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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

東の空が白みがかった頃、修行僧の読経の声が、山内に響く。
永平寺の1日は、こうやって始まる。

倶利伽羅(くりから)峠は、歩くのに時間がかかる。
急ぐ用事があって、今回はあきらめ。

永平寺の写真を撮ることにした。
90㌔ほど走って、3時過ぎに着いた。

  ※ 晴れでない日は、ソーラーで生まれる電気は少ない。
     たくさん走っても、無駄にならない。 電気をつくる。

深山幽谷の地にある寺で、これ程人の集まる寺は、他にあるだろうか。
さすが、曹洞宗の本山と、思わせてくれる。

紅葉は、色づき始めていた。
それはそれで、またいい。 
別の魅力。
    ※    ※    ※    ※  ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に )

那谷(なた)寺の紅葉も、考えた。  まだ早かった。
いつかは、再度永平寺にと、思っていた。

石川県を通り抜けて、福井県に入った。  ※ 能登半島は、遠くない将来に、再度。

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山の中に。

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無料駐車場があった。  知らなかった。
機嫌よく歩いた。  町並みに。     朝倉氏遺跡が近い。

正面奥に、建物が見える。   永平寺。

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着きました。   右を、上がって行く。

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小さな建物を入れると、70程。
昔はあったという寺はよく聞く。  今70ある寺は、地方では聞かない。

7つの赤い建物が、7堂伽藍(がらん)。   中心になる建物。 
右から、入る。  500円。

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傘松閣(さんしょうかく)。  222畳の大広間。   天井画が、見どころ。  

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一流画家の絵も。  私は、知らない人。   床の間を、背にして見る。
団体さんの方が、多い。

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建物は、斜面に並んでいる。  そっちに行く。   
少し下に、山門が見えた。  最後に行く。

 ※ 昔、こんな番組を見た。
      あの門の前で、若い僧が、入門を願って立っている。   何かを叫んで。
      寺側は、簡単に入門させない。  入れさせない。
      意志の強さを、何らかの形で、確認する。
      あの時の若い僧は、雪の降る中、一晩立ってたような気がする。
      これについては、最後に。  (動画を探している)

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仏殿。   寺の中心。   本尊がある。

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長い階段が、永平寺の特徴。   山門の屋根が見える。    

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横への廊下。   どこの場所かな・・・。(混乱)   
修行僧が、すっと下りて行った。  修行の場所に、入り込んでいる。

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永平寺は、鎌倉時代に、道元が開いた。
その道元の墓がある所が、承陽殿(じょうようでん)。

一番上に行って、左に行く。
門が見えた。  その左に、上がってきた階段がある。
ここです。

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正面の承陽の額は、明治天皇が贈ったとある。
廃仏毀釈の嵐は、終わったのか。  (明治の初めだけで、4年ごろには終わったよう)

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永平寺が、なぜこの地にあるかですが、
上の説明に、波多野義重の像があると、ある。
この人が、この地に、道元を呼んだ。  そして、永平寺を作った。

   ※  彼と道元については、「朔北(さくほく)の雲」という本に、載っているよう。
       朔北は、都から離れている意味。   オホーツクの舟歌に、出てくる。
       このブログの最後に、触れた。 港の見えるカフェテラス  山  (2008年9月25日) 
          ※ 上のブログは、働いてたときの。  勤務中に、半分遊んでいる。  サケ釣りを見た。

少し戻って、ここは、一番上にある、法堂(はっとう)。  ※ 法の読みは、法被(はっぴ)と同じですね。
講義を受けたり、法要に使ったり。  中央に、聖観世音菩薩。    像は見えないけど、顔はこう

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白獅子の狛犬(こまいぬ)が、可愛い。

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下の動画の最初に、法堂での修行僧の様子が、映ります。  他、いろいろと。  全体が分かるかな。



法堂は、広い。  部屋の左に、三界万霊塔。    過去・現在・未来の全ての霊を、供養する。

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法堂の前から下を。   階段の廊下は、両側に。   下の、左右への廊下は、絵地図になかった。
さっき、どこか分からなかったのは、ここだ。

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※ 永平寺の冬は、寒い。  この場所の冬は、こう

法堂の説明が、あった。   ここは、法堂の前。  1本の木の紅葉が始まった。

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法堂を、もう一度、覗(のぞ)いて。  ここが一番大きな建物。
右は、法堂の右にある建物。(下の方から見て。 絵図に、名前はない)

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下から見て、右の、階段。  この廊下が、楽しい。

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窓は、平行四辺形。

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仏殿と、仏殿の上の廊下。(名前は、一文字廊)

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一文字廊の中間から、法堂を見上げた。
紅葉の木を撮りに、法堂に戻った。  側から見たら、美しくなかった。  お日様が、当たっていなかった。

法堂の角に、護美箱。   本当に入れていいか、不安。   木は、たたかれて、凹んだ。

 ※ ゴミの漢字は、難しい。   正式なのは内容。  間違い、無いよう、です。
    ずっと昔は、木の葉が、ゴミだったよう。  ネットでは、分からない。
     ゴミのゴは、木(コ)なのか。  
     それとも、葉っぱが混み入ったように集まったから、コミで、ゴミになったのか。

