頂上より、ずいぶん下なのに、風速15㍍。
時より、20㍍。
唸りを上げて、吹いてくる。
目の前に、御鉢(おはち)。
大きな噴火口が、口を開けている。
落ちたら、助からない。
はば数㍍の、御鉢の稜線を行くのは危険。
戻った。
登山口で、上は強風とあったけど、行ける所までと、行ってみた。
噴火の激しい、活火山。
山に木のない裸の山は、登る人間にとって、寒い山だった。
登山口は、高千穂河原。
そこに、古い神社の跡があった。
昔は、そこに、霧島神宮があったという。
今日登る高千穂峰は、ニニギミコトが、高天原から下りてきた場所だという。 ※ たかちほのみね。
つまり、天孫降臨の地。
神話の伝説が残っている、日本の代表的な地だった。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
登山口まで、ちゃんとした道があると、分かった。
山を上る道を、向かった。
でも、山奥なのに、駐車場は有料だった。
※ 九州の山は、どこも、無料なのに。
ビジターセンターに、天候の情報が。
風が強い。 頂上までは、厳しそう。
駐車料金を払ってしまったから、行ける所まで行くことに。

御鉢の手前が見えている。
中央の向こうに、高千穂峰の頂上が。

登山口に向かっていたら、こんな場所。 霧島神宮古宮址。
※ こみやあと。 建物と時は、この址を使うようです。

右のこの道を行く。

説明があった。 この一帯の見どころは、この3つなんですね。
こういうことが、最初は、分からない。

御鉢は、大きな噴火口。 御鉢の、右端まで行くことになる。
登山道は、向こうの方の、御鉢の稜線にある。
少し前、下山した人が、その部分が危険と教えてくれた。
ある部分は、巾4㍍くらいと言った。
15㍍コンスタントに吹くのならいいけど、たまに、20㍍以上の突風が吹くと、危険。
20㍍になると、立ってるのはやっと。 小さな子供は立てない。
山全部で、霧島山。 霧島連山の言い方があるけど、これが、イメージしやすい。
百名山。
霧島山に登るという事は、少なくとも、最高峰の韓国(からくに)岳と、今日の山を上るのが、必要でしょうね。

噴火が活発なため、入山できない区域もある。

噴火は怖いけど、温泉の恵みがある。
花はないから、1つでも、木の名前を覚えるぞって、撮影。
コバノガマズミ。 初めて見る。
ガマズミなら、一度は。 調べたらこうでした。
コバノは、小葉の、の意味。
ガマズミは『鎌酸実』の意で、この木が鎌の柄の素材となり、かつ甘酸っぱい果実(実)をつけるところから、
この名になったと考えられる。 (以前のブログに書いた文。 他にも考えはあるよう)
花は白く赤い実。 疲労回復の薬用酒になるそう。
詳しくはここに。 コバノガマズミ(樹木図鑑)

森の中を歩くのは、寒くない。
このツツジは、見たことがある。 指宿で見た、ハヤトミツバツツジの花。
奈良県御杖村で見た、ミツバツツジ。 葉が3枚です。
ツツジの花は、春真っ先に咲いてくれますね。 ありがたい。

また説明があった。

帰り、ここで弁当を食べようかなって、考えた。
今日は、ミニ魔法瓶に、味噌汁を入れてきた。 楽しみ。

見えました。 木があるのは、ここまで。

こんな道を上ってきた。 遠くに、駐車場。
噴石が散らばってるのは、右の方の山の噴火で、降ったよう。
ガレ場と呼ばれ、歩きにくい。 1歩の3分の1は、ずり下がる。

隣の中岳。 その向こうに、新燃岳(しんもえだけ)かな。
2011年に、大きな噴火があった。
近づく時は、火山情報を確認して。 ※ 御嶽山と違って、細かな情報が発表されてる。

※ 下は、2011年1月26日の噴火。 雷が見える。
噴火の後は、この山も登山禁止になった。 次の年の7月に解禁。
堅い所もあって、そこが登りやすい。
御嶽山を思い出して、もし噴火が起きたら、隠れるところはない、と思った。

