はるか昔の奈良時代、中国 唐の高僧から興福寺に、3つの宝が贈られた。
2つは、現在、興福寺の国宝館にあって、展示されている。
4年前に、阿修羅像と一緒に、私も見ている。
あとの1つは、面向不背の玉(めんこうふはいのたま)と、分かっている。
でも、どこかに行ってしまった。
その玉の伝説が、志度寺に残る、海女(あま)の玉取り伝説。
歴史的史実と絡まっているので、ただの伝説では、ないかも知れない。
面白い。
志度寺では、補陀落(ふだらく)渡海信仰など、知らないことに、いくつか出会った。
境内には、新しいけど、美しい五重塔があった。
また、恐ろしい顔の奪衣婆(だつえば)も、いた。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
志度寺(しどじ)は、高松市に近い。 海のそば。
少し前のニュース。 3つの宝のうちの1つ。 国宝。
台座の部分が木だったけど、元の石に戻したので、このニュース。
以前は、興福寺の国宝館に、このように展示してあった。
文の中に、面向不背球(めんこうふはいのたま)と共に、とある。 ※ 面向不背球~面向不背の玉
この玉が、志度寺の伝説に出て来る。 海女の玉取り伝説。
上の部分を、まず紹介。
上の赤〇に駐車場。 そこから歩き出した。
下の地図は、まだ知らない。
ここに来た。 市跡、海女の墓、とある。 伝説の主人公の墓。
中には、20の五輪塔群。 藤原房前(ふささき)が、母のために建てた。
唐からの3つの宝の1つが、ここの海で無くなった。
藤原不比等が探しに来て、海女と出会った。 房前が生まれた。
海女は、面向不背の玉を見つける。
物語を詳しく。 玉は、興福寺に納められたとある。
今は、興福寺にはない。 近年、琵琶湖の竹生島にある、宝厳寺で見つかったと言われている。
本物かどうかは、まだ、はっきりしない。
藤原不比等も、房前も、歴史上の人物。
房前の母は、伝説では、海女。 歴史上は、蘇我氏の娘の、蘇我 娼子(そがのしょうし)。
ところが、蘇我 娼子については、全てが詳しくは分かっていない。
※ 蘇我氏は藤原氏の台頭で、歴史上から消える。
ただ、蘇我氏の血は、彼女ともう1人によって、天皇家の血に、受け継がれていく。
この伝説は、志度寺にある、志度寺縁起に書いてある。 ※ 国の、重要文化財。
このような物。(レプリカですが)
海女の玉取り伝説で、伝えたかったものは、何だったんでしょう。
宝は本物の、裏付けか。
房前の、母についてなのか。
知ってもらいたいことを、本人がしゃべっても、説得力はない。
伝説には、人に伝える力や、心を動かす力がある。
それに、期待したんですね。
基本は、自分か、自分の関係者の立場を、有利にする、それしかないと思うんですが。
学者ではないので、深くは、分かりません。
お墓の前に、おばあちゃんがいた。 掃除とかをしていた。
お賽銭をあげて、お参りしてねという。
お参りだって忘れそうな私に、そう言う。
仕方ないので、言われたとおりに。
そうしたら、お墓にあげてあったお菓子を、くれた。
ここに寄る人は少ないので、うれしいと言った。
句碑を見ないで、説明だけ。
この伝説は有名で、昔から、ここを訪れる人は、多かったんですね。
同じグループで、善光寺に行ってるようです。 そこで、句碑を見た。
弘法大師ゆかりの名刹、善通寺。 涅槃桜が咲いていた。~善通寺市~ 他 (2013/3/19)
隣は、墓地で、生駒親正の墓が。
この人も、どっちに付くかで苦労する。 高松藩は、幕末もでしたね。
権力を、確実に自分のものにするため、敵の粛清は、徹底していた。 関係者すべてを。
墓は見なかった。
適当に歩き出した。 五重塔のそばに。
新しい塔。 地元の有力者が、寄進した。
中に、如来像。 ※ 離れて撮ったら、うまくいかなかった。 堂の外から。
五重塔から、建物が見えた。 よく考えたら、あれが、山門だ。 入り直すことに。
こうです。 仁王門でもある。
三棟造りと、後で知った。 説明がやっかい。 こんな感じ。(東大寺)
寺の説明はこう。 補陀落山(ふだらくさん)とある。 ※ ほだらくさん、とも。
