諫早市のKさんが、大きな石の棚田があると、少しだけ案内してくれた。
昨日、多良岳からの、帰りのこと。
場所は、大村市黒木町北川内(きたかわち)。
萱瀬(かやぜ)ダムの近く。
棚田の石垣が高く、石が大きかった。
どうやって作ったのだろうと、不思議に思った。
後で知ったが、高い石垣は、新しいものだった。
棚田百選にならない理由は、それだった。
また、なぜ、棚田を新しくするかも、分かった。
今の時代の物だって、美しいものは美しい。
そう感じた。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
場所は、大村市から、山の中に。
その棚田は、萱瀬ダムの駐車場から、歩いて5分。
住所は、大村市 黒木町 北川内(きたかわち)
この道を行ったら、すぐ。 少し見えている。
北川内大橋。 下って行くと、大村市の市街。
小さな、斜張橋。 長崎の女神大橋や、大島への大島大橋と同じ。 ここは、主塔が1つ。(写真は、先日撮影)
ダムを過ぎて、右に曲がって行くと、昨日の多良岳の登山口。
ずっと行くと、鹿島市で、祐徳稲荷がある。 (写真は、下のブログから)
茅葺と土蔵造りの、肥前浜宿の町並み 祐徳稲荷 ~鹿島市~ リバーサイドホテル 他 (2012/2/7)
歩き出したら、このように見えてきた。
※ この写真は、次の日の朝に撮影。 撮り忘れたので。
そうしたら、地元の人が犬の散歩。 分からなかった事を、聞くことが出来た。
諫早のKさんが昨日案内してくれた時、この高さと、石の大きさに驚いた。
それで、今日来た。
私は、どうやって作ったんだろうと、思っていた。
この日は分からないで終わったけど、これは、新しい棚田だった。
※ 上の写真を撮る時、気づいてもいいことがあった。
下のコンクリートの部分が、階段になっている。
それは、きっと、古い棚田の跡。
棚田の1枚を大きくしたのは、5年ほど前という。
この道を少し行って、左に行く。
この道です。
上に出ました。
昔の棚田の畔(あぜ)は、曲線ですね。
これは、直線なので、新しい。 1つの田んぼが、広い。
新しいとしても、いい景観です。 もしかしたら、右上は、古いかもしれない。
さらに上に。 右の棚田は、古いですね。 積み方も、違う。 整然としていない。
手前の田は、長方形で広い。 古い田では、こんなのない。
この方が、作業しやすい。 大きな機械を、入れられる。
上の写真の、上の部分。 遠くの方。
ここが、一番最初に、この地域に入った家。
昔のままの田んぼのようですね。
もう1つ特徴が。
石垣の壁が見える。 他の家でも、この後、見た。
実は、この地域では、どこにでもあった。
家が温かくなって、壊したところが多い。
下に、萱瀬(かやぜ)ダムの、ダム湖が見える。 左に、橋の主塔も。
炭焼き小屋ですね。 昨日も、山の下で見た。
上の写真の左。 昨日は、向こうの山の中にいた。
山に向かって、右の方に歩いている。 時計回りで。
昔からの棚田ですね。 斜面が急だから、大きく出来なかったよう。
この地域全体の棚田は、少し前まで、この雰囲気だった。
田んぼ以外に、野菜、みかん、梅、など。
反対側から。 いい景観です。
今回、諫早のKさんから、お米をいただいた。 美味しいよって。 棚田米だから。
長島でいただいたのも、長島の棚田の米。 美味しいお米。
棚田米は美味しいと言われる。 どうしてでしょう。
米は、暑すぎるのは苦手。
※ コシヒカリは、今、新潟で作るのが大変。
温暖化で気温が上がった。 山古志村とかの、高い所の米が美味しいと言われる。
魚沼地方も、山の中。
