四国八十八寺を、全部行きたい。
会ったことはないけど、私のおばあちゃんも行ったから。
今回の四国でも、何か所かは。
今日は、本山寺(もとやまじ)。
国宝の本堂と五重塔で知られる。
面白いことはないかと、説明は、必ず読む。
ネットでも、少し調べてから、行った。
それでも、写真を撮り忘れた物が。
(写真は、ラジオ四国のHPからお借りすることに)
雨の中の見学。
五重塔が、雨に煙って見えた。
面白さは、ちゃんとあった。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
本山寺は、三豊市に。 香川県の西部。

道を走ると、うどんの店が目立つ。
また、この町も、隣の善通寺市も、寺が多い。 空海の生れた地だからか。

広い駐車場があって、ここまでの道も、走りやすい。
仁王門。 八脚門だそう。 ※ はっきゃくもん。 やつあしもん。
室町時代。 重要文化財。

門は普通、一歩でまたいで通れる。
でも、仁王門などは、門が、家のようになる。
そうなると、前後に柱が必要になる。
その柱を、控柱(ひかえばしら)と呼ぶ。 その柱の数が、8本。
下の図の柱。(日本建築の底流のHPからお借り)

※ 四脚門もあって、西本願寺の唐門は、四脚門。(2012年) とびきり美しい。 国宝。
入って、左手。 阿弥陀堂、十王堂など。
手前左に小さなお堂があった。 鎮守堂。 撮らなかった。 失敗。

正面に本堂。 そして、五重塔。

右側。 鐘楼。 山門。 大師堂。

梅ですね。 花の季節は、桜に移っていく。
遠くから見て、木が、ごつごつしてたら、梅かな。

本堂。 建立は1300年。 鎌倉時代が、間もなく終わる。
多くの寺の堂宇は、戦国時代に消失。 さっきの仁王門(八脚門)といっしょに、よく残った。
寄棟造、本瓦葺。 ※ 本瓦葺のため、屋根に縦の線。

本堂について。
本尊は、馬頭観音。 左右に、薬師如来と阿弥陀如来を。
上の3つは、絶対秘仏と、Wikipediaにある。
※ 絶対秘仏は、誰も見たことのない秘仏。
でも、並びからが分かっている、ということは、見た人がいる。
また、ネット上に、本尊の馬頭観音の写真がある。
絶対秘仏は、怪しい。
私が住職なら、見ないで我慢は出来ない。
「いつか見たいね~」って、言い触らして、毎晩見る。
四国88寺で、本尊が馬頭観音は、ここだけ。
大師堂(だいしどう)。 団体で来た人たち。
※ どんな旅なんでしょう。 質素な旅なのか、それとも、晩は宴会なのか。
健康を願った後、飲み放題の宴会をしたら、健康は難しい。

十王堂。 中に十王がいる。 ※ 臼杵石仏で見た十王像。
下のブログに、十王像が詳しく。
高松藩主の菩提寺、仏生山来迎院、法然寺。 釈迦涅槃像、脱衣婆像、十王像。~高松市~ 他 (2012/12/23)
※ 上のブログの記事の、二尊堂が、火事で焼失している。
菊の御紋があるのは、平城天皇の勅願寺だったから。

再び本堂。 雨はやまない。 お参りした。

重要文化財とあって、下に国宝と。
意味は、国宝は重要文化財に含まれる。 だから、この表現。

寺の説明に、こんなのが。 焼けなかった訳。
天正の兵火では、長宗我部軍が本堂に侵入した。
その際、住職を刃にかけたところ、脇仏の阿弥陀如来の右手から血が流れ落ちた。
これに驚いた軍勢が退去したため、本堂は兵火を免れたと云われる。
それで、本尊の右の、弥陀如来を、「太刀受けの弥陀」と呼ばれている。
びんづるさん。 病気や災いから、守ってくれる。

