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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

宿毛港に、アメリカの軍艦が来てると、道の駅の案内所で聞いた。  ※ 宿毛~すくも
見たことないので、行ってみた。

山に入って、泊り屋と言う変わった建物と、珍しい伝説のある延光寺を見た。

平城山(ならやま)の歌の作詞者は、この町の出身だった。
お墓とかは行かなかったが、調べてみた。
名前の北見は、オホーツクと関係があった。

どんな船なのか、何しに来たのか。 場所は、下の地図で、厳重な警戒。


右は、日本の軍艦で、左がアメリカの船。 ちゃんと見えない。 大きなフェリーの大きさか。

11年1月26日 (3)

上の方だけ、このように。

11年1月26日 (2)

人の姿は、見えない。 

11年1月26日 (1)

調べてみた。  高知新聞に載っていた。(ネットの記事)

見出しは、米艦船入港とあった。 艦船は、船全部の呼び方で、軍艦は、その一部。 入港したのは、軍艦。

船は、アメリカ軍ドック型揚陸艦「トーテュガ」(1万6千トン)。
26日午前9時入港、翌27日午前10時に離港する予定。 

下の写真は、Wikipediaからお借り。 長さ、180㍍。

11年1月26日 (17)

アメリカ軍の第7艦隊に所属している。  ※ 第7艦隊は、西太平洋とインド洋が守備範囲。

船に、大きな口があって、船が出入りする。 この種類が、ドック型。 ※ 船が入ったら、後ろの戸を閉めて、中の水を外に出す。
この船は、港がなくても、小さな船で、人や物を陸に揚げることが出来る。 それで、揚陸艦。

11年1月26日 (16)

船について、何も知らなかったけど、少しだけ分かった。
何しに来たかは、分からない。
でも予想付く。 きっと、食料の確保。 新鮮な野菜や、肉。
必要な物は、全て用意されていて、積むだけになっていると思う。 当たり前のことか。

船員は、船から下りないでしょうね。 400人ほど乗っている。
母港は、佐世保港。

※ この船の武器は、最大ので、25ミリ機関砲とあった。

隊員は、毎日何をしているのかな。 それに、楽しみ何なんだろう。
想像のつかない世界。

※ オバマ大統領が、核について動いていますね。 
  地球上から核を消すことが、地球と人類にとって、一番大事なことかもしれない。

浜田の泊り屋というのが、山の中にある。
車を広場に置いて、こんな風景の所を歩いた。 里山か。

11年1月26日 (8)



高床式の建物。 平屋。 宿毛歴史観の説明はこう。

  芳奈の浜田にあるこの泊り屋は昭和32年、国の重要民族資料に指定された。
  幡多地方(高知県西部)の各集落にあった高床式の泊り屋も、大部分は破壊されてしまい、
  現在残っているのは芳奈にある4軒のみである。

  その中でも1番美しく風格のあるこの泊り屋。
  この建物は2間4方の木造高床式の平屋建てで、屋根は入母屋造りの浅瓦ぶき、
  柱は栗の自然木を用い 、どっしりとして風格のある幕末頃の建物である。
  この泊り屋を建てた大工は、浜田の住人浜田熊太郎であった。

11年1月26日 (6)

当初は、若者がここに合宿して、集落の警備や祭りの準備をしたり、しきたりや習慣を学んだそう。
でも、使われ方も変わって、楽しみのために集まることが多くなったと言う。
言いかえれば、若者のたまり場に。

11年1月26日 (5)

ここで何をして、何を話したのだろうと思う。
薄暗い灯りの中で。

次々と取り壊された原因は、風紀が乱れたからだと言う。
ヒントは、これだけ。

時代は明治として、若者は何に関心があったのか。
収穫のこと、彼女のこと、誰かの噂、祭りのこと、病気のこと、時々けんか、・・・。
おしゃべりの他に、ゲームとかはあったのか。 例えば花札。
貧しい中での楽しみは、何だったんだろう。

こんなことを想像するのを楽しみに、行ってきた。

11年1月26日 (7)

11年1月26日 (4)

近くに、延光寺。  39番札所。

11年1月26日 (9)

右に亀。 背中に、鐘。

11年1月26日 (13)

右は本堂。 正面が大師堂。

11年1月26日 (11)

弘法大師が湧きださせたと言う、「眼洗い井戸」。(小さな建物)

11年1月26日 (10)

