1000㍍ちょっとの山なのに、バカに出来ない。
九重山より、阿蘇山より、ずっと大変だった。
登りは、谷の川沿い。 源流点を過ぎるまで。
下りは、どこまでも続く、谷のガレ場。 歩きにくい。
私の好きな、見晴らしのいい所は、どこにもなかった。
頂上からさえ、みんな雲の中。
それでも、山の魅力はいっぱい。
疲れたな~って言いながら、満足。
諫早のKさんの案内で・・。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
経ヶ岳(きょうがたけ)は、多良山系最高峰。 1075.7㍍。
この山より西に、1000㍍以上の山はない。
経ヶ岳は、そんな山。
経ヶ岳は、遠くから見たら、目立つ。 尖(と)がっている。
下は、大崎半島から。 ※ 経ヶ岳の、西北西にある。
これは、多良岳に登る途中から。 形が変わる。
多良岳山頂から。
何回も見せつけられたら、登るしかない。
諫早のKさんが、案内してくれることに。
多良岳に登った時のスタート地点と、同じ。
出発。 10時前。 帰りは、左から戻ってくる。
この川沿いを上る。 右に行ったり、左に行ったり。
オオキツネノカミソリが、生えていた。 多良岳で知った。 こんな花。 咲きだすと、人でいっぱい。
滝です。 普通の滝。 普通でないのが、後で。
ひと休み。 Kさんから、長崎カステラを御馳走になる。 ザラメの感触。
登山道沿いに、石が積んである。 登山道の目印で、ケルンと、Kさんに教えてもらった。
※ これを見ると、賽の河原の石に見えていた。
登山者が、何かの罪滅ぼしに積んでいるのかなって。
でも、違った。 ケルンだった。
源流点から離れて登りだした。
中山越を目指している。 越は、峠と同じような意味。 たまに、~峠越という峠を見る。
中山越に着いた。 遠かった。 ここまで、1時間半。
Kさん1人なら、きっと1時間。 私は元々、速くない。 そのうえ、足の調子が悪い。 そんなことで。
ここで、休憩。
山椿の中を歩く。
木の葉や枝が、大量に落ちていた。
2日前の夜の雨は、嵐だったよう。 この一帯は、風が特に強かった。
春の嵐。 終止符の歌詞を思い出した。 春の嵐が来る前にって。 今日の歌は、決まり。
自然の中に入ると、人は小さく見える。
素麺(そうめん)の滝。 確かに、そんな感じ。
冬になると氷って、太くなる。 そうしたら、う〇〇の滝。(?)
マンサクの花。 今日も見た。 そろそろ終わりの時期。
薄い雲の中。 幻想の森。
地図にあった、平谷越。 有明海側の鹿島市の方から登ると、ここに来る。
経ヶ岳の上の方は、尖っていた。 そこに来た。 鎖場。 こんなのが、3つ続く。
2つ目は、先に私が登った。
どんなことがあっても、鎖を離さなければ、大丈夫。
※ そうするって、心に決めておく。
もし手に何かがぶつかっても、岩で切れても、どうなっても、驚いて離すことはしないって。
手袋をしている。
ストックがある。 誰かが、置いて行った。 頂上に誰かがいる。
Kさんが、あっちが多良岳だよって、教えてくれた。 何も見えないけど。
頂上が近い。 山の幅が狭くなってるのが、分かる。。 左は、絶壁。 右も、それなり。
ここを最後に登って。 頂上が近いと、疲れを忘れる。
経ヶ岳頂上。 着きました。 3時間弱、かかった。 疲れました。 私が遅いから、仕方ない。
1000㍍と少しの山だけど、バカに出来ない。
経ヶ岳は、どうして、この名前になったんでしょう。 余談です。
調べてみたけど、はっきりしたことは、分かりませんでした。
ただ、予想できることがあります。
※ 隣の多良岳のすぐ下に、金泉寺がある。
金泉寺は、キリシタンに焼かれたことがある。
その時、仏像は背負って持ち出した。
お経の書いてある経典は、きっと、この山に埋めて隠した。
そのために、この山は、経ヶ岳に。
他に、キリシタン以前に、焼き討ちがあったかもしれない。
戦乱の時、寺は、軍の宿泊所に利用される。
だから、敵は焼き払う。
その時に、経典を、この山に埋めたかも知れない。
