清津(きよつ)峡は、トンネルを通って、4ヶ所の見晴所から、眺める。
川沿いにあった遊歩道が危険なので、トンネルを作った。
安全を理由に、有料にすることも、大きな目的だった、と思われる。
見晴所からの風景は、物足りない。
清津峡本来の魅力は、もっともっと大きいはず。
峡谷の麓に、葎(むぐら)沢集落。 葎の字の読みが、難しい。
関興(かんこう)寺に寄った。 味噌なめたか、の話が。
道の駅、南魚沼は、新しい。 面白い展示があった。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
山越えして、十日町に。 遠くはない。
十二峠から、一気に、深い谷に下った。 谷の奥に少し走った。
清津峡の入り口に、清津峡温泉。
温泉街を通り抜ける。
左に、湯処よーへり。
「よく入りに、いらしたな」が「よ~く、へ~りに、いらしたな」になって、短くして、「よーへり」に。
雪が多くて寒いから、口を動かすのが面倒。 それで、こうなった。
清津川。 硫黄が混ざっている色。 北海道の美瑛川に似ている。
トンネルの入り口が見えた。 ここで、500円。
峡谷に沿って、トンネル。 4ヶ所の見晴所。
このようなトンネル。
素晴らしいものが見られなかったら、歩くことは、つまらないものに。
左に行くと、峡谷に。
このように。
下に、清津川。
柱状節理の峡谷。
切り立った崖。
これは、隣の見晴所かな。
玄武岩の柱状節理でしょうか。 北海道の、層雲峡に似ている。
別の見晴所。
最後の見晴所。
トンネルは、左の山の中にあって、ここに来た。
古い遊歩道が、下に見える。
この風景が見える。 これ以上の写真は、撮れない。
長い峡谷を、4つの点から見たけど、物足りない。
下からでなく、上から見てるからだろうか。
下に降りて行く階段があって、そこから見たら、別に見えたかも知れない。
他の峡谷は、どうなっているかですが。
① 高千穂峡。 別世界です。 どこから見せるかを考えて、遊歩道を作った。
② 層雲峡。 清津峡とは、高さが違うだけでなく、ここという場所から、見られる。
③ 天竜峡 上から、このように、全体が見えるように。
④ 黒部峡谷 遊歩道がある。
上の4つは、どれも1つのまとまった風景。 絵になっている。
今日見た風景は、清津峡の、そのままの風景。 絵になっていない。 ベストの場所からは、見ていない。
美しく見える場所を調べつくしてから、トンネルをどう作るかだった、と思う。
清津峡の本当の美しさを、私は見ていない。
トンネルとは別に、登山道と呼ばれる、別の道がある。
何か所かで、峡谷が見られるよう。 機会があれば、歩いてみたい。
細く深い谷は、雪であふれる。 (展示してあった写真)
このように。 右は、雪のトンネル。 西興部村の、氷のトンネルに似ている。
帰りに、湯処よーへりの温泉に入った。 300円。
湯の温度は高くないけど、温まる湯だった。
清津峡で満足していたら、今日の見学はお終いだったが、そうでなかったので、いろいろ見ながら戻る。
清津峡温泉の少し下流に、葎沢(むぐらさわ)集落。 ※ 地区の方が、いいかな。
葎(むぐら)は、初めて見る漢字。
葎は、雑草の意味で、棘(とげ)のある雑草だそう。
※ 芭蕉の句に、こんなのがありました。
「山賎(やまがつ)の おとがひ閉(と)づる 葎(むぐら)かな」
解釈は、
夏草の生い茂る山路では、山人(猟師)も、おとがい(あご・口)を閉じて歩かなくては
口の中に夏草の穂先が入ってしまう。(ネットの情報を参考に)
橋の横に、お堂。 庚申(こうしん)塔があったので、庚申堂かも知れない。
夜中じゅう起きていて、いろいろ願ったりする、庚申信仰が昔あった。
二十三夜待にも、似ている。
盛んだったのは、明治の頃までのよう。
山の上から。 橋の左に、お堂。
どの家も、基礎の部分が高い。 3階に見える。 雪に備えている。 新潟では、多い。
別の見晴らし台から。
目の前の岩は、柱状節理の玄武岩。 断面が玄武に似ていたので、この名前。
高い所にも、家が見える。
関興(かんこう)寺という、古い寺にも寄った。
「味噌なめたか」の話が、残っている。
戦乱の時、大事なお経の巻物を、味噌樽の味噌の中に入れて、保存した。
火事でお堂や焼けたけど、大事なお経は残った。
味噌に感謝して、その味噌をなめたら、ご利益があるとされた。
以来、関興寺の味噌なめたか、と言われるようになった。
魚沼地方では、昨日の「雲洞庵の土踏んだか」と「関興寺の味噌なめたか」が、セットになっている。
少しだけ見た。
上杉景勝の時代からの寺。 雲洞庵の本堂に似ている。 雪が落ちやすいようにか。
経蔵。 回転する。 たまにしか、見ない。
道の駅、南魚沼に戻った。
山の上に、家があった。 天空にあるよう。
道の駅に、色んな展示。
中央の人は、ビルマ(現ミャンマー)の独立運動家。 ※ スー・チーさんの国。
戦前、イギリスの植民地だったので、イギリスと闘った。
イギリスは日本の敵だったので、日本に近かった。
戦争で負けて、日本に亡命。
その時、面倒を見たのが、ここ、石打の人。 今泉隆平。
昭和21年1月16日に撮影。 次の日、連合軍(GHQ)に、自首する。
今泉コレクションと呼ばれるもの。 世界の花嫁の人形。
※ 今泉という人は、この地方では、それなりに力のあった人のよう。
直江兼続が、アニメになっている。
清津峡には、不安はあったけど、行ってみました。
清津峡そのものは、素晴らしい所だと思います。
※ 無料で見せても、観光資源としては生きないので、清津峡のようにする所は、珍しくありません。
でも、佐多岬をはじめ、失敗している所も、多いです。
お金は、客の判断で落とす、の考えが、成功している観光地の基本でしょうか。
もし入口でお金がかかり、トンネルをくぐるのなら、袋田の滝くらいの感動がないと、物足りないかなと。
その、袋田の滝にしたって、300円です。 ※ 袋田の滝(2010年)
今いる所から、南に少し行くと、湯沢温泉。 その向こうは、群馬県。
向こうからこっちに来ると、雪国に来た、となります。
【関連ブログ】 小千谷縮 錦鯉 微笑仏の木喰観音堂 ~小千谷市~ 他 (2010/10/20)
【今日の歌】 雪国~駒子 その愛~ 坂本冬美
【道の駅】 南魚沼
【明日の予定】 雪国の舞台、湯沢温泉に行ってきます。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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川沿いにあった遊歩道が危険なので、トンネルを作った。
安全を理由に、有料にすることも、大きな目的だった、と思われる。
見晴所からの風景は、物足りない。
清津峡本来の魅力は、もっともっと大きいはず。
峡谷の麓に、葎(むぐら)沢集落。 葎の字の読みが、難しい。
関興(かんこう)寺に寄った。 味噌なめたか、の話が。
道の駅、南魚沼は、新しい。 面白い展示があった。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
山越えして、十日町に。 遠くはない。
十二峠から、一気に、深い谷に下った。 谷の奥に少し走った。
清津峡の入り口に、清津峡温泉。

