ド・ロ壁は、昨日、出津(しつ)で見ていた。
でも、今日見た大野教会堂は、壁全部が、ド・ロ壁だった。
特異な壁の教会堂は、世界遺産暫定リストに入っている。
珍しさと美しさから、不思議ではないと思った。
後ろの山は、大野岳。
登山道が、見つからない。
人に聞いても、たどり着けない。
歩いて歩いて、やっと頂上に。
苦労のご褒美のように、美しい風景が、四方に広がっていた。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
ここは、長崎市の北部。 少し走ると、西海市。
大野岳の頂上まで、直線で500㍍。 15分ほどで登れる道があるのではと、甘く考えていた。
いつも、車を置く場所を見つけるのが、最初の仕事。
広い道が見つかって、今日はそこに。
坂を上ると、風景が広がっていく。
水仙は、間もなく終わり。
菜の花と共に、冬からずっと、楽しませてくれた。
池島。 昔、炭鉱があった。
外海の人口の、半分以上が、狭い島にいた。 そんな時代が。
10分ほど歩いたら、着いた。 大野教会堂。
昨日見た、出津教会の巡回教会として作られた。 学校で言えば、分校か。
石垣の上に、石の壁。
ド・ロ神父が建てたとある。
石は、玄武岩。 昨日見た石は、黒色片岩。
調べてみたら、長崎には黒色片岩が多いけど、ある地域に玄武岩が見つかるそう。
窓が、変わっていることも。
壁は全面、ド・ロ壁。 身近にあるものを利用した。
木が大きくなって、海は、狭くしか見えない。 マリア様か。
反対側から。 草取りしている人が。 話が聞けた。
大野地区には、昔は、26戸の信者がいた。
その人達のために、大野教会堂をつくった。
今は、3戸。 1人は入院しているので、実質は、2戸。
※ 信者は、昔のようには多くない。
天草全体でだって、1㌫いないのだから。
出津(しつ)の石積みのように、石が薄くない。 ごろんとしたものが多い。
これは、玄武岩だという。
※ 玄武岩は、場所によっては、5角形の柱のがある。
その断面が、中国の玄武に似ていたので、玄武岩になった。
土と石灰と砂を混ぜて、隙間に。 石灰が固める役目だろうか。
レンガのアーチ型の窓が、おしゃれ。
今日は開いてないので、入れない。
下の写真は、長崎新聞さんから、お借り。 質素。
大野岳に登る道を聞いた。 車道をずっと行って、左に上がると言う。
私は、この集落から登る道があってもいいと、思っていた。
もしあれば、15分で登れる。
※ 後で知るが、昔は、あったよう。 こっち方面から登る道が。
左に上がる道を探しながら、歩いた。
こんな道だから、不満はない。
※ 庭の木の枝は、横になるようにしていた。
石の重りを、ひもで、下げていた。
ここに来る前、物が飛ばないように、石を載せていた。
石は、引っ張っていたり、抑えたり、仕事をしている。
何も動かないで。
石のような仕事があればいいと、思った。
給料がもらえて。
とっくに、1㌔以上歩いた。
小さな花は、何でしょう。 左は、椿。 ※ 椿は、春の木か。
2㌔以上歩いて、おかしいなと思って、戻った。 あきらめた。
その時、人が通った。 道が分かった。
ここまで、戻って来た。 少し先の分岐に、小さな標識があった。 道に落ちて。
これに気付けばよかった。 ここからもしばらくかかるよと、教えてもらっていた。
20分ほどかかることになる。
また、道が分からなくなった。 時々、分岐がある。
重機で土を掘ってる人がいた。 聞いた。 もう大丈夫。
この山の上。
ここから、やっと登山。 今までは、迷って、ウロウロ。
大野教会堂から見たら、山の反対側まで来て、登り始めた。
勝手に思っていた15分が、1時間かかった。
見える見える、何でも見える。
左に池島。 その遠くに、五島列島。 右に松島。 薄く遠くに、平戸島。
池島。 炭鉱で栄えた。
神浦港。 ここからも、池島に行ける。
平戸島の先っぽに、志々岐(しじき)山。 ※ 展望台に、案内図がある。
本土最西端の山、志々伎山に登る。 恵比寿さんが笑った。~平戸市~ 別れのブルース 他 (2012/1/26)
神浦港の、奥の方。 棚田が見える。
〇の所に、昨日までいた道の駅。 山は、城山(じょうのやま)。
あの山の頂上から、こっちが見えたので、ここに来た。
遠くに、左から、伊王島、高島、軍艦島。 その向こうは、長崎半島。
左、高島。 右、軍艦島。
※ 先日、高島を紹介したので、今日は軍艦島を。
軍艦島に上陸 ~長い眠りから覚め、新しい歴史を刻み始めた端島~ 他 (2010/3/17)
半島の内陸部。
全部見えたので、満足。
急いで、戻った。 途中、放した犬に、2回会う。
昔ほどいやではないけど、なつかないのもいる。
※ この次から、今までのように、リュックにいつも、小型のクマよけスプレーを入れておく。
イノシシが出てきても、怖くない。
どんな犬でも、平気。
ここまで、戻って来た。
何かの案内がある。 行ってみる。 300㍍。
大平作業場跡。 これも、ド・ロ神父が作った。
畑に関係する作業なんですね。 詳しくは分からない。
出津は、「しつ」と読むと思っていた。
ここには、「しっつ」。
調べてみたら、地元の人は、「しっつ」とも読むそう。 しっつの方が、言い易いかな。
来た坂を下る。
ここを下って、駐車場。
雨が降らなかったので、予定通り、歩けました。
出津教会堂も、今日の大野教会堂も、世界遺産になったら、大騒ぎ。
人がたくさんやって来る。
長崎の教会の関連施設は、世界遺産暫定リスト12のうちの、1つ。
この中では、有力な位置にいることが、分かっている。
関係者は、何が足りないかを整理して、取り組んでいることでしょうね。
大事にしようとしているか、その姿勢も問われます。
楽しみです。
今日は、珍しい石の壁の教会を見ました。
【今日の歌】 Niño Malo ニーノマロ 久しぶりです。 調子いいのを。
※ 日本では一般的には知られていない曲。
こんな曲の一部をもらってきて、ふくらませて作曲すると、楽でないかな。
そうしている作曲家は、きっといる。
【停泊場所】 西海市に入った所の、パーキング。 道路公園の感じ。
【明日の予定】 池島に、午後行ってくる。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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でも、今日見た大野教会堂は、壁全部が、ド・ロ壁だった。
特異な壁の教会堂は、世界遺産暫定リストに入っている。
珍しさと美しさから、不思議ではないと思った。
後ろの山は、大野岳。
登山道が、見つからない。
人に聞いても、たどり着けない。
歩いて歩いて、やっと頂上に。
苦労のご褒美のように、美しい風景が、四方に広がっていた。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
ここは、長崎市の北部。 少し走ると、西海市。
大野岳の頂上まで、直線で500㍍。 15分ほどで登れる道があるのではと、甘く考えていた。
いつも、車を置く場所を見つけるのが、最初の仕事。
広い道が見つかって、今日はそこに。
坂を上ると、風景が広がっていく。
水仙は、間もなく終わり。
菜の花と共に、冬からずっと、楽しませてくれた。