少なくとも、そんな話か、伝説があって、この名前に。
想像ですが。
経ヶ岳という山は、他にもあって、どこも、そんな伝説を持っています。
岩の上に、箱がある。 後ほど。
頂上は、温かい。 ここで食事。
一瞬雲が薄くなって、撮影。 また直ぐに雲が来て、見えなくなった。
このようにも。
箱の中には、ノートがあった。 誰が何を書いてもいい。
左上に、村井さんという人の文。 この人は、広く知られている人だそう。
少し前に、登って来た。 今年、54回目。 今年はまだ、70数日なのに。
右の方が、村井さん。 女性の方。 3人は、仲良し。
ここの他に、普賢岳とかにも行くから、毎日のように登山。
ノートは、村井さんが準備した。
チョコレートとお菓子をいただいた。
頂上に1時間ほどいて、別な道で、下山する。
老木だが、生きている。
この木に、アオベンケイの花が咲くという。 レッドデータに入っている、珍しい花。
Kさんが、教えてくれた。 こんな花。
途中で、経ヶ岳の岩壁が見えた。 岩がもろいのか、ロッククライミングする人は、いないそう。
延々と、これ。 ガレ場。 歩きにくい。
呼吸はつらくなくても、足が疲れる。
ガレ場を1時間かけて、下りた。 やっと。
温かいので、カエルが穴の中で、鳴く。
Kさんは、カエルの気持ちで、いろんなことを言った。
もう出ていいかな、って鳴いている、とか。
1匹鳴くと、次から次へと鳴く。
穴の中で、外はまぶしいなって、思ってるでしょうね。
耳を澄まして聞くと、聞こえます。 ゲッ、ゲッって。
湧水を飲んで、一息。 山の水は、美味しい。 山の味。(?)
スミレ。
川の音が聞こえると、下って来たと感じる。
源流点はどこだろうって探した。 ここだった。 郡川の最上流。 支流の源流。
山椿。
下にも落ちてた。 山茶花と違って、花ごと落ちる。
武士は、これを見るのを嫌った。 首が落ちるのに、似てるから。
大村では昔、隠れキリシタンの首が、たくさんたくさん、このように。
この後は、歩きやすい道を、Kさんの車に戻った。
萱瀬ダムの駐車場に、戻って来た。 Kさんとは、お別れ。
こんな機械で、橋の点検作業。 橋の下に、人がいる。
山はいつも疲れるけど、これでいいわけですね。
景色がいいとか花がいっぱいは、おまけのご褒美。
今日みたいに、それが少ない時もある。
それにしても、同じ山を、毎日のように登るというのは、どんな楽しみなんでしょう。
私の知らない世界です。
経ヶ岳。 一人前の山に、感じました。
【今日の歌】 終止符 春の嵐の跡を見たので。 春の嵐の一節は、最後の方に。
春の嵐の前に、何をすればいいでしょう。
【停泊場所】 大村公園駐車場
【明日の予定】 諫早市のどこか。 岩壁に何かがあると、Kさんが言う。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
【ランキング】 国内旅行、3位。 旅行全体で、3位です。
気に入った所がありましたら、クリックをよろしく。
※ クリックするバナーは、下のです。
ランキングが、見られます。
⇓
ランキング
※ 最初は、国内旅行のランキングが。
旅行をクリックすると、旅行全体のが。
※ 1回のクリックで、10ポイント。 1週間生きます。
【拍 手】
九重山より、阿蘇山より、ずっと大変だった。
登りは、谷の川沿い。 源流点を過ぎるまで。
下りは、どこまでも続く、谷のガレ場。 歩きにくい。
私の好きな、見晴らしのいい所は、どこにもなかった。
頂上からさえ、みんな雲の中。
それでも、山の魅力はいっぱい。
疲れたな~って言いながら、満足。
諫早のKさんの案内で・・。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
経ヶ岳(きょうがたけ)は、多良山系最高峰。 1075.7㍍。
この山より西に、1000㍍以上の山はない。
経ヶ岳は、そんな山。
経ヶ岳は、遠くから見たら、目立つ。 尖(と)がっている。
下は、大崎半島から。 ※ 経ヶ岳の、西北西にある。

