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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

細い道に不安を感じながらも、山奥に入った。
駐車場に車を停めたら、轟の滝の轟音(ごうおん)は、谷に響いていた。

滝は3段に分かれ、途中に、滝つぼ。
その水は、どこまでも青かった。

山への入り口の猪野々(いのの)の集落に、吉井勇記念館があった。
遅かったので、入れない。
彼は、3年間、この地に隠棲している。
世の中から、逃げるように。

何があって、どうして、隠棲の地が、土佐の猪野々になったのでしょう。
    
珍しい彫刻の神社を見た。
     ※    ※    ※    ※   ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に 

国道195は、物部(ものべ)川に沿っている。
轟の滝は、その支流に。 



乗用車は行けると分かっているけど、不安。



山道かなと思ったら、どこまでも家はあった。
家並みが近づくと、道は細くなる。 
道を広く出来ない。 家は動いてくれない。。

ネットを見て、散策路の地図は頭に入っていた。
手前の駐車場に停めた。

目の前に、轟(とどろき)神社。
雨ごいなどを、するのか。  音で、滝の場所は近い。

14年4月7日 (1)

玉織姫の伝説があった。

14年4月7日 (2)   14年4月7日 (25)

読みにくいので、Wikipediaのを紹介。
平家の落人。 玉織姫。  滝つぼ。  龍。 が登場。

888888.jpg

現実の話から、離れている。 浦島太郎に似ている。
何があって、この話は生まれたのでしょう。

  ① 昔、平家の落人と云えば、1つのプライドだった。
    それを示すには、伝説が一番。

  ② 滝は危険。 子供たちが近づいたら、困る。
    龍がいることにして、いっそう、怖くさせる。
    元々、滝つぼは深いから、神秘的に見える。
    何がいるか、分からない。

  ③ 川に流されて、亡くなった娘さんがいた。
    供養のためにも、忘れないためにも、伝説を作った。

こんなのを元に、伝説をまとめたのかなと。

滝は直ぐに見えた。  滝の上かな。

14年4月7日 (3)

この大きな滝つぼが、伝説の舞台。  神社は、この近くにということで、あの場所。
吸い込まれそうな、青。  ※ 青いブルーという表現は、変か。
滝つぼは、直径15㍍。 手前にも広く。

14年4月7日 (4)   14年4月7日 (5)

この滝も、個性があっていい。



吊り橋があって、そこから見た。  大きな岩の向こう。

14年4月7日 (6)

この岩には、上がれそう。

14年4月7日 (7)

岩の先端までは行けない。 その手前で。
水しぶきが来る。

14年4月7日 (8)   14年4月7日 (9)

一番下は、広い滝つぼ。

14年4月7日 (10)

ここを上って来た。   先への道が見える。

14年4月7日 (11)

手を伸ばして、滝つぼを撮った。



遊歩道を進んだ。  途中から見た。

14年4月7日 (12)

こんな道。  ここは、剣山から40㌔程。  クマはいるのか。

     ※ 調べてみました。 ここから20㌔ほど奥では、何度もクマが確認されている。 

14年4月7日 (13)

展望台。   人がいた。  

14年4月7日 (14)

3段に分かれている。 もっと下にも、滝が。 少し斜めだが。
上の滝つぼが大きい。

14年4月7日 (15)

〇の所から、滝つぼを見た。

  ※ 今回忘れたけど、こんなことをいつかしようと。
    石に長い紐を付けて、滝つぼに投げ込む。
    どれだけ沈むかで、深さが分かる。
    どこかで、やりますからね。

滝つぼに下りた人は、いるのだろうか。

14年4月7日 (42)   14年4月7日 (16)

向こうから、ここに来た。  駐車場。  閉まってるけど、お店も。

14年4月7日 (17)

私は、反対周りで動いた。  右上に、耳の神様がある。  気になる。

14年4月7日 (18) 

耳の神様を見ることに。 200㍍程上がって行ったら、家が見えた。  驚き。
滝の音は、ここにも、響いてくる。

14年4月7日 (24)

耳の神様を探す。   岩が、家に食い込んでいる。  大きくて、動かせなかった。

14年4月7日 (22)

見えた。  あれ、小さい。

14年4月7日 (19)

おもちゃのよう。
どうして耳なんだろう。  耳の悪い人が、多いのか。
もしかして、滝の音がうるさくて、耳がおかしくなったとか。

14年4月7日 (20)

話し声が聞こえたので、行ってみた。   10分ほど、立ち話。

14年4月7日 (21)   14年4月7日 (23)

この一帯が、一番奥だった。
集落に、子供はいない。
小学校は、昔から、谷を下りた所。 4㌔ほど。 吉井勇記念館のある地域。 
中学校は、今は、道の駅の所に。

三角の小屋は、サツマイモの保管庫。
滝の音は、うるさくは感じない。 聞こえないと、物足りない。

そんな話などをした。

戻る時、ウグイスの声がした。
鳴き止んだので、遊んだ。



車を停められる場所は、何ヶ所もない。 ここに停めて写真。

14年4月7日 (26)

