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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

美しかった。
カラフトルリシジミ。

広い西別岳に、棲んいると分かっている所は、1ヶ所。
天気のいい日の、今の季節にしか、飛ばない。
この蝶を探しに来た、標茶町の学芸員さんに、教えてもらった。

西別岳の頂上から、摩周湖が、3分の1ほど見えた。
全部見るには、摩周岳に。
遠いので、今回は、あきらめ。

珍しい蝶を見られて、満足して、戻って来た。
    ※    ※    ※    ※   ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に )

西別岳は、摩周湖に近い。



印の所が、登山口。 



登山口に向かっている。   頂上はどっちなのか、この時は、分からない。
たいてい、遠い方が高い。

実際は、左が、西別岳の頂上だった。    右は、リスケ山。
突き当りの、木の無い所を登って、リスケ山の少し下を通って、左にずっといく。   そして頂上。

14年7月15日 (1)

ここが、登山口。    広い駐車場があって、山小屋も。

14年7月15日 (5)

頂上まで、3.2㌔。   大変な山ではない。   
さらに、4.6㌔歩けば、摩周岳。   それは、大変。

14年7月15日 (2)     14年7月15日 (4)   14年7月15日 (3)

しばらくは、森の中。   標茶町は、この山を大事にしている。
   ※ 懸命に生きてるって、どうして分かるのだろう。
     植物にしたら、普通に、たんたんと生きているかも知れない。
     それで、じゅうぶんに貴重。
     環境が悪くなっているから、そのように、想像したのか。

   ※ 生るは、本当は、「いきる」とは、読めない。  生(な)る、になる。  柿が生る、とか。
     生きる、と書けばいい。

14年7月15日 (6)     14年7月15日 (7)

森を出た。

14年7月15日 (8)

ここから、がまん坂。   真っ直ぐ登る直登(ちょくとう)だから、疲れる。
ジグザグにしてくれればいいのに、と思った。
ここで、問題。   名案を思い付いた。   どんな名案でしょう。    答えは、写真の下に。

14年7月15日 (9)     14年7月15日 (10)

    ※ 答は、道に幅があるので、その中を、ジグザグに登る。
分かったでしょうか。 これで、楽になった。

左遠くに、とんがってる所が。  リスケ山の頂上。

14年7月15日 (11)

今日も、振り向けば、地平線。    知床方面の山々。   
右遠くが、斜里岳かなと思っている。   斜里方面から見たら、秀峰。  存在の大きな山。   斜里高校の校訓は、凌(しの)げ斜里岳。

14年7月15日 (12)

朝出発の人は、下山。   私は、昼前に出発。
小さなチョウがいっぱい。   ひと目、美しくない。   この時、チョウのことは、頭にない。   
モンシロチョウしか分からない。    アサギマダラと。

14年7月15日 (13)     14年7月15日 (57)

ダケカンバの林に入った。   白樺に似ているけど、違う。   高い山に育つ。   

フウロソウがあった。   
これは、チシマフウロ。  青っぽいのが特徴。  また、オシベメシベが、真ん中に集まっている。
凛としている。
     ※  よく見る、エゾフウロは、少しピンクっぽい。 オシベが広がってる

14年7月15日 (14)     14年7月15日 (58)

花畑のようだが、そんなにない。   あざやかな、ヒオウギアヤメ。

14年7月15日 (15)     14年7月15日 (59)

リスケ山の頂上。   少し下で、左に曲がる。   帰りによる。

14年7月15日 (16)

道が見えた。   裏摩周神の子池を通って、清里や斜里に行く道。  右向こうに、斜里岳。
                  裏磨周  神の子池  サケ釣り ~清里町・小清水町~  他  (2011/9/13) 

14年7月15日 (17)     14年7月15日 (62)

横を見たら、西別岳の頂上が見えた。

14年7月15日 (18) 

エゾツツジ。  これから咲く。    エゾイソツツジは、白かった。

14年7月15日 (60)     14年7月15日 (61)

この道を行く。   楽な道。  花を探しながら。

14年7月15日 (20)

木の無い所を通ってきた。     チシマワレモコウのよう。    先から、開く。

14年7月15日 (21)     14年7月15日 (63)

右の赤い花は、エゾツツジだけど、白い花はなんでしょう。

14年7月15日 (64)     14年7月15日 (22)

もう少し。    白い花は、ウメバチソウ。

14年7月15日 (23)     14年7月15日 (65)

遠くで、雷が鳴り出した。   少し不安。

14年7月15日 (24)

※ ここに来るまでに、カラフトルリシジミに出会った。
  学芸員さんが、教えてくれた。
  場所が分かると、カラフトルリシジミが狙われるので、場所は内緒。

小さい。   羽根を広げても、25㍉くらい。

14年7月15日 (47)

瑠璃(るり)色が、薄くだが、入っている。  透明感を持って。
どの色も、濁りがない。

14年7月15日 (48)     14年7月15日 (49)

貴重ということで、国の天然記念物。
レッドデータでは、この位置。  今のところ心配ない。  でも、乱獲や棲む場所が無くなったら、分からない。

レッドリスト、図     レッドリスト 説明

カラフトルリシジミは、美しい。  
ネットで調べたら、これを追い求めて、山に登ったり、道東に行ったりする人が、いる。
大雪や根室にいる。   他にも。

そう言えば、「ルリ」の付くものには、花でも鳥でも、美しいのが多い。  
例えば、 ルリトラノオ(伊吹山)。   
      オオルリ。 いい色。(今年、四国で撮影。 ちゃんと撮れなかったので、今の望遠レンズを買うことになる) 

