カッパ淵を、遠野のSさんに案内してもらった。
Sさんは子供のころ、カッパ淵で、河童のように泳いで遊んだ。
河童は、いたずらをしたが、いいこともしたようだ。
頭の皿の水で、常堅寺(じょうけんじ)の火事を消したことも。
感謝されて、寺には、カッパ狛犬(こまいぬ)があった。
福泉寺に、木彫としては日本最大の、大観音像があった。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
今日は、私の車の助手席にSさんが乗って、動く。
カッパ淵は、遠野市の町外れに。
常堅(じょうけん)寺の裏にある。
曹洞宗の、大きなお寺。 Sさんの菩提寺。
山門の仁王像。 表情が、おだやか。 鬼のようでない。
この像は、早池峰神社にあったもの。
※ 早池峰神社は、寺と神社の両方があった。 明治の神仏分離で、寺のこの像が、ここに来た。
早池峰神社は、ここより、もう少し北にある。 そのずっと北に、早池峰山。
正面に、本堂。
句があった。 河童の皿は、氷だと。 どの河童だろう。
左にいた。 カッパ狛犬(こまいぬ)。 こまガッパ。(?)
ここに溜まった水が、氷ったんだ。 冬の情景。
※ 上の句の作者は、沢木 欣一(さわき きんいち)という、俳人。
こんな句も、つくっている。
「秋晴の 空気を写生せよ といふ」
棟方志功に言われたそう。
祠(ほこら)の中。
本堂前にも、河童。 この小さいのが、お土産屋さんで売っている。
本堂の左に、行く道がある。
河童の足跡。 指が足りない。
寺の裏。 見える橋を渡って、右に行く。 写真からはみ出た辺りに、カッパ淵。
橋から、下流を。 人がいる辺りに、カッパ淵。
ここです。 ※ Sさんは、たくさん歩けないので、橋の上で待っている。
昔はもっと深く、腰のくらいまであったそう。 子供たちは、泳いだ。
網で魚も獲った。 ウナギもいた。
淵(ふち)というから、もっと深いのをイメージする。
底が見えなく、魚の主が棲んでいるとか、龍が出そうとか。
あっけない感じがする。
この川は、小烏瀬(こがらせ)川ですね。 遠野物語に出てきて、有名になった。
河童は、伝説上の動物なのか、未確認動物なのか、どちらでしょう。 後者なら、面白い。
小さな祠と、カッパ。 子供に、乳を飲ませている。
Sさんは、子供のころ、カッパの話は聞いてないという。
だから、見たことはない。
カッパ捕獲許可証が売っている。 左の木が、不気味。
このようにして、釣る。 エサは、もちろん、キュウリ。
ここは、安倍屋敷跡。 この地方を治めた人。
※ 安倍貞任(さだとう)の末とある。 平安時代の武将。 ※ 末~末裔(まつえい) 子孫。
この人の妹が、奥州藤原氏の清衡を生んでいる。 清衡・基衡・秀衡と続く。
秀衡は義経に優しかった。
その子の、泰衡がダメだった。 頼朝に、だまされる。
義経を殺し、自分も殺される。
※ 安倍貞任の安倍と、安倍首相の安倍が同じ。 阿部でない。 関係あるか、調べてみた。
阿部首相は、ある選挙で、岩手県に来た。 こんな演説をしている。(Wikipedia)
「貞任の末裔が私となっている。ルーツは岩手県。 その岩手県に帰ってきた」
橋に戻ったら、地元の人が、マスだって叫んだ。 急いでカメラを向けた。
橋の下を通り抜けて、赤○に2匹いる。
40㌢ほど。 動くから、分かる。
東の方にデンデラ野という、姥捨て山があるが、近くに、佐々木喜善(きぜん)の生家。
遠野物語の柳田国男に、遠野の民話を語った人。
※ まとめた人間の方が有名になったので、面白くないと思っているかなって、想像。
でも、柳田国男がいなかったら、文学作品のレベルにはならなかった。
遠野市に入ると、柳田国男の名前は、あまり出てこないし、見ない。
佐々木喜善の名前ばかり。
柳田国男がのおかげで、今の遠野市の観光があるんだが。
合作としたら、どうだったろう。
途中の風景。 左の方に、デンデラ野。 遠野は今、稲刈りの、真っ最中。
