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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

レベルの違う石仏が、1つあった。
今日は、それに出会えただけで、いい1日になった。

岩屋観音は、蓮厳(れんごん)院の奥之院。
そこへの道は、複雑。

まず、観光案内所で聞いた。
そして、細かくは、蓮厳院で地図を書いていただき、やっとたどり着いた。
山道を、ずっと歩いて。

どうして、そこまで信仰に力を注ぐのでしょう。
山の中腹に、別世界があった。
     ※     ※     ※     ※  ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に )

城跡に行く予定だった。
でも、城跡は、傘をさしても歩ける。

天気のいい今日、山に入ることに。

観光案内所で、丁寧に親切に、岩屋観音を調べていただいた。
そこは、蓮厳院(れんごんいん)の奥之院なので、電話もしていただいた。
詳しくは、そこに行って、教えていただくことに。

  ※ 自分で調べたときは、面倒な時は戻れる。
     これだけお世話になると、今日は、引き返せない。  気合が入るかな。  ありがたい。

鹿島市です。

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岩屋観音までは、道がめんどう。   赤〇は、歩く。

s-15年2月20日 (4)aaaa

蓮厳院は近い。   祐徳神社のパーキングから、向かった。

茅葺の本堂。   味がある。   維持に、費用が掛かる。

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住宅の方を訪れ、奥さまに教えていただいた。
手書きの地図を、渡された。 
この後、一度も迷うことなく、着くことが出来る。

この一帯は、仁和(にんな)寺の荘園だったとある。
   日本最古の紫宸殿が残る、仁和寺 ~京都市~  他  (2012/6/7)

また、大きな寺があって、岩屋観音はそこの奥之院だった。
その寺は今はないので、現在は、蓮厳院の奥之院ということに。

説明の右に、覚鑁(かくばん)が修業したとある。  この地で生まれている。
この人は、根来寺を開いた人。  真言宗では、大人物かな。  下のブログに、覚鑁が。
         根来衆で知られた名刹、根来寺 ~和歌山県北部、岩出市~   他  (2010/6/1)

蓮厳院には、重要文化財の仏像がある。

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畑の中の道を走って、途中で、地図の青〇の道に入った。
小さな岩屋観音の案内があった。  道が斜面なので、少し行ったここに、停車。
  ※ 道が分かれば、国道から青道に入ると、行きやすい。

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少し戻って、案内が見えた。   右に入る。

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この道を行く。   林道の感じ。   ジムニーなら、問題なく行ける。   たまに石を、除けて。

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天気はいいし、気分は最高。

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20分ほど歩いたら、右写真の場所に。
左からの登山道が、上がって来ていた。
そっちに少し下りたら、二丁の案内。    下から撮影。

  ※ 二丁だから、あと少し。  

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次は、少しして、右に入った。  一丁の案内。   ゼロ丁は目的地だから、あと数分。

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右から、ここに下りてきた。  着いた。
岩屋観音は、右の門を下ったところに、あるようだ。

石仏や石塔がある。

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説明には、真言宗のこと。
登山道は、水梨と川内から。    
水梨は、北方面。   お寺の人は、登山口から、1時間くらいって言ったかな。
川内は、西方面。    途中で、道は合流でしょうか。
 ※ 今日の私のコースが、川内からの道かも知れない。

    ※ 私は、途中まで車の楽な道。  昔はなかった道。

篭堂(こもりどう)と、左の方にある。    どの建物だったのかな。

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石仏があるので見た。   台座・光背が、1つの石で。   暖かい春が近づいている。

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左は、昔、一丁目にあったのかな。

右の石塔について。
享和三 癸亥(みずのと い) 歳
   ※ 1803年。  歳は、年の意味。
そして、左にこう。

奉書写 大乗妙典 一字一石塔。
   ※ 大乗妙典(だいじょうみょうてん)には、教えが書いてある。
      1つの石に、1つ字を書く。   それを、この石塔の下に、埋めた。
      一字一石は、こんなの。 ⇒ mmkllk.jpg  (秋山郷のHPからお借り)

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高い所に、像。   大きな宝篋印塔の中に。   意志の強そうな、表情。

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高野山、と読める。   右の草は、葉っぱが地面から。  名前、忘れた。

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最初の広場にあった、宝篋印塔の後ろ。
文政2は、1819年。   そろそろ、幕末に向かう。
一切如来、禮(れい)拝供養などが、読める。