また、北海道は米を作るのに、ちょうどいい気温になって来た。
ここ数年、北海道の米が美味しくなったと、人気。
どこも、棚田は、山の斜面に。
その地域では涼しい方になる。
そんなことで、棚田は、稲が育ちやすい。
気温に関係して、
棚田は涼しいけど、谷の中なので、陽だまりのよう。
昼間は気温が上がって、夜は、標高が高いから、寒い。
寒暖差が大きくなって、このことが、育つのにいい。
専門的には、稲の登熟がよくなる、と言っている。
別の言い方をすれば、稲がゆっくり、しっかりと熟す、と云うことのよう。
花に見えてくる。
こんな言葉がある。
「米は、そこの土地の、水の味がする」
棚田は、川の上流に多い。
田んぼの水に、生活排水が入り込んでいない。
もし、湧水が使われていたら、ベストのよう。
酒と同じように、米にとっても、水が命。
石垣に、大きな石が使われている。
これは、ショベルカーで作ったんですね。
米の刈り取りは、コンバインを使う。
棚田の中には、これを使わないで、稲を干すところがある。
これは、米をほどよく乾燥して、美味しくする。
ハサ掛けと呼ぶ。
水が張らさると、風景が変わりますね。
ここの石を玄武岩としたら、石の重さは、水の約3倍。
1辺が50㌢の石の重さは、400㌔程。 人の力で動かすのは、大変。
機械だから、この石垣は作れるんですね。
棚田の米がすべて美味しいとは、限らないよう。
条件がそろうことが、必要。
石垣の上から落ちたら、大けが。
農薬を使わないこと、少なくすることが、理想なんですね。
これには、高い技術が必要。
そうなった時、田んぼは、生き物の楽園。
田んぼは、ダムのように、水を溜めてくれる。
雨が降っても、畑のように、土が流れない。
田んぼは、地球に優しい。
畑の土に、短く切った藁(わら)。
梅は、どこも咲きました。
萱瀬ダム。
中国が空を汚すから、九州の空は、いつも霞む。
上の写真を撮って、車に戻ったら、諫早のKさんがやって来た。
アジの刺身と、キャベツと白菜と、それと、ドブロクを持って。 クレソンも。
久しぶりの、御馳走。
近々、普賢岳に一緒に行きます。
北川内(きたかわち)の棚田は、作り直したから、棚田百選にはならない。
でも、ここはここ。
作る人がいなくなって荒れるより、ずっといい。
北川内の棚田の米は美味しいと言われるのが、目標ですね。
もう、言われているかも。
美味しい米が出来たら、そことこが、風景の美しさを、後押しする。
そになことでしょうか。
【今日の歌】 朱里エイコ Delilah(デライラ)
【停泊場所】 萱瀬ダムの駐車場
【明日の予定】 裏見の滝を見る。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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昨日、多良岳からの、帰りのこと。
場所は、大村市黒木町北川内(きたかわち)。
萱瀬(かやぜ)ダムの近く。
棚田の石垣が高く、石が大きかった。
どうやって作ったのだろうと、不思議に思った。
後で知ったが、高い石垣は、新しいものだった。
棚田百選にならない理由は、それだった。
また、なぜ、棚田を新しくするかも、分かった。
今の時代の物だって、美しいものは美しい。
そう感じた。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
場所は、大村市から、山の中に。
その棚田は、萱瀬ダムの駐車場から、歩いて5分。
住所は、大村市 黒木町 北川内(きたかわち)
この道を行ったら、すぐ。 少し見えている。

