レベルの違う石仏が、1つあった。
今日は、それに出会えただけで、いい1日になった。
岩屋観音は、蓮厳(れんごん)院の奥之院。
そこへの道は、複雑。
まず、観光案内所で聞いた。
そして、細かくは、蓮厳院で地図を書いていただき、やっとたどり着いた。
山道を、ずっと歩いて。
どうして、そこまで信仰に力を注ぐのでしょう。
山の中腹に、別世界があった。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
城跡に行く予定だった。
でも、城跡は、傘をさしても歩ける。
天気のいい今日、山に入ることに。
観光案内所で、丁寧に親切に、岩屋観音を調べていただいた。
そこは、蓮厳院(れんごんいん)の奥之院なので、電話もしていただいた。
詳しくは、そこに行って、教えていただくことに。
※ 自分で調べたときは、面倒な時は戻れる。
これだけお世話になると、今日は、引き返せない。 気合が入るかな。 ありがたい。
鹿島市です。

岩屋観音までは、道がめんどう。 赤〇は、歩く。

蓮厳院は近い。 祐徳神社のパーキングから、向かった。
茅葺の本堂。 味がある。 維持に、費用が掛かる。

住宅の方を訪れ、奥さまに教えていただいた。
手書きの地図を、渡された。
この後、一度も迷うことなく、着くことが出来る。
この一帯は、仁和(にんな)寺の荘園だったとある。
日本最古の紫宸殿が残る、仁和寺 ~京都市~ 他 (2012/6/7)
また、大きな寺があって、岩屋観音はそこの奥之院だった。
その寺は今はないので、現在は、蓮厳院の奥之院ということに。
説明の右に、覚鑁(かくばん)が修業したとある。 この地で生まれている。
この人は、根来寺を開いた人。 真言宗では、大人物かな。 下のブログに、覚鑁が。
根来衆で知られた名刹、根来寺 ~和歌山県北部、岩出市~ 他 (2010/6/1)
蓮厳院には、重要文化財の仏像がある。

畑の中の道を走って、途中で、地図の青〇の道に入った。
小さな岩屋観音の案内があった。 道が斜面なので、少し行ったここに、停車。
※ 道が分かれば、国道から青道に入ると、行きやすい。

少し戻って、案内が見えた。 右に入る。

この道を行く。 林道の感じ。 ジムニーなら、問題なく行ける。 たまに石を、除けて。

天気はいいし、気分は最高。

20分ほど歩いたら、右写真の場所に。
左からの登山道が、上がって来ていた。
そっちに少し下りたら、二丁の案内。 下から撮影。
※ 二丁だから、あと少し。

次は、少しして、右に入った。 一丁の案内。 ゼロ丁は目的地だから、あと数分。

右から、ここに下りてきた。 着いた。
岩屋観音は、右の門を下ったところに、あるようだ。
石仏や石塔がある。

説明には、真言宗のこと。
登山道は、水梨と川内から。
水梨は、北方面。 お寺の人は、登山口から、1時間くらいって言ったかな。
川内は、西方面。 途中で、道は合流でしょうか。
※ 今日の私のコースが、川内からの道かも知れない。
※ 私は、途中まで車の楽な道。 昔はなかった道。
篭堂(こもりどう)と、左の方にある。 どの建物だったのかな。
石仏があるので見た。 台座・光背が、1つの石で。 暖かい春が近づいている。

左は、昔、一丁目にあったのかな。
右の石塔について。
享和三 癸亥(みずのと い) 歳
※ 1803年。 歳は、年の意味。
そして、左にこう。
奉書写 大乗妙典 一字一石塔。
※ 大乗妙典(だいじょうみょうてん)には、教えが書いてある。
1つの石に、1つ字を書く。 それを、この石塔の下に、埋めた。
一字一石は、こんなの。 ⇒
(秋山郷のHPからお借り)

