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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

1000㍍ちょっとの山なのに、バカに出来ない。
九重山より、阿蘇山より、ずっと大変だった。

登りは、谷の川沿い。 源流点を過ぎるまで。
下りは、どこまでも続く、谷のガレ場。 歩きにくい。
私の好きな、見晴らしのいい所は、どこにもなかった。
頂上からさえ、みんな雲の中。

それでも、山の魅力はいっぱい。
疲れたな~って言いながら、満足。

諫早のKさんの案内で・・。
    ※    ※    ※    ※   ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に )

経ヶ岳(きょうがたけ)は、多良山系最高峰。   1075.7㍍。
この山より西に、1000㍍以上の山はない。

経ヶ岳は、そんな山。



経ヶ岳は、遠くから見たら、目立つ。  尖(と)がっている。

下は、大崎半島から。 ※ 経ヶ岳の、西北西にある。

14年3月19日 (2)

これは、多良岳に登る途中から。  形が変わる。

14年3月19日 (3)

多良岳山頂から。

14年3月19日 (1)

何回も見せつけられたら、登るしかない。
諫早のKさんが、案内してくれることに。

多良岳に登った時のスタート地点と、同じ。

14年3月19日 (41)

出発。   10時前。   帰りは、左から戻ってくる。

14年3月19日 (4)

この川沿いを上る。  右に行ったり、左に行ったり。

14年3月19日 (5)

オオキツネノカミソリが、生えていた。   多良岳で知った。   こんな花。  咲きだすと、人でいっぱい。

14年3月19日 (6)

滝です。   普通の滝。   普通でないのが、後で。

14年3月19日 (7)

ひと休み。  Kさんから、長崎カステラを御馳走になる。  ザラメの感触。

14年3月19日 (8)

登山道沿いに、石が積んである。  登山道の目印で、ケルンと、Kさんに教えてもらった。

  ※ これを見ると、賽の河原の石に見えていた。 
    登山者が、何かの罪滅ぼしに積んでいるのかなって。
    
    でも、違った。 ケルンだった。

14年3月19日 (9)

源流点から離れて登りだした。 
中山越を目指している。  越は、峠と同じような意味。  たまに、~峠越という峠を見る。

14年3月19日 (10)

中山越に着いた。  遠かった。 ここまで、1時間半。
Kさん1人なら、きっと1時間。  私は元々、速くない。 そのうえ、足の調子が悪い。 そんなことで。

ここで、休憩。

14年3月19日 (11)

山椿の中を歩く。

14年3月19日 (12)

木の葉や枝が、大量に落ちていた。
2日前の夜の雨は、嵐だったよう。 この一帯は、風が特に強かった。

春の嵐。  終止符の歌詞を思い出した。  春の嵐が来る前にって。  今日の歌は、決まり。

14年3月19日 (13)

自然の中に入ると、人は小さく見える。 

14年3月19日 (14)

素麺(そうめん)の滝。  確かに、そんな感じ。
冬になると氷って、太くなる。   そうしたら、う〇〇の滝。(?)

14年3月19日 (15)

マンサクの花。  今日も見た。   そろそろ終わりの時期。

14年3月19日 (16)

薄い雲の中。   幻想の森。

14年3月19日 (17)

地図にあった、平谷越。   有明海側の鹿島市の方から登ると、ここに来る。

14年3月19日 (18)

経ヶ岳の上の方は、尖っていた。  そこに来た。  鎖場。  こんなのが、3つ続く。

14年3月19日 (19)

2つ目は、先に私が登った。
どんなことがあっても、鎖を離さなければ、大丈夫。

  ※ そうするって、心に決めておく。
    もし手に何かがぶつかっても、岩で切れても、どうなっても、驚いて離すことはしないって。
    手袋をしている。

14年3月19日 (20)

ストックがある。  誰かが、置いて行った。  頂上に誰かがいる。

14年3月19日 (21)

Kさんが、あっちが多良岳だよって、教えてくれた。   何も見えないけど。

14年3月19日 (22)

頂上が近い。   山の幅が狭くなってるのが、分かる。。  左は、絶壁。  右も、それなり。

14年3月19日 (23)

ここを最後に登って。  頂上が近いと、疲れを忘れる。

14年3月19日 (24)

経ヶ岳頂上。  着きました。  3時間弱、かかった。  疲れました。  私が遅いから、仕方ない。

14年3月19日 (25)

