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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

石仏の背中が、岩にくっ付いている。
確かに、磨崖仏だなって分かる。

大きな岩から、仏像を彫り出すのは、大変でないかと。
何か工夫があったのだろうか。
気の遠くなる作業で、彫ったのか。
そのへんが、分からない。

誰が何の目的に彫ったのか。 
はっきりしているのは、美しいということだけ。

他の地域の磨崖仏とは、全てが違っていた。
    ※    ※    ※    ※   ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に )

九州の西にやって来た。



臼杵(うすき)石仏は、臼杵の市街地から遠くない。

14年3月30日 (1)

広い駐車場がある。 無料。 見学料は、530円。

14年3月30日 (2)

山頭火の句碑。  ※ 昭和4年の12月に来ている。 雨が降ったり止んだりの1日。
数字の順に、歩く。

14年3月30日 (51)   14年3月30日 (44)

後半の伝説は、事実でないと分かっている。 
石仏のほとんどは、平安時代後期(末期)の物。  彫り方で分かるよう。

14年3月30日 (3)

石仏は、小さな谷の上の方にある。 4ヶ所に分かれて。

見えてきた。
完璧な修復が終わり、国宝に指定される。

14年3月30日 (4)

みんな岩にくっ付いている。 岩に彫ったから、磨崖仏(まがいぶつ)。

石仏の周りは、彫って落とすから、大変な作業。
1つの石から作るより、苦労が多そう。

石仏を彫る前、ここの岩がどうだったかは、何となく分かるでしょうか。
前の方に、大きくふくらんでいた。

14年3月30日 (5)

ホキ石仏。 ホキは、崖の意味。 この場所の地名でもあるよう。 
          ※ 一般的に、崖路(ほきじ)という言葉がある。 崖伝いの道かな。

龕(がん)は、仏像を収める場所、の意味。

14年3月30日 (11)

最初から、すごいのが出て来た。

石は、阿蘇の噴火で出来た、凝灰岩。 彫り易いけど、風化もしやすい。
そうだとしても、どれだけの石を、削り落としたのだろう。

14年3月30日 (10)

普通に見る石仏とは、全く違う。
この3つは、セットで並ぶことが多い。
  
    ※ 向かって左は、勢至菩薩。 人々が地獄に行かないように、広く照らす。
      ただ、仏教を理解していないと、勢至の意味などが難しい。 

14年3月30日 (13)

阿弥陀如来が中心。

14年3月30日 (6)

表情が分かるのもある。

14年3月30日 (7)

彫られた時代は、平安時代の後期、そして、末期、さらには、鎌倉時代。
その時々、誰かの冥福を願って、作られたのでしょうね。

願うことしかできない時代が、長く続く。

座ってるのが1つ。

14年3月30日 (8)   14年3月30日 (9)

全体を、左から。

14年3月30日 (12)

離れて、正面から。

14年3月30日 (14)

次の場所に来た。

14年3月30日 (15)

14年3月30日 (17)

傷みが激しい。  岩全体にひび割れ。  修復は、岩を含んだ全体ですね。

14年3月30日 (16)

14年3月30日 (19)

いいですね。 色が残っている。 
作られた当時の色が見たい。  レプリカで復元したら、面白い。

14年3月30日 (18)

次は、5体。

14年3月30日 (21)

手前の5体。   両脇は、破損が激しい。

14年3月30日 (20)

十王像がある。  上の写真の右の。

14年3月30日 (23)

大きな岩を、彫ったんですね。   岩の中から、仏が出てきた。   
保存状態がいい。

十王像は、地獄での裁判官。 心配な人は、何度も参りするといい。
賽銭をいっぱい渡すのも、忘れないで。  わいろとして(?)
   高松藩主の菩提寺、仏生山来迎院、法然寺。  釈迦涅槃像、脱衣婆像、十王像。~高松市~  他  (2012/12/23)

14年3月30日 (22)

高い所に、3番目の場所が。

14年3月30日 (24)

途中から、今見た、2番目の場所。

14年3月30日 (25)

この中に、3体ある。

14年3月30日 (26)

ホキでなく、山王山石仏。

14年3月30日 (27)

写真を失敗した。 全体は、これしか撮ってなかった。
    ※ 狭い場所。 広角で撮れる、小さなカメラは、持って来なかった。
      このところ、何かかにか忘れて、動いている。
      後で、もう1つの忘れものに、気づく。

中央の像はいい像。  撮りようがあった。

14年3月30日 (28)

下は、左の像です。 いい表情です。  心に中が、想像できます。

14年3月30日 (29)

次の場所へ。   下に、最初に見た所が。

14年3月30日 (30)

古園(ふるぞの)石仏。   最高傑作は、ここに。

14年3月30日 (31)

修復前。  首は落ちている。  斬首された、さらし首のよう。

14年3月30日 (32)

石像のあるところは、岩の中だった。  そこまで、掘り進んだ。

上の写真のが、下になった。   修復の技術は、恐ろしい。

14年3月30日 (33)

大日如来座像がある。

14年3月30日 (34)

右端の方に、はっきりしない部分。

14年3月30日 (35)

やっと修復した感じ。

14年3月30日 (36)

中央が、大日如来。   臼杵石仏の代表する石仏。

14年3月30日 (41)

切れ長の目。 引き締まった口元。 端正な顔に。
首を元に戻すのが、国宝の条件だった。

14年3月30日 (38)   14年3月30日 (37)

大日如来の左。

14年3月30日 (39)

全体です。   大日如来は、首がつながって、心穏やかでしょう。

14年3月30日 (40)

有料部分は見終わって、向こうの、満月寺に。

14年3月30日 (42)

お昼を食べるの忘れていて、車に戻った。
   ※ いつもは、リュックに食べ物が入っている。

出直して来た。  さっきまでは、向こうに行っていた。

14年3月30日 (43)

満月寺前に、仁王像。  変わっている。  九州で時々見る表情。
      ※ 鹿児島県の冠嶽の近くで見た、仁王像

14年3月30日 (45)

何の影響を受けて、この表情なのでしょう。

14年3月30日 (46)

最初の説明の、伝説の長者。  真名長者夫妻像。   室町時代の物。

14年3月30日 (47)

どうして、伝説は生まれたのでしょう。 真名長者の末裔(まつえい)が、作ったのか。
今の時代は、何でも分かってしまう。
そんな時代が来るとは知らず、嘘の話を作った。 伝説として。

  ※ 袴田事件の証拠は、検察のねつ造と分かった。
    DNAの検査が、見抜いた。
    検察は、ばれてしまう時代が来るとは、思わなかった。

    シャボン玉の曲は、ある讃美歌にそっくり。
    作曲者は、簡単に見抜かれる情報社会が、未来にやって来るとは、予想できなかった。

14年3月30日 (48)

花の季節が来ました。

14年3月30日 (49)

オオシマザクラ。  たまに見ます。  新緑の葉と白い花が特徴。

14年3月30日 (50)

昔の人は信心深かった。
祈るしかできない時代だから、そうなるのか。

今日は、いいものを見ました。 一級品の磨崖仏。

【ブログ紹介】   臼杵城跡  二王座歴史の道  早春賦の館 ~臼杵市~  他  (2013/3/10)

【今日の歌】   Celtic Woman - You Raise Me Up



【道の駅】   佐賀関



【明日の予定】  四国に渡ります。

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの記事)

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  • 国宝 臼杵石仏は、 岩から飛び出した、優れた磨崖仏群。~臼杵市~  他  (2014/3/30)
  • 2014年03月30日 (日)
  • 22時32分03秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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