足摺岬のとなりに、小さな集落があった。 港町、松尾。
陽だまりのような路地を、のんびりと歩いた。
温かいので、途中から、上着を脱いで。
臼碆(うすばえ)と呼ばれる、断崖があった。
黒潮が、日本で最初に接岸する場所と言われている。(土佐清水市の資料から引用)
松尾はここ。
足摺岬の観光案内所で、地図はいただいていた。
マンガのような楽しい地図なので、目的地を見つけるのがたいへん。
でも、それはそれで、人に聞いたりするから、いい。
これは、土佐清水市のHPの地図。(大きくならない)
山の中腹に、古い灯明台。 ※ 安政7年建立。(150年前)
小さな、金刀比羅宮の前にあった。
ここで灯りをともして、灯台の役目を果たし、神社と一緒に、船を守った。
海に向かって、右の方。 黄色の○に、私の車。 休校の小学校に停めた。
家は、斜面にある。
こっちは、港。 後で行く。 野菜を作っている。 お店では、種も売っている。
旦那さんの墓と親しみを込めて呼ばれていた。
土佐鰹節の元祖は、「印南の角屋の甚太郎」と言われている。 (伝承) ※ 印南は、和歌山県の南部。
カツオの漁場は、ここの沖にあって、それの発見から始まった。
この墓は、角屋一族の人の墓。
この町の発展は、カツオと共にあったことを、物語っているのかな。
街の中には、お遍路さんの道が通っている。 ※ バイパスは、街の上の山に。
そして、このような道が、網目のように。
吉福家住宅。 国の重要文化財だから、なかなかな物。
船をつかって、商売で儲けた。
※ 少しだけ書くと、この家の先祖は、宮崎の方で、ある事情で玄米を大量に安く手に入れた。
明治の初めころか。 それを高く売って、もうけたのが、始まり。
何かの商売をしていて、周りより、頭一つ出た時が、大きく成長するチャンスなのかと思った。
女城(めじろ)岬という小さな岬があった。 この神社は、女城神社。
少し向こうに、変わった物があった。
女城鼻監視哨跡(めじろはな かんししょうあと)とあった。 ※ 鼻は、岬の意味ですね。
戦時中、敵の飛行機をここから監視した。
近くに来た飛行機に対しては、機関銃で撃ったこともあるそう。 ※ 飛行機は、港の船を攻撃しに来た。
向こうは、この後行く、臼碆(うすばえ)。 ○の山に登る。 ※ 碆は、岩礁を意味している。
あの地点が、黒潮が日本に最初に接岸する場所と、土佐清水市の説明にあった。
※ このことは、一般的にそう認められているのか、確認は出来なかった。
足摺半島に、黒潮がぶつかることは、確か。 でも、最初かどうかは、はっきりしない。 九州かも。
家を建てるために、お城のような石垣があった。
※ 石垣の村、戸川(宮崎県) 家も、石垣だった。
ここは、港の外。 船がやってきた。
※ 写真について少し。
最近、枚数が減ったと気づいている人がいると思う。
私は、akkamui21だから、基本を21枚にした。
小さな写真や、おまけが少しあるが。
写真の枚数を減らした分、1枚の写真に、いくつかの情報を入れたい。
この写真の場合は、港の風景と、船と、釣り人。
更に、向こうに洞窟、空には鳥、近くに花が咲いていたら、完璧。
船は、右から来て、奥に行く。
港の上に、松尾天満宮があった。
神社なんだが、中には舞台があって、周り舞台だそう。
芝居や、狂言が行われる。 地域の大きな楽しみだった時代がある。 ※ YouTubeに動画はない。
※ よさこいネットに、小さいがこんな写真。
こういう所の舞台を、見てみたいですね。
アコウの木。 幹の見える所は、根だそう。 他の木にまとわりつく、不思議な木だ。
樹齢400年。 松尾のシンボル。 天然記念物。 この木は、足摺半島の亜熱帯植物の代表。
海岸に降りたら、こんなのがあった。 これも、アコウ。
誰かが、挟み込んだのではなく、根が石を抱え込んで、成長して、上に持ち上がった。
室戸岬に、こんなのがあった。
この道が、お遍路道。 昔は、この道しかなかった。
穴があった。 通りがかった人に聞いた。 防空壕だった。 奥で、つながってるのもあった。
温かいから、花も元気。
小さなお寺に、毘沙門天があった。 寺の名は、海運寺。
室町時代に作られたそう。
でも、その割には、色がきれい。 ここに問題がありますね。
いつの時代か、誰かが、漆や彩色をした。 これで価値が落ちた。
もし、室町時代のままだったら、最低、重要文化財になる。
地方の文化財には、こういうものが多い。
※ 他に、ちゃんと鑑定してないために、価値が認められていない場合がある。
※ ひどい場合は、鑑定したら「うそ」がばれてしまうので、鑑定しない所もある。
松尾を離れて、臼碆に行った。 山の上に、展望所があった。
黄色の○に、竜宮神社の祠。 小 さな島に、船が来ている。
松尾の集落が見える。
黄色の○は、鵜(う)ノ岬展望台。 あそこにも寄った。
竜宮神社から、上を撮った。 さっきは、あの山の上にいた。
灯台。 ここが、最初かどうかは分からないが、黒潮がぶつかる。
黒潮は、カツオやマグロの、海の幸を運んでくれる。
波が高いけど、釣りはやめない。
船の会社に、「今日はあぶなくて、迎えに行けない、ごめんね」って言われたら、どうするんだろう。
私が今日見た物は、松尾の人達が作った案内のチラシに、「わたしたちの宝なんですよ」と書いてあった。
旅する者(私)にとっては、有名でなく、情報誌にもない物で、十分ですね。
今日は、四国の南の端の、港町の雰囲気が分かった旅でした。
【道の駅】 めじかの里土佐清水 ※ めじか は、ソウダガツオのことのよう。
【明日の予定】 この近辺
※ 定置網を上げるのを、見られるのがある。 それを調べている。
これは、面白そう。 窪津漁協でやっている。 明日はっきりする。
【動画】
港町、松尾(足摺岬の近く)
【ランキング】 国内旅行は4位、 旅行全体で8位です。 放浪の旅は33位です。
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陽だまりのような路地を、のんびりと歩いた。
温かいので、途中から、上着を脱いで。
臼碆(うすばえ)と呼ばれる、断崖があった。
黒潮が、日本で最初に接岸する場所と言われている。(土佐清水市の資料から引用)
松尾はここ。
足摺岬の観光案内所で、地図はいただいていた。
マンガのような楽しい地図なので、目的地を見つけるのがたいへん。
でも、それはそれで、人に聞いたりするから、いい。
これは、土佐清水市のHPの地図。(大きくならない)