高い所に、像。 大きな宝篋印塔の中に。 意志の強そうな、表情。

高野山、と読める。 右の草は、葉っぱが地面から。 名前、忘れた。

最初の広場にあった、宝篋印塔の後ろ。
文政2は、1819年。 そろそろ、幕末に向かう。
一切如来、禮(れい)拝供養などが、読める。

いよいよ、ここを行く。

岩屋山、とありましたね。 狛犬が、ここにいた。

下った右に、大きな岩の壁があるのか。 ちょっとした所に、小さな石仏。

こうでした。 観音堂は、奥に。 手前に、石仏。 雨に濡れない。
左の大きな木は、イロハモミジ。 あとで、説明が。

たくさんの石仏。 ゆっくり見る。

岩の中に、ぴったり、入り込んでいる。

平成に入って、新しくしたよう。 これで、ずっとここにありますね。
イロハモミジの、説明。

登山道とは、反対側の、東側。 こっちは急なので、道はないのか。
こっちから見えるという事は、あそこに行けば、こっちが見える。
そのことに気づけば、この後、行っていた。 まったく・・。

戸が開いた。 入らなかったけど、撮らせてもらった。 岩の中に、深く。

左側。 それなりの洞窟だったのを、かなり広げたでしょうね。
もしかしたら、全部掘ったかも。(確認していない)
右側。

左側を大きく。 興教大師(こうぎょうだいし)とあるのは、覚鑁(かくばん)のこと。
中央には、観音様か。

弘法大師がいて、賓頭盧(びんずる)さんかな。

今度は、外の石仏。

お墓にある、ふだん見る石仏とは、表情が違う。

1つ1つ、彫った人が違うよう。 彫って、寄進するのか。

左は、顔が3つ。

そうして、これ。 ただの石仏ではなく、芸術作品。
うれしそうにも、かなしそうにも、様々に見えてくる。
私には、微笑みを、とくに感じるかな。
少し首を、かたむけて。
この像だけ、光背が円い。 金箔の跡が。 いい像です。
谷のずっと下を見ているのか。

この石仏達も、岩屋観音の大きな魅力。

右遠くは、有明海。 新しく見えても、天明6年。 1786年。 江戸時代は、まだ100年ある。

お参りに来る人は、何かを願ってくる。
これは、分かりますね。
ここで修業した人達は、どんな考えだったのでしょう。
立派なお坊さんになりたいとか、何だったのか。
当時の人の、ものの考え方を、知りたいですね。
戻ります。

来た道を戻って。 よかったなって、気持ち。

山から出てきて、もうすぐ。

岩屋観音は、岩の中にあった。
となりに石仏。
少し苦労して、そこまで行く。
今日みたいのは、楽しい。
あの石仏は、大きなおまけ。
いつの日か、また行かなければならない。
カメラを、みんな持って。
【今日の一句】 「 せきぶつさん なにがあって そのひょうじょう ? 」
【その他】 覚鑁(かくばん)の生れた地は、Wikipedia には、鹿島市の納富分(のうどみぶん)とある。
下の地図の、上の方にある。 その一帯。
また、地図の誕生院は、覚鑁の生れた場所だった。
【関連ブログ】
太田山神社は、断崖絶壁の洞窟にあった。 泉質がいい臼別温泉。~せたな町~ 他 (2013/7/23)
恵門之不動の本堂は、そそり立つ岩壁の中腹に、めり込んでいた。~土庄町小部~ 他 (2012/12/5)
三徳山三仏寺投入堂 ~三朝町~ 他 (2011/6/7)
達谷窟(たっこくのいわや) 他 (2009/7/4)
仁王石像があり、六郷満山の総持院だった、両子寺 ~大分県国東市山中~ 2010年4月11日
【今日の歌】 ぼくと観光バスに乗ってみませんか(LIVE)
※ 弾むように歌うこの録音が、好き。
※ 諫早のKさんと、観光バスに乗ることって、あるんだろうか、って話した。
思い出した。 去年の春に乗った。
青木繁のけしけし祭で。 3月の後ろなので、今年は無理かな。
第61回けしけし祭。 青木繁が好きだった、兜山(けしけし山)の頂上で。~久留米市~ 他 (2014/3/23)
【停泊場所】 祐徳稲荷のパーキング 居心地がいい。
【明日の予定】 城跡かな。 武家屋敷通り。 天気が良くない。 少しだけかな。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
※ プロフィール・・・。 ⇒
今までの記事には、この2枚だけ。
【ランキング】 国内旅行、1位。 旅行全体で、1位です。
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今日は、それに出会えただけで、いい1日になった。
岩屋観音は、蓮厳(れんごん)院の奥之院。
そこへの道は、複雑。
まず、観光案内所で聞いた。
そして、細かくは、蓮厳院で地図を書いていただき、やっとたどり着いた。
山道を、ずっと歩いて。
どうして、そこまで信仰に力を注ぐのでしょう。
山の中腹に、別世界があった。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
城跡に行く予定だった。
でも、城跡は、傘をさしても歩ける。
天気のいい今日、山に入ることに。
観光案内所で、丁寧に親切に、岩屋観音を調べていただいた。
そこは、蓮厳院(れんごんいん)の奥之院なので、電話もしていただいた。
詳しくは、そこに行って、教えていただくことに。
※ 自分で調べたときは、面倒な時は戻れる。
これだけお世話になると、今日は、引き返せない。 気合が入るかな。 ありがたい。
鹿島市です。