これは、多良岳に登る途中から。 形が変わる。

多良岳山頂から。

何回も見せつけられたら、登るしかない。
諫早のKさんが、案内してくれることに。
多良岳に登った時のスタート地点と、同じ。

出発。 10時前。 帰りは、左から戻ってくる。

この川沿いを上る。 右に行ったり、左に行ったり。

オオキツネノカミソリが、生えていた。 多良岳で知った。 こんな花。 咲きだすと、人でいっぱい。

滝です。 普通の滝。 普通でないのが、後で。

ひと休み。 Kさんから、長崎カステラを御馳走になる。 ザラメの感触。

登山道沿いに、石が積んである。 登山道の目印で、ケルンと、Kさんに教えてもらった。
※ これを見ると、賽の河原の石に見えていた。
登山者が、何かの罪滅ぼしに積んでいるのかなって。
でも、違った。 ケルンだった。

源流点から離れて登りだした。
中山越を目指している。 越は、峠と同じような意味。 たまに、~峠越という峠を見る。

中山越に着いた。 遠かった。 ここまで、1時間半。
Kさん1人なら、きっと1時間。 私は元々、速くない。 そのうえ、足の調子が悪い。 そんなことで。
ここで、休憩。

山椿の中を歩く。

木の葉や枝が、大量に落ちていた。
2日前の夜の雨は、嵐だったよう。 この一帯は、風が特に強かった。
春の嵐。 終止符の歌詞を思い出した。 春の嵐が来る前にって。 今日の歌は、決まり。

自然の中に入ると、人は小さく見える。

素麺(そうめん)の滝。 確かに、そんな感じ。
冬になると氷って、太くなる。 そうしたら、う〇〇の滝。(?)

マンサクの花。 今日も見た。 そろそろ終わりの時期。

薄い雲の中。 幻想の森。

地図にあった、平谷越。 有明海側の鹿島市の方から登ると、ここに来る。

経ヶ岳の上の方は、尖っていた。 そこに来た。 鎖場。 こんなのが、3つ続く。

2つ目は、先に私が登った。
どんなことがあっても、鎖を離さなければ、大丈夫。
※ そうするって、心に決めておく。
もし手に何かがぶつかっても、岩で切れても、どうなっても、驚いて離すことはしないって。
手袋をしている。

ストックがある。 誰かが、置いて行った。 頂上に誰かがいる。

Kさんが、あっちが多良岳だよって、教えてくれた。 何も見えないけど。

頂上が近い。 山の幅が狭くなってるのが、分かる。。 左は、絶壁。 右も、それなり。

ここを最後に登って。 頂上が近いと、疲れを忘れる。

経ヶ岳頂上。 着きました。 3時間弱、かかった。 疲れました。 私が遅いから、仕方ない。

1000㍍と少しの山だけど、バカに出来ない。
経ヶ岳は、どうして、この名前になったんでしょう。 余談です。
調べてみたけど、はっきりしたことは、分かりませんでした。
ただ、予想できることがあります。
※ 隣の多良岳のすぐ下に、金泉寺がある。
金泉寺は、キリシタンに焼かれたことがある。
その時、仏像は背負って持ち出した。
お経の書いてある経典は、きっと、この山に埋めて隠した。
そのために、この山は、経ヶ岳に。
他に、キリシタン以前に、焼き討ちがあったかもしれない。
戦乱の時、寺は、軍の宿泊所に利用される。
だから、敵は焼き払う。
その時に、経典を、この山に埋めたかも知れない。
少なくとも、そんな話か、伝説があって、この名前に。
想像ですが。
経ヶ岳という山は、他にもあって、どこも、そんな伝説を持っています。
岩の上に、箱がある。 後ほど。

