終わりのものを、再現。
この後、戻って、臼別(うすべつ)温泉に。 下の地図に、岬も、太田山も見える。
国道からの入り口。
(1分10秒)
運営は、町。 100円。 清掃協力金。
菅江真澄は、ここにも来ている。 ということは、古くからある温泉。
こんな湯船。 ここは、屋根がある。 向こうは、ない。
(1分21秒)
湯を飲んでみたら、少ししょっぱい。 他の味も。
湯の成分が、体を温めてる。 そんな感じがする。 羅臼の熊の湯に似ている。
また、ここは、ラジウム温泉でもある。 ※ 道内には、5つほど。
ただ、部屋の中でないので、吸うラジウムは、薄くなっている。
原泉かけ流しという面では、いいのだが。
とにかく温まる。
風呂から出ても、いつまでも、湯上り気分。
そのせいか、私は忘れ物をする。
せたなの街に近い、浮島公園に着いて気づいた。
バッグを忘れた。 お風呂道具を入れたりする。
思い出いっぱいのバッグなので、戻った。 20数㌔。
電気はない。 懐中電灯で、温泉に入った。
車のエンジンをかけ、ライトを点けた状態にして、クマを追う。
再び、浮島公園に戻ってきた。 夜の9時。
少し怖いことが、面白い。
不思議ですね。
無事で何よりだったというのが、感想です。
熊を気にしながらの、1日でした。
※ そういえば、昨日道の駅で会った人は、こう言った。
「いや~、車の前を、クマが横切ったさ~」
臼別温泉、文句なし。
【今日の歌】 何度か紹介しています。 数年後、同じ曲を演奏します。 それは、明日。
【停泊場所】 浮島公園駐車場。
【明日の予定】 浮島を見て、島牧村で大きな滝。 途中に、濃いラジウム温泉が。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事
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鉄輪(かなわ)にしがみ付いて登る、断崖絶壁の洞窟に、神社の本殿。
少しでも、高所恐怖症があったら、無理。
そこには、円空、菅江真澄、そして、松浦武四郎も行っていた。
臼別(うすべつ)温泉。 久しぶりに、温まる温泉に出会った。
ラジウム温泉でもあるようだ。
豊富な成分を含んだ、温度以上に熱い湯に、じんじん責められる。
いつまでも、体は、ポカポカ。
今日は、北海道の最西端の近くを、うろうろしていた。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
北海道の最西端は、尾花岬。 道はないようだ。
向かった。

せたな町の大成区に来たら、見えた。 左の端が、尾花岬。
※ この場所から見えることは、ナビと地図で確認。

ネットで、行った人がいるか調べたが、いない。
岩が、海に入り込んでいる所が、あるようだ。


右を見たら、急な階段。 この上に、太田山神社がある。 後で行く。

トンネルを抜けて行ってみたが、そっちからは、見えなかった。
新しい地図にも、この道はなく、最近開通になった。
戻ってきて、撮影。 あの岩山に向かって、登る。

この辺りの、岩陰にある、洞窟に行く。 右の方からなら、見える。

登り口には、案内などが。

円空が来ていた。
円空は北海道に来ているが、最終目的地は、伊達の善光寺。
有珠善光寺は、円空の蝦夷地の旅、最終目的地だった。~伊達市~ 広島原爆の日 他 (2011/8/6)
小幌駅の下の海岸にある、岩屋観音で、円空は仏像を彫った。
室蘭本線の秘境駅、小幌駅 ~全国秘境駅ランキング、NO.1。 豊浦町~ 他 (2011/8/4)
菅江真澄、松浦武四郎も。 そうそうたるメンバー。



2人が登って行った。
この後、私は準備。 2人は、すぐに下りてきた。

登り始めた。 急な階段なので、幅が狭い。
真っ直ぐ登ろうとしたら、靴のかかとがはみ出す。
この写真は、上から。

階段の上に来た。

細い道を上る。

花を見つけるぞと、つぶやいた数秒後だった。
この花。 駒ヶ岳での、オオウメガサソウに似ているが、少し違う。
後で調べたら、ジンヨウイチヤクソウ(腎葉一薬草)。 葉っぱが、腎臓に似ている。
この花が、今日見つけた、珍しい花の最初で最後。


ずっと、急な登り。 石を転がしたら、どこまでも転がる。

クルマユリ。 小さな小さな、ユリ。 可憐。 たくさん見た。

お地蔵様。 昔、神仏混交の時代、ここには寺もあった。 明治に入って、分離。


道のそばに。 ほんの少し、ぶきみ。

熊対策は、万全。 時々、笛を吹く。
Wikipediaには、こう書いてあった。
「付近一帯はヒグマ、ブヨ・蚊・ハチやマムシに遭うことがあり注意・対策が必要である」
10歩登ったら、汗が噴き出す。 ふく。

