高松のMさんが、沙弥(しゃみ)島が面白いと言う。
その沙弥島は、昔は島だったけど、干拓で地続きに。
どこが島かは、すぐに分からない。
でも、干拓して山は作らない。
小高い森のある所が、昔は島だったと、見当ついた。
縄文時代の遺跡が、あちこちに。
柿本人麻呂が来て、歌を作った。
理源大師が建てたと云われる、お堂も。
(この人は、京都の醍醐寺の開基。 近くの、本島の出身。) ※ 本島~ほんじま
島のそばの、東山魁夷せとうち美術館を、見学した。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
午前中、高松のMさんが、坂出で豆腐をかって、その足で宇多津の道の駅にやってきた。
昼前まで、お話。
香川県や、四国霊場の本を、いただいた。
豆腐と揚げも。
※ Mさんには、今までたくさんお世話になっている。
私が困っているときなどは、真っ先に、メールが来る。
去年の正月、足を痛くして動けなかった時、うどんが届いた。 年明けうどん。
下の記事でも、お世話になった。
天草キリシタン館。 祇園橋付近、川は血に染まった。~天草市~ The Wedding の日本語訳 他
(2013/2/9)
午後、沙弥島に向かった。

昔は島だったけど、干拓で、つながった。
昔の島の形が、分かる。

後で見つけた地図。 坂出市のHPから。
沙弥島は、元々は2つの島だった。 砂州でつながった。 こう、想像します。 よくある。

左は、道の駅、瀬戸大橋記念公園の駐車場。
島は、右のように見えてきた。 あっちだなと、向かった。

島のくびれた部分の、東側。

石の祠の中に、亀がいた。 この地方には、浦島伝説がある。 関係あるのか。
海の道を通って、浦島神社へ。 他 (2009/12/14)

くびれた部分の、東側。 1分も歩いたら、着く。 島の周りは、2㌔程。
向こうに、北側の山。

沙弥(しゃみ)島なんて、変わった名前。
沙弥は、一人前になる前の、僧のこと。
サンスクリット語に、シャミに似た発音で、同じような意味の言葉がある。
その言葉を、沙弥の漢字で、表わした。 (漢字1個1個の意味は、どうでもいい)
この島は、信仰と深い関わりがあったかも知れない。
遊歩道に、入る。

ウバメガシの森でしょうか。
右の看板には、書いた人の思いがある。 こんなのを標示してるのは、珍しい。

瀬戸大橋。 右は、与島。 パーキングは、道の駅のように使える。 快適。

奥に向かう。 案内。

タンポの石棺とある。 タンポは、湛甫で、船をつなぐところ。 港の意味にも。
※ 湛は、水を湛(たた)えるの意味。 甫は、広いとか波の意味がある)
この場所から、下に行ける。 船着き場が、今もある。

1日、こんな所で、魚を釣ってみたい。

北の端に来た。 長崎鼻。 (鼻は、岬の意味)
何かがある。

書いてないけど、支配者の墓だろうか。 庶民も造れていたらいい。

島が多いから、橋が可能になった。 本(ほん)島は、後で。

ナカンダ浜。
周りには、遺跡がいっぱい。 さっきのも含めて、一帯の遺跡を、ナカンダ浜遺跡と呼ぶよう。
この島で、柿本人麻呂が歌を読んだ。 嵐で、ここに来たよう。 歌については、後ほど。

ナカンダ浜のナカンダは、「中田」などから、変化したよう。
カタカナ表記にするところが、面白いでしょうか。
中河与一と云う人も、文学碑。
※ 調べて見たら、この人は、戦時中、体制側をはっきり支持したんですね。
程度は、はっきりしない部分がある。 戦争を批判する作家の名簿を、作ったとも・・。
※ 似た作家に、大町桂月がいる。 かれは、「~~死にたもうな」と歌った与謝野晶子を、批判した。
このために、戦後、大町桂月の作家としての地位は、消えてしまった。
作家は、その時代の政権に媚びたら、絶対だめですね。
彼は、大きな失敗をした。

ナカンダ浜を、南から。 左に、文学碑はあった。

大きな船が通る。 タンカーでしょうか。

楽しい遊歩道。 柿本人麻呂の歌の説明が。
『玉藻よし 讃岐の国は 国柄か 見れどもあかぬ 神柄か』
※ 玉藻(たまも)よし 讃岐(さぬき)の国は 国柄(くにから)か 見れども飽かぬ 神柄(かむから)か
※ 讃岐の国は、玉藻と呼べる程、美しい。
いくら見ても、飽きない。
神の格式が高いという。
※ 玉藻は、玉のように美しい藻。 マリモとは、違うのか。
明日、玉藻公園を見に行く。 玉藻は、この歌からとった。

写真撮影。 反歌が、2つある。 説明は省略。

列車が通った。 廃校になった学校の、校歌。 おいたつは、生立つ。
※ 余計なことだけど、この詩なら、写真1枚見せてもらったら、作れそう、
風とか、光とか、潮の匂いとかは、現場に立たないと分からない。

