上越地方は、新潟県の南西部。
越後の国の中で、京都に近いから、上越。
戦国時代、上越を支配していたのは、上杉謙信。
海に近い、春日山城を拠点にして。
その後、江戸時代に入ると、上越の中心は、高田に移った。
高田城がつくられ、雪の多いこの地に、城下町が作られた。
高田藩の誕生。
その高田を、歩いてみた。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
上越市高田は、かつては、高田市だった。 直江津市と合併して、上越市に。
極楽橋を渡って、こちらに。
極楽橋から見た、城のお堀。 右上に、三重櫓(さんじゅうやぐら)がある。
どっちを見ても、広い。
昔はこうだった。 広い城。 外の堀を中心に、明治に入って埋めてしまった。
城の跡と分かるのは、昔の半分ほど。
明治政府にとっては、城は、敵の遺産。 大事にすることはなかった。
天守が残された城などは、たいてい、市民が守った。
赤〇に、再建した、三重櫓。
※ 正確な設計図がなかったのと、一部鉄骨なので、復元ではない。
オレンジの〇を歩いた。 下の〇に駐車場。
高田城には、元々、天守はなく、三重櫓が天守の代わり。
下に受付があって、200円で、券を買う。
見える部分は木造なので、感じはいい。
ただ、今の時代に再建したら、全部木造でしょうね。
そうやって作れば、いつの時代か、価値あるものになる。
中は、このように。 資料館。 ※ 借りて展示しているものなど、一部、撮影禁止。
ここに城を作ったのは、徳川家康の六男、松平忠輝。
※ 海の近くに福島城があったが、それを廃して、ここに。
系図の右に、高田姫がいる。 秀忠の子。 つまり、江(ごう)の子。
千姫や九条家に嫁ぐ完子(さだこ)は、彼女の姉。
高田姫は、4代目藩主の、光長を生む。
右に、雪の城下町と。
武士がこの地で生きるための、お触れがある。
これが面白い。 身分の上下なく、の部分が特に。
藩主が盛んに、入れ替わる。
江戸幕府の残り火が、最後の力を振り絞って戦ったのが、戊辰戦争。
高田藩も戦った。 でも、最後は、明治政府に味方した。
和歌の書いてある扇子。 家康の字があると、伝わっているそう。
左は、上杉景勝。 直江兼続と共に、謙信の後の相続争いに勝つ。
右は、上杉謙信。 武田信玄と、どれだけ戦ったか。
春日山城。
停泊場所が見つかれば、明日見学を予定していたが、見つからず、上越市を離れた。
※ 以前見学している。
今は、高田城は、桜の名所になっている。 このように咲く。 特に、夜桜。
右は、お城の番付。 赤で囲ったのは、現存天守の城。
10載ってるが、備中松山城と宇和島城が載っていない。
一番上の階から。 南方向。 市街地は、右の西方向に。 噴水は、右下。
後で、この道を通る。
下の道から。 小さな天守に見える。
高田城に、石垣はない。 こんなの、初めて見るかな。
お堀が、石垣の代わりでしょうか。
全部桜の木。 咲いたら、こう。
このようにも。
高田の古い家を見るために、街中に。
車は、大きなスーパーに停めた。
※ こういう時は、最初に買物をして、買った物を運転席に置いておく。
これで、勘弁してもらえるかなって。
高田の商店街は、どこもこう。
アーケードではない。
この場所は、敷地の中。
どの家も、自分の家の一部を、このように通路にしている。
雨の日も雪の日も、快適。
土地の税金は、もちろん払う。
高田に住む人の、心が見えて来る。
この屋根のことを、雁木(がんぎ)と呼ぶ。
町家交流館、高田小町。 見学無料。
※ 小町は地名で、小野小町とは、関係ない。 もしかと思って調べたが、分からない。
※ あ、思い出した。 私は、忘れた。 わらび座の小町を見るのを。 どうしましょう。
広い吹き抜け。
この時は、どうしてあるか分からなかったが、後で知る。
2階の和室。
吹き抜けを、上から。
商人も成功すると、今の庶民より、ずっと裕福な暮らし。
高田は、豪雪地帯。 この雪は、捨てないで、上を歩く。 雁木の中を歩くのか。
雪の階段を作って、玄関に。
ここで、問題です。
ある人が、高田の町は、どこにありますかと、聞いた。 広く見渡して。
聞かれた人は、こう答えた。 ○に入る文字を考えてください。 ひらがな。
「 高田の町は あの○○の○○に、あります。」
答えは、右を、クリック。
高田小町の人が、きものの小川がいいよと、教えてくれた。
直ぐ近くにあった。
このように、小物も売っている。
中を見学させてもらった。 お店の主人が対応。 同じような吹き抜け。
神棚は、吹き抜けのここに。 上には何もない。
どうして、吹き抜けを作るかですね。
家は、他の町の商家と同じように長い。
隣の家とは、くっ付いているように近い。
家の窓は、家の前と後ろに。
でも、冬になったら雪で、塞がってしまう。
この吹き抜けは、日の光を入れるるために、作っていた。
店のご主人に、教えていただいた。
飾るためにデザインは、誰が考えるのでしょう。
娘さんのデザインした物が、商品として並んでいた。
もしかしたら、娘さんのセンスが、大きく生かされているかも知れない。
若者に、今の時代に通用する、デザインを。
能ですよ。 久比岐(くびき)能。
久比岐は、頸城とも書いて、この地方の古い呼び名。
久比岐能は、上越地方で上演されている、能でしょうか。
高松市にある屋島ですね。 那須与一が弓を射た。 義経が、船から船へと飛び移った。
平家は、ここでの戦いに負けて、逃げるしかなくなった。
私は、こんなのは、見たことない。
古い地図です。 左下に、きものの小川があります。
石垣のないお城。 雁木のある、変わった町並み。
高い吹き抜け。 江戸時代に、突然つくられた、城下町。
高田の町は、他とは違う雰囲気の、町でした。
※ 福島城が、ここより北の海の方にあったと書きましたが、下のことが、分かっています。
福島城の本丸の、真南の、ぴったり2里(8㌔)の所に、高田城の本丸があります。
これによって、占いによって場所が決められたと、考えられています。
上のことは、きものの小川で聞きました。
詳しい資料を、メールに添付して、送っていただきました。
【関連ブログ】 上杉謙信の居城 春日山城 跡 ~上越市~ 他 (2010/10/23)
【今日の歌】 震災の時、この曲を聴きながら、国道8号線を、上越市を通って北上した。
【道の駅】 まつだいふるさと会館
【明日の予定】 六日町の雲洞庵。 直江兼続が、こんなとこ、来とうはなかった、と言った寺。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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越後の国の中で、京都に近いから、上越。
戦国時代、上越を支配していたのは、上杉謙信。
海に近い、春日山城を拠点にして。
その後、江戸時代に入ると、上越の中心は、高田に移った。
高田城がつくられ、雪の多いこの地に、城下町が作られた。
高田藩の誕生。
その高田を、歩いてみた。
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上越市高田は、かつては、高田市だった。 直江津市と合併して、上越市に。
極楽橋を渡って、こちらに。

