涙岬。 この名前で、素通りはできない。
きっと、悲恋伝説がある。 ※ タイトルの堪えるは、堪(こら)える。
太平洋に突き出た岩に、乙女の横顔はあった。
その表情は、岬の先端に近づくに従い、悲しみが増していった。
最後は、泣いていた。
ところが、その泣いている表情が、やがて、微笑んでいるように見えてきた。
驚きの、その理由は、本文で。
1日雨は、降り続いた。
しかし、たった30分ほど、雨は降らなかった。
丁度その時、私は涙岬を歩いていた。
もし降っていたら、涙雨だった。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
風連湖のそばの道の駅で、ごみを捨てた。
(ごみを捨てさせてくれる道の駅は、滅多にない。 根室人のおおらかさか。 心の広さか。
以前、根室人のおおらかさで、祭りでのこの表情を紹介した。)
冬になったら、オオワシがやってくる。
森の中で、オス鹿と急に出くわしたことがある。 目の前でジャンプして逃げた。 子牛のように大きかった。
茶内駅から、国道を離れ、海に向かう。 地図を、真っ直ぐ下に。
茶内駅。 この辺りは、広く酪農地帯。 茶内は、その中心。 ※ 浜中町茶内。
昔は、町営の鉄道があった。 こんな列車。 可愛い。
涙岬は、浜中町に。 小さな岬。
雨は、到着する少し前に、止んだ。 雨の中歩くのを、覚悟していた。
涙岬は、500㍍先に。 途中から、少しだけ下っている。 それで、岬は見えない。
立岩もある。
こんなお話。 乙女の涙は、何が、乙女の涙なんでしょう。 岬が涙では、変。
ただの作り話ではないという、証拠がほしい。
※ 遭難の記録が、松浦武四郎の記録にあるとか、何らかの歴史書にあるとか。
「咽で泣き」は、どう読むのか。 咽(むせ)び泣き、でないかな。
昔は、遭難事故は珍しくない。 こんな話は、たくさんあったのか。
※ 函館の、立待岬の話に似ている。 待って待って、最後は石になった。
立待岬 他 (2009/07/17)
歩き出したら、蚊が集まってきた。 戻って、スプレーを手と首に吹きかけた。
ツリガネニンジンと、エゾリンドウかな。 秋の気配。
エゾフウロ。 雨で、少ししぼんでいる。
立岩への道もある。
行ってみたくなる道。 先端は、ずっと行って、少し下がる。
左側は、下りて行けそう。 道は見えないけど。 右は、断崖。
見えましたよ。
飛び込んだら、波にもまれて助からない。
こうです。 悲しみをこらえて、静かに海に向かっている。
顔の下は、スフィンクスのよう。
岩の割れ目から、水が出ていたら、それこそ、乙女の涙ですね。
※ 知床の、乙女の涙(フレペの滝)は、こんなの。
オショロコマ釣り 乙女の涙(フレペの滝) (2009/08/11)
少し動いてみた。 少し鼻が高くなった。 小さな唇。 品のある表情。
涙岬の、突端から。
あ! 泣いている。 咽(むせ)び泣いている。 そして、涙を流している目。
海の中に座っているようにも、見える。
伝説では、男の人は、岸に向かっていることになっている。
立岩になって。
私は、もしかして、岸にたどり着いたのではと、疑った。
そうして、上の写真の岩に、男の人がいないか、探した。
いた。 何だ、並んでいた。
分かるでしょうか。 答えは、下をクリックすると分かります。。
男の人は、後ろから、優しい表情で、そっと寄り添っていた。
泣いてると見えた女の人が、微笑んでいるように、見えてきた。
2人は一緒になれて、今は、幸せそう。