高度が上がるにつれて、風が強くなってきた。
下山する人の中には、時々、しゃがむ人がいた。
噴火より風を心配する状況。
御鉢の稜線が見えてきた。

稜線まであと少し。 冬の手袋でないので、手が冷たい。 準備しないとダメか。

初めて頂上が見えた。

御鉢が目の前。 少し行ってみたが、急な崖のよう。
平均的な風速は、15㍍を越えてる。 30㍍の突風が来たら、飛ばされる。
崖まで5㍍で、戻った。

向こうから来た。

稜線に着いた。 風は、右後ろから。

頂上が見える。 風がなければ、1時間かからない。 稜線からの風景は、きっといい。

稜線は危険だし、頂上は、もっと風が強い。
迷うことなく、戻ると決めた。 戻るのは、出発した時に、ほぼ決まっていたこと。
鹿児島には、毎年来る。 頂上に立つ楽しみは、取っておく。
今日くらいの風でも、開聞岳なら、大丈夫。
ずっと、森の中をあるく。 木が守ってくれる。
下るのに、向かい風が押してくる。

前に3人いて、1人は体が少し小さい。 女性。 風が強いので、用心深く下る。

茂みに入って、振り返る。 さっきの人。

森の仲間で風がある。 弁当どころではなくなった。

カナクギノキ。 金づちで釘を打っても、ささらないのかなと、思った。
名の由来は、樹皮の鹿の子模様の鹿の子が、訛(なま)ったものといわれている。
大変な訛り方。
クスノキの仲間だそう。 クスノキ科の高木で落葉するのは本種のみ、だそう。

戻ってきて、これを見る。 古宮址。 ふるみやあと。

ここのあったのが、一昨日行った、霧島神宮の場所に、移った。
実は、ここの前があった。
今登った、御鉢の向こうにあった。
噴火のたびに焼けるので、天暦年間に、ここ高千穂河原に移された。 ※ 天歴年間~950年ころ。
移したのは、性空。
※ 性空(しょうくう)は、一昨日のブログに出てきた人。
播磨の円教寺で、和泉式部を助けた人。 一応下に載せておきますね。
霧島神宮の祭神は、神代三代の天皇と神武天皇だった。 神木は メアサ杉。 性空上人の墓。~霧島市~ 他 (2015/1/9)

戻ってきました。 右に、ビジターセンター。

こんな絵地図があった。 ごちゃごちゃしてるから、見にくいのか。
龍馬もいる。

ビジターセンターの中。
ミヤマキリシマです。 最初の年に、阿蘇山で見た。
高千穂峡 満開のミヤマキリシマ(阿蘇) 他 (2009年5月21日)

