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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

カタツムリの背中の渦(うず)を、アリさんが登る。
開聞岳の螺旋(らせん)の道を、登山者が登る。
2つは、同じ。
今日の私は、アリさん。

開聞岳は、元々の山があった。
噴火して、溶岩が盛り上がり、上にもう1つ山が出来た。
お供えの餅(もち)のように。

その上の山が、岩だらけ。
開聞岳の登山は、それがあるので、大変。
九重や阿蘇を登る方が、ずっと楽。

空気は濁って、曇り気味。
下界を見下ろす、一番の楽しみは、・・・。

右足は、すっかり疲れました。
まだ無理は出来ないと、知りました。
    ※    ※    ※    ※   ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に )

薩摩半島の南に来たら、開聞岳は、どこからでも見える。
この山を見ながら、人々は毎日を過ごす。



麓に、広い登山者用の駐車場がある。

高校のサッカー部の子供たちも、登る。 鹿児島市内から。

山をよく見たら、まるい山の上に、もう1つ山が乗っかっている。
885年の噴火で出来た。  溶岩ドーム。

空が白っぽい。

14年2月3日 (1)

桜が咲いている。  昨日見た、伊豆の踊子と同じか。
高校生は、1人ずつ間隔を置いて出発。

14年2月3日 (2)

登山口。  ここで、2合目。  0合目は、先日行った、枚聞(ひらきき)神社。 開聞岳は、その神社のご神体。

高校生は、先頭の子が道を間違えて、右に行った。  
みんな行ってしまった。 まだ戻ってない子も。  高校生でも、まだ、頼りない。

この時、9時30分。

14年2月3日 (3)

登山道が、掘れてしまった。  山に迷惑がかかっている。

14年2月3日 (4)

いくつかのグループが、私を追い越した。
ゆっくり進めば、足は大丈夫。

気温は、20度以上ある。   汗が噴き出す。

14年2月3日 (5)

4年前の元旦、この道を歩いた。
午前4時に出発して、真っ暗闇の中を。 頭に付けたライトだけで。  雪がちらついていた。
今思い出しても、根性があったな。

1.2㌔程歩いて、5合目。  ここまでは、大変でなかった。

14年2月3日 (6)

上の場所は、怪我した人を、吊り上げる場所。  ここの上は、空が見える。

霞んでいて、遠くが見えない。  写ってないが、うっすらと下が見える。

14年2月3日 (7)

こんな感じで。   五合目だから、まだここ。 丁度山の東に。

14年2月3日 (8)

400㍍程歩けば、次の合目になる。  6合目。

14年2月3日 (9)

登山道が変わった。  岩だらけ。
新しく噴火した、溶岩ドームの部分に入ったようだ。

14年2月3日 (10)

深田久弥は、この低い山を、百名山に入れた。 何に、惚れたんでしょうか。
海からそびええ立つ、山容の美しさか。  その地方での、存在の大きさか。  何でしょう。

単純に、高さだけで選ばなかったのがいい。 
姉が嫁いだ先の山も、入れた。(荒島岳)  ほめられないかも知れないけど、そんなのが、好き。

このくらいなら、まだ歩きやすい。 人間がアリになる、大きな岩の道は続いた。

14年2月3日 (11)

登りは疲れるけど、簡単に、足をひねらない。 転びそうにならない。

14年2月3日 (12)

7合目。  丁度山の真南に来た。   ここまで、2時間。

14年2月3日 (13)

下が見えた。  南側に来ているから、海が見える。

14年2月3日 (14)

海岸線が分かりますね。  今日は、見えただけで、満足。

14年2月3日 (15)

 ※ 晩の天気のニュースで、今日の空気は濁っていたとあった。 PM2.5とか言って。
   中国は、昔の日本と同じ。 上海の人たちは、濁った空気の中で暮らしている。

   その一部が、偏西風に乗ってやって来る。
   一部なのに、九州全体を、にごった霞で包む。 

仙人洞。 右に穴がある。  昔、修験者が、この穴を、小屋代わりに使った。

14年2月3日 (16)

溶岩が固まった時に、隙間が出来た。 

14年2月3日 (17)

大きな岩をよじ登りながら、行く。 続いた。

14年2月3日 (18)

何だかんだで、8合目まで来た。

14年2月3日 (19)

そうして、9合目。  もう少し。

14年2月3日 (20)

ここは、思い出の場所。
左から来て、こっちに来なければならない。

4年前、暗かったので、真っ直ぐ右に行った。
目の前は、崖だった。 真っ逆さま。  驚いた。

本当に落ちるのか、今回確認した。
垂直よりは、少し斜めの崖で、小さな木が生えていた。

当時、足元は雪で、もし滑って転んでも、どの木かには、つかまれそうだった。

DSCF0105mmmmpp

ここを登って。  頂上が近づくと、気持ち楽。

14年2月3日 (21)