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いよいよ、ここを行く。

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岩屋山、とありましたね。   狛犬が、ここにいた。

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下った右に、大きな岩の壁があるのか。   ちょっとした所に、小さな石仏。

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こうでした。   観音堂は、奥に。    手前に、石仏。    雨に濡れない。
左の大きな木は、イロハモミジ。   あとで、説明が。

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たくさんの石仏。  ゆっくり見る。

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岩の中に、ぴったり、入り込んでいる。

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平成に入って、新しくしたよう。   これで、ずっとここにありますね。
イロハモミジの、説明。

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登山道とは、反対側の、東側。   こっちは急なので、道はないのか。

こっちから見えるという事は、あそこに行けば、こっちが見える。
そのことに気づけば、この後、行っていた。  まったく・・。

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戸が開いた。   入らなかったけど、撮らせてもらった。   岩の中に、深く。

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左側。   それなりの洞窟だったのを、かなり広げたでしょうね。
もしかしたら、全部掘ったかも。(確認していない)
右側。

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左側を大きく。   興教大師(こうぎょうだいし)とあるのは、覚鑁(かくばん)のこと。 
中央には、観音様か。

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弘法大師がいて、賓頭盧(びんずる)さんかな。

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今度は、外の石仏。

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お墓にある、ふだん見る石仏とは、表情が違う。

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1つ1つ、彫った人が違うよう。   彫って、寄進するのか。

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左は、顔が3つ。

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そうして、これ。    ただの石仏ではなく、芸術作品。  
うれしそうにも、かなしそうにも、様々に見えてくる。
私には、微笑みを、とくに感じるかな。

少し首を、かたむけて。
この像だけ、光背が円い。   金箔の跡が。   いい像です。

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谷のずっと下を見ているのか。

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この石仏達も、岩屋観音の大きな魅力。

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右遠くは、有明海。   新しく見えても、天明6年。  1786年。   江戸時代は、まだ100年ある。

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お参りに来る人は、何かを願ってくる。
これは、分かりますね。

ここで修業した人達は、どんな考えだったのでしょう。
立派なお坊さんになりたいとか、何だったのか。
当時の人の、ものの考え方を、知りたいですね。

戻ります。

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来た道を戻って。   よかったなって、気持ち。   

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山から出てきて、もうすぐ。

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岩屋観音は、岩の中にあった。
となりに石仏。
少し苦労して、そこまで行く。

今日みたいのは、楽しい。

あの石仏は、大きなおまけ。
いつの日か、また行かなければならない。
カメラを、みんな持って。

【今日の一句】   「 せきぶつさん  なにがあって  そのひょうじょう ? 」

【その他】   覚鑁(かくばん)の生れた地は、Wikipedia には、鹿島市の納富分(のうどみぶん)とある。
        下の地図の、上の方にある。 その一帯。
        また、地図の誕生院は、覚鑁の生れた場所だった。

s-15年2月20日 (4)aaaa

【関連ブログ】
     太田山神社は、断崖絶壁の洞窟にあった。  泉質がいい臼別温泉。~せたな町~ 他 (2013/7/23)
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     仁王石像があり、六郷満山の総持院だった、両子寺 ~大分県国東市山中~ 2010年4月11日

【今日の歌】  ぼくと観光バスに乗ってみませんか(LIVE)

         ※ 弾むように歌うこの録音が、好き。
         ※ 諫早のKさんと、観光バスに乗ることって、あるんだろうか、って話した。
             思い出した。 去年の春に乗った。
             青木繁のけしけし祭で。  3月の後ろなので、今年は無理かな。
               第61回けしけし祭。  青木繁が好きだった、兜山(けしけし山)の頂上で。~久留米市~  他  (2014/3/23)



【停泊場所】     祐徳稲荷のパーキング   居心地がいい。

【明日の予定】     城跡かな。   武家屋敷通り。    天気が良くない。    少しだけかな。

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの記事)

         meisigazoupppm.jpg

 ※ プロフィール・・・。 ⇒  ppkkpkk44xxx.jpg  2015021215202259f_20150219173812c9f.jpg     今までの記事には、この2枚だけ。

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  • 岩屋観音は、岩をくりぬいて、お堂を。  浄土山の中腹に。  石仏がいっぱい。~鹿島市~ 他 (2015/2/20)
  • 2015年02月20日 (金)
  • 17時53分23秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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