極楽橋から見た、城のお堀。 右上に、三重櫓(さんじゅうやぐら)がある。
どっちを見ても、広い。

昔はこうだった。 広い城。 外の堀を中心に、明治に入って埋めてしまった。
城の跡と分かるのは、昔の半分ほど。
明治政府にとっては、城は、敵の遺産。 大事にすることはなかった。
天守が残された城などは、たいてい、市民が守った。
赤〇に、再建した、三重櫓。
※ 正確な設計図がなかったのと、一部鉄骨なので、復元ではない。
オレンジの〇を歩いた。 下の〇に駐車場。

高田城には、元々、天守はなく、三重櫓が天守の代わり。
下に受付があって、200円で、券を買う。

見える部分は木造なので、感じはいい。
ただ、今の時代に再建したら、全部木造でしょうね。
そうやって作れば、いつの時代か、価値あるものになる。

中は、このように。 資料館。 ※ 借りて展示しているものなど、一部、撮影禁止。

ここに城を作ったのは、徳川家康の六男、松平忠輝。
※ 海の近くに福島城があったが、それを廃して、ここに。
系図の右に、高田姫がいる。 秀忠の子。 つまり、江(ごう)の子。
千姫や九条家に嫁ぐ完子(さだこ)は、彼女の姉。
高田姫は、4代目藩主の、光長を生む。
右に、雪の城下町と。
武士がこの地で生きるための、お触れがある。
これが面白い。 身分の上下なく、の部分が特に。
藩主が盛んに、入れ替わる。


江戸幕府の残り火が、最後の力を振り絞って戦ったのが、戊辰戦争。
高田藩も戦った。 でも、最後は、明治政府に味方した。

和歌の書いてある扇子。 家康の字があると、伝わっているそう。

左は、上杉景勝。 直江兼続と共に、謙信の後の相続争いに勝つ。
右は、上杉謙信。 武田信玄と、どれだけ戦ったか。


春日山城。
停泊場所が見つかれば、明日見学を予定していたが、見つからず、上越市を離れた。
※ 以前見学している。

今は、高田城は、桜の名所になっている。 このように咲く。 特に、夜桜。
右は、お城の番付。 赤で囲ったのは、現存天守の城。
10載ってるが、備中松山城と宇和島城が載っていない。