五重塔です。 100年前の物。
四国霊場にある五重塔は、4つ。 他は、竹林寺・志度寺・善通寺。
※ 志度寺の五重塔。(2014年)(志度寺は面白い。伝説が)
第86番札所、志度寺。 海女の玉取り伝説の、不思議。 補陀落渡海信仰。~さぬき市~ 他 (2014/4/18)
※ 志度寺の関連ブログ。(志度寺の伝説の物が、実際に、琵琶湖の竹生島にある)
竹生島は、信仰と歴史の島だった。 宝厳寺。 面向不背の玉。~長浜市~ 他 (2014/5/3)
※ 善通寺の五重塔。(2013年)
弘法大師ゆかりの名刹、善通寺。 涅槃桜が咲いていた。~善通寺市~ 他 (2013/3/19)
形の特徴は、何でしょう。
屋根の部分が小さく、全体が、細く見えるでしょうか。 善通寺のに似ている。
興福寺のは、こうですからね。(2013年) 屋根が広い。
室生寺のはこう。(2013年) 圧倒される美しさ。 どこから見ても、いい。
シャクナゲが彩る女人高野、室生寺。 五重塔は、別格の美しさ。~宇陀市~ 他 (2013/4/20)

何だろうって、見に行った。

当山中興 大僧正実毅 とある。 調べたら、こうだった。
※ 100年前に、五重塔を再建した人。 名前は、頼富実毅(よりとみじっき)

※ 上の右写真について。 今日は、これを勉強するぞって、撮った。
六道能化の読みは、ろくどうのうげ。
辞書によると、意味は、
六道の巷(ちまた)に現れて、能(よ)く、衆生を教化し救う地蔵菩薩のこと。
右は、五重塔。 解体修理にはいるそう。
傷んでるようには見えないけど。 傷みが加速するので、今のうちにって考えたのか。

本尊が馬頭観音なので、馬。

何を願うのでしょう。

仁王門の近くにある、鎮守堂。(写真は、ラジオ四国のHPからお借り)
室町時代末期の建物のよう。
請雨秘法の霊神・善女龍王が祀られている。
善女龍王って、初めて聞く。 ぜんにょりゅうおう。
Wikipediaでは、こう。
雨乞いの対象である龍王のうちの一尊。
「善如龍王」とも表記される。
法華経・提婆達多品に現れる八大竜王の一尊、沙掲羅龍王(しゃかつらりゅうおう)の三女で
神泉苑、金剛峯寺などで鎮守社に祀られている。
難しいですね。 こんな竜王 ⇒
(Wikipediaから)
神泉苑(しんせんえん)は、二条城の南に。
池のそばに、善女竜王社がある。(2014年)。 義経と静御前は、ここで出会ったと云われる。
下は金剛峰寺だけど、鎮守社の写真はあるのかな。
高野山真言宗の総本山、金剛峯寺 ~高野町~ 君と淋しい風になる(森田童子) 他 (2012/6/9)

四国に入って、まず1つ、四国霊場の88寺の1つを見学しました。
お遍路さんを考えたのは、誰でしょう。
四国の寺を、大きく発展させましたね。
【今日の一句】 「 戦乱の火の粉を振り払い 700年を生き延びた本堂は 国宝 」
【関連ブログ】
こんぴらさんと親しまれる、讃岐随一の大社、金刀比羅宮。 奥社までの石段は、1368段。~琴平町~ 他 (2012/12/25)
四国霊場第71番札所 弥谷寺 ~三豊市~ 他 (2010/12/23)
海の道を通って、浦島神社へ。 他 (2009/12/14)
浦島神社 雲辺寺 ~八十八箇所中で最も標高の高い札所~ 他 (2009/12/13)
【その他】 乳頭温泉で、事故。 硫化水素を吸うと、一瞬で動けなくなるのか。

※ 乳白色の湯、乳頭温泉。 玉川温泉。 ニッコウキスゲ。~仙北市~ 明日、八甲田山へ。 (2013/7/13)
【今日の歌】 つまさき坂 永井龍雲
【道の駅】 ふれあいパークみの
【明日の予定】 明日も雨の予報。 お寺で雨乞い、でなくて、晴天祈願。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
※ プロフィール・・・。 ⇒
今までの記事には、この2枚だけ。
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会ったことはないけど、私のおばあちゃんも行ったから。
今回の四国でも、何か所かは。
今日は、本山寺(もとやまじ)。
国宝の本堂と五重塔で知られる。
面白いことはないかと、説明は、必ず読む。
ネットでも、少し調べてから、行った。
それでも、写真を撮り忘れた物が。
(写真は、ラジオ四国のHPからお借りすることに)
雨の中の見学。
五重塔が、雨に煙って見えた。
面白さは、ちゃんとあった。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
本山寺は、三豊市に。 香川県の西部。