Sさんは、もう一か所行くという。 どこかは言わない。 名前を忘れたのか。
福泉寺という、寺だった。
拝観料は、300円。 Sさんは、ここで待つ。
※ Sさんは、数年前大病してから、長く歩けない。
ブログで、いつだったか、盛岡の病院に見舞いに行ったのを、書いたことがある。
広い境内。 見どころは、大観音像。 1本の木を彫った。 木彫りとして日本最大。(Wikipedia)
まず、本堂に。
5分ほど歩いて、大観音堂。
観音像は、本堂の後ろの建物に。
観音堂の中。 外から撮影。
大観音像。 撮影禁止なので、これだけ。
総高17m、木彫として日本最大の観音像。
樹齢1200年の大木の一木造である。
20年の歳月を費やして住職自らが刻んだ。(Wikipedia)
実際に見ると大きいが、大きさをどう表現したらいいか、・・。
顔の大きな像、という印象。
案内板にあったのが、右の写真。 ネット上には、こんな写真。
近くから、遠野市の市街地が見えた。
戻る途中に、五重塔。 1990年に建立。 新しい。
五重塔は、バランスが取れやすいのか、美しいのが多い。
寺のそばに、食堂。 Sさんに、ラーメンをご馳走になった。
こんなポスターが。 少し前に、遠野のお祭りがあった。
※ 上のポスターの女性の顔は、顔の下の方が、少しふっくら。
典型的な、秋田美人。
秋田の雄勝(おがち)の小町祭りにも、出れそう。
以前の小野小町のポスターには、こんな女性が。
似ています。
遠野は、毎年のように寄るので、だいたい見た。
市街地から出ると、日本のふるさと、原風景って感じでしょうか。
民話が多く残っていたということで、
昔から、心豊かに人々は生活していた、と分かります。
Sさんをお家に送った。 来年また来るからねと、別れた。
自然のマイタケの乾燥したのを、いただいた。
【関連ブログ】 伝承園 遠野物語 オシラサマ伝説 ~遠野市~ 釜石市を通る。 他 (2012/10/15)
遠野ふるさと村 デンデラ野 ~遠野市~ 他 (2011/7/24)
【その他】 滝観洞(ろうかんどう)という洞窟が、遠くない所にある。
そこに、白蓮(びゃくれん)洞もある。
2つは、セットの券で見るのだが、前回行ったとき、白蓮洞を見忘れた。
白蓮洞は、柳原(やなぎわら)白蓮が、名付けていた。
滝観洞に、天岩戸の滝があるが、その名前も彼女が。
調べてみたら、白蓮洞は、震災のため中は見られない。 残念。
白蓮洞の入り口には、こんな歌の碑があるそう。
「 神代より かくしおきけむ 滝つ瀬の 世にあらはるる ときこそ来つれ 」(白蓮)
滝観洞(ろうかんどう) 他 (2009/10/03)
【今日の歌】 ラジオのFMから、美空ひばりが歌う、月の夜汽車が流れてきた。
彼女が歌うのは、YouTubeには、ない。
曲を作った、岡林信康で。
【停泊場所】 陸前高田の、道の駅があった所にある、駐車場。
【明日の予定】 陸前高田を見て、南下。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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Sさんは子供のころ、カッパ淵で、河童のように泳いで遊んだ。
河童は、いたずらをしたが、いいこともしたようだ。
頭の皿の水で、常堅寺(じょうけんじ)の火事を消したことも。
感謝されて、寺には、カッパ狛犬(こまいぬ)があった。
福泉寺に、木彫としては日本最大の、大観音像があった。
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( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
今日は、私の車の助手席にSさんが乗って、動く。
カッパ淵は、遠野市の町外れに。
常堅(じょうけん)寺の裏にある。