15分ほど映画を見た。 下が、高千穂峰の頂上。 逆鉾(さかほこ)がある。

天照大神が、高天原にいた。 ※ あまてらすおおみかみ たかまがはら
天照大神の孫が、ニニギノミコト。
ニニギノミコトが、高天原から、下りてくる。 これが、天孫降臨。 ※ てんそんこうりん
下りた場所が、高千穂峰。
※ 全国には、天孫降臨の場所がいっぱい。
その中で、高千穂峰が、知られている。
下りてきた、ニニギノミコトから3代が、神代の天皇。
その次が、神武天皇で、初代の天皇。
神話の世界を整理すると、こういう事なんですね。
やっと、今回、骨格だけですが、分かりました。
神話に内容が真実とは、まったく思っていませんが、気になっていたので、良かったでしょうか。
山に登るときは、風も気にしなければダメ。
今日は、それを学びました。
【今日の一句】 「 晴れているのに 車の中」
「 少しばかし 陽が長くなって 春が近づく気分 」
【今日の歌】 Melody La Novia es chiquita
【停泊場所】 A・Zの駐車場 キャンピングカーはいつも、数台はある。
【明日の予定】 見学はない。 したいことがある。 寒さからの解放について。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
【ランキング】 国内旅行、1位。 旅行全体で、1位です。
気に入った所がありましたら、クリックをよろしく。
※ クリックするバナーは、下のです。
ランキングが、見られます。
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※ 最初は、国内旅行のランキングが。
旅行をクリックすると、旅行全体のが。
※ 1回のクリックで、10ポイント。 1週間生きます。
次の日のクリックも、また、1週間生きる。
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時より、20㍍。
唸りを上げて、吹いてくる。
目の前に、御鉢(おはち)。
大きな噴火口が、口を開けている。
落ちたら、助からない。
はば数㍍の、御鉢の稜線を行くのは危険。
戻った。
登山口で、上は強風とあったけど、行ける所までと、行ってみた。
噴火の激しい、活火山。
山に木のない裸の山は、登る人間にとって、寒い山だった。
登山口は、高千穂河原。
そこに、古い神社の跡があった。
昔は、そこに、霧島神宮があったという。
今日登る高千穂峰は、ニニギミコトが、高天原から下りてきた場所だという。 ※ たかちほのみね。
つまり、天孫降臨の地。
神話の伝説が残っている、日本の代表的な地だった。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
登山口まで、ちゃんとした道があると、分かった。
山を上る道を、向かった。
でも、山奥なのに、駐車場は有料だった。
※ 九州の山は、どこも、無料なのに。
ビジターセンターに、天候の情報が。
風が強い。 頂上までは、厳しそう。
駐車料金を払ってしまったから、行ける所まで行くことに。


御鉢の手前が見えている。
中央の向こうに、高千穂峰の頂上が。

登山口に向かっていたら、こんな場所。 霧島神宮古宮址。
※ こみやあと。 建物と時は、この址を使うようです。


右のこの道を行く。

説明があった。 この一帯の見どころは、この3つなんですね。
こういうことが、最初は、分からない。




御鉢は、大きな噴火口。 御鉢の、右端まで行くことになる。
登山道は、向こうの方の、御鉢の稜線にある。
少し前、下山した人が、その部分が危険と教えてくれた。
ある部分は、巾4㍍くらいと言った。
15㍍コンスタントに吹くのならいいけど、たまに、20㍍以上の突風が吹くと、危険。
20㍍になると、立ってるのはやっと。 小さな子供は立てない。
山全部で、霧島山。 霧島連山の言い方があるけど、これが、イメージしやすい。
百名山。
霧島山に登るという事は、少なくとも、最高峰の韓国(からくに)岳と、今日の山を上るのが、必要でしょうね。


噴火が活発なため、入山できない区域もある。

噴火は怖いけど、温泉の恵みがある。
花はないから、1つでも、木の名前を覚えるぞって、撮影。
コバノガマズミ。 初めて見る。
ガマズミなら、一度は。 調べたらこうでした。
コバノは、小葉の、の意味。
ガマズミは『鎌酸実』の意で、この木が鎌の柄の素材となり、かつ甘酸っぱい果実(実)をつけるところから、
この名になったと考えられる。 (以前のブログに書いた文。 他にも考えはあるよう)
花は白く赤い実。 疲労回復の薬用酒になるそう。
詳しくはここに。 コバノガマズミ(樹木図鑑)


森の中を歩くのは、寒くない。
このツツジは、見たことがある。 指宿で見た、ハヤトミツバツツジの花。
奈良県御杖村で見た、ミツバツツジ。 葉が3枚です。
ツツジの花は、春真っ先に咲いてくれますね。 ありがたい。

また説明があった。


帰り、ここで弁当を食べようかなって、考えた。
今日は、ミニ魔法瓶に、味噌汁を入れてきた。 楽しみ。

見えました。 木があるのは、ここまで。

こんな道を上ってきた。 遠くに、駐車場。
噴石が散らばってるのは、右の方の山の噴火で、降ったよう。
ガレ場と呼ばれ、歩きにくい。 1歩の3分の1は、ずり下がる。

隣の中岳。 その向こうに、新燃岳(しんもえだけ)かな。
2011年に、大きな噴火があった。
近づく時は、火山情報を確認して。 ※ 御嶽山と違って、細かな情報が発表されてる。