南の山に行く。

上の写真の左に、理源大師堂があった。

やわらかな表情の、お地蔵さん。 善光寺とある。
国宝善光寺でお戒壇めぐり ~一生に一度お参りすれば極楽往生 長野市~ 他 (2010/10/28)

理源大師とある。 那智山とも。
大門坂 熊野那智大社 那智の滝 ~熊野詣での終点、那智山~ 他 (2010/6/10)

この中に、理源大師の像。

沙弥島で生まれたんですね。 Wikipediaでは、本島になっている。
塩飽(しわく)本島にある伝建地区、笠島を歩く。 瀬戸大橋が、目の前。~丸亀市~ 他 (2012/12/27)
あと、醍醐寺の開基。 吉野権現再興、とある。
調べてみたら、なかなかの、大人物でした。
醍醐寺の境内は、450㍍の山の上まで広がっていた。~京都市~ 僕が僕であるために(尾崎豊) 他 (2012/5/4)
平安前期の話。 古い。

戻って、島の南端の、山の上。 千人塚。
墓がいっぱいあるので、千人塚か。

温かくなって、表情が、ほころんでいる。

ふれあい会館にあった、発掘された石器や土器。

早咲きで有名な河津桜は、これとカンヒザクラの自然交配。
この桜は、いろんな品種の桜を生み出したよう。
そろそろ、桜の季節。

東山魁夷せとうち美術館。 300円。

写真は撮れない。 左は、市のHPから。 他は、絵の販売の業者のHPから。

馬の絵が多かった。 風景は、心の風景と、説明にあった。
作者の手を離れたら、作品は、一人歩きする。
見る人は、どのように感じてみても、かまわない。

沙弥島は、見どころいっぱいでした。
柿本人麻呂の歌がよかったですね。
彼の歌には、百人一首に下のがありますね。
「あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む」
あと少し、高松近辺にいます。
【関連ブログ】 屋島も、干拓で島でなくなった。
源平合戦の古戦場、屋島。 屋島寺。 四国村。~高松市~ 明日は、京都に・・。 他 (2013/3/24)
【今日の一句】 「 クゥック― ポポー クゥック― ポポー 今年も山鳩が鳴いた 」
【今日の歌】 ひと足遅れの春/とんぼちゃん
【道の駅】 うたづ臨海公園

【明日の予定】 玉藻公園かな。 高松市内。 前回、工事中だったので。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
※ プロフィール・・・。 ⇒
今までの記事には、この2枚だけ。
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その沙弥島は、昔は島だったけど、干拓で地続きに。
どこが島かは、すぐに分からない。
でも、干拓して山は作らない。
小高い森のある所が、昔は島だったと、見当ついた。
縄文時代の遺跡が、あちこちに。
柿本人麻呂が来て、歌を作った。
理源大師が建てたと云われる、お堂も。
(この人は、京都の醍醐寺の開基。 近くの、本島の出身。) ※ 本島~ほんじま
島のそばの、東山魁夷せとうち美術館を、見学した。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
午前中、高松のMさんが、坂出で豆腐をかって、その足で宇多津の道の駅にやってきた。
昼前まで、お話。
香川県や、四国霊場の本を、いただいた。
豆腐と揚げも。
※ Mさんには、今までたくさんお世話になっている。
私が困っているときなどは、真っ先に、メールが来る。
去年の正月、足を痛くして動けなかった時、うどんが届いた。 年明けうどん。
下の記事でも、お世話になった。
天草キリシタン館。 祇園橋付近、川は血に染まった。~天草市~ The Wedding の日本語訳 他
(2013/2/9)
午後、沙弥島に向かった。

昔は島だったけど、干拓で、つながった。
昔の島の形が、分かる。


後で見つけた地図。 坂出市のHPから。
沙弥島は、元々は2つの島だった。 砂州でつながった。 こう、想像します。 よくある。

左は、道の駅、瀬戸大橋記念公園の駐車場。
島は、右のように見えてきた。 あっちだなと、向かった。


島のくびれた部分の、東側。

石の祠の中に、亀がいた。 この地方には、浦島伝説がある。 関係あるのか。
海の道を通って、浦島神社へ。 他 (2009/12/14)


くびれた部分の、東側。 1分も歩いたら、着く。 島の周りは、2㌔程。
向こうに、北側の山。


沙弥(しゃみ)島なんて、変わった名前。
沙弥は、一人前になる前の、僧のこと。
サンスクリット語に、シャミに似た発音で、同じような意味の言葉がある。
その言葉を、沙弥の漢字で、表わした。 (漢字1個1個の意味は、どうでもいい)
この島は、信仰と深い関わりがあったかも知れない。
遊歩道に、入る。