池島。 昔、炭鉱があった。
外海の人口の、半分以上が、狭い島にいた。 そんな時代が。

10分ほど歩いたら、着いた。 大野教会堂。
昨日見た、出津教会の巡回教会として作られた。 学校で言えば、分校か。
石垣の上に、石の壁。

ド・ロ神父が建てたとある。
石は、玄武岩。 昨日見た石は、黒色片岩。
調べてみたら、長崎には黒色片岩が多いけど、ある地域に玄武岩が見つかるそう。
窓が、変わっていることも。

壁は全面、ド・ロ壁。 身近にあるものを利用した。

木が大きくなって、海は、狭くしか見えない。 マリア様か。


反対側から。 草取りしている人が。 話が聞けた。
大野地区には、昔は、26戸の信者がいた。
その人達のために、大野教会堂をつくった。
今は、3戸。 1人は入院しているので、実質は、2戸。
※ 信者は、昔のようには多くない。
天草全体でだって、1㌫いないのだから。

出津(しつ)の石積みのように、石が薄くない。 ごろんとしたものが多い。
これは、玄武岩だという。
※ 玄武岩は、場所によっては、5角形の柱のがある。
その断面が、中国の玄武に似ていたので、玄武岩になった。
土と石灰と砂を混ぜて、隙間に。 石灰が固める役目だろうか。
レンガのアーチ型の窓が、おしゃれ。