温泉街を通り抜ける。
左に、湯処よーへり。
「よく入りに、いらしたな」が「よ~く、へ~りに、いらしたな」になって、短くして、「よーへり」に。
雪が多くて寒いから、口を動かすのが面倒。 それで、こうなった。

清津川。 硫黄が混ざっている色。 北海道の美瑛川に似ている。

トンネルの入り口が見えた。 ここで、500円。

峡谷に沿って、トンネル。 4ヶ所の見晴所。

このようなトンネル。
素晴らしいものが見られなかったら、歩くことは、つまらないものに。

左に行くと、峡谷に。

このように。

下に、清津川。

柱状節理の峡谷。

切り立った崖。

これは、隣の見晴所かな。

玄武岩の柱状節理でしょうか。 北海道の、層雲峡に似ている。

別の見晴所。

最後の見晴所。

トンネルは、左の山の中にあって、ここに来た。
古い遊歩道が、下に見える。
この風景が見える。 これ以上の写真は、撮れない。

長い峡谷を、4つの点から見たけど、物足りない。
下からでなく、上から見てるからだろうか。
下に降りて行く階段があって、そこから見たら、別に見えたかも知れない。
他の峡谷は、どうなっているかですが。
① 高千穂峡。 別世界です。 どこから見せるかを考えて、遊歩道を作った。
② 層雲峡。 清津峡とは、高さが違うだけでなく、ここという場所から、見られる。
③ 天竜峡 上から、このように、全体が見えるように。
④ 黒部峡谷 遊歩道がある。
上の4つは、どれも1つのまとまった風景。 絵になっている。
今日見た風景は、清津峡の、そのままの風景。 絵になっていない。 ベストの場所からは、見ていない。
美しく見える場所を調べつくしてから、トンネルをどう作るかだった、と思う。
清津峡の本当の美しさを、私は見ていない。
トンネルとは別に、登山道と呼ばれる、別の道がある。
何か所かで、峡谷が見られるよう。 機会があれば、歩いてみたい。