文の中に、補陀落信仰と。
補陀落信仰は、小舟に乗って、海に乗り出すそう。 渡海船という船。 船の上の箱に入って。
それが修行。 戻って来られない。 死んだ人を乗せることも。 死への旅。
志度寺は、その、出発点。 元々は、死渡寺だった。
この寺のご詠歌は、「いざさらば 今宵はここに しどの寺 祈りの声を 耳に触れつつ」
大きな草鞋と仁王様。
運慶作との紹介もあるが、はっきりしないよう。 重要文化財になっていないので。
でも、いい像に見えます。
左に、五重塔。
志度寺は、環境がいまいち。 写真は撮ってないが、草だらけの所が多い。
ただ、花は多い。 イングリッシュガーデンの雰囲気も。
ちゃんと整備したら、他の寺にはない魅力が、生まれそう。
やわらかな、微笑み。
五重塔です。 美しいです。 赤での化粧は、似合う。
※ 室生寺のは、特に、美しい。
シャクナゲが彩る女人高野、室生寺。 五重塔は、別格の美しさ。~宇陀市~ 他 (2013/4/20)
奪衣婆(だつえば)堂。
地獄に行ったら、この人に、服をはぎ取られる。 いやだ。
離れて、五重塔。
本堂。 本尊は、十一面観音。
お参りしている。
ここにも、海女(海士)の説明。
お参りしなければならない、何かがあるのか。
本堂の中。 仏像は、仕舞ってあるのか。 須弥壇とかに。
東日本大震災と、読める。 簡単に、忘れることは出来ない。
大師堂。
弘法大師は、まだ、修行の身ですね。 会う人だれもが、こうではなかった。
大師堂。 離れて。
三尊仏。 昔は、腹を切れと言われたら、切るしかなかった。 切った直ぐ後に、首を・・・。
閻魔堂。 中で、住職さんが、何人かに、お話していた。 身を乗り出して、聞いてる人も。
ここを入って、書院。
この書院が、説明にあった、歌舞伎『花上野誉石碑』の舞台。
仇討の話。 読みにくいけど。(アートWikiより)
戻っている。
五重塔を見上げて。
フジの花が咲きだした。
海女の玉取り伝説は、史実と、どのような関わりがあるのでしょう。
知りたいですね。
伝説は、はるか昔から、知られていた。
高松の殿様の生駒親正は、海女の墓があるから、志度寺を大事にしたようです。
全てが架空の話ではない伝説は、ロマンがあって面白い。
補陀落渡海信仰は、不思議な信仰。
死を悟った者が、船に乗ったのか。
志度寺を、出発して。
もう、修行の世界を、越えている。
【ブログ紹介】 下の寺の二尊堂が、1月13日に焼けました。 高松のMさんからの情報で知りました。
高松藩主の菩提寺、仏生山来迎院、法然寺。 釈迦涅槃像、脱衣婆像、十王像。~高松市~ 他 (2012/12/23)
【今日の歌】 あさみちゆき 港のカラス
【道の駅】 津田の松原 昨日に同じ
【明日の予定】 国府跡かな。 高松のMさんのお勧め。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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2つは、現在、興福寺の国宝館にあって、展示されている。
4年前に、阿修羅像と一緒に、私も見ている。
あとの1つは、面向不背の玉(めんこうふはいのたま)と、分かっている。
でも、どこかに行ってしまった。
その玉の伝説が、志度寺に残る、海女(あま)の玉取り伝説。
歴史的史実と絡まっているので、ただの伝説では、ないかも知れない。
面白い。
志度寺では、補陀落(ふだらく)渡海信仰など、知らないことに、いくつか出会った。
境内には、新しいけど、美しい五重塔があった。
また、恐ろしい顔の奪衣婆(だつえば)も、いた。
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( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
志度寺(しどじ)は、高松市に近い。 海のそば。
少し前のニュース。 3つの宝のうちの1つ。 国宝。
台座の部分が木だったけど、元の石に戻したので、このニュース。

