踊子たちが、天城峠を越えて着いた所は、湯ケ野温泉の福田屋。
今日は、峠の下から歩き出して、旧天城トンネルを抜け、福田屋まで歩いてみた。
距離は、16㌔程。 途中に、河津七滝(かわづななだる)。
通った道は、踊子歩道。
その道は、旧道だったり、古くからの下田街道だったりした。
いい道の風景だった。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
ここから、旧道に入る。 どっちも、国道414。 水生地下(すいちょうちした)駐車場から撮影。
右に橋。 200㍍程行くと、新天城トンネル。
少し歩くと、案内。 地図はこの近辺だけ。 今日は、行けるとこまで行く。
伊豆の踊子の碑。 冒頭の文が書いてある。
古いので読みにくい。 その文は、ブログの最後に出て来ます。
「道がつづら折りになって・・」で始まる。
この道は、実際は、つづら折れほどではない。
作者は、つづら折れの言葉が、好きだったんですね。
アサギマダラを、何回か見た。 人を恐れない。 やわらかく飛ぶ、美しい蝶。
踊子が通ったのは、大正7年。
その2年前に、バスが通り始めた。 他の車も。
下田への物の運搬は、まだまだ船が中心だった。
だからこの道は、昔の街道のように、人の行き来が主だった。
旧天城トンネルが、見えてきた。
石造り。 眼鏡橋を造るのに、似ている。 それを、100個ほど。 重要文化財。 石橋と同じ美しさ。
「隧(ずい)』という字自体に、地中の通路という意味があるよう。 特に、墓への。
全長、445㍍。 どうやって彫ったのでしょう。
輸入したダイナマイトを、使ったよう。 ※ 日本で作られたのは、明治38年から。
トンネルの中から、外を見た。 出た左に、茶屋があった。 踊子が寄っている。
涼しい。 風は、向こうから。
出ました。
しばらく歩いて、寒天橋。 左の道を行くと、八丁池に。 さらに行くと、天城山。 こっちからは遠い。
二階滝があったが、木で上の方が見えなかった。
2時間半経って、ここに。 少し向こうから、右に下る。 国道が近い。
ここで、弁当。 一休み。 座って撮った。 石の支柱は、玄武岩の柱。
細い道になった。 昔の街道のよう。
ワサビ畑でなく、ワサビ田とある。 こっちがいい。 畑の仕組みが、分かった。 土の中が違う。
人の顔に見えた。
宗太郎杉並木。 昔の街道。 石碑に、安永とある。 江戸時代の中ごろ。
伊豆は、天領だったこともあり、道が整備されたのは遅かった。 上の碑の頃。
深い谷に下りた。 河津七滝に着いた。 七滝は、ななだる、と読む。 だるは、たるで、垂(た)れるの意味。
滝の出来た仕組みが、分かり易い。 木の階段が、これの何倍もある。 ここを歩くだけでも、楽しい。
釜滝。 立派な滝。 伊豆の川は、水が、どこも澄み切っている。
こんな滝も。
川の向こうは、溶岩が固まって、柱状節理。 (玄武岩か、安山岩か)
ここは、河津七滝の入口。 そこに来た。 私は奥から見てきた。
踊子の像が見える。
まあ、いいでしょうかね。
今日歩いた地図。 踊子は、湯ヶ島から湯ケ野まで、歩いたのか。 修禅寺からなら、大変。
※ 私は、ちゃんと、読んでない。 テレビで見ただけ。
修禅寺の小さな橋で、踊り子と男の人は、初めて出会っている。 次は、天城峠の茶屋かな。
ここの滝は、観光地。
踊子歩道の終点、湯ケ野に向かった。 旧国道ではなく、古い街道だった。 下田街道。
会った人は、ここを踊子は通っているんですよと、言った。
※ 毛虫が、このように、よくぶら下がっている。 ブランコ毛虫と言ったりする。
目的が、難しい。 風に飛ばされて、どこかに行く。
敵から逃げるため、ぶら下がった。 そのうち、上がっていく。
はっきりしないけど、移動するためのよう。
ちっちゃな祠と、説明版。 祠の中に、宝篋印塔。
北条早雲は、戦国時代の始まりだぞ~って、名乗りを上げた人。
1490年ころのこと。 その取り組みの1つが、下に。
関戸吉信の関係者1000人程が、みんな打ち首。 見せしめ。
こうやって力を誇示して、戦国大名が生まれていく。
この時代は、応仁の乱(1467年~)の、後のこと。
最後をまとめるのが、家康。 そんな時代の始まりなんですね。
下田街道です。 踊子たちは、旧国道や下田街道など、目的地に近い道を通ったよう。
こんな道、大好き。 家があるのがいい。 家があると、花がある。 花があると、虫がいる。
虫がいると、鳥がいる。 鳥がいると、・・・。 どうしましょう。 焼き鳥が・・、だったら変だし。
もうすぐ。
最後の峠越え。
右の像は、きっと、馬頭観音。 ある馬が、この峠を越えられず、ここで亡くなった。
見えました。 湯ケ野の町並み。
町並みに入ってきた。 右に、踊り子たちが泊まった、福田屋が見えた。
ここを降りて、橋を渡る。
今日は、休みだった。
記念碑があった。 ここに、三日停まっているんですね。
川端康成は、ノーベル賞をとった。 でも彼は、自殺した。 幸せは手に入らなかったのか。
福田屋の前の風景。 旅芸人はぜいたくは出来ない。 庶民的な温泉旅館だったのでしょうね。
ここが、踊り子歩道の終点。 ここから、戻る。 最終バスの、15分前に着いた。
伊豆の踊子の、出だしの文がある。 どこの石碑も、この文。
バスの客は、私一人。 新天城トンネルを通って。
山の中の、生水地下(しょうすいちした)の停留場で、降りようとした。
運転手さんは、もうバスはありませんよ、と心配した。
この後の、自分の対応がまずい。 自分は、頭悪いなと思った。
実際は、あれって、キャンピングカーを指さした。
こうすればよかった。 わたしは、幽霊ですから、大丈夫、って。
※ こんな話が好きな人は、下を。
十勝岳望岳台 吹上温泉 ぜるぶの丘 他 (2009/07/27)
蜂屋のラーメン 美瑛の丘 他 (2009/07/28)
バスが出る時、お互い手を振って、サヨナラをした。
今日は、踊りの子の歩いた道を、追ってみました。
今の時代、1日20㌔を歩く人はいないけど、昔は普通だったようですね。
いい靴ではないのに。
昔の人は、歩くのも仕事、と思っていたかも知れない。
踊子は、何を夢見て、どんな喜びで、生きていたのでしょう。
【関連ブログ】 名作「雪国」を生んだ、高半旅館。 駒子の湯。 越後湯沢駅。~湯沢町~ 他 (2013/10/23)
【今日の歌】 伊豆の踊り子 峠の茶屋、福田屋が出て来ます。
【その他】 アクセス数が、たまたま、7が並んでいた。 Ⅰの方は、87万。 どっちが先に、100万でしょう。
【道の駅】 天城越え
【明日の予定】 八丁池を予定
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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今日は、峠の下から歩き出して、旧天城トンネルを抜け、福田屋まで歩いてみた。
距離は、16㌔程。 途中に、河津七滝(かわづななだる)。
通った道は、踊子歩道。
その道は、旧道だったり、古くからの下田街道だったりした。
いい道の風景だった。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
ここから、旧道に入る。 どっちも、国道414。 水生地下(すいちょうちした)駐車場から撮影。
右に橋。 200㍍程行くと、新天城トンネル。