山の上が開けてくると、頂上は近い。

14年2月3日 (22) 

この向こうに、頂上。

14年2月3日 (23)

着きました。 12時40分。  3時間以上かかった。

頂上について、すぐに、この写真を撮った。
下が見えたのは、この一瞬だけだった。
途中下山する人に会ったが、誰もが、何も見えなかった、と言っていたのに。

14年2月3日 (24)

こうです。 北側です。  池田湖まで、はっきりは見えませんでしたが。

14年2月3日 (25)

あらためて撮ろうとしたら、すぐに雲が出て来た。
この後直ぐに、何も見えなくなった。 下山まで、ずっと。

14年2月3日 (26)

右足に、お疲れ様と言った。  帰りが大変かも、って言った。

14年2月3日 (27)

※ 上の登山靴に、問題があることが、分かって来た。
  少し、小さい。 お店のアドバイスで買ったけど、こういうことがある。
  4年前に買った。
  
  最近はいてる靴は、25.5㌢。  薄い靴下をはいて、ちょうどいい大きさ。
  この登山靴は、24.5㌢。 
  裸足ではけば問題ないが、靴ずれしないために、厚い靴下をはくと、余裕がない。
  爪が痛くなる。 買う時、どうしてこんな失敗をしたのだろう。

  近々、モンベルの店で、見てみる。
  
上の場所で、弁当を食べた。 山の上は、暑くない。 少し寒い。

振り向いて撮影。  あの岩の上が、頂上。

14年2月3日 (28)

頂上の岩陰に、神社。  枚聞神社の、上社。  ここでお参り。 

14年2月3日 (29)

さあ下山。

14年2月3日 (30)

下が見えた。

14年2月3日 (31)

途中休み休み、やっと。 右足は疲れ切った。 
やっと、3合目に。

14年2月3日 (32)

何回も休んで、登山口に。 下山にも、3時間以上かかった。
下山をつらいと思ったことは、今までに、そんなにない。

14年2月3日 (33)

緩やかな坂道だが、ゆっくりしか。

14年2月3日 (34)

溶岩ドームの部分が、見えない。

14年2月3日 (35)

今日は、右足に、申し訳ないことをした。
まだ、山に登るのは早い。 登るなら、小さな山。
右足の、くるぶしの周りの、むくみを取るのが先。

山に登れないと、ちゃんと登れるようになりたい気持ちが強くなる。

  ※ 今年の目標は、山に登る体を作る。
    しなやかで、強い体を。
    まず、体重を落とし始めた。  酒をやめて。
    年の初めに、62あったのが、今日温泉で計ったら、58。
    56が目標。 
    腹筋や背筋の運動は、まだしていない。

明日からは、寒くなりそうです。

【関連ブログ】     雪の開聞岳 ~初日は、少し遅れて~      他  (2010/1/1)

【今日の歌】    本場の演奏と歌を。



    いろは島の風景 他 ~唐津市肥前町~  「アムール河の波」について  他  (2012/1/11)

【停泊場所】    昨晩に同じ

【明日の予定】    海岸で、珍しい石を探そうかなと。  ペリドット。

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの記事)

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コメント

登頂おめでとうございます。

 ついに、登りましたね。記事を読んで忘れてた
 ことを、いくつも思い出しました。
 まず、山姿。麓直下の公園のような場所から
 見る開聞岳は、遠くから眺めたときの均整が
 とれたものではなく、無骨な感じなんですよね。
 それに、なぜ、登るのがしんどかったのかも
 解明していただけました。溶岩ドームか。
 なるほど。途中から岩山登りになってたのか。

 登山靴選びは、スキー靴選びのように考えて
 失敗したことがあります。登りよりも、
 下りのときのことを考えて選ばねばならないん
 ですよね。つま先に余裕がないと泣けちゃい
 ます。かといって、ぶかぶかだと、靴の中で
 足が前に行って、やっぱり、具合が悪い
 だろうし、適正な幅とか甲高とか、考えて
 みると、相当難しいものですね。

 開聞岳は、頂上から火口が見えないのが、
 ちょっぴり、残念です。一度、飛行機で
 真上から見たら、きれいに火口が見えた
 だけに、お鉢巡りとかできたら、何度でも
 登りたくなると思うのですけどね。

Re: 登頂おめでとうございます。

火口のことは考えたことがなかったです。
あるんですね。

靴は、新しいのにしました。
これで、爪の先がまるくならないでしょう。
なんか変だと思っていました。



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  • 開聞岳は、低くても百名山。  途中から岩山。  見晴らしは・・・。~指宿市~  他  (2014/2/3) 
  • 2014年02月04日 (火)
  • 09時14分37秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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