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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

今日から動ける日は、動くことに。
亀岡市に、穴太(あなお)寺という、古くからの寺がある。

安寿と厨子王の話の、厨子王が、丹後の由良から京に向かう時、この寺に寄ったと言う伝説が。
これが証拠というものが、一応は・・。

身代わり観音の話もあった。
この身代わり観音は、重要文化財。
ところが、盗難に遭って、今はない。

今日はクリスマスイブ。 何がって物や事はない。
ただの1日。
    ※    ※    ※    ※   ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に )

穴太寺は、駅から離れている。 
この辺りは、古い家並みがあり、昔は、日本海側の丹後と大阪を結ぶ、街道のよう。
京都へは、右の方への道がある。

朝来(あさご)や篠山などへ行く分岐は、寺の近くにあった。



運動公園の、土渕の近くから、歩いた。  駐車場が有料だったので、戻った。



こんな道。  車は来ない。 歩いて楽しい。  穴太寺は、右遠く。 800㍍程。
たくさん歩くのは、初めて。

松葉杖でも、普通の早さで歩ける。  たまに休憩。  右足は、LLのサンダル。 昨日買った。

13年12月25日 (1)

家並みに入ったら、木に傘。  何でしょう。 向こうにも。

13年12月25日 (2)

古い家並み。

13年12月25日 (3)

途中で右を見たら、この道。  帰りに通って来る。 あと、300㍍。

13年12月25日 (4)

見えてきた。  大きな木の所。

13年12月25日 (5)

穴太寺。  地名が穴太なので、穴太寺。    逆かも知れない。

13年12月25日 (6)

右から来た。  バス通りは、左に。  仁王門の前が、T字路の交差点。
仁王門は、江戸時代中期に再建。

13年12月25日 (7)

今年も1年間、怒りっぱなし。

13年12月25日 (8)

お疲れ様。

13年12月25日 (9)

穴太寺の、ほとんどの建物は、京都市が指定している文化財。
江戸時代に建てられたものが多い。

身代わり観音の、木造聖観音立像だけが、国の重要文化財。
盗難で今はないが。  昔は、本尊だったよう。   これについては、後ほども。

本堂。

13年12月25日 (10)

本堂の中は見学可能だけど、撮影は出来ないので、入らなかった 。  有料。

横になった仏像の、釈迦涅槃像(しゃかねはんぞう)がある。  こんなの
この涅槃像には、面白い話が。 本当かの確認はしていないが。 あるサイトに下の話が。

  明治29年、大阪のある女性の夢枕に、穴太寺の釈迦涅槃像が立ったというので、寺中調べた。
  そうしたら、本堂の屋根裏から、美しい釈迦涅槃像が出てきた。
  なでたら、娘の病気が治った。

この話があって、参拝者はみんな、釈迦涅槃像を触ると言う。
自分の体の調子悪い所と、同じ場所を。 

小さなお堂。 鎮守堂。  山茶花(さざんか)。

13年12月25日 (11)

身代わり観音の話が書いてある。
この話は、ただの寺伝ではなく、今昔物語に出て来るから、話に重さがある。
ここに、厨子王のことは書いてない。

13年12月25日 (12)

多宝塔。  美しい。

13年12月25日 (13)

本堂の左。  受付とかは、こちらに。

13年12月25日 (14)

こんな庭園がある。(Wikipedia)

13年12月25日 (29)

本堂。  江戸時代のものと言っても、300年近く前。 

13年12月25日 (15)

びんづるさんかな。  これにも、みんな触る。

13年12月25日 (16)

みんな、意味があるんでしょうね。 奉納されたものか。   天井には、どうやって張るのでしょう。

13年12月25日 (17)

薬師如来ですね。 薬壺を持って。  現在の本尊は、本堂の中の薬師如来。

13年12月25日 (18)

境内には、いろんなお堂が。

13年12月25日 (20)

石碑があったので、とりあえず、撮った。  右に墓。 誰のかが分かった。

13年12月25日 (21)

木内傳左衛門の碑とある。   何者か調べてみた。
昔、今の茨城県に、下館藩(しもだてはん)というのがあった。
藩の多くの者が、四国の高松藩に行っていた。 行かされた。
その中に、この人がいる。
その時、高松藩とここの亀山藩が、関わりがあった。 分かるのは、そこまで。
1642年のこと。

13年12月25日 (22)

身代わり観音の話に。(Wikipediaより)

   昔、丹波国桑田郡の郡司をしていた男は、都の仏師に依頼して聖観音像を造り、
   仏師には褒美として自分の大切にしていた名馬を与えた。
   しかし、与えた名馬が惜しくなった男は、家来に命じて仏師を弓矢で射て殺してしまった。

   ところが、後で確認すると仏師は健在で、観音像の胸に矢が刺さっていた。
   改心した男は仏道を信じるようになったと。
   男の名が「宇治 宮成」、仏師の名が「感世」とされている。