1000㍍と少しの山だけど、バカに出来ない。

経ヶ岳は、どうして、この名前になったんでしょう。  余談です。

調べてみたけど、はっきりしたことは、分かりませんでした。
ただ、予想できることがあります。

  ※ 隣の多良岳のすぐ下に、金泉寺がある。
    金泉寺は、キリシタンに焼かれたことがある。
    その時、仏像は背負って持ち出した。

    お経の書いてある経典は、きっと、この山に埋めて隠した。
    そのために、この山は、経ヶ岳に。

    他に、キリシタン以前に、焼き討ちがあったかもしれない。
    戦乱の時、寺は、軍の宿泊所に利用される。
    だから、敵は焼き払う。
    その時に、経典を、この山に埋めたかも知れない。

    少なくとも、そんな話か、伝説があって、この名前に。
    想像ですが。

    経ヶ岳という山は、他にもあって、どこも、そんな伝説を持っています。
    
岩の上に、箱がある。  後ほど。

14年3月19日 (26)

頂上は、温かい。  ここで食事。

一瞬雲が薄くなって、撮影。  また直ぐに雲が来て、見えなくなった。

14年3月19日 (27)

このようにも。

14年3月19日 (28)

箱の中には、ノートがあった。   誰が何を書いてもいい。

左上に、村井さんという人の文。 この人は、広く知られている人だそう。
少し前に、登って来た。  今年、54回目。  今年はまだ、70数日なのに。

14年3月19日 (29)

右の方が、村井さん。  女性の方。   3人は、仲良し。 
ここの他に、普賢岳とかにも行くから、毎日のように登山。
ノートは、村井さんが準備した。  

14年3月19日 (30)

チョコレートとお菓子をいただいた。

頂上に1時間ほどいて、別な道で、下山する。

14年3月19日 (31)

老木だが、生きている。  
この木に、アオベンケイの花が咲くという。 レッドデータに入っている、珍しい花。
Kさんが、教えてくれた。   こんな花

14年3月19日 (32)

途中で、経ヶ岳の岩壁が見えた。  岩がもろいのか、ロッククライミングする人は、いないそう。

14年3月19日 (33)

延々と、これ。   ガレ場。   歩きにくい。  
呼吸はつらくなくても、足が疲れる。

14年3月19日 (34)

ガレ場を1時間かけて、下りた。 やっと。

14年3月19日 (35)

温かいので、カエルが穴の中で、鳴く。
Kさんは、カエルの気持ちで、いろんなことを言った。

もう出ていいかな、って鳴いている、とか。

1匹鳴くと、次から次へと鳴く。
穴の中で、外はまぶしいなって、思ってるでしょうね。

耳を澄まして聞くと、聞こえます。  ゲッ、ゲッって。



湧水を飲んで、一息。    山の水は、美味しい。    山の味。(?)

14年3月19日 (36)

スミレ。

14年3月19日 (37)

川の音が聞こえると、下って来たと感じる。
源流点はどこだろうって探した。  ここだった。  郡川の最上流。 支流の源流。



山椿。

14年3月19日 (38)

下にも落ちてた。   山茶花と違って、花ごと落ちる。  
武士は、これを見るのを嫌った。 首が落ちるのに、似てるから。
大村では昔、隠れキリシタンの首が、たくさんたくさん、このように。

14年3月19日 (39)

この後は、歩きやすい道を、Kさんの車に戻った。

萱瀬ダムの駐車場に、戻って来た。  Kさんとは、お別れ。

こんな機械で、橋の点検作業。  橋の下に、人がいる。

14年3月19日 (40)

山はいつも疲れるけど、これでいいわけですね。

景色がいいとか花がいっぱいは、おまけのご褒美。
今日みたいに、それが少ない時もある。

それにしても、同じ山を、毎日のように登るというのは、どんな楽しみなんでしょう。
私の知らない世界です。

経ヶ岳。  一人前の山に、感じました。

【今日の歌】    終止符   春の嵐の跡を見たので。  春の嵐の一節は、最後の方に。
          春の嵐の前に、何をすればいいでしょう。



【停泊場所】   大村公園駐車場

【明日の予定】   諫早市のどこか。  岩壁に何かがあると、Kさんが言う。

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの記事)

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  • 経ヶ岳は、厳しい山だった。  千㍍以上の山として、日本最西端。~大村市~  他  (2014/3/19)
  • 2014年03月20日 (木)
  • 07時06分13秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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