亀の伝説は、こう。

  昔一匹の赤亀がこの小さな鐘を背負って海中からはい上がり、寺山に来てこの鐘を奉納した。
  それでこの寺の山号を赤亀山というようになった。

11年1月26日 (12)

亀の背中の鐘は、この寺にある。 金庫の中に。 歴史館の説明はこう。 (写真は歴史観のHP)

  日本で七番目に古い鐘。  高さは総高33.5cm。 重さはわずか7.5kg。  国の重要文化財。 
  延喜11年(911)1月9日に弥勒寺の鐘として鋳造されたことがわかる。(鐘に銘が彫ってある)
  この鐘の銘のある弥勒寺は、どこの寺か不明である。  

11年1月26日 (19)

このことで、何が考えられるかですね。

この伝説は、作った。 そう思いましたね。
いつ作ったかと言うと、この鐘が手に入り、価値が分かった時。 

廃寺になった寺から、仏像や鐘を預かることは、よくあること。
※ 仏像だらけの寺を、いくつか見た。 例えば、即身仏のあった湯殿山、大日坊。 即身仏  預かった仏像(一部)

しかし、鐘の価値を高くするには、預かったではダメ。 伝説が必要だった。

※ あるサイトに、弥勒寺から盗んだ者が、ばちが当たるのを恐れて、奉納したのでは、とあった。
  この可能性もありますね。

廃寺になった弥勒寺は、いくつかあるが、近い所では、大分県の宇佐神宮にある。
この寺は、宇佐神宮を守るために建てた。 今はないが、歴史は古い。  ※ 弥勒寺跡   

最後に、この人について少しだけ。 
名前は、北見志保子。 この町の出身。 初めて聞いた。 (写真は、歴史館HP)

11年1月26日 (15)

平城山(ならやま)という歌があるが、その詩を作った人。
※ この人が作った「歌」に、メロディーが付いた。

  作詞:北見志保子 作曲:平井康三郎

   1 人恋ふは悲しきものと
     平城山(ならやま)に
     もとほり来つつ
     たえ難(がた)かりき

   2 古(いにし)へも夫(つま)に恋ひつつ
     越へしとふ
     平城山の路に
     涙おとしぬ



この人は(も)、恋多き人生を送っている。(写真は、元本・四万十川百人一首より)

11年1月26日 (18)

概略はこう。

この人は、歌人橋田東声と結婚したが、東声の弟子で、自分より12歳年下の浜忠次郎と恋に落ちる。
浜は、親族によって強制的にフランスに留学させられた。 志保子から、引き離すために。

上の歌は、大正9年、志保子が奈良の磐之媛陵周辺をさまよった際に詠んだ歌。
浜への思いを、磐之媛が夫・仁徳天皇に寄せた思いに重ね合わせて詠んだ、といわれている。
彼女はその後、東声との離婚し、帰国した浜忠次郎と再婚する。

執念です。

平城山は、奈良の市街地から、遠くない。


※ それから、北見と言うペンネームは、それを考えた時、北海道の北見から送られた、オホーツクさんの塩鮭があったと言う。
  それを見て、決めた。

林芙美子や、江口章子のように、たくましく生きた人には、魅力がある。

【生活】  最近少し変えた。 車の後ろに、ゴミ箱を付けた。 45㍑。
     それと、シャーワー室に棚をつくった。 ※ かごは、洗濯ものを入れる。
     四国は、温泉が多くはない。 使いやすいようにした。 
     車は、少しずつ、進化していますよ。

11年1月26日 (14)

【道の駅】  みしょうMIC


【明日の予定】  ここ、愛南町を歩く。 ちゃんと写真を撮りたい。 そういう場所に行く。

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コメント

高知

高知の方は、天候はいいようですね。福岡の方は寒いです。そして宮崎、鹿児島の方では、鳥インフルエンザが猛威をふるっています。毎年毎年、この時期になると、畜産農家を悩まします。
 久々に、山崎ハコさんの歌を聞きました。平城山は、ハコさんの声に合っています。
 この時期の旅は、寒くないところが一番です。

Re: 高知

四国の南は、たまに風が強いですが、雨は全く降りません。
のどかな感じの日が、結構あります。
もう少ししたら、2月。
春に向かいますね。

平城山を書いたので、宙太さんからコメントが来ると思っていました。


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  • 米艦船宿毛港に  浜田の泊り屋  延光寺  歌人北見志保子 ~宿毛市~   他  (2011/1/26)
  • 2011年01月26日 (水)
  • 21時51分14秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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