曹洞宗の、大きなお寺。 Sさんの菩提寺。

山門の仁王像。 表情が、おだやか。 鬼のようでない。
この像は、早池峰神社にあったもの。
※ 早池峰神社は、寺と神社の両方があった。 明治の神仏分離で、寺のこの像が、ここに来た。
早池峰神社は、ここより、もう少し北にある。 そのずっと北に、早池峰山。


正面に、本堂。

句があった。 河童の皿は、氷だと。 どの河童だろう。

左にいた。 カッパ狛犬(こまいぬ)。 こまガッパ。(?)

ここに溜まった水が、氷ったんだ。 冬の情景。

※ 上の句の作者は、沢木 欣一(さわき きんいち)という、俳人。
こんな句も、つくっている。
「秋晴の 空気を写生せよ といふ」
棟方志功に言われたそう。
祠(ほこら)の中。

本堂前にも、河童。 この小さいのが、お土産屋さんで売っている。

本堂の左に、行く道がある。

河童の足跡。 指が足りない。

寺の裏。 見える橋を渡って、右に行く。 写真からはみ出た辺りに、カッパ淵。


橋から、下流を。 人がいる辺りに、カッパ淵。

ここです。 ※ Sさんは、たくさん歩けないので、橋の上で待っている。
昔はもっと深く、腰のくらいまであったそう。 子供たちは、泳いだ。
網で魚も獲った。 ウナギもいた。
淵(ふち)というから、もっと深いのをイメージする。
底が見えなく、魚の主が棲んでいるとか、龍が出そうとか。
あっけない感じがする。

この川は、小烏瀬(こがらせ)川ですね。 遠野物語に出てきて、有名になった。

河童は、伝説上の動物なのか、未確認動物なのか、どちらでしょう。 後者なら、面白い。
小さな祠と、カッパ。 子供に、乳を飲ませている。


Sさんは、子供のころ、カッパの話は聞いてないという。
だから、見たことはない。
カッパ捕獲許可証が売っている。 左の木が、不気味。

このようにして、釣る。 エサは、もちろん、キュウリ。


ここは、安倍屋敷跡。 この地方を治めた人。
※ 安倍貞任(さだとう)の末とある。 平安時代の武将。 ※ 末~末裔(まつえい) 子孫。
この人の妹が、奥州藤原氏の清衡を生んでいる。 清衡・基衡・秀衡と続く。
秀衡は義経に優しかった。
その子の、泰衡がダメだった。 頼朝に、だまされる。
義経を殺し、自分も殺される。


※ 安倍貞任の安倍と、安倍首相の安倍が同じ。 阿部でない。 関係あるか、調べてみた。
阿部首相は、ある選挙で、岩手県に来た。 こんな演説をしている。(Wikipedia)
「貞任の末裔が私となっている。ルーツは岩手県。 その岩手県に帰ってきた」
橋に戻ったら、地元の人が、マスだって叫んだ。 急いでカメラを向けた。
橋の下を通り抜けて、赤○に2匹いる。

40㌢ほど。 動くから、分かる。


東の方にデンデラ野という、姥捨て山があるが、近くに、佐々木喜善(きぜん)の生家。
遠野物語の柳田国男に、遠野の民話を語った人。
※ まとめた人間の方が有名になったので、面白くないと思っているかなって、想像。
でも、柳田国男がいなかったら、文学作品のレベルにはならなかった。
遠野市に入ると、柳田国男の名前は、あまり出てこないし、見ない。
佐々木喜善の名前ばかり。
柳田国男がのおかげで、今の遠野市の観光があるんだが。
合作としたら、どうだったろう。


途中の風景。 左の方に、デンデラ野。 遠野は今、稲刈りの、真っ最中。

Sさんは、もう一か所行くという。 どこかは言わない。 名前を忘れたのか。
福泉寺という、寺だった。
拝観料は、300円。 Sさんは、ここで待つ。
※ Sさんは、数年前大病してから、長く歩けない。
ブログで、いつだったか、盛岡の病院に見舞いに行ったのを、書いたことがある。