一番上の階から。 南方向。 市街地は、右の西方向に。 噴水は、右下。

後で、この道を通る。

下の道から。 小さな天守に見える。
高田城に、石垣はない。 こんなの、初めて見るかな。

お堀が、石垣の代わりでしょうか。

全部桜の木。 咲いたら、こう。

このようにも。

高田の古い家を見るために、街中に。
車は、大きなスーパーに停めた。
※ こういう時は、最初に買物をして、買った物を運転席に置いておく。
これで、勘弁してもらえるかなって。
高田の商店街は、どこもこう。
アーケードではない。
この場所は、敷地の中。
どの家も、自分の家の一部を、このように通路にしている。
雨の日も雪の日も、快適。
土地の税金は、もちろん払う。
高田に住む人の、心が見えて来る。
この屋根のことを、雁木(がんぎ)と呼ぶ。

町家交流館、高田小町。 見学無料。
※ 小町は地名で、小野小町とは、関係ない。 もしかと思って調べたが、分からない。
※ あ、思い出した。 私は、忘れた。 わらび座の小町を見るのを。 どうしましょう。

広い吹き抜け。
この時は、どうしてあるか分からなかったが、後で知る。

2階の和室。

吹き抜けを、上から。

商人も成功すると、今の庶民より、ずっと裕福な暮らし。

高田は、豪雪地帯。 この雪は、捨てないで、上を歩く。 雁木の中を歩くのか。
雪の階段を作って、玄関に。


ここで、問題です。
ある人が、高田の町は、どこにありますかと、聞いた。 広く見渡して。
聞かれた人は、こう答えた。 ○に入る文字を考えてください。 ひらがな。
「 高田の町は あの○○の○○に、あります。」
答えは、右を、クリック。

高田小町の人が、きものの小川がいいよと、教えてくれた。
直ぐ近くにあった。

このように、小物も売っている。

中を見学させてもらった。 お店の主人が対応。 同じような吹き抜け。

神棚は、吹き抜けのここに。 上には何もない。

どうして、吹き抜けを作るかですね。
家は、他の町の商家と同じように長い。
隣の家とは、くっ付いているように近い。
家の窓は、家の前と後ろに。
でも、冬になったら雪で、塞がってしまう。
この吹き抜けは、日の光を入れるるために、作っていた。
店のご主人に、教えていただいた。
飾るためにデザインは、誰が考えるのでしょう。
娘さんのデザインした物が、商品として並んでいた。
もしかしたら、娘さんのセンスが、大きく生かされているかも知れない。
若者に、今の時代に通用する、デザインを。

能ですよ。 久比岐(くびき)能。
久比岐は、頸城とも書いて、この地方の古い呼び名。
久比岐能は、上越地方で上演されている、能でしょうか。
高松市にある屋島ですね。 那須与一が弓を射た。 義経が、船から船へと飛び移った。
平家は、ここでの戦いに負けて、逃げるしかなくなった。
私は、こんなのは、見たことない。

古い地図です。 左下に、きものの小川があります。

石垣のないお城。 雁木のある、変わった町並み。
高い吹き抜け。 江戸時代に、突然つくられた、城下町。
高田の町は、他とは違う雰囲気の、町でした。
※ 福島城が、ここより北の海の方にあったと書きましたが、下のことが、分かっています。
福島城の本丸の、真南の、ぴったり2里(8㌔)の所に、高田城の本丸があります。
これによって、占いによって場所が決められたと、考えられています。
上のことは、きものの小川で聞きました。
詳しい資料を、メールに添付して、送っていただきました。
【関連ブログ】 上杉謙信の居城 春日山城 跡 ~上越市~ 他 (2010/10/23)
【今日の歌】 震災の時、この曲を聴きながら、国道8号線を、上越市を通って北上した。
【道の駅】 まつだいふるさと会館
【明日の予定】 六日町の雲洞庵。 直江兼続が、こんなとこ、来とうはなかった、と言った寺。
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(2008年4月~2010年9月までの記事)

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コメント
雁木
Re: 雁木
思い出しました。
忘れていました。
港にある、階段ですね。
見ました。 鞆の浦で。 懐かしい。
お店のは、知りません。
雪国の人たちは、大変な雪を、プラスにしようと考えていますね。
忘れていました。
港にある、階段ですね。
見ました。 鞆の浦で。 懐かしい。
お店のは、知りません。
雪国の人たちは、大変な雪を、プラスにしようと考えていますね。
雪を往なしてしまう知恵と粘り強さに敬服です。
黒石は弘前の東隣で、小見世通りは中々の風情でしたよ。
黒石は弘前の東隣で、小見世通りは中々の風情でしたよ。
Re: タイトルなし
黒石の町には入っていないです。
隣の温泉には行ったのですが。
魅力が分かったので、今度行ってみますね。
直ぐ近くに、田んぼアートがあって、この秋見て来ました。
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随分北上されましたね。
雁木と聞くと干満に対応した階段状の船着き場を連想しますが
越後では雪除け通路を雁木と呼ぶのですか。
黒石で小見世などという洒落た名前で呼ばれていたモノですね。
温暖な瀬戸内海に育つと雪国の苦労が想像できません。