下はこのように。
反対側を見ると、立岩。
岸に向かっているように、見える。 でも、顔はフクロウかな。 それとも、ゆるキャラ。
立岩は、今はもう、伝説の男の人に見えなくていい。
こんな道を来た。
ヒオウギアヤメ。 種を作っている。 このように咲いていた。
駐車場に戻って、走り出したら、雨が降ってきた。
どこにも寄らないで、厚岸の道の駅へ。
厚岸名物は、牡蠣(かき)。 昨日贅沢したから、今日は我慢。
※ 生の牡蠣を、ポン酢しょうゆで食べるのが好き。 どこかのスーパーで、買うかな。
いつだか食べたのを、思い出す。 赤穂御崎 ラドン温泉 牡蠣と湯葉豆腐 他 (2009/12/3)
厚岸近辺は、割と細かく見学している。
左奥に、厚岸湖。
厚岸大橋。
見える海は、厚岸湾。
左の岬は、バラサン岬。 右は、尻羽(シレパ)岬。
涙岬。 その名前に惹(ひ)かれて、行ってきた。
忘れたくない、また、忘れられない歴史があるから、伝説として残すのでしょうか。
女の人が可哀想と思ったとき、男の人が見えてきた。
私が涙岬にいる間だけ、雨は降らなかった。
そうさせたのは、きっと、あの2人。
微笑んでいる2人を、発見してもらうために。
涙岬の涙は、今は悲しさだけの涙ではないと、分かった。
それが、よかったかなって、思います。
【関連ブログ】 尻羽岬(シレパミサキ)には、人だけでなく、鹿もいなかった。~釧路町仙鳳趾村~ 他 (2012/8/17)
家斉が建てた国泰寺 バラサン岬から見た、厚岸の風景 愛冠岬 ~厚岸町~ 他 (2012/8/16)
幌戸沼の親子のタンチョウ 名前が3つある、霧多布岬 アゼチの岬 ~浜中町~ 他 (2012/8/15)
【今日の歌】 キム・ヨナの、オリンピックに向けての、新しいプログラムが発表されました。
ショートプログラムの曲は、『悲しみのクラウン』(Send in the Clowns)
詳しくは、明日のブログで。
歌っているのは、Judy Collins(ジュディ・コリンズ)
彼女は、青春の光と影(Both Sides Now)を歌ったことで知られる。
【道の駅】 厚岸グルメパーク
【明日の予定】 熊の写真を見に、磯分内かな。 700㌔は、本当なのか。
※ 追記 変更になっています。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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きっと、悲恋伝説がある。 ※ タイトルの堪えるは、堪(こら)える。
太平洋に突き出た岩に、乙女の横顔はあった。
その表情は、岬の先端に近づくに従い、悲しみが増していった。
最後は、泣いていた。
ところが、その泣いている表情が、やがて、微笑んでいるように見えてきた。
驚きの、その理由は、本文で。
1日雨は、降り続いた。
しかし、たった30分ほど、雨は降らなかった。
丁度その時、私は涙岬を歩いていた。
もし降っていたら、涙雨だった。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
風連湖のそばの道の駅で、ごみを捨てた。
(ごみを捨てさせてくれる道の駅は、滅多にない。 根室人のおおらかさか。 心の広さか。
以前、根室人のおおらかさで、祭りでのこの表情を紹介した。)
冬になったら、オオワシがやってくる。
森の中で、オス鹿と急に出くわしたことがある。 目の前でジャンプして逃げた。 子牛のように大きかった。

茶内駅から、国道を離れ、海に向かう。 地図を、真っ直ぐ下に。
茶内駅。 この辺りは、広く酪農地帯。 茶内は、その中心。 ※ 浜中町茶内。
昔は、町営の鉄道があった。 こんな列車。 可愛い。

涙岬は、浜中町に。 小さな岬。
雨は、到着する少し前に、止んだ。 雨の中歩くのを、覚悟していた。
涙岬は、500㍍先に。 途中から、少しだけ下っている。 それで、岬は見えない。

立岩もある。

こんなお話。 乙女の涙は、何が、乙女の涙なんでしょう。 岬が涙では、変。
ただの作り話ではないという、証拠がほしい。
※ 遭難の記録が、松浦武四郎の記録にあるとか、何らかの歴史書にあるとか。
「咽で泣き」は、どう読むのか。 咽(むせ)び泣き、でないかな。
昔は、遭難事故は珍しくない。 こんな話は、たくさんあったのか。