頂上は、温かい。 ここで食事。
一瞬雲が薄くなって、撮影。 また直ぐに雲が来て、見えなくなった。

このようにも。

箱の中には、ノートがあった。 誰が何を書いてもいい。
左上に、村井さんという人の文。 この人は、広く知られている人だそう。
少し前に、登って来た。 今年、54回目。 今年はまだ、70数日なのに。

右の方が、村井さん。 女性の方。 3人は、仲良し。
ここの他に、普賢岳とかにも行くから、毎日のように登山。
ノートは、村井さんが準備した。

チョコレートとお菓子をいただいた。
頂上に1時間ほどいて、別な道で、下山する。

老木だが、生きている。
この木に、アオベンケイの花が咲くという。 レッドデータに入っている、珍しい花。
Kさんが、教えてくれた。 こんな花。

途中で、経ヶ岳の岩壁が見えた。 岩がもろいのか、ロッククライミングする人は、いないそう。

延々と、これ。 ガレ場。 歩きにくい。
呼吸はつらくなくても、足が疲れる。

ガレ場を1時間かけて、下りた。 やっと。

温かいので、カエルが穴の中で、鳴く。
Kさんは、カエルの気持ちで、いろんなことを言った。
もう出ていいかな、って鳴いている、とか。
1匹鳴くと、次から次へと鳴く。
穴の中で、外はまぶしいなって、思ってるでしょうね。
耳を澄まして聞くと、聞こえます。 ゲッ、ゲッって。
湧水を飲んで、一息。 山の水は、美味しい。 山の味。(?)

スミレ。

川の音が聞こえると、下って来たと感じる。
源流点はどこだろうって探した。 ここだった。 郡川の最上流。 支流の源流。
山椿。

下にも落ちてた。 山茶花と違って、花ごと落ちる。
武士は、これを見るのを嫌った。 首が落ちるのに、似てるから。
大村では昔、隠れキリシタンの首が、たくさんたくさん、このように。

この後は、歩きやすい道を、Kさんの車に戻った。
萱瀬ダムの駐車場に、戻って来た。 Kさんとは、お別れ。
こんな機械で、橋の点検作業。 橋の下に、人がいる。

山はいつも疲れるけど、これでいいわけですね。
景色がいいとか花がいっぱいは、おまけのご褒美。
今日みたいに、それが少ない時もある。
それにしても、同じ山を、毎日のように登るというのは、どんな楽しみなんでしょう。
私の知らない世界です。
経ヶ岳。 一人前の山に、感じました。
【今日の歌】 終止符 春の嵐の跡を見たので。 春の嵐の一節は、最後の方に。
春の嵐の前に、何をすればいいでしょう。
【停泊場所】 大村公園駐車場
【明日の予定】 諫早市のどこか。 岩壁に何かがあると、Kさんが言う。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

【ランキング】 国内旅行、3位。 旅行全体で、3位です。
気に入った所がありましたら、クリックをよろしく。
※ クリックするバナーは、下のです。
ランキングが、見られます。
⇓

※ 最初は、国内旅行のランキングが。
旅行をクリックすると、旅行全体のが。
※ 1回のクリックで、10ポイント。 1週間生きます。
【拍 手】
コメント
コメントの投稿
トラックバック
https://akkamui.com/tb.php/1352-ec164f51