※ 下は、2011年1月26日の噴火。 雷が見える。
噴火の後は、この山も登山禁止になった。 次の年の7月に解禁。
堅い所もあって、そこが登りやすい。
御嶽山を思い出して、もし噴火が起きたら、隠れるところはない、と思った。


高度が上がるにつれて、風が強くなってきた。
下山する人の中には、時々、しゃがむ人がいた。
噴火より風を心配する状況。
御鉢の稜線が見えてきた。

稜線まであと少し。 冬の手袋でないので、手が冷たい。 準備しないとダメか。

初めて頂上が見えた。

御鉢が目の前。 少し行ってみたが、急な崖のよう。
平均的な風速は、15㍍を越えてる。 30㍍の突風が来たら、飛ばされる。
崖まで5㍍で、戻った。

向こうから来た。

稜線に着いた。 風は、右後ろから。

頂上が見える。 風がなければ、1時間かからない。 稜線からの風景は、きっといい。


稜線は危険だし、頂上は、もっと風が強い。
迷うことなく、戻ると決めた。 戻るのは、出発した時に、ほぼ決まっていたこと。
鹿児島には、毎年来る。 頂上に立つ楽しみは、取っておく。
今日くらいの風でも、開聞岳なら、大丈夫。
ずっと、森の中をあるく。 木が守ってくれる。
下るのに、向かい風が押してくる。

前に3人いて、1人は体が少し小さい。 女性。 風が強いので、用心深く下る。

茂みに入って、振り返る。 さっきの人。

森の仲間で風がある。 弁当どころではなくなった。

カナクギノキ。 金づちで釘を打っても、ささらないのかなと、思った。
名の由来は、樹皮の鹿の子模様の鹿の子が、訛(なま)ったものといわれている。
大変な訛り方。
クスノキの仲間だそう。 クスノキ科の高木で落葉するのは本種のみ、だそう。


戻ってきて、これを見る。 古宮址。 ふるみやあと。

ここのあったのが、一昨日行った、霧島神宮の場所に、移った。
実は、ここの前があった。
今登った、御鉢の向こうにあった。
噴火のたびに焼けるので、天暦年間に、ここ高千穂河原に移された。 ※ 天歴年間~950年ころ。
移したのは、性空。
※ 性空(しょうくう)は、一昨日のブログに出てきた人。
播磨の円教寺で、和泉式部を助けた人。 一応下に載せておきますね。
霧島神宮の祭神は、神代三代の天皇と神武天皇だった。 神木は メアサ杉。 性空上人の墓。~霧島市~ 他 (2015/1/9)


戻ってきました。 右に、ビジターセンター。

こんな絵地図があった。 ごちゃごちゃしてるから、見にくいのか。
龍馬もいる。

ビジターセンターの中。
ミヤマキリシマです。 最初の年に、阿蘇山で見た。
高千穂峡 満開のミヤマキリシマ(阿蘇) 他 (2009年5月21日)


15分ほど映画を見た。 下が、高千穂峰の頂上。 逆鉾(さかほこ)がある。


天照大神が、高天原にいた。 ※ あまてらすおおみかみ たかまがはら
天照大神の孫が、ニニギノミコト。
ニニギノミコトが、高天原から、下りてくる。 これが、天孫降臨。 ※ てんそんこうりん
下りた場所が、高千穂峰。
※ 全国には、天孫降臨の場所がいっぱい。
その中で、高千穂峰が、知られている。
下りてきた、ニニギノミコトから3代が、神代の天皇。
その次が、神武天皇で、初代の天皇。
神話の世界を整理すると、こういう事なんですね。
やっと、今回、骨格だけですが、分かりました。
神話に内容が真実とは、まったく思っていませんが、気になっていたので、良かったでしょうか。
山に登るときは、風も気にしなければダメ。
今日は、それを学びました。
【今日の一句】 「 晴れているのに 車の中」
「 少しばかし 陽が長くなって 春が近づく気分 」
【今日の歌】 Melody La Novia es chiquita
【停泊場所】 A・Zの駐車場 キャンピングカーはいつも、数台はある。
【明日の予定】 見学はない。 したいことがある。 寒さからの解放について。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

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