岩屋観音までは、道がめんどう。 赤〇は、歩く。

蓮厳院は近い。 祐徳神社のパーキングから、向かった。
茅葺の本堂。 味がある。 維持に、費用が掛かる。

住宅の方を訪れ、奥さまに教えていただいた。
手書きの地図を、渡された。
この後、一度も迷うことなく、着くことが出来る。
この一帯は、仁和(にんな)寺の荘園だったとある。
日本最古の紫宸殿が残る、仁和寺 ~京都市~ 他 (2012/6/7)
また、大きな寺があって、岩屋観音はそこの奥之院だった。
その寺は今はないので、現在は、蓮厳院の奥之院ということに。
説明の右に、覚鑁(かくばん)が修業したとある。 この地で生まれている。
この人は、根来寺を開いた人。 真言宗では、大人物かな。 下のブログに、覚鑁が。
根来衆で知られた名刹、根来寺 ~和歌山県北部、岩出市~ 他 (2010/6/1)
蓮厳院には、重要文化財の仏像がある。


畑の中の道を走って、途中で、地図の青〇の道に入った。
小さな岩屋観音の案内があった。 道が斜面なので、少し行ったここに、停車。
※ 道が分かれば、国道から青道に入ると、行きやすい。

少し戻って、案内が見えた。 右に入る。


この道を行く。 林道の感じ。 ジムニーなら、問題なく行ける。 たまに石を、除けて。

天気はいいし、気分は最高。

20分ほど歩いたら、右写真の場所に。
左からの登山道が、上がって来ていた。
そっちに少し下りたら、二丁の案内。 下から撮影。
※ 二丁だから、あと少し。


次は、少しして、右に入った。 一丁の案内。 ゼロ丁は目的地だから、あと数分。


右から、ここに下りてきた。 着いた。
岩屋観音は、右の門を下ったところに、あるようだ。
石仏や石塔がある。

説明には、真言宗のこと。
登山道は、水梨と川内から。
水梨は、北方面。 お寺の人は、登山口から、1時間くらいって言ったかな。
川内は、西方面。 途中で、道は合流でしょうか。
※ 今日の私のコースが、川内からの道かも知れない。
※ 私は、途中まで車の楽な道。 昔はなかった道。
篭堂(こもりどう)と、左の方にある。 どの建物だったのかな。

石仏があるので見た。 台座・光背が、1つの石で。 暖かい春が近づいている。


左は、昔、一丁目にあったのかな。
右の石塔について。
享和三 癸亥(みずのと い) 歳
※ 1803年。 歳は、年の意味。
そして、左にこう。
奉書写 大乗妙典 一字一石塔。
※ 大乗妙典(だいじょうみょうてん)には、教えが書いてある。
1つの石に、1つ字を書く。 それを、この石塔の下に、埋めた。
一字一石は、こんなの。 ⇒