北川内大橋。 下って行くと、大村市の市街。
小さな、斜張橋。 長崎の女神大橋や、大島への大島大橋と同じ。 ここは、主塔が1つ。(写真は、先日撮影)

ダムを過ぎて、右に曲がって行くと、昨日の多良岳の登山口。
ずっと行くと、鹿島市で、祐徳稲荷がある。 (写真は、下のブログから)
茅葺と土蔵造りの、肥前浜宿の町並み 祐徳稲荷 ~鹿島市~ リバーサイドホテル 他 (2012/2/7)

歩き出したら、このように見えてきた。
※ この写真は、次の日の朝に撮影。 撮り忘れたので。
そうしたら、地元の人が犬の散歩。 分からなかった事を、聞くことが出来た。

諫早のKさんが昨日案内してくれた時、この高さと、石の大きさに驚いた。
それで、今日来た。
私は、どうやって作ったんだろうと、思っていた。
この日は分からないで終わったけど、これは、新しい棚田だった。

※ 上の写真を撮る時、気づいてもいいことがあった。
下のコンクリートの部分が、階段になっている。
それは、きっと、古い棚田の跡。
棚田の1枚を大きくしたのは、5年ほど前という。
この道を少し行って、左に行く。

この道です。

上に出ました。
昔の棚田の畔(あぜ)は、曲線ですね。
これは、直線なので、新しい。 1つの田んぼが、広い。

新しいとしても、いい景観です。 もしかしたら、右上は、古いかもしれない。

さらに上に。 右の棚田は、古いですね。 積み方も、違う。 整然としていない。

手前の田は、長方形で広い。 古い田では、こんなのない。
この方が、作業しやすい。 大きな機械を、入れられる。

上の写真の、上の部分。 遠くの方。
ここが、一番最初に、この地域に入った家。
昔のままの田んぼのようですね。
もう1つ特徴が。
石垣の壁が見える。 他の家でも、この後、見た。
実は、この地域では、どこにでもあった。
家が温かくなって、壊したところが多い。

下に、萱瀬(かやぜ)ダムの、ダム湖が見える。 左に、橋の主塔も。

炭焼き小屋ですね。 昨日も、山の下で見た。

上の写真の左。 昨日は、向こうの山の中にいた。

山に向かって、右の方に歩いている。 時計回りで。
昔からの棚田ですね。 斜面が急だから、大きく出来なかったよう。
この地域全体の棚田は、少し前まで、この雰囲気だった。
田んぼ以外に、野菜、みかん、梅、など。

反対側から。 いい景観です。

今回、諫早のKさんから、お米をいただいた。 美味しいよって。 棚田米だから。
長島でいただいたのも、長島の棚田の米。 美味しいお米。
棚田米は美味しいと言われる。 どうしてでしょう。

米は、暑すぎるのは苦手。
※ コシヒカリは、今、新潟で作るのが大変。
温暖化で気温が上がった。 山古志村とかの、高い所の米が美味しいと言われる。
魚沼地方も、山の中。
また、北海道は米を作るのに、ちょうどいい気温になって来た。
ここ数年、北海道の米が美味しくなったと、人気。
どこも、棚田は、山の斜面に。
その地域では涼しい方になる。
そんなことで、棚田は、稲が育ちやすい。

気温に関係して、
棚田は涼しいけど、谷の中なので、陽だまりのよう。
昼間は気温が上がって、夜は、標高が高いから、寒い。
寒暖差が大きくなって、このことが、育つのにいい。
専門的には、稲の登熟がよくなる、と言っている。
別の言い方をすれば、稲がゆっくり、しっかりと熟す、と云うことのよう。
花に見えてくる。

こんな言葉がある。
「米は、そこの土地の、水の味がする」
棚田は、川の上流に多い。
田んぼの水に、生活排水が入り込んでいない。
もし、湧水が使われていたら、ベストのよう。
酒と同じように、米にとっても、水が命。
石垣に、大きな石が使われている。
これは、ショベルカーで作ったんですね。

米の刈り取りは、コンバインを使う。
棚田の中には、これを使わないで、稲を干すところがある。
これは、米をほどよく乾燥して、美味しくする。
ハサ掛けと呼ぶ。
水が張らさると、風景が変わりますね。

ここの石を玄武岩としたら、石の重さは、水の約3倍。
1辺が50㌢の石の重さは、400㌔程。 人の力で動かすのは、大変。
機械だから、この石垣は作れるんですね。

棚田の米がすべて美味しいとは、限らないよう。
条件がそろうことが、必要。
石垣の上から落ちたら、大けが。

農薬を使わないこと、少なくすることが、理想なんですね。
これには、高い技術が必要。
そうなった時、田んぼは、生き物の楽園。
田んぼは、ダムのように、水を溜めてくれる。
雨が降っても、畑のように、土が流れない。
田んぼは、地球に優しい。
畑の土に、短く切った藁(わら)。

梅は、どこも咲きました。

萱瀬ダム。

中国が空を汚すから、九州の空は、いつも霞む。

上の写真を撮って、車に戻ったら、諫早のKさんがやって来た。
アジの刺身と、キャベツと白菜と、それと、ドブロクを持って。 クレソンも。
久しぶりの、御馳走。
近々、普賢岳に一緒に行きます。
北川内(きたかわち)の棚田は、作り直したから、棚田百選にはならない。
でも、ここはここ。
作る人がいなくなって荒れるより、ずっといい。
北川内の棚田の米は美味しいと言われるのが、目標ですね。
もう、言われているかも。
美味しい米が出来たら、そことこが、風景の美しさを、後押しする。
そになことでしょうか。
【今日の歌】 朱里エイコ Delilah(デライラ)
【停泊場所】 萱瀬ダムの駐車場
【明日の予定】 裏見の滝を見る。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

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