細く深い谷は、雪であふれる。 (展示してあった写真)

このように。 右は、雪のトンネル。 西興部村の、氷のトンネルに似ている。


帰りに、湯処よーへりの温泉に入った。 300円。
湯の温度は高くないけど、温まる湯だった。


清津峡で満足していたら、今日の見学はお終いだったが、そうでなかったので、いろいろ見ながら戻る。
清津峡温泉の少し下流に、葎沢(むぐらさわ)集落。 ※ 地区の方が、いいかな。
葎(むぐら)は、初めて見る漢字。
葎は、雑草の意味で、棘(とげ)のある雑草だそう。
※ 芭蕉の句に、こんなのがありました。
「山賎(やまがつ)の おとがひ閉(と)づる 葎(むぐら)かな」
解釈は、
夏草の生い茂る山路では、山人(猟師)も、おとがい(あご・口)を閉じて歩かなくては
口の中に夏草の穂先が入ってしまう。(ネットの情報を参考に)
橋の横に、お堂。 庚申(こうしん)塔があったので、庚申堂かも知れない。
夜中じゅう起きていて、いろいろ願ったりする、庚申信仰が昔あった。
二十三夜待にも、似ている。
盛んだったのは、明治の頃までのよう。

山の上から。 橋の左に、お堂。
どの家も、基礎の部分が高い。 3階に見える。 雪に備えている。 新潟では、多い。

別の見晴らし台から。
目の前の岩は、柱状節理の玄武岩。 断面が玄武に似ていたので、この名前。
高い所にも、家が見える。

関興(かんこう)寺という、古い寺にも寄った。
「味噌なめたか」の話が、残っている。
戦乱の時、大事なお経の巻物を、味噌樽の味噌の中に入れて、保存した。
火事でお堂や焼けたけど、大事なお経は残った。
味噌に感謝して、その味噌をなめたら、ご利益があるとされた。
以来、関興寺の味噌なめたか、と言われるようになった。
魚沼地方では、昨日の「雲洞庵の土踏んだか」と「関興寺の味噌なめたか」が、セットになっている。


少しだけ見た。

上杉景勝の時代からの寺。 雲洞庵の本堂に似ている。 雪が落ちやすいようにか。

経蔵。 回転する。 たまにしか、見ない。

道の駅、南魚沼に戻った。
山の上に、家があった。 天空にあるよう。

道の駅に、色んな展示。

中央の人は、ビルマ(現ミャンマー)の独立運動家。 ※ スー・チーさんの国。
戦前、イギリスの植民地だったので、イギリスと闘った。
イギリスは日本の敵だったので、日本に近かった。
戦争で負けて、日本に亡命。
その時、面倒を見たのが、ここ、石打の人。 今泉隆平。
昭和21年1月16日に撮影。 次の日、連合軍(GHQ)に、自首する。

今泉コレクションと呼ばれるもの。 世界の花嫁の人形。
※ 今泉という人は、この地方では、それなりに力のあった人のよう。

直江兼続が、アニメになっている。

清津峡には、不安はあったけど、行ってみました。
清津峡そのものは、素晴らしい所だと思います。
※ 無料で見せても、観光資源としては生きないので、清津峡のようにする所は、珍しくありません。
でも、佐多岬をはじめ、失敗している所も、多いです。
お金は、客の判断で落とす、の考えが、成功している観光地の基本でしょうか。
もし入口でお金がかかり、トンネルをくぐるのなら、袋田の滝くらいの感動がないと、物足りないかなと。
その、袋田の滝にしたって、300円です。 ※ 袋田の滝(2010年)
今いる所から、南に少し行くと、湯沢温泉。 その向こうは、群馬県。
向こうからこっちに来ると、雪国に来た、となります。
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【今日の歌】 雪国~駒子 その愛~ 坂本冬美
【道の駅】 南魚沼
【明日の予定】 雪国の舞台、湯沢温泉に行ってきます。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

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