谷の向こうにも、集落。  地図に道はないけど、道はある。
四国では、軽自動車が一番。

14年4月7日 (27)

※ 日本に、山奥の奥で、まだ知られていない集落はあるのでしょうか。
  無いですね。

  明治の時代、新潟と長野の県境に近い山の中に、集落が発見された。
  そこには、平家の落人たち。
  訪れた人にこう言った。
 「源氏はまだいるのか」って。

別の場所。 田んぼがある。 白いご飯が食べられて、幸せを感じた時代があった。
私は雑穀米、玄米も。

14年4月7日 (28)

山を下りて、吉井勇記念館。



この近くに、彼は住んでいた。 
もう5時なので、閉まっていた。   明日は休み。

14年4月7日 (29)

吉井勇は、何があってここに来たか。 それと、どうして土佐のここに、ですね。

まず、彼の妻になった人は、柳原(やなぎわら)徳子。  そうそうたる家系。
叔母に、柳原白蓮。  少し上に、大正天皇の母。
 ※ 貞明皇后は、昨日紹介した、九条節子(さだこ)。

14年4月7日 (41)

妻の徳子が、事件を起こした。  1933年の暮れ。
不良華族事件。 週刊誌が喜びそうな事件。   詳しくはここに
事件の中心に、徳子がいた。

後に、吉井勇は徳子と離婚して、隠棲する。
1935年から37年までの3年間を、この地で。

次は、どうしてここに、ですね。
彼は、1933年に、土佐(高知)に旅している。
酒が好きな彼は、酒屋の友人を得る。  ※ 現、高知酒造。

この地に隠棲してからも、定期的に酒を届けてくれるほどの、仲になった。

世の中から身を隠すとき、上のことがあって、土佐に来た。
物部川は、高知平野に流れる。
静かに暮らす場所は、物部川の上流にした。(この部分は、想像)

このことについては、これを読むと、よく分かります

ダムから、記念館のある、猪野々地区が見えた。   平地は、ほんの少し。

14年4月7日 (30)

道の駅に戻って来た。  裏に、アンパンマンのやなせたかし記念館がある。 彼はここの出身。

14年4月7日 (31)

近くに神社があった。   大川上美良布神社。

14年4月7日 (32)

後ろに本殿。   この彫刻がすごい。

14年4月7日 (33)

京都を騒がせた「鵺(ぬえ)」や、浦島太郎の話が、彫ってある。

14年4月7日 (34)

本殿はこう。   特に大事な部分は、ケースに。

14年4月7日 (35)

浦島太郎が、亀に乗っている。

14年4月7日 (36)

右端に、鵺(ぬえ)の頭が逆さまに。  鵺については、下のブログに。
   竹屋町通を歩く。 幽霊絵馬の革堂(こうどう)。 鵺(ぬえ)退治伝説の、鵺大明神。~京都市~ 他 (2013/6/25)

14年4月7日 (37)

虎が波の上に。

14年4月7日 (38)

平経盛と鹿。

14年4月7日 (39)

道の駅に戻って来た。   私の車は、左に。

14年4月7日 (40)

轟の滝は、よかったですね。 特に、滝つぼが美しかった。

吉井勇記念館は、この道を再度通る時に、寄ってみましょう。(明日休み)
3年間、心を休めたことが、次への力になったようです。

四国は、山の奥の奥にも人は住んでいる。
今日も、感じました。

【ブログ紹介】
   吉井勇の好きだった、祇園新橋。  彼の碑がある。
  京都祇園にある重伝建地区、祇園新橋 ~京都市~  しあわせ芝居(中島みゆき)  他  (2912/6/23)
  五足の靴、文学遊歩道。  鬼海浦、岩登り。  下田温泉、五足の足湯。~天草町~  ラ・ノビア  他  (2013/1/29)
  十三仏公園。  与謝野夫妻の歌碑。  五足の靴、文学遊歩道。~天草市~  他  (2013/1/27)
  大江天主堂。  天草ロザリオ館。  五足の靴。  お万ヶ池の伝説~天草市天草町大江~  他  (2013/1/26) 
  山内一豊の高知城 ~高知市中央に建つ、南海の名城~   他  (2011/1/14)
  日本三大鍾乳洞 龍河洞  手結港可動橋 ~香美市、香南市~   他  (2011/1/10)

【今日の歌】  ゴンドラの唄   吉井勇の作詞です。 いい詩です。



【道の駅】  美良布(びらふ)



【明日の予定】  べふ峡かな。

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの記事)

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  • 轟の滝は、落差80㍍、3段の滝。  吉井勇はなぜ、この地、猪野々に隠棲を。~香美市~ 他 (2014/4/7)
  • 2014年04月08日 (火)
  • 09時15分19秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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