高い所に、像。 大きな宝篋印塔の中に。 意志の強そうな、表情。


高野山、と読める。 右の草は、葉っぱが地面から。 名前、忘れた。


最初の広場にあった、宝篋印塔の後ろ。
文政2は、1819年。 そろそろ、幕末に向かう。
一切如来、禮(れい)拝供養などが、読める。

いよいよ、ここを行く。

岩屋山、とありましたね。 狛犬が、ここにいた。


下った右に、大きな岩の壁があるのか。 ちょっとした所に、小さな石仏。


こうでした。 観音堂は、奥に。 手前に、石仏。 雨に濡れない。
左の大きな木は、イロハモミジ。 あとで、説明が。

たくさんの石仏。 ゆっくり見る。

岩の中に、ぴったり、入り込んでいる。

平成に入って、新しくしたよう。 これで、ずっとここにありますね。
イロハモミジの、説明。


登山道とは、反対側の、東側。 こっちは急なので、道はないのか。
こっちから見えるという事は、あそこに行けば、こっちが見える。
そのことに気づけば、この後、行っていた。 まったく・・。


戸が開いた。 入らなかったけど、撮らせてもらった。 岩の中に、深く。

左側。 それなりの洞窟だったのを、かなり広げたでしょうね。
もしかしたら、全部掘ったかも。(確認していない)
右側。


左側を大きく。 興教大師(こうぎょうだいし)とあるのは、覚鑁(かくばん)のこと。
中央には、観音様か。



弘法大師がいて、賓頭盧(びんずる)さんかな。



今度は、外の石仏。

お墓にある、ふだん見る石仏とは、表情が違う。

1つ1つ、彫った人が違うよう。 彫って、寄進するのか。



左は、顔が3つ。



そうして、これ。 ただの石仏ではなく、芸術作品。
うれしそうにも、かなしそうにも、様々に見えてくる。
私には、微笑みを、とくに感じるかな。
少し首を、かたむけて。
この像だけ、光背が円い。 金箔の跡が。 いい像です。


谷のずっと下を見ているのか。

この石仏達も、岩屋観音の大きな魅力。

右遠くは、有明海。 新しく見えても、天明6年。 1786年。 江戸時代は、まだ100年ある。


お参りに来る人は、何かを願ってくる。
これは、分かりますね。
ここで修業した人達は、どんな考えだったのでしょう。
立派なお坊さんになりたいとか、何だったのか。
当時の人の、ものの考え方を、知りたいですね。
戻ります。

来た道を戻って。 よかったなって、気持ち。

山から出てきて、もうすぐ。


岩屋観音は、岩の中にあった。
となりに石仏。
少し苦労して、そこまで行く。
今日みたいのは、楽しい。
あの石仏は、大きなおまけ。
いつの日か、また行かなければならない。
カメラを、みんな持って。
【今日の一句】 「 せきぶつさん なにがあって そのひょうじょう ? 」
【その他】 覚鑁(かくばん)の生れた地は、Wikipedia には、鹿島市の納富分(のうどみぶん)とある。
下の地図の、上の方にある。 その一帯。
また、地図の誕生院は、覚鑁の生れた場所だった。

【関連ブログ】
太田山神社は、断崖絶壁の洞窟にあった。 泉質がいい臼別温泉。~せたな町~ 他 (2013/7/23)
恵門之不動の本堂は、そそり立つ岩壁の中腹に、めり込んでいた。~土庄町小部~ 他 (2012/12/5)
三徳山三仏寺投入堂 ~三朝町~ 他 (2011/6/7)
達谷窟(たっこくのいわや) 他 (2009/7/4)
仁王石像があり、六郷満山の総持院だった、両子寺 ~大分県国東市山中~ 2010年4月11日
【今日の歌】 ぼくと観光バスに乗ってみませんか(LIVE)
※ 弾むように歌うこの録音が、好き。
※ 諫早のKさんと、観光バスに乗ることって、あるんだろうか、って話した。
思い出した。 去年の春に乗った。
青木繁のけしけし祭で。 3月の後ろなので、今年は無理かな。
第61回けしけし祭。 青木繁が好きだった、兜山(けしけし山)の頂上で。~久留米市~ 他 (2014/3/23)
【停泊場所】 祐徳稲荷のパーキング 居心地がいい。
【明日の予定】 城跡かな。 武家屋敷通り。 天気が良くない。 少しだけかな。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

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