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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

石橋は、手作りの感じがする。  それが魅力。
なぜ必要になったのか、誰が動いたのかなど、裏に人間模様が垣間見える。

九州には石橋が多い。
その中でも、熊本県から大分県にかけては、特に多い。
なぜ多いのか、そんなことも、考えてみたい。

今日見た、霊台(れいだい)橋は、美しく大きな石橋では、日本一。
間違いない。 美しく撮れたでしょうか。
    ※    ※    ※    ※   ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に )

九州の南北の中間に、東西に九州を横断する道がある。  国道218。
左は熊本県、右は宮崎県。  宮崎県側の山の中の、218沿いに高千穂峡がある。

美里町は、218沿いにある、小さな町。  石橋がいっぱい。



車は、石段の郷佐俣の湯の駐車場に停めさせてもらって、歩き出した。

国道の隣に、もう1つ橋。

14年1月21日 (19)

年祢(としね)橋。  ※ 年禰橋とも。
左に、釈迦院(しゃかいん)川と表示。

この釈迦院川の上流の山の上に、釈迦院というお寺がある。
その寺の参道の石段が、3333段。   明日行く予定。

14年1月21日 (20)

昔は、この橋を車が通った。
まるい所は、いくつだろう。  大きなのが1つ。  小さなのが手前に1つ。  向こうに、2つ。
4連アーチ橋でいいのかな。   大きな橋です。

14年1月21日 (1)

少し行くと、小さな川。  そこに、小筵(こむしろ)橋。  小さい。

14年1月21日 (21)

小さいけど、美しい。

14年1月21日 (22)

軽自動車なら、通っていいことになっている。
右の橋の欄干が、落ちそう。  この川には、この橋しかない時代があった。
役割を終えて、ひっそり。  それでも、現役です。

14年1月21日 (23)

国道を渡って、釈迦院川の下流に。
石橋が見えてきた。  家の石垣も立派。

14年1月21日 (24)

石橋が2つ見える。 2つを、二股橋と呼んでいる。   右の川が、釈迦院川。 
ここは、恋人の聖地になっているので、右向こうにハート。  鐘がある。

14年1月21日 (25)

右の橋を上流から。

14年1月21日 (26)

小さな石橋は、結構、荒っぽく積んでいる。
下のまるい部分は、きっと緻密。

手前の下の石を、1個外したら、橋はどこまで壊れるのでしょう。
もしかしたら、全部かも。

14年1月21日 (2)

上の橋の下から、最初に見た、年祢(としね)橋。
丸の部分は、円に見えますね。 

14年1月21日 (4)

橋の下から、別の橋を。  まるい所は、円ではないようにも。  円を広げた感じ。  だ円だろうか。
※ 調べてみたけど、時間がなく、調べきれません。 だ円もあるよう。
  岩国の錦帯橋は、カテナリー曲線と分かっています。 ひもを手に持って、ゆるめた形。

14年1月21日 (5)

河原から2つ一緒に。  左に新しい橋も。 右の奥に、2つあるから、全部で5つ。
それで、ここの橋を、二股五橋と言われる。

14年1月21日 (3)

もう少ししたら、200年経ちます。  長持ちします。  コンクリートより、ずっと。

14年1月21日 (29)  14年1月21日 (28)

橋の下が流されない工夫が、見られます。 いろんな工夫が、美しさなんですね。

14年1月21日 (30)

5橋が、全部見えています。

14年1月21日 (6)

さあ、上流へ、7~8㌔走ります。 霊台橋です。



ここを上がると、展望台。  小さな石橋。

14年1月21日 (7)

全体が撮れる場所がない。  木が育ってしまって。
木のそばの手すりに登って、やっとこの場所から。 手を伸ばして。

14年1月21日 (9)

少し盛り上がっている。 上部にしようとしたのでしょうか。 美しい曲線の橋。
橋の下の方には、流されないための工夫ですね。

14年1月21日 (8)

全国の石橋のほとんどは九州にあって、半分以上は、熊本県と大分県にある。 
なぜでしょう。  福岡県や鹿児島県に比べたら、深い谷が多いでしょうか。
木の橋では、流されるから、石の橋に。