時々飛んでは、戻ってくる。  4匹ほど、見た。  4羽でもいいのかな。   学術的には、4頭(とう)。   

14年7月15日 (50)     14年7月15日 (51)     14年7月15日 (52)

瑠璃は、鉱石のこと。  英語では、ラピスラズリ。  
一度紹介したけど、フェルメールの青は、ラピスラズリから、作られた。
「真珠の耳飾りの少女」の絵のブルーは、その青。  ラピスラズリの色。  瑠璃色。

他の蝶もそうだが、土に留まることがある。  ミネラルを吸っているのかな。

14年7月15日 (53)     14年7月15日 (54)     14年7月15日 (55)     14年7月15日 (56)

幼虫は、クロマメノ・コケモモ・ガンコウランを食べるそう。  だから、成虫もその近くにいる。
氷河期の、生き残り。   外国産の物は、高い値で売り買いされる。
密猟したチョウはは、当然、外国産として出回る。



今回のチョウの、撮影の距離は、1.5㍍から3㍍。 下手くそ。  ボケてる。  もっともっと、上手になりたい。
適当な昆虫で、練習する。

頂上に向かう。   摩周湖が見えた。   左の、とんがってる山が、摩周岳。
〇の所は、カルデラになっている。
もし、ここに水が溜まれば、第2摩周湖。  小さいの意味のポンを使って、ポン摩周でもいい。
そうなればいい。

14年7月15日 (25)

左は分からない。 調べてない。
右は、何でしょう。  この後出て来る、チシマセンブリかな。   花びらに、点々がない。

14年7月15日 (66)     14年7月15日 (67)

左は、エゾツツジ。
右が、チシマセンブリ。   アポイ岳で、一度見ている。  小さいけど、美しい花。    この花も、いい青。
    ※ アポイ岳は、花の宝庫。  珍しい花ばかり。  蛇紋岩(カンラン岩)の山。  花の百名山。
               カンラン岩のアポイ岳は、高山植物の宝庫だった ~様似町~   他  (2010/8/8)

14年7月15日 (68)     14年7月15日 (69)

遠くに、リスケ山。  あの山の右下を通ってきた。
頂上まであと少し。   少し前から、傘をさしている。   雨。

14年7月15日 (26)     14年7月15日 (27)

着きました。  石積んで、800㍍にしたい。

14年7月15日 (28)

摩周湖を撮ろうとしたら、若い女性が上がってきた。  摩周岳まで行ってきた。
少しの荷物で。   元気いい。

摩周湖は、左にあと、3分の2。

14年7月15日 (29)

右の方。   あっちに、裏摩周展望台がある。

14年7月15日 (70)     14年7月15日 (30)

〇の下は、摩周湖。

14年7月15日 (31)

こっちは、大平原。   雨で霞んでる。

14年7月15日 (32)

この道を戻る。   雨が止んだら、食事。

14年7月15日 (33)

リスケ山に行く。   途中で雨が止んだので、食事。  弁当。  食べ始めたら、雨。
着いた。

14年7月15日 (34)     14年7月15日 (35)

ちょうど、雲がやってきた。   5分遅かった。

14年7月15日 (36)     14年7月15日 (37)

また、雨は止んだ。  戻る。

14年7月15日 (38)

左は、分からない。   右は、ガンコウランの実かな。
     ※ ガンコウラン酒を飲んでみたい。(手前が、ガンコウラン酒。 左後ろは、ヤマモモ酒。 右後ろは、ヤマナシ酒)

14年7月15日 (71)     14年7月15日 (72)

左は、クロバナハンショウヅル (黒花半鐘蔓)。  初めて見る。    右は、再び、チシマセンブリ。

14年7月15日 (73)     14年7月15日 (74)

名前は、?  小さな花が、びっしり集まっている。

14年7月15日 (75)

がまん坂を下る。   足が痛くならないように、ジグザグ。

14年7月15日 (39)

あと少し。

14年7月15日 (40)

着いた。

14年7月15日 (41)

弟子屈の道の駅に。

14年7月15日 (42)

シマフクロウの絵。   コタンコロカムイ。   集落を護(まも)る神。
北海道に、200羽いない。   絶滅が心配。  防ぐため、努力している人がいる。

14年7月15日 (43)     14年7月15日 (44)

この一帯の地図。    右は大鵬。   ここは、出身地。    この町の、川湯温泉の方。
        氷雪の門(稚内公園)  日本最北の地 宗谷岬 ~稚内市~  幼い大鵬が運命の分かれ道にいた日  他  (2010/8/21) 

14年7月15日 (45)     14年7月15日 (46)

西別岳は、途中も、登ってからも、見晴らしのいい山だった。
登る大きな魅力は、摩周湖だった。

珍しい花と、カラフトルリシジミを見た。
大きなごほうび。  
何のだろう。  いいことをした記憶はない。  その反対なら・・。

【今日の歌】 霧の摩周湖



【道の駅】     摩周温泉      場所は、上の方の地図に。

【明日の予定】     摩周湖。   天気がいいので、いい色に撮れそう。

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの記事)

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  • 西別岳頂上から、摩周湖を見る。  国の天然記念物、カラフトルリシジミ。~標茶町~  他  (2014/7/15)
  • 2014年07月16日 (水)
  • 09時54分25秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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