頂上までの時間が分からない。
もしやめるときは、
クマの鳴き声が聞こえたから、戻って来たさ~、行きたかったけど、って言えばいい。

途中に、小さな神社。 女人堂か。
こういうお酒をごちそうになったら、バチが当たるかな。


メガネの落とし物。 帰りに、下まで持ってきて、目立つ所に置いた。
私がいる。


1時間近く歩いた。 岩山の下の、鳥居に着いた。

上は、どこもこう。

この時、上から人が下りてきた。 ゆっくり。
そのように、足音が聞こえた。 感じで、距離は、10㍍ない。
直ぐに、おかしいと気づいた。 駐車場には、私の車だけ。 上に人はいないはず。
急いで、鈴と笛を鳴らした。 そうして、撃退スプレーを手に持った。
吹きかけるのを、シュミレーションした。
もし現れても、慌てないでにらめっこ。 何かを話す。
最後、近づいてきたら、距離が2㍍になって、顔をめがけて噴射する。
出来るか出来ないかは、勝負。
何も出来なかった時は、負け。 どうなるかは、・・・。
また、笛を鳴らした。
足音が聞こえて10秒後、足音は消えていた。
下の動画は、その後に撮影。
(1分23秒)
鳥居をくぐって、左に行くと、こう。
左の壁に、鎖(くさり)のような、鉄輪(かなわ)が、下がっている。
ほぼ垂直な壁。 高さ、7~8㍍か。


この風景。

こっちから見えるから、向こうからも見える。 後で行く。

(39秒)
この後、少し休んで、息を整えてから、登り始めた。
手と足、4点で支えるが、どんな時も、動かすのは、1つだけ。
手と足と、鉄輪(かなわ)を信じる。
手は素手でなく、滑らないように、登山用の手袋。
体が斜めになりそうな時は、足をかける場所を、やり直し。
今まで登った鎖場の中で、これ程の所はなかった。
私も真剣。 余裕はない。
下は、数㍍下の足場の下も、崖。
着いた。 太田山神社本殿。
小銭を置いた後、どうやってお参りしたか、記憶ない。 忘れたのかな。

ここに来た者だけが、見られる風景。

(1分6秒)
下りようとしたが、頭が、ふわっとする。
暑くて、のぼせた感じ。 休むことにした。
下ってる途中、「たちくらみ」になったら、大変。
さあ、ここから降りていく。

下りは慣れたのか、気持ちに余裕が出た。
途中で、写真を撮ることにした。
右腕を、2つの鉄の輪に通した。 これで大丈夫。
下を撮影。

上。

横。 何とか、水平が取れている。

無事に下りた。
昨日、熊の湯の湯船で、手と足に、敬意を表して写真を撮った。
おだてたのが良かったのか、しっかり役割を果たしてくれた。
なでしこを見て、来た道を、戻る。


道が急なので、ロープは、離せない。 階段の上に着いた。

少し離れて、山を撮った。 赤い○に、行ってきた。 登り口は、左の方に小さく鳥居。

この建物に、円空仏があるという。

円空の歌。 木を彫って、仏の姿にすることを、言っているのか。
建物の中の像は、円空が彫ったものではなかった。 似せて彫った。 それでも、円空仏。(?)
本物でない円空仏もあるようだ。



太田神社。

ここは、古い歴史を持っている。

山の上の、ここに、洞窟ああって、神社の本殿があった。


菅江真澄と松浦武四郎の、歌碑。 当時は、どんな道があったのでしょう。



定燈篭(じょうとうろう)。 江戸時代終わりのものを、再現。

この後、戻って、臼別(うすべつ)温泉に。 下の地図に、岬も、太田山も見える。
国道からの入り口。

(1分10秒)
運営は、町。 100円。 清掃協力金。


菅江真澄は、ここにも来ている。 ということは、古くからある温泉。

こんな湯船。 ここは、屋根がある。 向こうは、ない。

(1分21秒)
湯を飲んでみたら、少ししょっぱい。 他の味も。
湯の成分が、体を温めてる。 そんな感じがする。 羅臼の熊の湯に似ている。
また、ここは、ラジウム温泉でもある。 ※ 道内には、5つほど。
ただ、部屋の中でないので、吸うラジウムは、薄くなっている。
原泉かけ流しという面では、いいのだが。
とにかく温まる。
風呂から出ても、いつまでも、湯上り気分。
そのせいか、私は忘れ物をする。
せたなの街に近い、浮島公園に着いて気づいた。
バッグを忘れた。 お風呂道具を入れたりする。
思い出いっぱいのバッグなので、戻った。 20数㌔。
電気はない。 懐中電灯で、温泉に入った。
車のエンジンをかけ、ライトを点けた状態にして、クマを追う。

再び、浮島公園に戻ってきた。 夜の9時。
少し怖いことが、面白い。
不思議ですね。
無事で何よりだったというのが、感想です。
熊を気にしながらの、1日でした。
※ そういえば、昨日道の駅で会った人は、こう言った。
「いや~、車の前を、クマが横切ったさ~」
臼別温泉、文句なし。
【今日の歌】 何度か紹介しています。 数年後、同じ曲を演奏します。 それは、明日。
【停泊場所】 浮島公園駐車場。

【明日の予定】 浮島を見て、島牧村で大きな滝。 途中に、濃いラジウム温泉が。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事

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