キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

きらり!えん旅、という番組は、著名人が震災の被災地を訪れて、励ますなどをしている番組。
初めて見る。
今日の番組では、クミコという歌手の人が、登場。
相馬市を訪れた。

亀岡の気温は、夜は、０度に近づきます。
寒くなってきました。
あと、４０日。
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相馬市は、福島県の北部の海側。

この場所は、海岸に近い所。　



農村地帯で、畑や家があったが、みんな流された。
まだ、そのまま。



相馬市には、松川浦という所がある。
下の方で、出て来る。



下の動画は、上の地図の、印の辺りから見ている。
　　　　※　印の直ぐ近くで、ボランティアをしたのかな。
橋が出て来るが、松川浦大橋。

第２波が、恐ろしい高さ。
この町で、この時、４５８人が流される。



クミコさんは、相馬牛を育てている農家を訪れた。

大事に育てられている。　愛情たっぷりで。
でも、この牛さん、たった１つだけ、大事にしてもらえないものがある。
それは、命です。　肉になってしまう。



牛さん可哀想と言いながら、肉は食べたい。　矛盾。　　



でも、福島ということで、売れない。　値段はたたかれて、安くなる。
こういうのが分かったら、直ぐに、東電は保証しなければならなはず。
後始末に税金をいっぱい使って、儲けた金は、自分たちの物。
おかしな仕組み。　



相馬盆歌を訪ねた。　



震災後、２ヶ月ほど、歌わなかった。



こんな放送があって、しゃべってばかりいると、聞く方は疲れる。
音楽を流すことにした。
曲の選択が難しい。
みんな苦しんでる時に、なんで、そんな調子のいい歌よ、って言われるかも知れない。

思いついたのが、民謡。　相馬民謡はいっぱいある。
心を打つものばかり。



相馬盆歌。　　聞いたことがあると思う。
人々の心を、癒（いや）してくれた。



住んでいたところを、思い出すのか。　以前の生活を。



松川浦に、船で出た。 　　昔は、こう。



松は、みんな流されたり、枯れたり。　　残ったのは、たったの２本。



それでも、時が経って、生き物が戻って来た。　



少しずつだが、戻るのがうれしいと言う。　　それで、この表情。　



彼女は、多くの市民の前で歌った。

　※　クミコさんは、震災の時、石巻市民会館でコンサートのリハーサルをしていた。
　　　直ぐに高台に逃げた。　命は助かった。　　音楽関係の機材は、すべて失った。



被災者がどう生きて来たかを、歌っているんですね。



被災地がどうなっているか、久しぶりに見ました。
政治がちゃんとしてないから、その分、苦労は大きい。

それでも、多くの笑顔がありました。

【関連ブログ】　　
　　家の周りの瓦礫の撤去。　　東北は、今も昔も、大変な苦労をしている。　　それでも、キム・ヨナを中心に動く。　　他　　(2011/4/30)

【今日の歌】　　クミコ 『ラストダンスは私に』 　　詩がいい。



【停泊場所】　　道の駅、ガレリアかめおか

【明日の予定】　　週１回の、病院。

　※　「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                             　　　　　       （２００８年４月～２０１０年９月までの記事）


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