ウバメガシの森でしょうか。
右の看板には、書いた人の思いがある。 こんなのを標示してるのは、珍しい。


瀬戸大橋。 右は、与島。 パーキングは、道の駅のように使える。 快適。


奥に向かう。 案内。


タンポの石棺とある。 タンポは、湛甫で、船をつなぐところ。 港の意味にも。
※ 湛は、水を湛(たた)えるの意味。 甫は、広いとか波の意味がある)
この場所から、下に行ける。 船着き場が、今もある。


1日、こんな所で、魚を釣ってみたい。

北の端に来た。 長崎鼻。 (鼻は、岬の意味)
何かがある。

書いてないけど、支配者の墓だろうか。 庶民も造れていたらいい。


島が多いから、橋が可能になった。 本(ほん)島は、後で。


ナカンダ浜。
周りには、遺跡がいっぱい。 さっきのも含めて、一帯の遺跡を、ナカンダ浜遺跡と呼ぶよう。
この島で、柿本人麻呂が歌を読んだ。 嵐で、ここに来たよう。 歌については、後ほど。


ナカンダ浜のナカンダは、「中田」などから、変化したよう。
カタカナ表記にするところが、面白いでしょうか。
中河与一と云う人も、文学碑。
※ 調べて見たら、この人は、戦時中、体制側をはっきり支持したんですね。
程度は、はっきりしない部分がある。 戦争を批判する作家の名簿を、作ったとも・・。
※ 似た作家に、大町桂月がいる。 かれは、「~~死にたもうな」と歌った与謝野晶子を、批判した。
このために、戦後、大町桂月の作家としての地位は、消えてしまった。
作家は、その時代の政権に媚びたら、絶対だめですね。
彼は、大きな失敗をした。


ナカンダ浜を、南から。 左に、文学碑はあった。

大きな船が通る。 タンカーでしょうか。

楽しい遊歩道。 柿本人麻呂の歌の説明が。
『玉藻よし 讃岐の国は 国柄か 見れどもあかぬ 神柄か』
※ 玉藻(たまも)よし 讃岐(さぬき)の国は 国柄(くにから)か 見れども飽かぬ 神柄(かむから)か
※ 讃岐の国は、玉藻と呼べる程、美しい。
いくら見ても、飽きない。
神の格式が高いという。
※ 玉藻は、玉のように美しい藻。 マリモとは、違うのか。
明日、玉藻公園を見に行く。 玉藻は、この歌からとった。


写真撮影。 反歌が、2つある。 説明は省略。


列車が通った。 廃校になった学校の、校歌。 おいたつは、生立つ。
※ 余計なことだけど、この詩なら、写真1枚見せてもらったら、作れそう、
風とか、光とか、潮の匂いとかは、現場に立たないと分からない。


南の山に行く。

上の写真の左に、理源大師堂があった。

やわらかな表情の、お地蔵さん。 善光寺とある。
国宝善光寺でお戒壇めぐり ~一生に一度お参りすれば極楽往生 長野市~ 他 (2010/10/28)


理源大師とある。 那智山とも。
大門坂 熊野那智大社 那智の滝 ~熊野詣での終点、那智山~ 他 (2010/6/10)



この中に、理源大師の像。

沙弥島で生まれたんですね。 Wikipediaでは、本島になっている。
塩飽(しわく)本島にある伝建地区、笠島を歩く。 瀬戸大橋が、目の前。~丸亀市~ 他 (2012/12/27)
あと、醍醐寺の開基。 吉野権現再興、とある。
調べてみたら、なかなかの、大人物でした。
醍醐寺の境内は、450㍍の山の上まで広がっていた。~京都市~ 僕が僕であるために(尾崎豊) 他 (2012/5/4)
平安前期の話。 古い。


戻って、島の南端の、山の上。 千人塚。
墓がいっぱいあるので、千人塚か。


温かくなって、表情が、ほころんでいる。


ふれあい会館にあった、発掘された石器や土器。

早咲きで有名な河津桜は、これとカンヒザクラの自然交配。
この桜は、いろんな品種の桜を生み出したよう。
そろそろ、桜の季節。


東山魁夷せとうち美術館。 300円。

写真は撮れない。 左は、市のHPから。 他は、絵の販売の業者のHPから。


馬の絵が多かった。 風景は、心の風景と、説明にあった。
作者の手を離れたら、作品は、一人歩きする。
見る人は、どのように感じてみても、かまわない。


沙弥島は、見どころいっぱいでした。
柿本人麻呂の歌がよかったですね。
彼の歌には、百人一首に下のがありますね。
「あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む」
あと少し、高松近辺にいます。
【関連ブログ】 屋島も、干拓で島でなくなった。
源平合戦の古戦場、屋島。 屋島寺。 四国村。~高松市~ 明日は、京都に・・。 他 (2013/3/24)
【今日の一句】 「 クゥック― ポポー クゥック― ポポー 今年も山鳩が鳴いた 」
【今日の歌】 ひと足遅れの春/とんぼちゃん
【道の駅】 うたづ臨海公園

【明日の予定】 玉藻公園かな。 高松市内。 前回、工事中だったので。
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(2008年4月~2010年9月までの記事)

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