今日は開いてないので、入れない。

下の写真は、長崎新聞さんから、お借り。 質素。

大野岳に登る道を聞いた。 車道をずっと行って、左に上がると言う。
私は、この集落から登る道があってもいいと、思っていた。
もしあれば、15分で登れる。
※ 後で知るが、昔は、あったよう。 こっち方面から登る道が。
左に上がる道を探しながら、歩いた。
こんな道だから、不満はない。
※ 庭の木の枝は、横になるようにしていた。
石の重りを、ひもで、下げていた。
ここに来る前、物が飛ばないように、石を載せていた。
石は、引っ張っていたり、抑えたり、仕事をしている。
何も動かないで。
石のような仕事があればいいと、思った。
給料がもらえて。
とっくに、1㌔以上歩いた。

小さな花は、何でしょう。 左は、椿。 ※ 椿は、春の木か。

2㌔以上歩いて、おかしいなと思って、戻った。 あきらめた。
その時、人が通った。 道が分かった。
ここまで、戻って来た。 少し先の分岐に、小さな標識があった。 道に落ちて。

これに気付けばよかった。 ここからもしばらくかかるよと、教えてもらっていた。
20分ほどかかることになる。

また、道が分からなくなった。 時々、分岐がある。
重機で土を掘ってる人がいた。 聞いた。 もう大丈夫。
この山の上。

ここから、やっと登山。 今までは、迷って、ウロウロ。
大野教会堂から見たら、山の反対側まで来て、登り始めた。

勝手に思っていた15分が、1時間かかった。

見える見える、何でも見える。
左に池島。 その遠くに、五島列島。 右に松島。 薄く遠くに、平戸島。

池島。 炭鉱で栄えた。

神浦港。 ここからも、池島に行ける。

平戸島の先っぽに、志々岐(しじき)山。 ※ 展望台に、案内図がある。
本土最西端の山、志々伎山に登る。 恵比寿さんが笑った。~平戸市~ 別れのブルース 他 (2012/1/26)

神浦港の、奥の方。 棚田が見える。

〇の所に、昨日までいた道の駅。 山は、城山(じょうのやま)。
あの山の頂上から、こっちが見えたので、ここに来た。

遠くに、左から、伊王島、高島、軍艦島。 その向こうは、長崎半島。

左、高島。 右、軍艦島。
※ 先日、高島を紹介したので、今日は軍艦島を。
軍艦島に上陸 ~長い眠りから覚め、新しい歴史を刻み始めた端島~ 他 (2010/3/17)

半島の内陸部。

全部見えたので、満足。
急いで、戻った。 途中、放した犬に、2回会う。
昔ほどいやではないけど、なつかないのもいる。
※ この次から、今までのように、リュックにいつも、小型のクマよけスプレーを入れておく。
イノシシが出てきても、怖くない。
どんな犬でも、平気。
ここまで、戻って来た。
何かの案内がある。 行ってみる。 300㍍。

大平作業場跡。 これも、ド・ロ神父が作った。

畑に関係する作業なんですね。 詳しくは分からない。

出津は、「しつ」と読むと思っていた。
ここには、「しっつ」。
調べてみたら、地元の人は、「しっつ」とも読むそう。 しっつの方が、言い易いかな。

来た坂を下る。

ここを下って、駐車場。

雨が降らなかったので、予定通り、歩けました。
出津教会堂も、今日の大野教会堂も、世界遺産になったら、大騒ぎ。
人がたくさんやって来る。
長崎の教会の関連施設は、世界遺産暫定リスト12のうちの、1つ。
この中では、有力な位置にいることが、分かっている。
関係者は、何が足りないかを整理して、取り組んでいることでしょうね。
大事にしようとしているか、その姿勢も問われます。
楽しみです。
今日は、珍しい石の壁の教会を見ました。
【今日の歌】 Niño Malo ニーノマロ 久しぶりです。 調子いいのを。
※ 日本では一般的には知られていない曲。
こんな曲の一部をもらってきて、ふくらませて作曲すると、楽でないかな。
そうしている作曲家は、きっといる。
【停泊場所】 西海市に入った所の、パーキング。 道路公園の感じ。
【明日の予定】 池島に、午後行ってくる。
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(2008年4月~2010年9月までの記事)

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