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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

まだ子供の弘法大師が、山の崖から飛び降りる。
それを、天女が受け止める。
出釈迦寺には、そんな伝説が残っていた。

その場所が見たいから、今日も登山になってしまった。
鎖場があって、岩だらけの山。
面白い1日になった。

西行庵、また、曼荼羅寺も見た。

私が喜びそうなところを、高松のMさんは、紹介してくれていた。
    ※    ※    ※    ※   ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に )

曼荼羅寺の駐車場は、混んでいた。 それで、出釈迦寺(しゅっしゃかじ)に来た。





上の地図と、南北が反対。

我拝師山(がはいしざん)に、捨身ヶ嶽禅定(しゃしんがだけぜんじょう)という所がある。 
まず、名前だけ紹介。   そこが、今日の中心。

14年4月20日 (1)

参道を歩いて、山門に。 山の上に建物が見える。 この時は、何も知らない。

14年4月20日 (2)   14年4月20日 (3)

捨身ヶ嶽禅定は、奥之院全体の名前。
そこから、100㍍程上に行った所から、子どもの弘法大師は飛び降りた。 天女が受け止めた。

詳しくは下に。

14年4月20日 (4)   14年4月20日 (5)

弘法大師は、自分は普通でないと知る。

大師は、この寺では、修行の身。 何を学んでいたかは、この後。
名前は、真魚(まお)。   
           ※ 関係ないけど、浅田真央は、観音様に似てると言われたことがある

左、本堂。 右、大師堂。

14年4月20日 (7)

西行の小さな歌碑があった。
また、この像は、求聞持(ぐもんじ)大師。

大師は、何を修業していたかというと、虚空蔵(こくうぞう)求聞持(ぐもんじ)の法。
これを身に付けたら、何でも覚えられる。  全てのお経だって。
そのことが、下に。

14年4月20日 (9)   14年4月20日 (8)   14年4月20日 (10)

※ 上の女性は、靴だって何だって、ちゃんとしていましたね。  ピアスも。
  山に登ったことのある人かなって、思った。

ここで、大事な話。
大師は修行を積む。
そして、虚空蔵求聞持の法を身に付けることが出来た。
場所は、室戸岬の洞窟で。

ああ、これで身に付けることが出来たと、洞窟の中から、外を見た。
ここで、問題です。

弘法大師の目に、その時見えたものは何でしょう。 ヒントは、2つ。
答えを聞いたら、「あっ!」って思います。  答えは、下の写真の下に。

山の上に行くことに決めた。   捨身ヶ嶽禅定に。  ※ しゃしんがだけ ぜんじょう。
下の場所は、ここでお参りすれば、捨身ヶ嶽禅定に、行ったことになる。
上に行く人は、少ない。

14年4月20日 (6)

※ 分かった人も、多いと思います。
  答えは、空と海。  この時から、大師は、空海と名乗る。
  下のブログに、その洞窟が。
      四国東南端 室戸岬  吉良川の町並み ~室戸市~   他  (2011/1/5)

登り始めました。  
この辺りの山は、平地から顔を出しているように、見える。    

14年4月20日 (11)

中城ふみ子の歌碑。  詳しくは知らない人。  いい歌ですよ。
 「出奔せし夫が住むといふ四国 目とづれば 不思議に美しき島よ」  出奔は、逃げ出すこと。 離婚した。

いい表情の、石仏が。

14年4月20日 (12)   DSCF4269pppp

小さな花の、枝垂れ桜。  枝垂れ下がる細い枝に、ぽぽぽぽと、花はついていた。
歌碑が並んでいた。 2つ目が、与謝野晶子。

14年4月20日 (13)   14年4月20日 (36)

※ 彼女の歌碑は、他にもあった。  立派なのが。
  でも、字を書いた人の説明とか、余計なのがあったので、撮らなかった。

ここは、手水場。

14年4月20日 (14)

新緑です。  

14年4月20日 (15)