山の中腹に、古い灯明台。 ※ 安政7年建立。(150年前)
小さな、金刀比羅宮の前にあった。
ここで灯りをともして、灯台の役目を果たし、神社と一緒に、船を守った。

海に向かって、右の方。 黄色の○に、私の車。 休校の小学校に停めた。
家は、斜面にある。

こっちは、港。 後で行く。 野菜を作っている。 お店では、種も売っている。

旦那さんの墓と親しみを込めて呼ばれていた。
土佐鰹節の元祖は、「印南の角屋の甚太郎」と言われている。 (伝承) ※ 印南は、和歌山県の南部。
カツオの漁場は、ここの沖にあって、それの発見から始まった。
この墓は、角屋一族の人の墓。
この町の発展は、カツオと共にあったことを、物語っているのかな。

街の中には、お遍路さんの道が通っている。 ※ バイパスは、街の上の山に。
そして、このような道が、網目のように。

吉福家住宅。 国の重要文化財だから、なかなかな物。
船をつかって、商売で儲けた。
※ 少しだけ書くと、この家の先祖は、宮崎の方で、ある事情で玄米を大量に安く手に入れた。
明治の初めころか。 それを高く売って、もうけたのが、始まり。
何かの商売をしていて、周りより、頭一つ出た時が、大きく成長するチャンスなのかと思った。

女城(めじろ)岬という小さな岬があった。 この神社は、女城神社。
少し向こうに、変わった物があった。

女城鼻監視哨跡(めじろはな かんししょうあと)とあった。 ※ 鼻は、岬の意味ですね。
戦時中、敵の飛行機をここから監視した。
近くに来た飛行機に対しては、機関銃で撃ったこともあるそう。 ※ 飛行機は、港の船を攻撃しに来た。

向こうは、この後行く、臼碆(うすばえ)。 ○の山に登る。 ※ 碆は、岩礁を意味している。
あの地点が、黒潮が日本に最初に接岸する場所と、土佐清水市の説明にあった。
※ このことは、一般的にそう認められているのか、確認は出来なかった。
足摺半島に、黒潮がぶつかることは、確か。 でも、最初かどうかは、はっきりしない。 九州かも。

家を建てるために、お城のような石垣があった。

※ 石垣の村、戸川(宮崎県) 家も、石垣だった。
ここは、港の外。 船がやってきた。
※ 写真について少し。
最近、枚数が減ったと気づいている人がいると思う。
私は、akkamui21だから、基本を21枚にした。
小さな写真や、おまけが少しあるが。
写真の枚数を減らした分、1枚の写真に、いくつかの情報を入れたい。
この写真の場合は、港の風景と、船と、釣り人。
更に、向こうに洞窟、空には鳥、近くに花が咲いていたら、完璧。