道を走ると、うどんの店が目立つ。
また、この町も、隣の善通寺市も、寺が多い。 空海の生れた地だからか。

広い駐車場があって、ここまでの道も、走りやすい。
仁王門。 八脚門だそう。 ※ はっきゃくもん。 やつあしもん。
室町時代。 重要文化財。

門は普通、一歩でまたいで通れる。
でも、仁王門などは、門が、家のようになる。
そうなると、前後に柱が必要になる。
その柱を、控柱(ひかえばしら)と呼ぶ。 その柱の数が、8本。
下の図の柱。(日本建築の底流のHPからお借り)

※ 四脚門もあって、西本願寺の唐門は、四脚門。(2012年) とびきり美しい。 国宝。
入って、左手。 阿弥陀堂、十王堂など。
手前左に小さなお堂があった。 鎮守堂。 撮らなかった。 失敗。

正面に本堂。 そして、五重塔。

右側。 鐘楼。 山門。 大師堂。

梅ですね。 花の季節は、桜に移っていく。
遠くから見て、木が、ごつごつしてたら、梅かな。

本堂。 建立は1300年。 鎌倉時代が、間もなく終わる。
多くの寺の堂宇は、戦国時代に消失。 さっきの仁王門(八脚門)といっしょに、よく残った。
寄棟造、本瓦葺。 ※ 本瓦葺のため、屋根に縦の線。

本堂について。
本尊は、馬頭観音。 左右に、薬師如来と阿弥陀如来を。
上の3つは、絶対秘仏と、Wikipediaにある。
※ 絶対秘仏は、誰も見たことのない秘仏。
でも、並びからが分かっている、ということは、見た人がいる。
また、ネット上に、本尊の馬頭観音の写真がある。
絶対秘仏は、怪しい。
私が住職なら、見ないで我慢は出来ない。
「いつか見たいね~」って、言い触らして、毎晩見る。
四国88寺で、本尊が馬頭観音は、ここだけ。
大師堂(だいしどう)。 団体で来た人たち。
※ どんな旅なんでしょう。 質素な旅なのか、それとも、晩は宴会なのか。
健康を願った後、飲み放題の宴会をしたら、健康は難しい。

十王堂。 中に十王がいる。 ※ 臼杵石仏で見た十王像。
下のブログに、十王像が詳しく。
高松藩主の菩提寺、仏生山来迎院、法然寺。 釈迦涅槃像、脱衣婆像、十王像。~高松市~ 他 (2012/12/23)
※ 上のブログの記事の、二尊堂が、火事で焼失している。
菊の御紋があるのは、平城天皇の勅願寺だったから。


再び本堂。 雨はやまない。 お参りした。

重要文化財とあって、下に国宝と。
意味は、国宝は重要文化財に含まれる。 だから、この表現。


寺の説明に、こんなのが。 焼けなかった訳。
天正の兵火では、長宗我部軍が本堂に侵入した。
その際、住職を刃にかけたところ、脇仏の阿弥陀如来の右手から血が流れ落ちた。
これに驚いた軍勢が退去したため、本堂は兵火を免れたと云われる。
それで、本尊の右の、弥陀如来を、「太刀受けの弥陀」と呼ばれている。
びんづるさん。 病気や災いから、守ってくれる。


五重塔です。 100年前の物。
四国霊場にある五重塔は、4つ。 他は、竹林寺・志度寺・善通寺。
※ 志度寺の五重塔。(2014年)(志度寺は面白い。伝説が)
第86番札所、志度寺。 海女の玉取り伝説の、不思議。 補陀落渡海信仰。~さぬき市~ 他 (2014/4/18)
※ 志度寺の関連ブログ。(志度寺の伝説の物が、実際に、琵琶湖の竹生島にある)
竹生島は、信仰と歴史の島だった。 宝厳寺。 面向不背の玉。~長浜市~ 他 (2014/5/3)
※ 善通寺の五重塔。(2013年)
弘法大師ゆかりの名刹、善通寺。 涅槃桜が咲いていた。~善通寺市~ 他 (2013/3/19)
形の特徴は、何でしょう。
屋根の部分が小さく、全体が、細く見えるでしょうか。 善通寺のに似ている。
興福寺のは、こうですからね。(2013年) 屋根が広い。
室生寺のはこう。(2013年) 圧倒される美しさ。 どこから見ても、いい。
シャクナゲが彩る女人高野、室生寺。 五重塔は、別格の美しさ。~宇陀市~ 他 (2013/4/20)