少し歩くと、案内。 地図はこの近辺だけ。 今日は、行けるとこまで行く。


伊豆の踊子の碑。 冒頭の文が書いてある。
古いので読みにくい。 その文は、ブログの最後に出て来ます。
「道がつづら折りになって・・」で始まる。
この道は、実際は、つづら折れほどではない。
作者は、つづら折れの言葉が、好きだったんですね。

アサギマダラを、何回か見た。 人を恐れない。 やわらかく飛ぶ、美しい蝶。


踊子が通ったのは、大正7年。
その2年前に、バスが通り始めた。 他の車も。
下田への物の運搬は、まだまだ船が中心だった。
だからこの道は、昔の街道のように、人の行き来が主だった。

旧天城トンネルが、見えてきた。

石造り。 眼鏡橋を造るのに、似ている。 それを、100個ほど。 重要文化財。 石橋と同じ美しさ。
「隧(ずい)』という字自体に、地中の通路という意味があるよう。 特に、墓への。


全長、445㍍。 どうやって彫ったのでしょう。
輸入したダイナマイトを、使ったよう。 ※ 日本で作られたのは、明治38年から。


トンネルの中から、外を見た。 出た左に、茶屋があった。 踊子が寄っている。

涼しい。 風は、向こうから。

出ました。

しばらく歩いて、寒天橋。 左の道を行くと、八丁池に。 さらに行くと、天城山。 こっちからは遠い。


二階滝があったが、木で上の方が見えなかった。
2時間半経って、ここに。 少し向こうから、右に下る。 国道が近い。
ここで、弁当。 一休み。 座って撮った。 石の支柱は、玄武岩の柱。

