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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

全国屈指の人気温泉、黒川温泉。
筑後川の源流に近い、小さな谷。
そこに、自然に溶け込むように、温泉旅館が立ち並ぶ。

もし、1人の男がいなかったら、今の黒川温泉はなかった。
そのことも、知った。

夕暮れ時、浴衣の似合う温泉街の道を、歩いてみた。
そして、最後に、熱い地蔵湯に。
伝説の意味を考えながら。
    ※    ※    ※    ※   ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に )

今日は、福岡県から大分県に入った。
そして、黒川温泉のある熊本県に。  最後は、大分県。   いそがしい。



巨大ホテルはない。  左の駐車場が停めやすい。  無料。

14年3月26日 (1)

このように。  見えてない部分もある。  小さな谷に、寄り添うように。

14年3月26日 (2)

黒川温泉のキャッチフレーズは、「温泉街全体が一つの宿、通りは廊下、旅館は客室」。
浴衣を着て歩く、メイン通り。 ここは、廊下。

14年3月26日 (3)

歩く道の中心に、地蔵堂。

14年3月26日 (24)

書いてある話があって、地蔵堂には、お地蔵さんの首がある。
首を祀った時、この地から、お湯が出た。

他の温泉地は、ツルが傷を治した、弘法大師が杖を立てたら湯が出た、などが多い。
黒川温泉は、ここだけの伝説を持っている。

※ 行を離すと、読みやすくなる。

14年3月26日 (5)

お堂の中。   どこに、お地蔵さんの首はあるのでしょう。
右上に、ありますね。  説明の絵と同じ。

14年3月26日 (7)   14年3月26日 (8)

地蔵堂から下を見たら、地蔵湯がある。 黒川温泉、最初の湯。
今は、共同浴場。 200円。  最後に入る。

14年3月26日 (6)

地蔵堂の横に、上から降りてくる、たてのメイン通り。   人の左に、地蔵堂。
散歩道は、平面だけより、立体的な方が楽しい。

14年3月26日 (9)

さらに上がってきて、下を。  浴衣を着て、このように。

14年3月26日 (10)

黒川温泉は、旅館が、客の奪い合いをしていない。
そうではなく、黒川温泉に来る客全体を、増やそうとしている。
湯布院温泉も同じ。

一番高い所の車道。

14年3月26日 (11)

天気のいい日に来たら、ここで缶ビールを買って飲んでもいい。
駐車場での停泊は可能。 

ここから、下りる道。

14年3月26日 (12)

谷を、やさし風が吹くってある。
やさしいではなく、やさし
方言だけど、言葉の響きがいい。 好き。  九州の言葉は、相手の心に、突き刺さっていかない。

今度来た時、食べてみましょうか。

14年3月26日 (13)

地蔵湯の隣の旅館。  
木が多く、自然の感じを大事にしているのが、黒川温泉の特徴。
キラキラまぶしい看板はない。

14年3月26日 (14)

新明館。 
この旅館がなかったら、今の黒川温泉はない。  決してできなかった。
新明館を中心に、黒川温泉は、1つにまとまっている。

14年3月26日 (15)

新明館の主人、後藤さんが動き出したのは、50年以上前のこと。 24歳の時。
温泉に来る客は、何を求めているかを考えた。
他の温泉地に行っても、学んだ。

結論は「癒(いや)し」と考え、湯船のあり方を見直した。
露天風呂、洞窟風呂などを、工夫した。

田舎情緒を大事にし、いろんな木を植えた。
適当でなく、自然より自然らしいと云われるくらいに。

後藤さんを師と仰ぐ仲間が増え、黒川温泉は、1つにまとまっていく。
たくさんのアイディアが生まれ、消えて行った。

渡り廊下。   駐車場からのでしょうか。

14年3月26日 (16)

黒川温泉の良さは、口コミで広がり、マスコミが気付いていく。
そして、今に。
他の温泉地は、ここを学ぶ。

別方向から見た、新明館の露天風呂。

14年3月26日 (17)

