冠岳(かんむりだけ)という、小さな山。 昔からの霊山。
そして、徐福(じょふく)伝説が残る。
伝説を生かした、中国風の建物が、建っていた。
山の上には明日行くことに。
今日は、冠嶽園(かんがくえん)を中心とした、中国風庭園を歩いた。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
目的地は、いちき串木野市に。 薩摩川内の南隣。
冠岳歴史自然の里。
霊山なので、山道に、祠(ほこら)がいっぱい。
古くから栄えた。
もう1つは、徐福(じょふく)伝説がある、その顔も持っている。
この場所には、昔は、頂峯院(ちょうぼいん)があった。
冠岳の山岳霊場の中心地。
明治に入っての、神仏棄却で、破壊された。
そこ跡に、中国風の建物、冠嶽園がある。
徐福は中国の人。
紀元前に、多くの家来を引き連れて、不老不死の薬を求めて、日本に来た。
2200年前のこと。
伝説と言っても、後の世に、何かの文書から、作られた伝説。
徐福伝説は、日本中に、たくさんある。
伝説だから、基本的には史実ではないのだが、そうとは言い切れない部分も。
三重県にも徐福伝説が伝わっている。
その地から、2200年前の中国の硬貨が発見された。
ということで、徐福伝説は、伝説で終わらない部分が、ある。
不老不死の薬を探すのなら、あちこち歩く。
色んな土地に伝説があっても、不思議ではなくなる。
このデザインが、中国風なんですね。 日本のと、どこか違う。 面白い。
池の向こうに、徐福像。
以前一度、ここに来たことがある。 建物の修復がなされず、いずれ廃墟になるのか、と思っていた。
現在、屋根の修理をしていた。
花が咲いたら、見ごたえあるでしょうね。 数人の観光客がいた。
ここの見学は、無料。
管理人に、どこから来たのと聞かれたので、北海道と答えた。
詳しい案内書をくれた。 特別にって。
価値のある物の展示はないけど、雰囲気だけある。
徐福がここの山の風景に見惚れて、山に冠を置いて行ったので、冠岳の名前。
左の葉の無い木は、ノムラモミジ(野村紅葉)だという。 園芸種。
最初は赤い葉っぱ。 その後は、普通の緑になって、秋に紅葉。
確かに、たまにですが、見ることはありますね。
冠岳神社。
祭神は櫛御気男命(くしみけのみこと)。 スサノオの別名という、考えを持っている。
串木野という地名は、これから来たとの話が。
九州には、神話の伝説が多い。 宮崎県に行ったら、どこにでもある。
中国からプレゼントされた、狛犬(こまいぬ)。
粒粒が見えないけど、大理石。
※ 石灰岩が熱で変質したので、ガラスのように固いんですね。
口の中に石は、取り出せるのか。
左隣に、大師堂。 廃仏棄却の後に、新しく作られたものですね。
この地の中心は、頂峯院(ちょうぼいん)という寺だったから、後方の山には、修験のためのお堂が、何ヶ所もある。
ここを行くと、崖を登る道がある。 その中腹の穴の中に、仏像があったり。
他にも、いろいろ。
前回は行ったが、今回は行かない。
昔のように、どこにでも行くぞって気持ちは、あの頃ほど、大きくない。
どうして、あんな気持ちになれたかが、今も分からない。
3年と3カ月ほどで、あることがあって、急に消えてしまった。
どんな考え方をすれば、戻せるかを、今も考えている。
車の中を使いやすくしてるのも、そのための手順。
高い岩山が見える。 仙人岩。
登る道がある。 上に行っても、立つことは出来ない。
前回行ってみたけど、命がけ。
どうやって降りるかが分からなくなったら、身動きが取れなかった。
上からの景色はいい。
※ 前回の写真。
今は、右の方に。 明日、赤〇の所に。
反対側は、この風景。 建物は、望嶽亭。
屋根の先が、ツンとしている。
望嶽亭の上から。
ここの建物は、あと20年は持たない。
いずれは取り壊して、この辺り一帯は、水辺の公園になるのかな。
道を戻ると、石の仁王様。 ここを行くと、さっきまでいた場所に。
この像も、廃仏毀釈で壊されて、転がっていたとある。
※ 明治に入って、天皇中心、そして、神社の考えが中心になっていった。
寺は、それで、邪魔に。
元々寺は、特権を持っており、それを庶民は、好ましく思っていなかった。
廃仏毀釈の号令がかかると、みんなで壊しまくった。
九州は時にひどかった。
日本人は、それって、右ならえをし易い。
寺側の反省もあって、後に、復活。
神社より寺の方が、どんな生き方がいいのか、どんな世に中がいいのかを、
考えているように見える。 今は。
明治に入って、神社中心になり、戦争への準備が進んでいった。
江戸時代が終わり、人々の生活は少しずつ変わっていくが、人の命だけは軽くなる。
軽くなると言っても、軽くなるのは、庶民の命だけ。
少し前にも書いたが、明治から昭和の戦前までが、日本の歴史上、最も命が軽くなった時代。
戦争のことです。 その責任者が、今の時代になっても、英雄。
(責任は、それって右ならえした、庶民にもあったのですが)
不思議な国です。
朝方、少ししか寝なかったので、眠い1日。
串木野温泉の道の駅に行こうとしたら、直ぐ近くに、冠岳温泉があった。
280円。
その後、近くのパーキングに停泊。 9時頃には、爆睡。
朝の3時頃目が覚めた。
頭がすっきり。 何をしても、楽。
明日は、山の上に。
【今日の歌】 歌っているのは、ジェイド・イン。 中国出身。
【停泊場所】 近くに、パーキング。
【明日の予定】 冠嶽に登ります。 見どころは、色々あります。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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そして、徐福(じょふく)伝説が残る。
伝説を生かした、中国風の建物が、建っていた。
山の上には明日行くことに。
今日は、冠嶽園(かんがくえん)を中心とした、中国風庭園を歩いた。
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目的地は、いちき串木野市に。 薩摩川内の南隣。
冠岳歴史自然の里。
霊山なので、山道に、祠(ほこら)がいっぱい。
古くから栄えた。
もう1つは、徐福(じょふく)伝説がある、その顔も持っている。