広い境内。 見どころは、大観音像。 1本の木を彫った。 木彫りとして日本最大。(Wikipedia)

まず、本堂に。

5分ほど歩いて、大観音堂。

観音像は、本堂の後ろの建物に。

観音堂の中。 外から撮影。

大観音像。 撮影禁止なので、これだけ。
総高17m、木彫として日本最大の観音像。
樹齢1200年の大木の一木造である。
20年の歳月を費やして住職自らが刻んだ。(Wikipedia)
実際に見ると大きいが、大きさをどう表現したらいいか、・・。
顔の大きな像、という印象。
案内板にあったのが、右の写真。 ネット上には、こんな写真。


近くから、遠野市の市街地が見えた。

戻る途中に、五重塔。 1990年に建立。 新しい。
五重塔は、バランスが取れやすいのか、美しいのが多い。



寺のそばに、食堂。 Sさんに、ラーメンをご馳走になった。
こんなポスターが。 少し前に、遠野のお祭りがあった。

※ 上のポスターの女性の顔は、顔の下の方が、少しふっくら。
典型的な、秋田美人。
秋田の雄勝(おがち)の小町祭りにも、出れそう。
以前の小野小町のポスターには、こんな女性が。
似ています。
遠野は、毎年のように寄るので、だいたい見た。
市街地から出ると、日本のふるさと、原風景って感じでしょうか。
民話が多く残っていたということで、
昔から、心豊かに人々は生活していた、と分かります。
Sさんをお家に送った。 来年また来るからねと、別れた。
自然のマイタケの乾燥したのを、いただいた。
【関連ブログ】 伝承園 遠野物語 オシラサマ伝説 ~遠野市~ 釜石市を通る。 他 (2012/10/15)
遠野ふるさと村 デンデラ野 ~遠野市~ 他 (2011/7/24)
【その他】 滝観洞(ろうかんどう)という洞窟が、遠くない所にある。
そこに、白蓮(びゃくれん)洞もある。
2つは、セットの券で見るのだが、前回行ったとき、白蓮洞を見忘れた。
白蓮洞は、柳原(やなぎわら)白蓮が、名付けていた。
滝観洞に、天岩戸の滝があるが、その名前も彼女が。
調べてみたら、白蓮洞は、震災のため中は見られない。 残念。
白蓮洞の入り口には、こんな歌の碑があるそう。
「 神代より かくしおきけむ 滝つ瀬の 世にあらはるる ときこそ来つれ 」(白蓮)
滝観洞(ろうかんどう) 他 (2009/10/03)
【今日の歌】 ラジオのFMから、美空ひばりが歌う、月の夜汽車が流れてきた。
彼女が歌うのは、YouTubeには、ない。
曲を作った、岡林信康で。
【停泊場所】 陸前高田の、道の駅があった所にある、駐車場。
【明日の予定】 陸前高田を見て、南下。
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(2008年4月~2010年9月までの記事)

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コメント
かっぱ♪
Re: かっぱ♪
天気のいい日に、のんびりと、風を感じながら歩く。
遠野の魅力は、そうしたら、いっそう分かるでしょうね。
テレビのない時代、子供たちは、おばあちゃんの話す民話を聞いた。
囲炉裏の周りで。 いい風景です。
遠野にいると、時間がゆっくり流れます。
遠野の魅力は、そうしたら、いっそう分かるでしょうね。
テレビのない時代、子供たちは、おばあちゃんの話す民話を聞いた。
囲炉裏の周りで。 いい風景です。
遠野にいると、時間がゆっくり流れます。
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次々と魅力のある所に行かれているので
どれだけおお~っと声を上げて
ブログを拝見させていただいているか
ご想像ください。
かっぱに会ってみたいです。
いたずらされるのは困りますけどね。
かっぱ狛犬って珍しいですね~
五重塔はきっりと姿勢いいですね。
遠野にまたまた思いを馳せています。