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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

野尻湖を見たい。 
魅力は何のか、どこから見たら、美しいのか。
散策コースはあるのか。

でも、情報誌にも、町のHPにもない。
そこには、何が載っているかというと、観光施設の案内。

それでも、行ってみることにした。
    ※    ※    ※    ※   ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に )

長野県の最北部にやってきた。



中には琵琶島があって、宇賀神社が。

13年10月18日 (21)

宇賀神社。 
  ※ 後で知るが、島には、宇佐美定満の経塚がある。 鎧の一部の具足が埋まっているという。
    彼は、謙信に仕えた戦国武将。
    大河ドラマで、山本勘助が、彼につかまってしまった。
    でも、助けてもらえた。
    演じたのは、緒方拳。  よかった。  彼の遺作になった。    

13年10月18日 (1)

右の方。  湖岸には、釣りやボートなどの、レジャー施設が多い。

13年10月18日 (2)

反対側に、妙高山。  
高妻山に登った時、次の日行こうとしたが、雪渓が残っていて危険と分かり、行かなかった。
山の麓が、妙高高原。  明日行く。

13年10月18日 (3)

ナウマンゾウ博物館。 
一般の人たちで発掘したことで、野尻湖の発掘は知られている。

ここだけの見学は500円。  一茶記念館と一緒なら、800円。 これにした。

13年10月18日 (19)

今日は、ナウマンゾウについて、少し勉強することに。
せっかく入ったから。

野尻湖で発掘された、実物大の、復元したナウマンゾウ。
オオツノシカも。

マンモスと違って、動物園のゾウに似ている。 大きさも。

13年10月18日 (12)

骨などの展示。 
ここの博物館には、不思議なことが。  それは、レプリカかどうかを、表示していない。

見える骨が、レプリカっぽいので、事務所に聞いてみた。
説明に来た人が、本物だという。 変だなと思った。
事務所に戻って、確認して、再度やって来た。  レプリカだった。

13年10月18日 (4)

博物館は、どんな考えを持って、上のことを表示しないのか。
本物を見るのと、レプリカを見るのとは、全く違うのに。

  ※ 画家の絵を見るのと同じですね。 レプリカを見ても、感動は全く違う。
    そう言えば、今、モスクワのプーシキン美術館展が、日本でやっていますね。
    ルノワールの、ジャンヌ・サマリーの肖像(1877年)が来ている。
    初めて見る絵です。 ピンクの絵。 テレビで見ました。

    picture-zoom-renoir_201310191138349ab.jpg

1頭分がまとまっては出ないで、バラバラで、出て来るんですね。

13年10月18日 (5)

このように発掘。  1962年から、始まった。 
発掘を希望する人は、講習を受けてから、参加する。
この発掘方法が、野尻湖の特徴。

13年10月18日 (6)

ガラスケースの中。 これは、本物。  ナウマンゾウの臼歯。
最初に発見されたものに、湯たんぽと名前が付いた。 そのくらい大きい。

13年10月18日 (7)

ナウマンゾウは、こうやって、人に襲われる。 
人だって生きていかなければならない。

石や骨で作った刃物で、解体出来るんですね。

13年10月18日 (8)   13年10月18日 (9)

他から来た展示物も。

13年10月18日 (10)

インドゾウ、アフリカゾウ、ナウマンゾウは、似ている。
先祖は一緒。

縄文時代の始まる、ずっと前に、絶滅している。

もし、ナウマンゾウが日本で生きていたら、ニホンゾウになる。  ニホンゾウだぞうって。
マンモスのように毛は無くても、寒い冬は、大丈夫なのか。

13年10月18日 (11)

こっちの方にも、展示。

13年10月18日 (13)

最初に見つかった、臼歯。

13年10月18日 (14)

発掘は、このように進んで行った。

13年10月18日 (15)

※ 多くの人で掘ったら、いっぱい出て来る。
  これも出た、あれも出たって、集まる。

  でも、それらの物が、ここから出た証拠は、どこにあるんだろう。
  はっきりしない。
  他から持って来て、見つかった、と言うことも出来る。

  実際に、そういうことが起きた。
  対策を考えた。 こうした。

  見つかった時点て、掘り出さない。
  その状況を記録し、写真にもとって、多くの人の目で確認し、それから掘り出す。
  埋めたものでないことも、確認して。

  この手順を経て、やっと、ここで掘り出されたと、はっきりする。

掘り出す途中は、このように。

13年10月18日 (17)

縄文文化の少し前ですね。  
気の遠くなる年月を、命をつないできたけど、人間が現れてお終い。
そういう動物はいっぱい。

13年10月18日 (16)

1日でいいから、この時代に行ってみたい。
生きる一番の喜びは、何なのか。  子供たちの日々の楽しみは?  聞いてみたい。

発掘する人は、もし、そんなのが少しでも分かれば、展示してほしい。
でも、そのことに関心がなければ、発見することは出来ない。

 ※ 昔、骨と一緒に、たくさんの花の花粉が出て来た。
   埋葬の時、花を添えたことが、それから分かる。
   その時代に生きた人たちの「心」が、見えて来る。

 ※ 下手な小さな土器が、上手なのと一緒に出て来た。
   このことから、親の真似をして、土器を作っている子供の姿が、見えて来る。

13年10月18日 (18)

この後、市街地にある、一茶記念館に。

13年10月18日 (22)

立派な記念館。

13年10月18日 (23)

ロビー。   写真は、ここまで。

13年10月18日 (27)

資料館では、彼がどんな一生を送ったかが、分かり易く展示してあった。
アニメもあった。

無かったものは、彼の作品の魅力の、くわしい解説。
そこが知れたら、一番うれしかったが。

スズメなど、力の弱い者への 愛情を表した句が多いのが、彼の句の特徴の一部かなと。
代表作を載せますね。

   雪とけて村いっぱいの子どもかな

   大根(だいこ)引き大根で道を教へけり

   めでたさも中位(ちゆうくらゐ)なりおらが春

   やせ蛙(がへる)まけるな一茶これにあり

   雀の子そこのけそこのけお馬が通る

   蟻(あり)の道(みち)雲の峰よりつづきけん

   やれ打つな蝿(はへ)が手をすり足をする

   名月をとってくれろと泣く子かな

一茶記念館は、一茶の墓の近くに建てた。  
裏に墓があった。  建物の後ろに。

13年10月18日 (24)

俳諧寺  一茶翁墓

13年10月18日 (25)   13年10月18日 (26)

入口から出て来た。 左に俳句。

13年10月18日 (28)

ネコの句ばかり。

13年10月18日 (29)

私は、芭蕉や山頭火が好き。  洗練された句が好き。

小林一茶については、魅力は、ちゃんと分からない。
書いてあること以上の、深いことが、自分には読み取れない。
分かる時が来るかも知れないけど。

一茶の生涯については、情報を公開しすぎかな。
書いた一茶に、責任はあるんだが。
あ~あって、思う部分も。

今後は、余程のことがない限り、博物館や資料館だけの見学の1日は、つくらない。

【今日の歌】   僕の胸でおやすみ



【停泊場所】  妙高市に入った、国道沿いのパーキング。

【明日の予定】  妙高高原を歩く。   滝と池。

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの記事)

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  • 野尻湖ナウマンゾウ博物館。  一茶記念館。~信濃町~  他  (2013/10/18)
  • 2013年10月19日 (土)
  • 10時23分38秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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