以前は、興福寺の国宝館に、このように展示してあった。
文の中に、面向不背球(めんこうふはいのたま)と共に、とある。 ※ 面向不背球~面向不背の玉
この玉が、志度寺の伝説に出て来る。 海女の玉取り伝説。

上の部分を、まず紹介。
上の赤〇に駐車場。 そこから歩き出した。
下の地図は、まだ知らない。

ここに来た。 市跡、海女の墓、とある。 伝説の主人公の墓。

中には、20の五輪塔群。 藤原房前(ふささき)が、母のために建てた。

唐からの3つの宝の1つが、ここの海で無くなった。
藤原不比等が探しに来て、海女と出会った。 房前が生まれた。
海女は、面向不背の玉を見つける。

物語を詳しく。 玉は、興福寺に納められたとある。
今は、興福寺にはない。 近年、琵琶湖の竹生島にある、宝厳寺で見つかったと言われている。
本物かどうかは、まだ、はっきりしない。

藤原不比等も、房前も、歴史上の人物。
房前の母は、伝説では、海女。 歴史上は、蘇我氏の娘の、蘇我 娼子(そがのしょうし)。
ところが、蘇我 娼子については、全てが詳しくは分かっていない。
※ 蘇我氏は藤原氏の台頭で、歴史上から消える。
ただ、蘇我氏の血は、彼女ともう1人によって、天皇家の血に、受け継がれていく。
この伝説は、志度寺にある、志度寺縁起に書いてある。 ※ 国の、重要文化財。
このような物。(レプリカですが)
海女の玉取り伝説で、伝えたかったものは、何だったんでしょう。
宝は本物の、裏付けか。
房前の、母についてなのか。
知ってもらいたいことを、本人がしゃべっても、説得力はない。
伝説には、人に伝える力や、心を動かす力がある。
それに、期待したんですね。
基本は、自分か、自分の関係者の立場を、有利にする、それしかないと思うんですが。
学者ではないので、深くは、分かりません。
お墓の前に、おばあちゃんがいた。 掃除とかをしていた。
お賽銭をあげて、お参りしてねという。
お参りだって忘れそうな私に、そう言う。
仕方ないので、言われたとおりに。
そうしたら、お墓にあげてあったお菓子を、くれた。
ここに寄る人は少ないので、うれしいと言った。

句碑を見ないで、説明だけ。
この伝説は有名で、昔から、ここを訪れる人は、多かったんですね。
同じグループで、善光寺に行ってるようです。 そこで、句碑を見た。

弘法大師ゆかりの名刹、善通寺。 涅槃桜が咲いていた。~善通寺市~ 他 (2013/3/19)
隣は、墓地で、生駒親正の墓が。
この人も、どっちに付くかで苦労する。 高松藩は、幕末もでしたね。
権力を、確実に自分のものにするため、敵の粛清は、徹底していた。 関係者すべてを。
墓は見なかった。

適当に歩き出した。 五重塔のそばに。

新しい塔。 地元の有力者が、寄進した。

中に、如来像。 ※ 離れて撮ったら、うまくいかなかった。 堂の外から。

五重塔から、建物が見えた。 よく考えたら、あれが、山門だ。 入り直すことに。

こうです。 仁王門でもある。
三棟造りと、後で知った。 説明がやっかい。 こんな感じ。(東大寺)

寺の説明はこう。 補陀落山(ふだらくさん)とある。 ※ ほだらくさん、とも。
文の中に、補陀落信仰と。

補陀落信仰は、小舟に乗って、海に乗り出すそう。 渡海船という船。 船の上の箱に入って。
それが修行。 戻って来られない。 死んだ人を乗せることも。 死への旅。
志度寺は、その、出発点。 元々は、死渡寺だった。
この寺のご詠歌は、「いざさらば 今宵はここに しどの寺 祈りの声を 耳に触れつつ」
大きな草鞋と仁王様。

運慶作との紹介もあるが、はっきりしないよう。 重要文化財になっていないので。
でも、いい像に見えます。


左に、五重塔。

志度寺は、環境がいまいち。 写真は撮ってないが、草だらけの所が多い。
ただ、花は多い。 イングリッシュガーデンの雰囲気も。
ちゃんと整備したら、他の寺にはない魅力が、生まれそう。

やわらかな、微笑み。

五重塔です。 美しいです。 赤での化粧は、似合う。


※ 室生寺のは、特に、美しい。
シャクナゲが彩る女人高野、室生寺。 五重塔は、別格の美しさ。~宇陀市~ 他 (2013/4/20)
奪衣婆(だつえば)堂。

地獄に行ったら、この人に、服をはぎ取られる。 いやだ。


離れて、五重塔。

本堂。 本尊は、十一面観音。

お参りしている。

ここにも、海女(海士)の説明。

お参りしなければならない、何かがあるのか。

本堂の中。 仏像は、仕舞ってあるのか。 須弥壇とかに。

東日本大震災と、読める。 簡単に、忘れることは出来ない。

大師堂。

弘法大師は、まだ、修行の身ですね。 会う人だれもが、こうではなかった。

大師堂。 離れて。

三尊仏。 昔は、腹を切れと言われたら、切るしかなかった。 切った直ぐ後に、首を・・・。


閻魔堂。 中で、住職さんが、何人かに、お話していた。 身を乗り出して、聞いてる人も。

ここを入って、書院。

この書院が、説明にあった、歌舞伎『花上野誉石碑』の舞台。

仇討の話。 読みにくいけど。(アートWikiより)

戻っている。

五重塔を見上げて。

フジの花が咲きだした。

海女の玉取り伝説は、史実と、どのような関わりがあるのでしょう。
知りたいですね。
伝説は、はるか昔から、知られていた。
高松の殿様の生駒親正は、海女の墓があるから、志度寺を大事にしたようです。
全てが架空の話ではない伝説は、ロマンがあって面白い。
補陀落渡海信仰は、不思議な信仰。
死を悟った者が、船に乗ったのか。
志度寺を、出発して。
もう、修行の世界を、越えている。
【ブログ紹介】 下の寺の二尊堂が、1月13日に焼けました。 高松のMさんからの情報で知りました。
高松藩主の菩提寺、仏生山来迎院、法然寺。 釈迦涅槃像、脱衣婆像、十王像。~高松市~ 他 (2012/12/23)
【今日の歌】 あさみちゆき 港のカラス
【道の駅】 津田の松原 昨日に同じ
【明日の予定】 国府跡かな。 高松のMさんのお勧め。
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(2008年4月~2010年9月までの記事)

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