全国屈指の人気温泉、黒川温泉。
筑後川の源流に近い、小さな谷。
そこに、自然に溶け込むように、温泉旅館が立ち並ぶ。
もし、1人の男がいなかったら、今の黒川温泉はなかった。
そのことも、知った。
夕暮れ時、浴衣の似合う温泉街の道を、歩いてみた。
そして、最後に、熱い地蔵湯に。
伝説の意味を考えながら。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
今日は、福岡県から大分県に入った。
そして、黒川温泉のある熊本県に。 最後は、大分県。 いそがしい。
巨大ホテルはない。 左の駐車場が停めやすい。 無料。
このように。 見えてない部分もある。 小さな谷に、寄り添うように。
黒川温泉のキャッチフレーズは、「温泉街全体が一つの宿、通りは廊下、旅館は客室」。
浴衣を着て歩く、メイン通り。 ここは、廊下。
歩く道の中心に、地蔵堂。
書いてある話があって、地蔵堂には、お地蔵さんの首がある。
首を祀った時、この地から、お湯が出た。
他の温泉地は、ツルが傷を治した、弘法大師が杖を立てたら湯が出た、などが多い。
黒川温泉は、ここだけの伝説を持っている。
※ 行を離すと、読みやすくなる。
お堂の中。 どこに、お地蔵さんの首はあるのでしょう。
右上に、ありますね。 説明の絵と同じ。
地蔵堂から下を見たら、地蔵湯がある。 黒川温泉、最初の湯。
今は、共同浴場。 200円。 最後に入る。
地蔵堂の横に、上から降りてくる、たてのメイン通り。 人の左に、地蔵堂。
散歩道は、平面だけより、立体的な方が楽しい。
さらに上がってきて、下を。 浴衣を着て、このように。
黒川温泉は、旅館が、客の奪い合いをしていない。
そうではなく、黒川温泉に来る客全体を、増やそうとしている。
湯布院温泉も同じ。
一番高い所の車道。
天気のいい日に来たら、ここで缶ビールを買って飲んでもいい。
駐車場での停泊は可能。
ここから、下りる道。
谷を、やさしか風が吹くってある。
やさしいではなく、やさしか。
方言だけど、言葉の響きがいい。 好き。 九州の言葉は、相手の心に、突き刺さっていかない。
今度来た時、食べてみましょうか。
地蔵湯の隣の旅館。
木が多く、自然の感じを大事にしているのが、黒川温泉の特徴。
キラキラまぶしい看板はない。
新明館。
この旅館がなかったら、今の黒川温泉はない。 決してできなかった。
新明館を中心に、黒川温泉は、1つにまとまっている。
新明館の主人、後藤さんが動き出したのは、50年以上前のこと。 24歳の時。
温泉に来る客は、何を求めているかを考えた。
他の温泉地に行っても、学んだ。
結論は「癒(いや)し」と考え、湯船のあり方を見直した。
露天風呂、洞窟風呂などを、工夫した。
田舎情緒を大事にし、いろんな木を植えた。
適当でなく、自然より自然らしいと云われるくらいに。
後藤さんを師と仰ぐ仲間が増え、黒川温泉は、1つにまとまっていく。
たくさんのアイディアが生まれ、消えて行った。
渡り廊下。 駐車場からのでしょうか。
黒川温泉の良さは、口コミで広がり、マスコミが気付いていく。
そして、今に。
他の温泉地は、ここを学ぶ。
別方向から見た、新明館の露天風呂。
ここは、筑後川の源流。 ※ このことは、だいじょうぶ。
2日前には、柳川で、筑後川の河口近くの大河を見ていた。
※ 今日の夜は、源流の上の川の無い、牧ノ戸峠に停泊。
右は足湯。 いい場所にありますね。 美しい通り。 5分ほど、車がいなくなるのを待った。
人がいないと、つまらない。
橋の上から、振り返って。
橋の上から上流を。 穴湯がある。 共同浴場。
ここに入ろうと決めた。 この後近づくと、おばあちゃんが湯船から出て、洗い出した。
混浴とは、知らなかった。 入り口が1つしかないから、気付いてもいいのに。
おばあちゃんだからいいか、とも思ったが、それも失礼と考え、入るのやめた。
地蔵湯に戻って来た。 200円。
入り口で100円(回転ドア)。 大人は、ここでも100円。
手前、上湯。 向こう、下湯。
下湯は、ちょうどいい。 43度くらい。 最初は熱い。
ところが、上湯は熱い。 46~7度ではなく。 もっと。
たまたま熱くなって、50度くらいか。
手を入れても、我慢できない。 指でさえ、5秒は無理だった。
子供が来て落っこちたら大変と思い、ホースで水を入れておいた。 帰りまでずっと。 それでも、47度か。
混んでないから、湯は綺麗だった。
こんな温泉が好き。 黒川に来たら、いつもここでいい。
※ 地蔵堂のことを考えた。
この黒川には、ずっと昔から、首だけのお地蔵さまがあった。
きっと、それを見た子供は、当然、どうして首から下はないのと聞く。
おじいちゃんが聞かれたとすれば、簡単なお話を作って、聞かす。
胴体はないのだから、誰かが持ってきたとか。
伝説の卵が生まれる。
長い年月の間に、話は長くなり、整理される。
想像力豊かな者がいた時、伝説は、優れたものに、成長する。
ここの伝説は、出来がいいって感じますね。
元の道を、戻っている。
黒川のこころ。 こころが、ひらがな。 人情の笑顔が、ころころころがりそう。
猿田彦は、神話の天孫降臨で、道案内した神。 それで、旅の神とかに。 道祖神にも。
※ 猿田彦神社は、伊勢に。 伊勢のメインの内宮の近くに。
夕食の時刻です。
夜の帳(とばり)が、間もなく降りますね。
黒川温泉と九重山には、毎年来ることになりそうです。
来た時は、何か1つ勉強する。
それがいいですね。
最初の1歩は、1人の1歩。
それがあって、今の黒川温泉がある。
※ 日本のどこかで、今日、そんな1歩を踏み出した人が、きっといますね。
大きく花開く1歩になればいい。
九重山に登る時は、毎回コースを変える。
これも大事かな。
【ブログ紹介】 杖立温泉「米屋別荘」 鮎釣り 北里柴三郎 他 (2009/05/22)
【今日の歌】 哀愁のシンフォニー
【停泊場所】 牧ノ戸峠の駐車場
【明日の予定】 九重山に登る予定だったが、明後日に変更。
諫早のKさんが、やって来る。 九重のインターチェンジに迎えに行く。
午後一緒に、湯布院の町を散歩。
次の日、九重山に一緒に登る。
楽しみが増えた。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
【ランキング】 国内旅行、2位。 旅行全体で、2位です。
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筑後川の源流に近い、小さな谷。
そこに、自然に溶け込むように、温泉旅館が立ち並ぶ。
もし、1人の男がいなかったら、今の黒川温泉はなかった。
そのことも、知った。
夕暮れ時、浴衣の似合う温泉街の道を、歩いてみた。
そして、最後に、熱い地蔵湯に。
伝説の意味を考えながら。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

