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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

キツツキは、木を突いて虫を見つけ、食べる
でも、沖縄のやんばるに棲むノグチゲラは、変わっている。
虫以外も食べる。 土の中も探す。

そんな生き方には、理由があった。

ノグチゲラは、たったの600羽。
絶滅寸前。 放っておいたら、100㌫ダメに。

今日は、病院の日。
右足は、順調に治っていっている。
来週、再び、ギプスの巻き直し。
    ※    ※    ※    ※   ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に )

沖縄は遠い。 行ける時が来るだろうか。
  ※ フェリーは、片道12万とか聞いてるから、車では無理。



場所は、やんばるの森。    変わったキツツキ。

13年12月13日 (1)

やんばるは、山原と書くんですね。  沖縄島の北の方。

13年12月13日 (2)

体長30㌢ほどで、カラスより小さい。

13年12月13日 (3)

頭が赤いのが、オス。   やんばるの森にしかいない。

13年12月13日 (4)

木の穴の巣には、2~5個の卵を産む。

13年12月13日 (5)

2羽がかえった。 全部かえるのではなく、これが普通。
何のために、多めの卵を産むのでしょう。 意味は、きっとあるはずなんですが。

13年12月13日 (6)

穴から顔を出しているのは、ヒナ。
1ヶ月かからないで、巣立つ。  飛ぶ。  
人間は1ヶ月経っても、たいして変わらないのに。  早い。

13年12月13日 (7)

上の写真で、巣穴はいつも、斜めの木の下側につくる。
こっち側は、ヘビが落っこちやすい。    雨も入りにくい。

また、巣は、カラスが自由に飛び回れないような、森の中に作る。
番組の中で、そうでない所の巣から飛び立ったヒナは、直ぐカラスに襲われた。

やんばるの森には、カラスが増えているという問題がある。
猫など、人間が持ち込んだ動物も、天敵になっている。

絶滅の危険が、どのくらい高いかだけど、この位置。

Status_jenv_CR.jpg

意味は、ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が、極めて高いもの。

600がすべての数。 何かの病気が広まっても、お終い。
集団でないから、簡単には、広まらないかな。  ※ ツルの集団なら、直ぐに蔓延するけど。

環境が、今のままでも、きっと絶滅。

対策は取っているよう。

今回の番組で、分かったことがある。

メスは、クモをつかまえて来た。 
これは、クモの巣をつくるクモ。
メスが取って来るエサは、木の中や、木の葉っぱにいる虫などが中心。
木の実も、たまに。

13年12月13日 (8)

オスは、地面で虫を探していた。
ヒナにエサをやる時、くちばしに、土が付いていることが多かった。

13年12月13日 (9)

エサをやっている、動画。



左は、ヤンバルクイナ。  やんばるの森にいる。
1981年に発見される。 ほとんど飛ばない。 
1800羽ほどいる。 こっちも少なく大変だが、ノグチゲラよりは、絶滅の心配は小さい。

13年12月13日 (10)

整理すると、こういうことです。

13年12月13日 (11)

どうしてオスは地面なのか、ですね。
こうでした。
2羽のノグチゲラの縄張りの人さは、およそ、250㍍四方。
自然の中では、せまい。

その自然を有効に使うために、木の虫は、メスだけが捕ることに。
オスは、地面を、ということにした。

巣立ったヒナが1人前になるまで、1ヶ月ほど、親子一緒に生活。

13年12月13日 (12)

2羽のつがいは、ずっと一緒だそう。 十数年生きる。

ノグチゲラは、同じ巣は再び使わないので、他の鳥が利用する。 助かる。

13年12月13日 (13)

※ リュウキュウコノハズクは、こんなフクロウ。 可愛すぎる。

ノグチゲラは、狭い環境の中で、仲間を増やすために、知恵を絞った。
その結果が、オスは地面を掘った、ということですね。

ノグチゲラが棲めるかどうかは、やんばるの森が豊かであるかどうかの、指針。
森を狭くし、環境を悪くし、追い詰めたのは人間。
守るのは、人間の責任ですね。

そういう動物は、他にもいっぱい。

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【停泊場所】   道の駅、ガレリアかめおか

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 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの記事)

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コメント

やんばる

 先月、やんばるをバイクで走りましたが、
 ヤンバルクイナには、会えませんでした。
 もちろん、ノグチゲラにも。巣立ちをしても
 親鳥が、つきっきりで、エサの取り方など
 面倒をみるというところが珍しいですね。
 沖縄は、カラスが多いですよ。慶良間諸島の
 小さなビーチでもカラスが2羽遊んでました。
 全身真っ黒でクチバシだけがオレンジ色の
 珍しい鳥を見かけたと思ったら、あとで
 写真を確認してカラスが大きなオレンジ色の
 実をくわえていただけだと分かって笑っちゃい
 ました。
 バイクでも関西から運ぶと船賃込み片道
 3万円くらいかかります。沖縄では、ほとんど
 キャンカーを見かけることがありません。
 道の駅も高速のSA も、なんとなく、内地とは
 構造が違っていて、おそらく、車中泊自体が
 非常に少ないのでは?と思えます。
 むしろ、バイクにテントを積んでキャンプ組が
 多いのではないでしょうか。11月でも、
 ちょっとした装備で野宿は、苦にならない
 でしょう。ただし、沖縄滞在中に低気圧が
 来て、そのときは、テントごと飛ばされかけたと
 フェリーで知り合ったバイカーが言ってました。

Re: やんばる


いい所に行って来ましたね。
私は、沖縄に行ける時があるでしょうか。

贅沢言わないで、まず近くの屋久島でも、満足です。

この冬は、亀岡で年を越します。
また情報を・・・。


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  • 亀岡、21日目。  沖縄やんばるの森 大地を掘る謎のキツツキ ノグチゲラ。~亀岡市~ 他 (2013/12/13)
  • 2013年12月14日 (土)
  • 16時15分58秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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