慈恩寺(じおんじ)は、寒河江市にあるお寺。
情報誌等の紹介では、東北の古刹、名刹となっている。
気になるので、行ってみた。
ちょうど、本尊などの御開帳をしていた。
22年ぶり。
名刹と云うだけあって、多くの重要文化財を見ることができた。
本尊の弥勒菩薩像は、きりっとした、いい表情。
それは、武士の表情を思わせる像でもあった。
三重塔が、立っていた。
どのように見えるかを意識して作られた、美しい塔だった。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
寒河江市は、さがえし、と濁る。
古くは、大江氏とか寒河江氏と、関わるがあるよう。
市街地の少し北の、山の少し高い所に。
広い駐車場。 少し歩くと、ここに。 左に下りて、山門から入る。
大きい。 江戸中期。
仁王様がいるので、仁王門でも。 筋肉の付き方は、正しいのでしょうか。
正面に、本堂。 本尊が弥勒菩薩(みろくぼさつ)なので、弥勒堂とも。
東北は、中央から遠いけど、中尊寺や山寺など、立派なお寺がある。
本堂の全景。
国の重要文化財。 1618年に完成。
屋根の茅葺(かやぶき)は、9年前に葺き替えている。 9年で、この状態。
古くは、藤原氏の荘園にあったとある。 その後、時の為政者に大事にされていますね。
そして、明治がやってきて、大変な思い。
寺は、明治政府を、どう思っているのでしょう。 本音が聞きたい。
本尊の御開帳。 今世紀、初めて。 それがあって、参拝料が800円。
きりっとしていますよ。 本尊。 これは写真。 実際に本物を見ると、新しい印象が、必ずある。
太鼓の発表。 最近、お寺での音楽発表が、珍しくないですね。
京都の、東福寺とかは、よくやっている。
力のあるグループのよう。
このグループで学んだことのある人の、太鼓を、聞いたことがある。 広島の、宮島で。
御開帳用の、通路。 中の写真は撮れない。
本尊の存在感は、大きい。 視線に、威圧された。
本堂の中央の、厨子(ずし)の中にあった。
鎌倉時代の末期の作だが、その時代の武将の表情は、こうだったかも知れない。
頼朝が武士の時代を作って、100年経っている。
重要文化財級の仏像が、堂内の厨子の左右と後ろに、ずらっと並んでいた。
ここは、薬師堂。 拝観料を払うと、本堂、ここ、三重塔に、入れる。
中が、うっすらと、外から見えた。 こんな仏像が。 写真は、パンフレット。
※ 上に、清凉寺式釈迦如来像ってある。
ここのがそうだとは言ってないが、多少、似ているのでしょうか。
清凉寺(せいりょうじ)は、京都の嵯峨にある。 嵐山でもいいけど。
そこの本尊が、国宝の釈迦如来像。
あまりにも素晴らしいので、真似した仏像が、全国に100体ほど。
こんな仏像。 目立つ特徴は、波紋の様な、衣の模様。
源氏物語ゆかりの寺、清涼寺 ~京都市~ トルコ行進曲(モーツァルト、演奏はフェッラーティ 他) 他 (2012/6/5)
他には、十二神将像も。 左上のアップが、右の像。 いいですね。
この堂内のも、みんな重要文化財。
三重塔を見に行く。 本堂の、ずっと左に。 坂を少し下りて。
本堂の左隣に、大師堂。 このような小さなお堂が、あちこちにある。
花が気になって、撮った。 初めて見る。 美しさに、参りましたと、言いたくなる。
1本の木が邪魔で、どうしようもない。 逆光だし。 離れては、こっちからしか、撮れない。
特徴は、細いこと。 華奢な、三重塔。 間違っても、五重塔の上3つには、見えない。
それから、屋根の上の棒の部分の、相隣(そうりん)が短い。 長いのが、いつも気になると、少し前に書いた。
三重塔の内部に入るのは、初めて。 うれしい。
大日如来の像があった。
上への階段は、細い。 屋根の雪下ろしに、行くそう。 上には、特に、何もない。
寺の人に、特徴を聞いてみた。 そうしたら、こう言った。
美しく見えるように、作ったと。
実際に、模型を作っていた。 それも、展示されていた。 20分の1、だったかな。
1830年に、再建。
美しく作るには、参拝者はどこから見るかを、考える必要があるんですね。
室生寺の五重塔のように。
シャクナゲが彩る女人高野、室生寺。 五重塔は、別格の美しさ。~宇陀市~ 他 (2013/4/20)
大きく、美しい。 今日の見学は、お終い。
本堂の右にある、不動堂。 屋根の上が、小さく出ている。 他もそう。
上に行くと、宝蔵院。 古い門。 江戸時代の初めには、あったと、分かるんですね。
袖付き門とある。 門の横に、袖のように・・。
山門をくぐって、もどる。 上は部屋のよう。
鐘楼。
鐘を突いたので、あわてて撮影。 5時になった。
駐車場への途中、華蔵院。 説明があるので、行ってみた。
寅さんが、ここに、座ったとある。
寅さんの16作が、山形を舞台にしていた。 慈恩寺でも、撮影があった。
この石段の下でも、あったよう。 その準備の時とか、寅さんは、上から見ていたのか。
※ 私の自慢は、寅さんと2人きりになったことがあること。
北海道の養老牛温泉の、温泉の脱衣所で。 なつかしい。
マドンナの母のお墓が、慈恩寺にあったという、設定。
少しだけ。
境内に入ったら、子安地蔵堂の見学が出来た。 勝手に見ていい。 お堂の写真は、忘れた。 こんなの。
地獄の絵があるという説明があったので、入った。
こんな絵馬が、いくつも。
ありました。 地獄の様子。
悪いことをしただろうって言われ、責められる。
鏡には、自分の生前の生き様が、映し出される。
右は、賽の河原の様子。
子どもは、親より先に死んで申し訳ないと、石を積む。 ※ ある仏教の考えに基く、行動。
左にいる鬼が、それを壊す。 子供は、泣き泣き、また積む。
私たちが、恐山などの賽の河原に行った時、石を積むのは、子供を助けるため。
※ 作者について、調べてみた。 名前は、国井忠吉。 若くして亡くなっている。
残された家族が、哀れに思って、彼の描いた絵を、奉納した。 資料は、市のHPから。
山形県と云えば、サクランボ。 雨が当たらないように、ビニル。
その時期が来ているそう。
慈恩寺は、見応えがありましたね。
本尊の表情と、三重塔の華奢でバランスのいい姿が、気に入りました。
寅さんのおまけもあった。
雨で悩んでいたら、今度は、暑さに襲われている。
30℃くらい。
東北も、夏本番か。
【ブログ紹介】
山寺 ~人でいっぱい。 みんな、芭蕉のおかげ。 山形市山寺~ 他 (2011/10/18)
楢下宿 ~羽州街道の最初の部分は、奥羽本線から離れている。 上山市~ 他 (2011/10/19)
大沼の浮島 椹平(くぬぎだいら)の棚田 ~朝日町~ 他 (2010/10/8)
蔵王山 ~お釜がこんなに美しいとは~ 他 (2010/7/23)
【今日の歌】 森田童子です。 ラストワルツ。
【道の駅】 さがえ
【明日の予定】 バラ園を見る予定。 ただ、道の駅にも、色々あるみたい。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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情報誌等の紹介では、東北の古刹、名刹となっている。
気になるので、行ってみた。
ちょうど、本尊などの御開帳をしていた。
22年ぶり。
名刹と云うだけあって、多くの重要文化財を見ることができた。
本尊の弥勒菩薩像は、きりっとした、いい表情。
それは、武士の表情を思わせる像でもあった。
三重塔が、立っていた。
どのように見えるかを意識して作られた、美しい塔だった。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
寒河江市は、さがえし、と濁る。
古くは、大江氏とか寒河江氏と、関わるがあるよう。
市街地の少し北の、山の少し高い所に。
広い駐車場。 少し歩くと、ここに。 左に下りて、山門から入る。