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今日は、福岡県から大分県に入った。
そして、黒川温泉のある熊本県に。 最後は、大分県。 いそがしい。
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このように。 見えてない部分もある。 小さな谷に、寄り添うように。

黒川温泉のキャッチフレーズは、「温泉街全体が一つの宿、通りは廊下、旅館は客室」。
浴衣を着て歩く、メイン通り。 ここは、廊下。

歩く道の中心に、地蔵堂。

書いてある話があって、地蔵堂には、お地蔵さんの首がある。
首を祀った時、この地から、お湯が出た。
他の温泉地は、ツルが傷を治した、弘法大師が杖を立てたら湯が出た、などが多い。
黒川温泉は、ここだけの伝説を持っている。
※ 行を離すと、読みやすくなる。

お堂の中。 どこに、お地蔵さんの首はあるのでしょう。
右上に、ありますね。 説明の絵と同じ。


地蔵堂から下を見たら、地蔵湯がある。 黒川温泉、最初の湯。
今は、共同浴場。 200円。 最後に入る。

地蔵堂の横に、上から降りてくる、たてのメイン通り。 人の左に、地蔵堂。
散歩道は、平面だけより、立体的な方が楽しい。

さらに上がってきて、下を。 浴衣を着て、このように。

黒川温泉は、旅館が、客の奪い合いをしていない。
そうではなく、黒川温泉に来る客全体を、増やそうとしている。
湯布院温泉も同じ。
一番高い所の車道。

天気のいい日に来たら、ここで缶ビールを買って飲んでもいい。
駐車場での停泊は可能。
ここから、下りる道。

谷を、やさしか風が吹くってある。
やさしいではなく、やさしか。
方言だけど、言葉の響きがいい。 好き。 九州の言葉は、相手の心に、突き刺さっていかない。
今度来た時、食べてみましょうか。