でも、本州の深い谷に、石橋はない。 困りました。  どうして、ここに、ですね。

糞がありました。 太さ1㎝。  長さ、5㎝くらい。  イタチですね
体重2㌔程。  猫よりずっと小さい。   でも、きかない。 鶏だってウサギだって、やっつける。
フクロウや狐には、かなわないが。

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霊台橋の橋のたもとに。  左に、新しい橋。

14年1月21日 (11)

新しい橋から見たら、こう。

14年1月21日 (10)

石碑の周りに、苦労が書いてあった。
水が増えたら、船でも渡れない。 事故は、必ずある。

荷物を持って、川岸まで下り、また登るのも大変。

14年1月21日 (12)

1人では、作れない。  多くの人の力が、まとまらないとできない。
九州人の気質として、自分だけでなく、みんなのためにって考えが、あるのかも知れない。
お金のある人は出す。 働ける人は、橋の工事に参加する。

 ※ 本州の松本に近い山の中に、昔、雑炊橋があった
   農民が橋を望んでも、庄屋や金持ちは動かない。
   仕方ないから、農民は雑炊を食べて我慢して、みんなでお金を貯めた。
   そのお金で、橋を作った。  名前を雑炊橋に。

上流側。  新しい橋が出来るまで、バスもトラックも通っていた。  驚くほどの丈夫さ。
そのときは、上を平らにしていた。  今の姿は、元に戻している。  国の重要文化財。

14年1月21日 (13)

下流側。 明治以前の、穴が1つの単アーチ橋では、日本一の大きさ。
後に、大分県で、日本一を目指して、これ以上大きい石橋を作る。 
そこは、ただ大きいだけで、霊台橋のような美しさはない。

だから、厳密には、日本一の大きさではない。
でも、大きくて美しい橋では、日本一。

14年1月21日 (14)

橋から上流の下を見た。 整備されている。  夏には、子供たちは、泳ぐでしょうね。

14年1月21日 (18)

橋に近い集落は、向こうにある。   橋を作った人たちの、子孫か。

14年1月21日 (17)

説明がありましたあ。  中ごろに、種山石工とあります。
この石工の集団は、ここより少し南西の、東陽町に住んでいました。  ※ 今は、八代市東陽町。

石橋はヨーロッパから長崎に伝わり、種山石工の人たちは、長崎で学んでいる。

これで解決しましたね。  どうして、熊本県一帯に石橋が多いかが。
谷が多いこと、協力できる力があったこと、高い技術を持った作れる人がいたこと、
これらがあって、作れたんですね。

   東陽石匠館 ~種山石工発祥の地~  明日から、天草探訪。   他  (2010/1/29)

14年1月21日 (15)

河原から撮影。  小さい橋より、石の積み方が緻密。 隙間に、紙は入らない。

14年1月21日 (16)

美里町近辺には、他にも、石橋はいっぱい。
いつの日か、また来ていいですね。

石橋の石は、みんなで押し合って、下に落ちない。
不思議で、面白い。

※ 今まで見た珍しい石橋を紹介したいけど、時間がないので、夕方時間があれば。
  今日の橋は、アーチ式。  石橋で、そうでないのもある。  天草で見ています。

【今日の歌】   昨日のブログで、與田(与田)準一を紹介しました。
        彼には息子がいて、本名は、与田準介。 
        父の血を引き、作詞家に。
        作詞家としての名前は、橋本淳。
        彼の詩の曲を、数日間紹介。



【停泊場所】    美里町のパーキング

【明日の予定】   石段を登ります。  3333段。  一応日本1。
          石段の美しさとかでは、羽黒山とかには、まったくかなわないが。  足の訓練。
          山の上に建物がある。  普通は、片道1時間半。  往復、4時間かな。

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの記事)

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  • 美里町で石橋を見る。  霊台橋、二股橋、他。~美里町~  他  (2014/1/21)
  • 2014年01月22日 (水)
  • 00時40分17秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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