何だろうって、見に行った。

当山中興 大僧正実毅 とある。 調べたら、こうだった。
※ 100年前に、五重塔を再建した人。 名前は、頼富実毅(よりとみじっき)


※ 上の右写真について。 今日は、これを勉強するぞって、撮った。
六道能化の読みは、ろくどうのうげ。
辞書によると、意味は、
六道の巷(ちまた)に現れて、能(よ)く、衆生を教化し救う地蔵菩薩のこと。
右は、五重塔。 解体修理にはいるそう。
傷んでるようには見えないけど。 傷みが加速するので、今のうちにって考えたのか。

本尊が馬頭観音なので、馬。

何を願うのでしょう。

仁王門の近くにある、鎮守堂。(写真は、ラジオ四国のHPからお借り)
室町時代末期の建物のよう。
請雨秘法の霊神・善女龍王が祀られている。
善女龍王って、初めて聞く。 ぜんにょりゅうおう。
Wikipediaでは、こう。
雨乞いの対象である龍王のうちの一尊。
「善如龍王」とも表記される。
法華経・提婆達多品に現れる八大竜王の一尊、沙掲羅龍王(しゃかつらりゅうおう)の三女で
神泉苑、金剛峯寺などで鎮守社に祀られている。
難しいですね。 こんな竜王 ⇒

神泉苑(しんせんえん)は、二条城の南に。
池のそばに、善女竜王社がある。(2014年)。 義経と静御前は、ここで出会ったと云われる。
下は金剛峰寺だけど、鎮守社の写真はあるのかな。
高野山真言宗の総本山、金剛峯寺 ~高野町~ 君と淋しい風になる(森田童子) 他 (2012/6/9)

四国に入って、まず1つ、四国霊場の88寺の1つを見学しました。
お遍路さんを考えたのは、誰でしょう。
四国の寺を、大きく発展させましたね。
【今日の一句】 「 戦乱の火の粉を振り払い 700年を生き延びた本堂は 国宝 」
【関連ブログ】
こんぴらさんと親しまれる、讃岐随一の大社、金刀比羅宮。 奥社までの石段は、1368段。~琴平町~ 他 (2012/12/25)
四国霊場第71番札所 弥谷寺 ~三豊市~ 他 (2010/12/23)
海の道を通って、浦島神社へ。 他 (2009/12/14)
浦島神社 雲辺寺 ~八十八箇所中で最も標高の高い札所~ 他 (2009/12/13)
【その他】 乳頭温泉で、事故。 硫化水素を吸うと、一瞬で動けなくなるのか。

※ 乳白色の湯、乳頭温泉。 玉川温泉。 ニッコウキスゲ。~仙北市~ 明日、八甲田山へ。 (2013/7/13)
【今日の歌】 つまさき坂 永井龍雲
【道の駅】 ふれあいパークみの
【明日の予定】 明日も雨の予報。 お寺で雨乞い、でなくて、晴天祈願。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

※ プロフィール・・・。 ⇒


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コメント
四国霊場
Re: 四国霊場
4月に入って暖かくなったら、旅に出るということですね。
またどこかで、お会いできたらいいです。
またどこかで、お会いできたらいいです。
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https://akkamui.com/tb.php/1641-287c22b2
スタートさせています。まだ、25寺と、1/4も済んで
いませんが、年内には全部巡ってしまいたいと思ってはいます。
今年の第一回目は、4月に予定しています。
去年の様子は、
http://dokolife.net/wordpress/?cat=13
にメモっています。帰宅したら、ちゃんと書き直そうと
思いながら、いまだにできていません。
旅の途中なら、ブログをまとめていたら睡眠不足になって、
翌日の行動に差し支える…という言い訳もできますが
(もちろん、akkamuiさんには、通用しない言い訳です)
旅から帰って9ヶ月も経っているのに、いまだできていない
ことへの言い訳なんて存在しませんねぇ。