※ 函館の、立待岬の話に似ている。 待って待って、最後は石になった。
立待岬 他 (2009/07/17)
歩き出したら、蚊が集まってきた。 戻って、スプレーを手と首に吹きかけた。

ツリガネニンジンと、エゾリンドウかな。 秋の気配。


エゾフウロ。 雨で、少ししぼんでいる。

立岩への道もある。

行ってみたくなる道。 先端は、ずっと行って、少し下がる。

左側は、下りて行けそう。 道は見えないけど。 右は、断崖。


見えましたよ。

飛び込んだら、波にもまれて助からない。

こうです。 悲しみをこらえて、静かに海に向かっている。
顔の下は、スフィンクスのよう。

岩の割れ目から、水が出ていたら、それこそ、乙女の涙ですね。

※ 知床の、乙女の涙(フレペの滝)は、こんなの。
オショロコマ釣り 乙女の涙(フレペの滝) (2009/08/11)
少し動いてみた。 少し鼻が高くなった。 小さな唇。 品のある表情。


涙岬の、突端から。

あ! 泣いている。 咽(むせ)び泣いている。 そして、涙を流している目。
海の中に座っているようにも、見える。

伝説では、男の人は、岸に向かっていることになっている。
立岩になって。
私は、もしかして、岸にたどり着いたのではと、疑った。
そうして、上の写真の岩に、男の人がいないか、探した。
いた。 何だ、並んでいた。
分かるでしょうか。 答えは、下をクリックすると分かります。。

男の人は、後ろから、優しい表情で、そっと寄り添っていた。
泣いてると見えた女の人が、微笑んでいるように、見えてきた。
2人は一緒になれて、今は、幸せそう。

下はこのように。

反対側を見ると、立岩。

岸に向かっているように、見える。 でも、顔はフクロウかな。 それとも、ゆるキャラ。
立岩は、今はもう、伝説の男の人に見えなくていい。

こんな道を来た。

ヒオウギアヤメ。 種を作っている。 このように咲いていた。

駐車場に戻って、走り出したら、雨が降ってきた。
どこにも寄らないで、厚岸の道の駅へ。

厚岸名物は、牡蠣(かき)。 昨日贅沢したから、今日は我慢。
※ 生の牡蠣を、ポン酢しょうゆで食べるのが好き。 どこかのスーパーで、買うかな。
いつだか食べたのを、思い出す。 赤穂御崎 ラドン温泉 牡蠣と湯葉豆腐 他 (2009/12/3)
厚岸近辺は、割と細かく見学している。

左奥に、厚岸湖。

厚岸大橋。

見える海は、厚岸湾。

左の岬は、バラサン岬。 右は、尻羽(シレパ)岬。

涙岬。 その名前に惹(ひ)かれて、行ってきた。
忘れたくない、また、忘れられない歴史があるから、伝説として残すのでしょうか。
女の人が可哀想と思ったとき、男の人が見えてきた。
私が涙岬にいる間だけ、雨は降らなかった。
そうさせたのは、きっと、あの2人。
微笑んでいる2人を、発見してもらうために。
涙岬の涙は、今は悲しさだけの涙ではないと、分かった。
それが、よかったかなって、思います。
【関連ブログ】 尻羽岬(シレパミサキ)には、人だけでなく、鹿もいなかった。~釧路町仙鳳趾村~ 他 (2012/8/17)
家斉が建てた国泰寺 バラサン岬から見た、厚岸の風景 愛冠岬 ~厚岸町~ 他 (2012/8/16)
幌戸沼の親子のタンチョウ 名前が3つある、霧多布岬 アゼチの岬 ~浜中町~ 他 (2012/8/15)
【今日の歌】 キム・ヨナの、オリンピックに向けての、新しいプログラムが発表されました。
ショートプログラムの曲は、『悲しみのクラウン』(Send in the Clowns)
詳しくは、明日のブログで。
歌っているのは、Judy Collins(ジュディ・コリンズ)
彼女は、青春の光と影(Both Sides Now)を歌ったことで知られる。
【道の駅】 厚岸グルメパーク
【明日の予定】 熊の写真を見に、磯分内かな。 700㌔は、本当なのか。
※ 追記 変更になっています。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

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