ここは、筑後川の源流。   ※ このことは、だいじょうぶ。
2日前には、柳川で、筑後川の河口近くの大河を見ていた。

  ※ 今日の夜は、源流の上の川の無い、牧ノ戸峠に停泊。

14年3月26日 (18)

右は足湯。  いい場所にありますね。  美しい通り。 5分ほど、車がいなくなるのを待った。

14年3月26日 (19)

人がいないと、つまらない。

14年3月26日 (20)

橋の上から、振り返って。

14年3月26日 (22)

橋の上から上流を。  穴湯がある。 共同浴場。

14年3月26日 (21)

ここに入ろうと決めた。 この後近づくと、おばあちゃんが湯船から出て、洗い出した。
混浴とは、知らなかった。 入り口が1つしかないから、気付いてもいいのに。

おばあちゃんだからいいか、とも思ったが、それも失礼と考え、入るのやめた。

14年3月26日 (23)

地蔵湯に戻って来た。  200円。

14年3月26日 (4)

入り口で100円(回転ドア)。  大人は、ここでも100円。

14年3月26日 (27)   14年3月26日 (25)

手前、上湯。  向こう、下湯。
下湯は、ちょうどいい。  43度くらい。   最初は熱い。

ところが、上湯は熱い。 46~7度ではなく。 もっと。
たまたま熱くなって、50度くらいか。 
手を入れても、我慢できない。  指でさえ、5秒は無理だった。

子供が来て落っこちたら大変と思い、ホースで水を入れておいた。 帰りまでずっと。  それでも、47度か。

14年3月26日 (26)

混んでないから、湯は綺麗だった。
こんな温泉が好き。 黒川に来たら、いつもここでいい。

※ 地蔵堂のことを考えた。
  この黒川には、ずっと昔から、首だけのお地蔵さまがあった。
  きっと、それを見た子供は、当然、どうして首から下はないのと聞く。

  おじいちゃんが聞かれたとすれば、簡単なお話を作って、聞かす。
  胴体はないのだから、誰かが持ってきたとか。
  伝説の卵が生まれる。

  長い年月の間に、話は長くなり、整理される。
  想像力豊かな者がいた時、伝説は、優れたものに、成長する。

  ここの伝説は、出来がいいって感じますね。

元の道を、戻っている。

14年3月26日 (28)

黒川のこころ。 こころが、ひらがな。 人情の笑顔が、ころころころがりそう。

14年3月26日 (29)

猿田彦は、神話の天孫降臨で、道案内した神。  それで、旅の神とかに。 道祖神にも。
           ※ 猿田彦神社は、伊勢に。  伊勢のメインの内宮の近くに。

14年3月26日 (30)

夕食の時刻です。

14年3月26日 (31)

夜の帳(とばり)が、間もなく降りますね。

14年3月26日 (32)

黒川温泉と九重山には、毎年来ることになりそうです。
来た時は、何か1つ勉強する。
それがいいですね。

最初の1歩は、1人の1歩。
それがあって、今の黒川温泉がある。

※ 日本のどこかで、今日、そんな1歩を踏み出した人が、きっといますね。
  大きく花開く1歩になればいい。

九重山に登る時は、毎回コースを変える。
これも大事かな。

【ブログ紹介】   杖立温泉「米屋別荘」  鮎釣り  北里柴三郎  他  (2009/05/22)

【今日の歌】    哀愁のシンフォニー



【停泊場所】  牧ノ戸峠の駐車場



【明日の予定】 九重山に登る予定だったが、明後日に変更。
        諫早のKさんが、やって来る。  九重のインターチェンジに迎えに行く。
        午後一緒に、湯布院の町を散歩。
        次の日、九重山に一緒に登る。
        楽しみが増えた。

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの記事)

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  • 夕暮れ時の、黒川温泉。  地蔵の首と、地蔵湯の伝説。~南小国町~  他  (2014/3/26)
  • 2014年03月27日 (木)
  • 00時06分40秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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