細い道になった。 昔の街道のよう。
ワサビ畑でなく、ワサビ田とある。 こっちがいい。 畑の仕組みが、分かった。 土の中が違う。


人の顔に見えた。

宗太郎杉並木。 昔の街道。 石碑に、安永とある。 江戸時代の中ごろ。
伊豆は、天領だったこともあり、道が整備されたのは遅かった。 上の碑の頃。


深い谷に下りた。 河津七滝に着いた。 七滝は、ななだる、と読む。 だるは、たるで、垂(た)れるの意味。

滝の出来た仕組みが、分かり易い。 木の階段が、これの何倍もある。 ここを歩くだけでも、楽しい。


釜滝。 立派な滝。 伊豆の川は、水が、どこも澄み切っている。

こんな滝も。

川の向こうは、溶岩が固まって、柱状節理。 (玄武岩か、安山岩か)

ここは、河津七滝の入口。 そこに来た。 私は奥から見てきた。
踊子の像が見える。

まあ、いいでしょうかね。

今日歩いた地図。 踊子は、湯ヶ島から湯ケ野まで、歩いたのか。 修禅寺からなら、大変。
※ 私は、ちゃんと、読んでない。 テレビで見ただけ。
修禅寺の小さな橋で、踊り子と男の人は、初めて出会っている。 次は、天城峠の茶屋かな。


ここの滝は、観光地。

踊子歩道の終点、湯ケ野に向かった。 旧国道ではなく、古い街道だった。 下田街道。
会った人は、ここを踊子は通っているんですよと、言った。
※ 毛虫が、このように、よくぶら下がっている。 ブランコ毛虫と言ったりする。
目的が、難しい。 風に飛ばされて、どこかに行く。
敵から逃げるため、ぶら下がった。 そのうち、上がっていく。
はっきりしないけど、移動するためのよう。


ちっちゃな祠と、説明版。 祠の中に、宝篋印塔。

北条早雲は、戦国時代の始まりだぞ~って、名乗りを上げた人。
1490年ころのこと。 その取り組みの1つが、下に。
関戸吉信の関係者1000人程が、みんな打ち首。 見せしめ。
こうやって力を誇示して、戦国大名が生まれていく。
この時代は、応仁の乱(1467年~)の、後のこと。
最後をまとめるのが、家康。 そんな時代の始まりなんですね。


下田街道です。 踊子たちは、旧国道や下田街道など、目的地に近い道を通ったよう。


こんな道、大好き。 家があるのがいい。 家があると、花がある。 花があると、虫がいる。
虫がいると、鳥がいる。 鳥がいると、・・・。 どうしましょう。 焼き鳥が・・、だったら変だし。


もうすぐ。

最後の峠越え。

右の像は、きっと、馬頭観音。 ある馬が、この峠を越えられず、ここで亡くなった。


見えました。 湯ケ野の町並み。

町並みに入ってきた。 右に、踊り子たちが泊まった、福田屋が見えた。

ここを降りて、橋を渡る。

今日は、休みだった。

記念碑があった。 ここに、三日停まっているんですね。
川端康成は、ノーベル賞をとった。 でも彼は、自殺した。 幸せは手に入らなかったのか。


福田屋の前の風景。 旅芸人はぜいたくは出来ない。 庶民的な温泉旅館だったのでしょうね。

ここが、踊り子歩道の終点。 ここから、戻る。 最終バスの、15分前に着いた。

伊豆の踊子の、出だしの文がある。 どこの石碑も、この文。


バスの客は、私一人。 新天城トンネルを通って。


山の中の、生水地下(しょうすいちした)の停留場で、降りようとした。
運転手さんは、もうバスはありませんよ、と心配した。
この後の、自分の対応がまずい。 自分は、頭悪いなと思った。
実際は、あれって、キャンピングカーを指さした。
こうすればよかった。 わたしは、幽霊ですから、大丈夫、って。
※ こんな話が好きな人は、下を。
十勝岳望岳台 吹上温泉 ぜるぶの丘 他 (2009/07/27)
蜂屋のラーメン 美瑛の丘 他 (2009/07/28)

バスが出る時、お互い手を振って、サヨナラをした。
今日は、踊りの子の歩いた道を、追ってみました。
今の時代、1日20㌔を歩く人はいないけど、昔は普通だったようですね。
いい靴ではないのに。
昔の人は、歩くのも仕事、と思っていたかも知れない。
踊子は、何を夢見て、どんな喜びで、生きていたのでしょう。
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【今日の歌】 伊豆の踊り子 峠の茶屋、福田屋が出て来ます。
【その他】 アクセス数が、たまたま、7が並んでいた。 Ⅰの方は、87万。 どっちが先に、100万でしょう。

【道の駅】 天城越え
【明日の予定】 八丁池を予定
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

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