私も座った。   上が見えました。   木で見ずらいけど、崖の部分がある。

14年4月20日 (16)   14年4月20日 (17)

カラスが鳴いた。 「カ~」って。 今度は、2羽が鳴いた。 「カ~、カ~」って。
ここで問題です。 3羽が鳴くと、どうなるでしょう。  答えは、写真の下に。  遊びの問題です。

14年4月20日 (52)   DSCF4296qqqq

※ 答えは、「カ~」です。  ここは寺なので、人は合掌。 カラスも、合唱。

※ 退屈したら、こんなことばかり、考える。 他にもあって、もう1つ聞いてください。
  上の写真の右について。  こんなの。
    「見える風景、大師のふるさと。 しゃがんで撮ったら、シャガの花」 出来が悪いけど。

あと少しの所で。  いい風景です。  島も見える。  左は、粟島かな。

14年4月20日 (19)

下も見える。  手前、出釈迦寺。 向こう、曼荼羅寺。  私の車も。

14年4月20日 (53)

着きました。    
捨身ヶ嶽禅定。  しゃしんがだけぜんじょう。  山は、我拝師山。 がはいしざん。   覚えにくい。

14年4月20日 (20)

100㍍程上が、この場所。   地蔵さんが見える。  大師は、ここから飛び下りた。
右か左か。  右は崖。   別の写真で、左も崖。  最初に見た図では、左かな。
                      ※ もちろん、今日の話は、全て伝説ですからね。

14年4月20日 (21)   14年4月20日 (18)

いい感じです。

14年4月20日 (22)

左に鐘楼。

14年4月20日 (23)

鐘楼の下に、狛犬。  サルかと思った。  石鉄は、いしづち、と読む。  石鎚山の石鎚(いしづち)と同じです。

DSCF4350ggg

今は、札所は下だけど、昔は、ここが札所だった。 

14年4月20日 (24)

鐘をついてもらった。



古くから、この地にあった。

14年4月20日 (25)

香川県は平地が多い。  ため池も。   善通寺市。

14年4月20日 (26)

左の方。

14年4月20日 (28)

奥之院、根本中堂。 ここ全体が、捨身ヶ嶽禅定。

14年4月20日 (27)

ここから人が、2人出て来た。 山への道と、分かった。 
その人達は、鎖場だったので、戻って来たと言った。

行くことにした。

14年4月20日 (29)

急に岩場。

14年4月20日 (30)

鎖が見えた。  ここで、大きなカメラは、リュックに仕舞った。 
靴のひもを締めて。  リュックは、動かないように。   写真は、小さなカメラで。

14年4月20日 (31)

用心したら、だれでも登れる。

14年4月20日 (54)

岩につかまりながら。   楽しい。

14年4月20日 (55)

風景が変わっていく。

14年4月20日 (56)

ここです。  大師は、ここから飛び降りた。   長い歴史の中で、真似した人は、いないのだろうか。

14年4月20日 (57)   14年4月20日 (58)

だいぶ登った所にある。

14年4月20日 (59)

岩場を少し登ると、歩きやすくなった。  もうすぐ。

14年4月20日 (60)

我拝師山頂上。   481㍍。

14年4月20日 (61)   14年4月20日 (62)

下が見えた。  こっちだけで、他は、見晴らしがよくない。

14年4月20日 (63)

直ぐに下山。 たまに人が来る。  声が響いてきた。

14年4月20日 (64)

飛び降りた場所です。  右でしょうか左でしょうか。

14年4月20日 (65)

岩と岩の奥に、この地蔵がいた。 やっと気づいた。
どうしたのよ、って聞いたら、
おれ、いつも撮ってもらえない、って言う。  べそをかいている。
分かった分かった、って言って、撮った。  少し喜んだ。

14年4月20日 (66)

鉄の棒につかまって、右に下りる。

14年4月20日 (67)

こんな道。

14年4月20日 (68)

着きました。

14年4月20日 (69)

ここから、大きなカメラ。
磨崖(まがい)五輪塔があった。  来る時、気付かなかった。

14年4月20日 (32)