観音像が盗まれたのは、1968年。

観音像に矢を射た男が、宮成。
その人の墓だった。

13年12月25日 (23)

山茶花だけに、色がある。

13年12月25日 (24)

本堂には、5㎝ほどの、小さな仏像があると言う。
こんな話。(あるサイトから)

   昔、安寿と厨子王が山椒太夫に捕まった。
   二人は焼け火箸で額を焼かれるが、傷口に仏像を当てると火傷が治った。
   代わりに、仏像の額に傷跡が残った。

      安寿は厨子王を逃がす。 厨子王は、京都に向かった。
   途中、厨子王をかくまったの寺の1つが、穴太寺だという。
  厨子王は、後に、この仏像を穴太寺に奉納した。

安寿と厨子王の話って、どんな話なのか。(Wikipediaを、要約)  平安時代中過ぎの話。

  奥羽五十六郡の太守、岩城正氏の一族は、嘘(うそ)によって筑紫に流された。
  本国に残された正氏の妻と、その2人の子供は、正氏を訪ねて、越後の直江津にたどり着いた。
  そこで、人買いの山岡太夫に捕まり、妻は佐渡に、姉弟は丹後由良湊の長者である山椒太夫に、
  それぞれ売り渡された。

  山椒大夫のもとで、姉の安寿と、弟の厨子王は、酷使された。
  2人は、泣いて暮らす。

  ある日、安寿は厨子王に勧めて密かに逃れさせようとし、罰として額に焼け火箸を当てられた。
  しかし肌身離さぬ守りの地蔵尊のおかげで、痕が付かなかった。

  そして姉弟はついに、再会を約して逃亡を図った。
  姉を残して都へと行くのをためらう厨子王に、安寿姫は強く勧めた。
  弟が去った後、自身は山椒館の近くの沼に身を投げて亡くなった。
  その亡骸は村人により丁重に葬られた。
  時に永保2年正月16日、安寿16歳、厨子王13歳であったという。

  一方、厨子王は丹後の国分寺に逃げ込んで寺僧に助けられ、
  京都七条朱雀の権現堂に送られた。  そこで世話になった。
  後に、梅津某の養子となり、一家没落の経緯を朝廷に話す。
  結果、岩城正氏の罪が赦された上に、旧国を与えられた。
  嘘で陥(おとしい)れた者は、領地を没収され、領地は厨子王に与えられた。

  厨子王は、山椒大夫とその子三郎とを鋸挽きの刑にした。
  また越後では、山岡太夫を討ち取った。
  報恩と復讐を果たした厨子王は、生き別れた母の行方を求めて佐渡にたずね歩いた。
  片辺鹿野浦で老いた瞽女(ごぜ)が、鳥を追う唄をうたっているのに巡り会った。
 「安寿恋しやホゥヤレホ。厨子王恋しやホゥヤレホ」。
  厨子王は、この歌を聞いてこれぞ母と知り、駆け寄りすがりついた。
  うれし涙に、盲いた母の眼は奇(くす)しくも開き、母子は再び抱き合ったという。

こんな話。  この動画で、だいたいわかる。  30秒過ぎから。  画面をクリックしたら、YouTubeに。

無題ddddd 

丹後の由良の、山椒大夫に働かされた場所は、下に。





厨子王が最初に逃げ込んだところは、和江の国分寺。 国分寺跡が今もある。





送られた京都の権現堂は、今は、権現寺。  京都駅に近い。





穴太寺は、京都への途中にある。
もしかしたら、本当かも知れない。

ただ、権現寺にも、厨子王が奉納した小さな仏像があるという。
話が面倒になってきた。

上の2つの話は、元々、伝説だから、仕方ない。

戻る途中に、こんなのが。
左は、あさご、でいいでしょうか。  あさごなら朝来で、竹田城跡のあるところ
右は、かめ山。   亀岡は、昔は亀山。  城も亀山城。

ここの地名は、東の辻。  ここが分かれ道。 辻と呼ばれる所。
  ※ 辻は、日本で作った漢字。 辻の十は、交差点。  
道は細くても、この道は街道。

13年12月25日 (25)

鳥たちは助かる。

13年12月25日 (26)

長屋門のある家。

13年12月25日 (27)

車はあそこに。 

13年12月25日 (28)

今日から歩くことにしました。
何とかなると分かりました。

明日も近くの寺に行ってみます。

【今日の歌】   着物  山崎ハコ



【停泊場所】  亀岡市 運動公園

【明日の予定】   応挙寺    円山応挙が、ここで育ったという。   歩いて行ける。

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの記事)

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  • 厨子王と、身代わり観音の伝説が残る、穴太寺。~亀岡市~  他  (2013/12/24)
  • 2013年12月25日 (水)
  • 11時39分07秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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