大きい。 江戸中期。

仁王様がいるので、仁王門でも。 筋肉の付き方は、正しいのでしょうか。



正面に、本堂。 本尊が弥勒菩薩(みろくぼさつ)なので、弥勒堂とも。


東北は、中央から遠いけど、中尊寺や山寺など、立派なお寺がある。

本堂の全景。

国の重要文化財。 1618年に完成。
屋根の茅葺(かやぶき)は、9年前に葺き替えている。 9年で、この状態。
古くは、藤原氏の荘園にあったとある。 その後、時の為政者に大事にされていますね。
そして、明治がやってきて、大変な思い。
寺は、明治政府を、どう思っているのでしょう。 本音が聞きたい。


本尊の御開帳。 今世紀、初めて。 それがあって、参拝料が800円。

きりっとしていますよ。 本尊。 これは写真。 実際に本物を見ると、新しい印象が、必ずある。


太鼓の発表。 最近、お寺での音楽発表が、珍しくないですね。
京都の、東福寺とかは、よくやっている。
力のあるグループのよう。
このグループで学んだことのある人の、太鼓を、聞いたことがある。 広島の、宮島で。


御開帳用の、通路。 中の写真は撮れない。

本尊の存在感は、大きい。 視線に、威圧された。
本堂の中央の、厨子(ずし)の中にあった。
鎌倉時代の末期の作だが、その時代の武将の表情は、こうだったかも知れない。
頼朝が武士の時代を作って、100年経っている。
重要文化財級の仏像が、堂内の厨子の左右と後ろに、ずらっと並んでいた。