シャクナゲだろうか。   咲いたばっかり。   どこも痛んでいない。

14年4月20日 (34)   14年4月20日 (33)

帰りは、ずっと走った。   ゆっくりだけど。

14年4月20日 (35)

寺の下まで降りて、正面向こうに、西行庵。 迷って、人に聞いた。

14年4月20日 (37)

こうです。 もちろん、これは、復元したもの。

14年4月20日 (38)   14年4月20日 (39)

この石碑には、一番右の歌が。   崇徳天皇のことを歌っているのか。

14年4月20日 (41)   14年4月20日 (40)

戻る。  近道を教えてもらっていた。

14年4月20日 (42)

車を、曼荼羅寺に移動。   お遍路さんは、誰もいない。

14年4月20日 (43)

※ 私は動き出すのが遅いので、いつもこう。
  教えてもらったうどん屋さんにも、なかなか行けない。
  うどん屋さんはいっぱいある。 夕方前に、みんな閉める。

第72番。   我拝師山とある。

14年4月20日 (44)   14年4月20日 (45)

本堂。   住職さんだろうか、蝋燭の始末をしていた。

14年4月20日 (46)

大師堂。

14年4月20日 (47)

ここは、笠松大師で知られた寺。

14年4月20日 (48)

笠松と呼ばれていた「不老松」の幹に刻んだ、弘法大師座像。
笠松は、こんな松だった

14年4月20日 (49)

本堂。

14年4月20日 (50)

護摩堂だったかな。  これを見て、お終い。

14年4月20日 (51)

20日間、四国にいた。   いい所がいっぱいあった。
一番大変だったのが、韮ヶ峠に行った時。  龍馬の脱藩の道。 ここを越えて、脱藩。
山を越えて、山を越えて、遠かった。

最後は、高松でまた、Mさんのお世話になって、動いた。
今度来るのは、秋か、それとも、来年の春か。

北上する、今後のコースを考えなければなりません。

今日の出釈迦寺、そして、捨身ヶ嶽禅定、こんなのが好きです。
面白かった。

【今日の歌】  Julie Rogers -The Wedding 1964    
          下の日本語訳は、高松のMさんに作ってもらったものです。



You by my side, that’s how I see us
I close my eyes, and I can see us
We're on our way to say I do
My secret dreams have all come true

私のかたわらにはあなた この目に見えるのはそんな私たち 
目を閉じていても浮かんでくる 私たちは誓いの言葉を交わそうと 
祭壇に向かうところ 心に秘めてきた 
私の夢がかなうの ・・・

I see the church, I see the people
Your folks and mine happy and smiling
And I can hear sweet voices singing, Ave Maria

目に浮かぶわ。教会、集う人々、
あなたと私の親族の幸せな微笑みに包まれ、
甘い歌声が響くの。アベ・マリア

Oh my love, my love this can really be
That someday you'll walk down the aisle with me
Let it be, make it be that I'm the one for you
I'll be yours, all yours, now and forever

私の恋人よ、その日が本当にやってきますように。
いつの日か、あなたは私と共にバージンロードを歩む。
私があなたにとって、運命の人となりますように。ぜひそうなりますように。
私はあなたのもの。あなただけのもの。今も、そして永遠に。

I see us now, your hand in my hand
This is the hour, this is the moment
And I can hear sweet voices singing, Ave Maria
Ave Maria, Ave Maria, Ave Maria

目に浮かぶわ。私たちが手に手を取っている、
その時、その瞬間が。
そして甘い歌声が響くの。アベ・マリア。
・・・ ・・・ ・・・

【道の駅】  うたづ臨海公園



【明日の予定】  天気が良くないので、京都に向かいます。  途中で、どこかを。

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの記事)

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  • 第73番札所、出釈迦寺。  捨身ヶ嶽禅定。  第72番札所、曼荼羅寺~善通寺市~ 他 (2014/4/20)  
  • 2014年04月21日 (月)
  • 11時19分54秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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