船は、右から来て、奥に行く。

港の上に、松尾天満宮があった。
神社なんだが、中には舞台があって、周り舞台だそう。
芝居や、狂言が行われる。 地域の大きな楽しみだった時代がある。 ※ YouTubeに動画はない。

※ よさこいネットに、小さいがこんな写真。

こういう所の舞台を、見てみたいですね。
アコウの木。 幹の見える所は、根だそう。 他の木にまとわりつく、不思議な木だ。
樹齢400年。 松尾のシンボル。 天然記念物。 この木は、足摺半島の亜熱帯植物の代表。

海岸に降りたら、こんなのがあった。 これも、アコウ。
誰かが、挟み込んだのではなく、根が石を抱え込んで、成長して、上に持ち上がった。

室戸岬に、こんなのがあった。
この道が、お遍路道。 昔は、この道しかなかった。
穴があった。 通りがかった人に聞いた。 防空壕だった。 奥で、つながってるのもあった。

温かいから、花も元気。

小さなお寺に、毘沙門天があった。 寺の名は、海運寺。
室町時代に作られたそう。
でも、その割には、色がきれい。 ここに問題がありますね。
いつの時代か、誰かが、漆や彩色をした。 これで価値が落ちた。
もし、室町時代のままだったら、最低、重要文化財になる。
地方の文化財には、こういうものが多い。
※ 他に、ちゃんと鑑定してないために、価値が認められていない場合がある。
※ ひどい場合は、鑑定したら「うそ」がばれてしまうので、鑑定しない所もある。

松尾を離れて、臼碆に行った。 山の上に、展望所があった。
黄色の○に、竜宮神社の祠。 小 さな島に、船が来ている。

松尾の集落が見える。
黄色の○は、鵜(う)ノ岬展望台。 あそこにも寄った。

竜宮神社から、上を撮った。 さっきは、あの山の上にいた。

灯台。 ここが、最初かどうかは分からないが、黒潮がぶつかる。
黒潮は、カツオやマグロの、海の幸を運んでくれる。

波が高いけど、釣りはやめない。
船の会社に、「今日はあぶなくて、迎えに行けない、ごめんね」って言われたら、どうするんだろう。

私が今日見た物は、松尾の人達が作った案内のチラシに、「わたしたちの宝なんですよ」と書いてあった。
旅する者(私)にとっては、有名でなく、情報誌にもない物で、十分ですね。
今日は、四国の南の端の、港町の雰囲気が分かった旅でした。
【道の駅】 めじかの里土佐清水 ※ めじか は、ソウダガツオのことのよう。
【明日の予定】 この近辺
※ 定置網を上げるのを、見られるのがある。 それを調べている。
これは、面白そう。 窪津漁協でやっている。 明日はっきりする。
【動画】
港町、松尾(足摺岬の近く)
【ランキング】 国内旅行は4位、 旅行全体で8位です。 放浪の旅は33位です。
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コメント
景色最高ですね
アコウの木
天草のお年寄りから聞いた話ですが ・・・
アコウの木は、生育が早く、巨木になるので
南国の漁港の小高い丘などに植えておけば
海上、遠くの船からも確認できるので
燈台の役割をはたしてきたようですね
アコウの木は、生育が早く、巨木になるので
南国の漁港の小高い丘などに植えておけば
海上、遠くの船からも確認できるので
燈台の役割をはたしてきたようですね
Re: アコウの木
以前教えていただいたHPも、毎日見てますよ。
助かります。
アコウの木のそばでボサットしていたら、根に捕まえられる。
そんな不安を感じましたね。
助かります。
アコウの木のそばでボサットしていたら、根に捕まえられる。
そんな不安を感じましたね。
知らない街の路地裏歩き
知らない街の路地裏歩き
あの角を曲がったら
何があるのだろう ・・・
くせになりますよね
あの角を曲がったら
何があるのだろう ・・・
くせになりますよね
Re: 知らない街の路地裏歩き
知らない町を歩くのが、旅の基本かな。
遠回りしようが、迷おうが、どうでもいい。
天気がよかったら、何もなくても、十分ですね。
小さな山村や漁村が、歩いて楽しい。
新興住宅街や、バイパス沿いを歩いても、何がいいのかむずかしい。
遠回りしようが、迷おうが、どうでもいい。
天気がよかったら、何もなくても、十分ですね。
小さな山村や漁村が、歩いて楽しい。
新興住宅街や、バイパス沿いを歩いても、何がいいのかむずかしい。
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素敵な景色ですね
そこに棲む人々の息吹が伝わってきます
私も随分前に海岸線を走りましたが
すべて通過していますね
下記、URL参考になりそうです 参考まで
http://shikoku-net.co.jp/shikokukankoutizu.htm