地蔵湯の隣の旅館。
木が多く、自然の感じを大事にしているのが、黒川温泉の特徴。
キラキラまぶしい看板はない。

新明館。
この旅館がなかったら、今の黒川温泉はない。 決してできなかった。
新明館を中心に、黒川温泉は、1つにまとまっている。

新明館の主人、後藤さんが動き出したのは、50年以上前のこと。 24歳の時。
温泉に来る客は、何を求めているかを考えた。
他の温泉地に行っても、学んだ。
結論は「癒(いや)し」と考え、湯船のあり方を見直した。
露天風呂、洞窟風呂などを、工夫した。
田舎情緒を大事にし、いろんな木を植えた。
適当でなく、自然より自然らしいと云われるくらいに。
後藤さんを師と仰ぐ仲間が増え、黒川温泉は、1つにまとまっていく。
たくさんのアイディアが生まれ、消えて行った。
渡り廊下。 駐車場からのでしょうか。

黒川温泉の良さは、口コミで広がり、マスコミが気付いていく。
そして、今に。
他の温泉地は、ここを学ぶ。
別方向から見た、新明館の露天風呂。

ここは、筑後川の源流。 ※ このことは、だいじょうぶ。
2日前には、柳川で、筑後川の河口近くの大河を見ていた。
※ 今日の夜は、源流の上の川の無い、牧ノ戸峠に停泊。

右は足湯。 いい場所にありますね。 美しい通り。 5分ほど、車がいなくなるのを待った。

人がいないと、つまらない。

橋の上から、振り返って。

橋の上から上流を。 穴湯がある。 共同浴場。

ここに入ろうと決めた。 この後近づくと、おばあちゃんが湯船から出て、洗い出した。
混浴とは、知らなかった。 入り口が1つしかないから、気付いてもいいのに。
おばあちゃんだからいいか、とも思ったが、それも失礼と考え、入るのやめた。

地蔵湯に戻って来た。 200円。

入り口で100円(回転ドア)。 大人は、ここでも100円。


手前、上湯。 向こう、下湯。
下湯は、ちょうどいい。 43度くらい。 最初は熱い。
ところが、上湯は熱い。 46~7度ではなく。 もっと。
たまたま熱くなって、50度くらいか。
手を入れても、我慢できない。 指でさえ、5秒は無理だった。
子供が来て落っこちたら大変と思い、ホースで水を入れておいた。 帰りまでずっと。 それでも、47度か。

混んでないから、湯は綺麗だった。
こんな温泉が好き。 黒川に来たら、いつもここでいい。
※ 地蔵堂のことを考えた。
この黒川には、ずっと昔から、首だけのお地蔵さまがあった。
きっと、それを見た子供は、当然、どうして首から下はないのと聞く。
おじいちゃんが聞かれたとすれば、簡単なお話を作って、聞かす。
胴体はないのだから、誰かが持ってきたとか。
伝説の卵が生まれる。
長い年月の間に、話は長くなり、整理される。
想像力豊かな者がいた時、伝説は、優れたものに、成長する。
ここの伝説は、出来がいいって感じますね。
元の道を、戻っている。

黒川のこころ。 こころが、ひらがな。 人情の笑顔が、ころころころがりそう。

猿田彦は、神話の天孫降臨で、道案内した神。 それで、旅の神とかに。 道祖神にも。
※ 猿田彦神社は、伊勢に。 伊勢のメインの内宮の近くに。

夕食の時刻です。

夜の帳(とばり)が、間もなく降りますね。

黒川温泉と九重山には、毎年来ることになりそうです。
来た時は、何か1つ勉強する。
それがいいですね。
最初の1歩は、1人の1歩。
それがあって、今の黒川温泉がある。
※ 日本のどこかで、今日、そんな1歩を踏み出した人が、きっといますね。
大きく花開く1歩になればいい。
九重山に登る時は、毎回コースを変える。
これも大事かな。
【ブログ紹介】 杖立温泉「米屋別荘」 鮎釣り 北里柴三郎 他 (2009/05/22)
【今日の歌】 哀愁のシンフォニー
【停泊場所】 牧ノ戸峠の駐車場
【明日の予定】 九重山に登る予定だったが、明後日に変更。
諫早のKさんが、やって来る。 九重のインターチェンジに迎えに行く。
午後一緒に、湯布院の町を散歩。
次の日、九重山に一緒に登る。
楽しみが増えた。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

【ランキング】 国内旅行、2位。 旅行全体で、2位です。
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