この場所には、昔は、頂峯院(ちょうぼいん)があった。
冠岳の山岳霊場の中心地。
明治に入っての、神仏棄却で、破壊された。
そこ跡に、中国風の建物、冠嶽園がある。

徐福は中国の人。
紀元前に、多くの家来を引き連れて、不老不死の薬を求めて、日本に来た。
2200年前のこと。
伝説と言っても、後の世に、何かの文書から、作られた伝説。
徐福伝説は、日本中に、たくさんある。


伝説だから、基本的には史実ではないのだが、そうとは言い切れない部分も。
三重県にも徐福伝説が伝わっている。
その地から、2200年前の中国の硬貨が発見された。
ということで、徐福伝説は、伝説で終わらない部分が、ある。
不老不死の薬を探すのなら、あちこち歩く。
色んな土地に伝説があっても、不思議ではなくなる。
このデザインが、中国風なんですね。 日本のと、どこか違う。 面白い。

池の向こうに、徐福像。


以前一度、ここに来たことがある。 建物の修復がなされず、いずれ廃墟になるのか、と思っていた。
現在、屋根の修理をしていた。

花が咲いたら、見ごたえあるでしょうね。 数人の観光客がいた。
ここの見学は、無料。
管理人に、どこから来たのと聞かれたので、北海道と答えた。
詳しい案内書をくれた。 特別にって。

価値のある物の展示はないけど、雰囲気だけある。

徐福がここの山の風景に見惚れて、山に冠を置いて行ったので、冠岳の名前。

左の葉の無い木は、ノムラモミジ(野村紅葉)だという。 園芸種。
最初は赤い葉っぱ。 その後は、普通の緑になって、秋に紅葉。
確かに、たまにですが、見ることはありますね。


冠岳神社。
祭神は櫛御気男命(くしみけのみこと)。 スサノオの別名という、考えを持っている。
串木野という地名は、これから来たとの話が。
九州には、神話の伝説が多い。 宮崎県に行ったら、どこにでもある。

中国からプレゼントされた、狛犬(こまいぬ)。

粒粒が見えないけど、大理石。
※ 石灰岩が熱で変質したので、ガラスのように固いんですね。
口の中に石は、取り出せるのか。


左隣に、大師堂。 廃仏棄却の後に、新しく作られたものですね。
この地の中心は、頂峯院(ちょうぼいん)という寺だったから、後方の山には、修験のためのお堂が、何ヶ所もある。

ここを行くと、崖を登る道がある。 その中腹の穴の中に、仏像があったり。
他にも、いろいろ。
前回は行ったが、今回は行かない。
昔のように、どこにでも行くぞって気持ちは、あの頃ほど、大きくない。
どうして、あんな気持ちになれたかが、今も分からない。
3年と3カ月ほどで、あることがあって、急に消えてしまった。
どんな考え方をすれば、戻せるかを、今も考えている。
車の中を使いやすくしてるのも、そのための手順。

高い岩山が見える。 仙人岩。
登る道がある。 上に行っても、立つことは出来ない。
前回行ってみたけど、命がけ。
どうやって降りるかが分からなくなったら、身動きが取れなかった。
上からの景色はいい。

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今は、右の方に。 明日、赤〇の所に。


反対側は、この風景。 建物は、望嶽亭。

屋根の先が、ツンとしている。

望嶽亭の上から。
ここの建物は、あと20年は持たない。
いずれは取り壊して、この辺り一帯は、水辺の公園になるのかな。

道を戻ると、石の仁王様。 ここを行くと、さっきまでいた場所に。

この像も、廃仏毀釈で壊されて、転がっていたとある。


※ 明治に入って、天皇中心、そして、神社の考えが中心になっていった。
寺は、それで、邪魔に。
元々寺は、特権を持っており、それを庶民は、好ましく思っていなかった。
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日本人は、それって、右ならえをし易い。
寺側の反省もあって、後に、復活。
神社より寺の方が、どんな生き方がいいのか、どんな世に中がいいのかを、
考えているように見える。 今は。
明治に入って、神社中心になり、戦争への準備が進んでいった。
江戸時代が終わり、人々の生活は少しずつ変わっていくが、人の命だけは軽くなる。
軽くなると言っても、軽くなるのは、庶民の命だけ。
少し前にも書いたが、明治から昭和の戦前までが、日本の歴史上、最も命が軽くなった時代。
戦争のことです。 その責任者が、今の時代になっても、英雄。
(責任は、それって右ならえした、庶民にもあったのですが)
不思議な国です。
朝方、少ししか寝なかったので、眠い1日。
串木野温泉の道の駅に行こうとしたら、直ぐ近くに、冠岳温泉があった。
280円。
その後、近くのパーキングに停泊。 9時頃には、爆睡。
朝の3時頃目が覚めた。
頭がすっきり。 何をしても、楽。
明日は、山の上に。
【今日の歌】 歌っているのは、ジェイド・イン。 中国出身。
【停泊場所】 近くに、パーキング。
【明日の予定】 冠嶽に登ります。 見どころは、色々あります。
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