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瑞雲閣(ずいうんかく)とある。   お客様の、接待所。

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仏殿の中。    4時半を過ぎたので、人はいない。   見学は、5時まで。 

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像は、見えにくいけど、3つ並んでいた。  

須弥壇(しゅみだん)中央に、釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)。
     ※ 牟尼(むに)は、サンスクリット語 muni のことで、聖者とかの意味。  釈迦の、尊称だそう。
左に阿弥陀仏(あみだぶつ)。  右に弥勒仏(みろくぶつ)。

左から、過去・現在・未来・を表しているそう。
つまり、三界万霊の三界か。

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中雀(ちゅうじゃく)門の向こうに、山門。

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仏殿の前から。   見える門は、中雀門。   
左の大きな建物は、庫院(くいん)。  ここで、食事を作る。
普通の僧は、4時起き。  庫院の僧は、2時起き。  

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庫院の前の、廊下。   右は、仏殿。

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永平寺の修行僧は、3年ほど、ここにいるそう。
寺の息子が多いと思うけど、大変な修行。   

朝の食事は、こう。(上の方の、動画にもあった)。  お腹空きそう。 
      
空腹を我慢、冬の寒さを我慢。 我慢も修行のうちか。
中雀門。   後ろに、山門。

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庫院(くいん)にあった像。   韋駄尊(いだそん)天。
そう云えば、高岡市の瑞龍寺の厨房にも、この像があった。

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すりこぎ棒。  最初の部屋で、寺の説明を少し聞いた。  こう言った。
男の人が触ると、ごますりが上手になる。
女の人が触ると、料理が上手になる。   

話がつまらない。 面白いのを考えればいいのに。  遊びなんだから。

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山門を、後ろの正面から。

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中雀門。   色づき始めた、モミジの木。   見ごろは、間もなく。
ぽっと、頬(ほお)が薄く染まった感じ。   ※ 頬は、ほほと読んでもいいよう。

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仏殿を、正面から。

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修行僧は、戸締りなど、後始末に入っている。    山の上への石段。

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山門に入ってきた。   下から見た、中雀門。   美しい。

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庫院(くいん)と、モミジの木。

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山門。   向こうから来た。

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山門の四天王。   山門にはふつう2人。  ここは、4人。

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右の額を先に。  宝治2年(1248)に、山号を吉祥山(きちじょうざん)と改めた。  それが書いてある。
その3年前に、永平寺の名前に。

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上の左の写真に、柱がある。   そこに、聯(れん)と云う、木が下がっている。
そこに書いてあることが、厳しいので、ここから入るのが、大変。
こうある。  むずかしい。
   右側  【家庭厳峻  不容陸老従真門入】  かていげんしゅん りくろうのしんもんよりいるをゆるさず
   左側  【鎖鑰放閑  遮莫善財進一歩来】  さやくほうかん、さもあらばあれ、ぜんざいのいっぽをすすめきたるに

この人の解説が、分かりやすい。  厳しい表情。



鐘楼。  除夜の鐘は、これが鳴る。   納経堂。   永平寺で書いた写経は、ここに納める。

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ここには、人がいっぱいいた。   この人たちは、3泊4日の修行に来た人のよう。

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出口に、ふれあい観音。

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別の道を、下った。

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ここを通って。   駐車場まで、5分ほど。     5時過ぎ。   日が短くなった。

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曹洞宗の寺には、時々出会う。
永平寺の紹介が必要な時がある。

そんなことがあって、写真を多くしました。

忘れてましたが、私の家は、曹洞宗でした。
私の信心深さの程度が、分かってしまう。

【雲水の生活】   禅宗の修行僧を、雲水と呼ぶようです。  写真は、パンフレットから。
            修業は厳しい。  休めるのは、トイレの中だけ。  
            だから、しょっちゅうトイレに行く僧が、いる僧。 (ある修行僧の、手記から)

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【ブログ紹介】
   山中温泉を歩く。  山中漆器祭。  菊の湯。~加賀市~  他  (2013/5/3)
   一乗谷朝倉氏遺跡  越前大野城~福井市・大野市~  他  (2013/5/4)
   白山に登る ~日本三名山、深田久弥のふるさとの山  白山市~  他  (2011/7/6)
   紅葉の那谷寺 ~芭蕉も来ていた。 小松市~  世界のガラス館  他  (2010/11/13)
   金沢ひがし茶屋街・主計町茶屋街 ~金沢市~   他  (2010/11/12)

【今日の曲】    Cartas de Amor (ラブレター)   ※ Cartas は、手紙・カード。  Amor は、愛。



【道の駅】   パークイン丹生(にゅう)ヶ丘

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【今後の予定】    武生の町かな。  蔵の辻ってのが、ある。

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの記事)

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  • 曹洞宗大本山、永平寺。  道元によって開かれた、座禅修行の道場。~永平寺町~ 他 (2014/10/28)
  • 2014年10月29日 (水)
  • 12時04分59秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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