ここは、薬師堂。 拝観料を払うと、本堂、ここ、三重塔に、入れる。

中が、うっすらと、外から見えた。 こんな仏像が。 写真は、パンフレット。


※ 上に、清凉寺式釈迦如来像ってある。
ここのがそうだとは言ってないが、多少、似ているのでしょうか。
清凉寺(せいりょうじ)は、京都の嵯峨にある。 嵐山でもいいけど。
そこの本尊が、国宝の釈迦如来像。
あまりにも素晴らしいので、真似した仏像が、全国に100体ほど。
こんな仏像。 目立つ特徴は、波紋の様な、衣の模様。
源氏物語ゆかりの寺、清涼寺 ~京都市~ トルコ行進曲(モーツァルト、演奏はフェッラーティ 他) 他 (2012/6/5)
他には、十二神将像も。 左上のアップが、右の像。 いいですね。
この堂内のも、みんな重要文化財。


三重塔を見に行く。 本堂の、ずっと左に。 坂を少し下りて。

本堂の左隣に、大師堂。 このような小さなお堂が、あちこちにある。
花が気になって、撮った。 初めて見る。 美しさに、参りましたと、言いたくなる。



1本の木が邪魔で、どうしようもない。 逆光だし。 離れては、こっちからしか、撮れない。
特徴は、細いこと。 華奢な、三重塔。 間違っても、五重塔の上3つには、見えない。
それから、屋根の上の棒の部分の、相隣(そうりん)が短い。 長いのが、いつも気になると、少し前に書いた。


三重塔の内部に入るのは、初めて。 うれしい。
大日如来の像があった。
上への階段は、細い。 屋根の雪下ろしに、行くそう。 上には、特に、何もない。


寺の人に、特徴を聞いてみた。 そうしたら、こう言った。
美しく見えるように、作ったと。
実際に、模型を作っていた。 それも、展示されていた。 20分の1、だったかな。
1830年に、再建。
美しく作るには、参拝者はどこから見るかを、考える必要があるんですね。
室生寺の五重塔のように。
シャクナゲが彩る女人高野、室生寺。 五重塔は、別格の美しさ。~宇陀市~ 他 (2013/4/20)
大きく、美しい。 今日の見学は、お終い。



本堂の右にある、不動堂。 屋根の上が、小さく出ている。 他もそう。

上に行くと、宝蔵院。 古い門。 江戸時代の初めには、あったと、分かるんですね。
袖付き門とある。 門の横に、袖のように・・。


山門をくぐって、もどる。 上は部屋のよう。


鐘楼。

鐘を突いたので、あわてて撮影。 5時になった。
駐車場への途中、華蔵院。 説明があるので、行ってみた。
寅さんが、ここに、座ったとある。


寅さんの16作が、山形を舞台にしていた。 慈恩寺でも、撮影があった。
この石段の下でも、あったよう。 その準備の時とか、寅さんは、上から見ていたのか。


※ 私の自慢は、寅さんと2人きりになったことがあること。
北海道の養老牛温泉の、温泉の脱衣所で。 なつかしい。
マドンナの母のお墓が、慈恩寺にあったという、設定。
少しだけ。
境内に入ったら、子安地蔵堂の見学が出来た。 勝手に見ていい。 お堂の写真は、忘れた。 こんなの。
地獄の絵があるという説明があったので、入った。
こんな絵馬が、いくつも。

ありました。 地獄の様子。


悪いことをしただろうって言われ、責められる。
鏡には、自分の生前の生き様が、映し出される。
右は、賽の河原の様子。
子どもは、親より先に死んで申し訳ないと、石を積む。 ※ ある仏教の考えに基く、行動。
左にいる鬼が、それを壊す。 子供は、泣き泣き、また積む。
私たちが、恐山などの賽の河原に行った時、石を積むのは、子供を助けるため。



※ 作者について、調べてみた。 名前は、国井忠吉。 若くして亡くなっている。
残された家族が、哀れに思って、彼の描いた絵を、奉納した。 資料は、市のHPから。
山形県と云えば、サクランボ。 雨が当たらないように、ビニル。
その時期が来ているそう。


慈恩寺は、見応えがありましたね。
本尊の表情と、三重塔の華奢でバランスのいい姿が、気に入りました。
寅さんのおまけもあった。
雨で悩んでいたら、今度は、暑さに襲われている。
30℃くらい。
東北も、夏本番か。
【ブログ紹介】
山寺 ~人でいっぱい。 みんな、芭蕉のおかげ。 山形市山寺~ 他 (2011/10/18)
楢下宿 ~羽州街道の最初の部分は、奥羽本線から離れている。 上山市~ 他 (2011/10/19)
大沼の浮島 椹平(くぬぎだいら)の棚田 ~朝日町~ 他 (2010/10/8)
蔵王山 ~お釜がこんなに美しいとは~ 他 (2010/7/23)
【今日の歌】 森田童子です。 ラストワルツ。
【道の駅】 さがえ
【明日の予定】 バラ園を見る予定。 ただ、道の駅にも、色々あるみたい。
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(2008年4月~2010年9月までの記事)

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